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第三章 真綾/First christmas
第五話 First christmas
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西本書店を出て、また住宅街を歩く。君彦くんの右手はわたしの左手を握り、左手は手提げのビニール袋。
「真綾を置いて買い物してしまった。すまない」
「大丈夫だよ。店主さん、一瞬怖いかと思ったけどとても優しい人だね」
「無愛想な俺にもいつも丁寧に対応してくれる。品揃えもいいから、真綾がいなかったら何時間も居座ってしまってたかもしれない」
「お気に入りの本屋さんがあるの、いいね」
「ああ。なくしたくない場所だ」
きっと言葉がなくても、店長さんと君彦くんの気持ちはどこかで通じ合ってたんだろうな。それでも、話しかけてくれたことを店長さんがあんなに喜んでくれてること、君彦くんは気づいてない。君彦くんにしたら、自然に話しかけただけ。わたしや駿河くん、咲ちゃんとお話ししてる時のように。
「朝食を食べてまだそんなに時間は経ってないが、このまま喫茶店に寄ってもいいか?」
「行こう行こう!」
喫茶店に行くのは好きだ。喫茶店というよりは、カフェ。それもチェーン店に行くことが多いけど大好き。友達とおいしいお茶やスイーツ食べてお話したい時はもちろん、突然の雨や、一人でいて、どうしても時間を潰さなきゃならない時も、場所を提供してくれる。頼りになる存在だ。
本屋のある道をまっすぐ進み、途中の角を右に曲がり、さらにそのあと左に曲がる。人一人通れるだけの細い道を歩く。君彦くんは赤いレンガの建物の前で歩みを止める。店名の看板などは見当たらない。知る人ぞ知るお店というやつなのかな? コーヒーカップを模したドア飾りがついている、木製の大きな扉を押し開けると、カランカランと甲高いベルが鳴った。
音に反応し、黒いエプロンをつけた男性がこちらをみて、
「いらっしゃい」
と低い声で小さく言った。銀髪を後ろに撫でつけ一本も飛び出ていない。シャツも汚れ一つ皺ひとつない。
「こんにちは、マスター」
「どこでもどうぞ」
君彦くんは頭を下げると、一番奥の四人掛けのテーブル席に座った。マスターさんは水の入ったコップを持ってやってくる。
「君彦くんはいつものコーヒーかな」
「はい。お願いします」
「真綾さんはメニュー見る?」
「あっ、はい! 見せてください! ってなんで名前を……?」
「君彦くんから聞いているからね」
マスターさんは頬を緩める。
「決まったらまた呼んで」
店内はジャズが流れている。サックスとピアノが掛け合う演奏は軽快だ。わたしはメニューを開く。写真はなく、商品名と値段だけが書かれている。よく見たら、手書き! パソコンで打ち込んだかのように綺麗だ。
「どれにしよう……。君彦くんオススメはある?」
「俺はコーヒーしか頼まないからな」
「そういえば、真綾はコーヒー飲めるのか? いつも紅茶を選んで飲んでいるイメージだが」
「お砂糖とミルクがたくさんいれればギリギリ飲めるって感じかな」
「なるほど。ここのコーヒーは美味いのだが、あまり得意でないのであれば無理はしなくてもいい。好きなものを頼めばいい」
「ありがとう」
「真綾さん、決まったかい?」
「えっと、君彦くんと同じコーヒーと、あとプリンをお願いします」
「かしこまりました」
「真綾、コーヒーで良かったのか?」
「うん。わたしも君彦くんがいつも飲んでいるもの、飲んでみたくて」
「そうか。……にしても、プリンも注文するとは」
「どうしても食べたくなっちゃって」
「誘っておいて言うのも失礼だが、たまに真綾の胃がどうなっているのか気になる時がある」
「えぇっ!」
「無限の胃袋なのかと」
「真面目な顔で言われちゃったら、なんにも言えなくなっちゃう……」
「冗談だ。たくさん食べるということは元気な証拠だ」
頬杖をついて、微笑む。出会った頃はこんな冗談さえ言ってくれるような感じじゃなかったなぁ。それくらい心許してくれてるんだと思うと嬉しい。
「君彦くんはいつからこの喫茶店に来てるの?」
「子どもの時からだ。元々父さんや使用人たちが通っていてな。最初は両親に連れられて来ていたが、一人で通うようになった」
「近所にこんな素敵な喫茶店あると通うだろうなぁ」
「静かな空間で、俺一人でも心置きなく本を読んだり、気分転換出来る場所だ」
「大切な場所に連れてきてくれてありがとう」
