9 / 42
9.お見合いのようなもの
しおりを挟む
次の日の夜、早速わたしはお父様に呼び出された。何か進展があったのだろうか。さすがに早すぎるような気もするけれど……。
「というわけで、明日城に来なさい。もちろん家の者に知られずに、だぞ」
「何が、というわけでですか。いきなりすぎます。どうしてわたしがお城に行く必要があるのですか?」
お父様はいきなりお城に来るように言ってきた。
どうしてまた急にお城に? 一度目の人生のことや精霊との約束について説明を求められているのかしら。
「リリアーナが言ったのではないか。結婚はどうするのか、と」
「言いましたけど、それと何の関係が?」
「お見合いだ。これで気が合えばこの計画に問題はないだろう?」
「大ありです。お見合いだなんて……。気が合わなかったら、……お断りされたらどうするのですか?」
「そのときは別の方法を考えよう。一番はおまえの幸せだ」
「お父様……」
お父様はわたしの幸せを一番に考えてくれているようだ。素直に嬉しい。
だとしても展開が早すぎる。急にお見合いなんて。
別の方法を考えるなら早く会わなければいけないのは理解できるけど……。
「なぁに。断られることはないと思うぞ。王弟殿下はリリアーナに興味津々だ。問題ないだろう」
「お父様、王弟殿下にいったい何を言ったのですか?」
わたしはお父様をじっと睨む。が、お父様はどこ吹く風だ。
話をしたこともないわたしに王弟殿下が興味津々なんておかしい。何かおかしなことを吹き込んだとしか思えない。
「変なことは言っとらんよ。リリアーナが話してくれたことを話して、姿絵を見せたくらいだ。王弟殿下はとても乗り気なので気楽にいくといい」
「お父様! 気楽になんていけるわけがありません!」
気楽になんていけるわけがない。お父様は仕事柄普通に会話できる間柄かもしれないけれど、わたしは遠くから見かけたことがあるくらいの関係だ。その時も王弟殿下の周囲には人だかりが出来ていて挨拶なんてできなかった。
それなのに急にお見合い? 昨日の今日よ? 展開が早すぎるわ。
「さぁさぁ、おまえは早く寝て肌の調子でも整えておきなさい」
そう言ってわたしは部屋から追い出された。
お父様ったら強引なんだから。
思えばこんなに気楽にお父様と話をしたことがあっただろうか……。多分なかったと思う。わたしは改めて二度目の人生に感謝した。
「はぁ、まさかこんなことになるなんて……」
思わずため息がもれた。
……待って。明日は何を着ていけば良いの?
お父様の部屋を出て冷静になると現実的な問題に直面した。
どうしよう……。
そう悩んでいると、背中にあるドアが開いた。
「良かった。まだ部屋に戻っていなかったようだな」
「なんでしょうか?」
「伝え忘れたことがあったよ」
そう言われてわたしは再びお父様の部屋に入る。
「お前のことだから明日何を着ていけば良いか悩んでいるのではないかと思ってな」
「そうですけど……」
「安心しなさい。きちんと手はずは整えてある」
「そうなのですか? どうしようかと途方に暮れていたのです」
「だと思ったよ。このメモにある場所に行きなさい。着替えと人は手配済みだから何も心配しなくていいぞ」
お父様……。なんて手回しが良いのかしら。
「驚きました。お父様はなんでもお見通しなのですね」
「あ、あぁ。まぁ、それくらいはな」
***
次の日、わたしは適当な理由をつけて家を出た。一度街に出てから馬車を乗り換えるためだ。今のわたしは婚約破棄されたかわいそうな娘である。一人になりたい、と強く言えば引き下がってくれた。
時間になったら迎えに来て欲しいとお願いして一度帰ってもらった。わざわざ乗り換えるのは家の馬車で城に向かってはどこから話が漏れるかわからないからである。
お父様が着替えを用意してくれているのよね。
お城に行くのも王族に会うのもそれに相応しい格好が必要だもの。とてもありがたいわ。
わたしは乗り換えた馬車に乗ってお父様のメモに書かれている場所に向かった。
「本当にここで良いのかしら? お父様が間違えるはずなんてないし……」
指定された場所に来たけれど、目の前にはちょっとしたお屋敷がある。知らないお屋敷だ。
てっきりどこかのお店かと思ったのだけれど違ったらしい。
馬車を降りると、どうしようかと悩む間もなく、きれいな女性に声をかけられた。このお屋敷のメイドだろうか。
「リリアーナ様ですね。お待ちしておりました」
「リリアーナと申します。こちらに来るように言われて来たのですが……」
「はい。準備はできております。お入りください」
突然のお願いだったはずなのに、なんだか歓迎されているような気がする。
一体誰のお屋敷なのかしら。お父様のお知り合い?