そう話していると、コーヒーが二人分置かれた。カップの縁と取っ手はエメラルドグリーン、小さな花模様が金の装飾で描かれている。もちろんソーサーもお揃いの装い。添えられた金色のスプーンの上に角砂糖がちょこんと乗っているが、最初の一口は入れずに飲んでみよう。
「いただきます」
とゆっくり口をつける。
「あれ?」
「どうした真綾」
「おいしい……! 何も入れてないのに飲める……! いつもなら苦くてすぐにミルクやお砂糖で調整しちゃうのに。まろやかで、全然尖ってないというか!」
「やさしい味だろう」
「うん、その通りだよ」
そのあとやってきたプリンは少し固めで揺れることなく、カラメルが下に流れ落ちていてもしっかりとガラス皿にずっしり座っている。頭にはホイップクリームが乗せられ、さくらんぼが添えられていてかわいい。スプーンで削り取り、口に含む。
「おいしい~。ほわっと広がるカスタードのやさしい甘みが最高だよ」
「真綾が気に入ってくれたならよかった」
「ほら! 君彦くんも食べてみて」
一口すくって、君彦くんの前に持っていく。いつもならすぐに口開けてくれるのに、固まったままだ。あ! そっか。顔なじみの店だから……。すると、マスターさんがおもむろにコップを拭き始めた。君彦くんは小声で、
「早くしろ」
と言う。君彦くんは食べ終わると「確かにこれはおいしい」と優しく笑ってくれた。
「ねえ、君彦くん」
「どうした?」
「君彦くんはこの街に良い思い出が少ないって言ってたけど、見守ってくれてる人たちがたくさんいることがわかって、すごく嬉しかった」
「多くの人に支えられているということに気づいたのは、つい最近だ。それまでは失礼な話だがなんら気にしたことがなかった。書店も喫茶店も聞かれたことに答えるだけで、会話という会話をあまりした記憶はない。元々常連だった祖父や父に連れられて小さい頃から通っていたから、無愛想でも許してくれていたんだろうとは思うが。勇気を出して、こちらから話しかけてみたら一気に世界が変わった」
「変わること、もう怖くない?」
「いつの間にか、そんな感覚もなくなっていたな」
そう言って、君彦くんはゆっくりコーヒーをすすった。すりガラスの窓から、冬の柔らかな日の光が差しこんでいた。
お会計の際、マスターさんはおつりをカルトンに置きながら、一言。
「じゃあ、君彦くん。お正月明けたら待ってるよ」
「ええ。よろしくお願いします」
わたしが首をかしげていると、君彦くんは髪を掻き上げる。
「昨日決まったことなのだが、この店で働くことになった」
「えぇー!」
思わず大きい声を出して、慌てて口を押える。マスターさんはにっこりと微笑む。
「ちょうど人手が欲しいなと思っていたところに、君彦くんから『働きたい』と言ってくれてね。助かるよ」
「そうだったんですね。あのっ! 君彦くんをよろしくお願いします」
「もちろん。真綾さんもまた遊びに来てね」
「はい!」
お店を出て、来た道を戻り、神楽小路家を目指す。
「もー、バイト始めるなんてびっくりしちゃったよ」
「驚かせてしまって申し訳ない。話すタイミングを見計らって……失ってしまった」
「でもどうして急に働こうって思ったの?」
「俺も少しでも真綾たちと同じ目線に立ちたくてな。皆が働いている話を聞いていると、俺はいつまで家に閉じこもるのかと考えていた。視野を広げるためにも、何事も経験あるのみだ。だから、来年は車の免許も取得したいと考えている」
「そうなの!」
「車を運転することが出来れば、運転手にも迷惑をかけず、真綾と二人きりで移動し、電車では行きづらい場所も行けるようになるだろう」
「ドライブデート、素敵だろうな。今から楽しみだね」
「そう言ってくれるなら俺は頑張れる」
「応援する! あ、でも、一気に全部頑張って無理しちゃダメだよ」
「わかっている。真綾に心配はさせない」
初めて出会ったあの日の横顔より、今の横顔はさらに凛々しくて、でも優しさに溢れている。君彦くんがいろんなことに挑戦しようとする姿を、わたしはこんなに近くで見つめている。
「来年、真綾は何がしたい?」
「そうだなぁ。小説をたくさん書く、本をたくさん読むのは毎年のことだけど……。春はお花見、夏は花火大会……プールに行くのも楽しそう! 秋は喜志芸祭参加して、冬は今日みたいに一日遅れのクリスマスデートしたい! って、ベタなことしか言えないけど……。君彦くんとたくさんたくさん一緒に過ごしたい」
「真綾の隣で四季を感じていきたいものだな」
「一緒に思い出たくさんつくろうね」
「ああ」
君彦くんと繋いでる手を、確認するように少し力を入れて握る。手袋越しでも彼の手の感触がわかる。大きい手のひら、長い指先が私の手を包んでくれている。
「さて、来年が来る前に、このあとはどうするんだ?」
「あのね、君彦くんと観たい映画があって、ブルーレイ持ってきた!」
「わかった。一緒に観よう」
「真綾を置いて買い物してしまった。すまない」
「大丈夫だよ。店主さん、一瞬怖いかと思ったけどとても優しい人だね」
「無愛想な俺にもいつも丁寧に対応してくれる。品揃えもいいから、真綾がいなかったら何時間も居座ってしまってたかもしれない」
「お気に入りの本屋さんがあるの、いいね」
「ああ。なくしたくない場所だ」
きっと言葉がなくても、店長さんと君彦くんの気持ちはどこかで通じ合ってたんだろうな。それでも、話しかけてくれたことを店長さんがあんなに喜んでくれてること、君彦くんは気づいてない。君彦くんにしたら、自然に話しかけただけ。わたしや駿河くん、咲ちゃんとお話ししてる時のように。
「朝食を食べてまだそんなに時間は経ってないが、このまま喫茶店に寄ってもいいか?」
「行こう行こう!」
喫茶店に行くのは好きだ。喫茶店というよりは、カフェ。それもチェーン店に行くことが多いけど大好き。友達とおいしいお茶やスイーツ食べてお話したい時はもちろん、突然の雨や、一人でいて、どうしても時間を潰さなきゃならない時も、場所を提供してくれる。頼りになる存在だ。
本屋のある道をまっすぐ進み、途中の角を右に曲がり、さらにそのあと左に曲がる。人一人通れるだけの細い道を歩く。君彦くんは赤いレンガの建物の前で歩みを止める。店名の看板などは見当たらない。知る人ぞ知るお店というやつなのかな? コーヒーカップを模したドア飾りがついている、木製の大きな扉を押し開けると、カランカランと甲高いベルが鳴った。
音に反応し、黒いエプロンをつけた男性がこちらをみて、
「いらっしゃい」
と低い声で小さく言った。銀髪を後ろに撫でつけ一本も飛び出ていない。シャツも汚れ一つ皺ひとつない。
「こんにちは、マスター」
「どこでもどうぞ」
君彦くんは頭を下げると、一番奥の四人掛けのテーブル席に座った。マスターさんは水の入ったコップを持ってやってくる。
「君彦くんはいつものコーヒーかな」
「はい。お願いします」
「真綾さんはメニュー見る?」
「あっ、はい! 見せてください! ってなんで名前を……?」
「君彦くんから聞いているからね」
マスターさんは頬を緩める。
「決まったらまた呼んで」
店内はジャズが流れている。サックスとピアノが掛け合う演奏は軽快だ。わたしはメニューを開く。写真はなく、商品名と値段だけが書かれている。よく見たら、手書き! パソコンで打ち込んだかのように綺麗だ。
「どれにしよう……。君彦くんオススメはある?」
「俺はコーヒーしか頼まないからな」
「そういえば、真綾はコーヒー飲めるのか? いつも紅茶を選んで飲んでいるイメージだが」
「お砂糖とミルクがたくさんいれればギリギリ飲めるって感じかな」
「なるほど。ここのコーヒーは美味いのだが、あまり得意でないのであれば無理はしなくてもいい。好きなものを頼めばいい」
「ありがとう」
「真綾さん、決まったかい?」
「えっと、君彦くんと同じコーヒーと、あとプリンをお願いします」
「かしこまりました」
「真綾、コーヒーで良かったのか?」
「うん。わたしも君彦くんがいつも飲んでいるもの、飲んでみたくて」
「そうか。……にしても、プリンも注文するとは」
「どうしても食べたくなっちゃって」
「誘っておいて言うのも失礼だが、たまに真綾の胃がどうなっているのか気になる時がある」
「えぇっ!」
「無限の胃袋なのかと」
「真面目な顔で言われちゃったら、なんにも言えなくなっちゃう……」
「冗談だ。たくさん食べるということは元気な証拠だ」
頬杖をついて、微笑む。出会った頃はこんな冗談さえ言ってくれるような感じじゃなかったなぁ。それくらい心許してくれてるんだと思うと嬉しい。
「君彦くんはいつからこの喫茶店に来てるの?」
「子どもの時からだ。元々父さんや使用人たちが通っていてな。最初は両親に連れられて来ていたが、一人で通うようになった」
「近所にこんな素敵な喫茶店あると通うだろうなぁ」
「静かな空間で、俺一人でも心置きなく本を読んだり、気分転換出来る場所だ」
「大切な場所に連れてきてくれてありがとう」
そう話していると、コーヒーが二人分置かれた。カップの縁と取っ手はエメラルドグリーン、小さな花模様が金の装飾で描かれている。もちろんソーサーもお揃いの装い。添えられた金色のスプーンの上に角砂糖がちょこんと乗っているが、最初の一口は入れずに飲んでみよう。
「いただきます」
とゆっくり口をつける。
「あれ?」
「どうした真綾」
「おいしい……! 何も入れてないのに飲める……! いつもなら苦くてすぐにミルクやお砂糖で調整しちゃうのに。まろやかで、全然尖ってないというか!」
「やさしい味だろう」
「うん、その通りだよ」
そのあとやってきたプリンは少し固めで揺れることなく、カラメルが下に流れ落ちていてもしっかりとガラス皿にずっしり座っている。頭にはホイップクリームが乗せられ、さくらんぼが添えられていてかわいい。スプーンで削り取り、口に含む。
「おいしい~。ほわっと広がるカスタードのやさしい甘みが最高だよ」
「真綾が気に入ってくれたならよかった」
「ほら! 君彦くんも食べてみて」
一口すくって、君彦くんの前に持っていく。いつもならすぐに口開けてくれるのに、固まったままだ。あ! そっか。顔なじみの店だから……。すると、マスターさんがおもむろにコップを拭き始めた。君彦くんは小声で、
「早くしろ」
と言う。君彦くんは食べ終わると「確かにこれはおいしい」と優しく笑ってくれた。
「ねえ、君彦くん」
「どうした?」
「君彦くんはこの街に良い思い出が少ないって言ってたけど、見守ってくれてる人たちがたくさんいることがわかって、すごく嬉しかった」
「多くの人に支えられているということに気づいたのは、つい最近だ。それまでは失礼な話だがなんら気にしたことがなかった。書店も喫茶店も聞かれたことに答えるだけで、会話という会話をあまりした記憶はない。元々常連だった祖父や父に連れられて小さい頃から通っていたから、無愛想でも許してくれていたんだろうとは思うが。勇気を出して、こちらから話しかけてみたら一気に世界が変わった」
「変わること、もう怖くない?」
「いつの間にか、そんな感覚もなくなっていたな」
そう言って、君彦くんはゆっくりコーヒーをすすった。すりガラスの窓から、冬の柔らかな日の光が差しこんでいた。
お会計の際、マスターさんはおつりをカルトンに置きながら、一言。
「じゃあ、君彦くん。お正月明けたら待ってるよ」
「ええ。よろしくお願いします」
わたしが首をかしげていると、君彦くんは髪を掻き上げる。
「昨日決まったことなのだが、この店で働くことになった」
「えぇー!」
思わず大きい声を出して、慌てて口を押える。マスターさんはにっこりと微笑む。
「ちょうど人手が欲しいなと思っていたところに、君彦くんから『働きたい』と言ってくれてね。助かるよ」
「そうだったんですね。あのっ! 君彦くんをよろしくお願いします」
「もちろん。真綾さんもまた遊びに来てね」
「はい!」
お店を出て、来た道を戻り、神楽小路家を目指す。
「もー、バイト始めるなんてびっくりしちゃったよ」
「驚かせてしまって申し訳ない。話すタイミングを見計らって……失ってしまった」
「でもどうして急に働こうって思ったの?」
「俺も少しでも真綾たちと同じ目線に立ちたくてな。皆が働いている話を聞いていると、俺はいつまで家に閉じこもるのかと考えていた。視野を広げるためにも、何事も経験あるのみだ。だから、来年は車の免許も取得したいと考えている」
「そうなの!」
「車を運転することが出来れば、運転手にも迷惑をかけず、真綾と二人きりで移動し、電車では行きづらい場所も行けるようになるだろう」
「ドライブデート、素敵だろうな。今から楽しみだね」
「そう言ってくれるなら俺は頑張れる」
「応援する! あ、でも、一気に全部頑張って無理しちゃダメだよ」
「わかっている。真綾に心配はさせない」
初めて出会ったあの日の横顔より、今の横顔はさらに凛々しくて、でも優しさに溢れている。君彦くんがいろんなことに挑戦しようとする姿を、わたしはこんなに近くで見つめている。
「来年、真綾は何がしたい?」
「そうだなぁ。小説をたくさん書く、本をたくさん読むのは毎年のことだけど……。春はお花見、夏は花火大会……プールに行くのも楽しそう! 秋は喜志芸祭参加して、冬は今日みたいに一日遅れのクリスマスデートしたい! って、ベタなことしか言えないけど……。君彦くんとたくさんたくさん一緒に過ごしたい」
「真綾の隣で四季を感じていきたいものだな」
「一緒に思い出たくさんつくろうね」
「ああ」
君彦くんと繋いでる手を、確認するように少し力を入れて握る。手袋越しでも彼の手の感触がわかる。大きい手のひら、長い指先が私の手を包んでくれている。
「さて、来年が来る前に、このあとはどうするんだ?」
「あのね、君彦くんと観たい映画があって、ブルーレイ持ってきた!」
「わかった。一緒に観よう」
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