この人に聞いても困ってしまうわよね。
部屋に案内されるとあっという間に着替えさせられた。髪型もお化粧も完璧に整えられている。
シンプルだけど、品があるドレスだ。これならお城で王族に会うのも問題ない。
というか、本格的にお見合いっぽい。ますます気楽になんていけない。
着替えたわたしはお礼を言って再び馬車に乗り、お城に向かった。
わたしはお父様から渡されていた招待状を城門で見せると、当たり前だがあっさり通してくれた。馬車から降りると城の兵士に案内される。行き先はお父様の執務室だ。
お父様は難しく考えなくていいと言っていたがそれは難しい。
一応、お会いしたことはあるけれど、話したことはない。離れたところから見たことがあるくらいで、ほぼ初対面といっても良い。とにかくきれいな顔をしている、という印象しかない。
そんな人と何を話せというのだろうか。認識だってされていないはずだ。
王弟殿下は今の王とはずいぶん歳が離れている。確か今年23歳だっただろうか。わたしより少し年上だ。人気はあるはずなのに特定の女性の噂も聞かない。もしかしたら女性が苦手なのかもしれない。
これまでだってたくさんの色んな縁談の話があったはずだもの。それを全部断るなんて何か理由があるはずだわ。
せめて、嫌われないようにしないと。お父様に余計な迷惑をかけては大変だわ。何か共通の話題とかあれば良いのだけど……。だめ、どう考えても気の利いた話題なんて浮かばないわ。
わたしは特に面白みもないつまらない人間だもの……。
お父様の職場に来るのなんてずいぶん久しぶりよね。
色々なことを考えながら歩いているとお父様の執務室の前にきていた。
これはもう、お父様に相談するしかないわ。
わたしを案内してくれた城の兵士はお父様の執務室のドアをノックする。
「リリアーナ様をお連れしました」
「あぁ、ありがとう。入ってもらってくれ」
「というわけで、明日城に来なさい。もちろん家の者に知られずに、だぞ」
「何が、というわけでですか。いきなりすぎます。どうしてわたしがお城に行く必要があるのですか?」
お父様はいきなりお城に来るように言ってきた。
どうしてまた急にお城に? 一度目の人生のことや精霊との約束について説明を求められているのかしら。
「リリアーナが言ったのではないか。結婚はどうするのか、と」
「言いましたけど、それと何の関係が?」
「お見合いだ。これで気が合えばこの計画に問題はないだろう?」
「大ありです。お見合いだなんて……。気が合わなかったら、……お断りされたらどうするのですか?」
「そのときは別の方法を考えよう。一番はおまえの幸せだ」
「お父様……」
お父様はわたしの幸せを一番に考えてくれているようだ。素直に嬉しい。
だとしても展開が早すぎる。急にお見合いなんて。
別の方法を考えるなら早く会わなければいけないのは理解できるけど……。
「なぁに。断られることはないと思うぞ。王弟殿下はリリアーナに興味津々だ。問題ないだろう」
「お父様、王弟殿下にいったい何を言ったのですか?」
わたしはお父様をじっと睨む。が、お父様はどこ吹く風だ。
話をしたこともないわたしに王弟殿下が興味津々なんておかしい。何かおかしなことを吹き込んだとしか思えない。
「変なことは言っとらんよ。リリアーナが話してくれたことを話して、姿絵を見せたくらいだ。王弟殿下はとても乗り気なので気楽にいくといい」
「お父様! 気楽になんていけるわけがありません!」
気楽になんていけるわけがない。お父様は仕事柄普通に会話できる間柄かもしれないけれど、わたしは遠くから見かけたことがあるくらいの関係だ。その時も王弟殿下の周囲には人だかりが出来ていて挨拶なんてできなかった。
それなのに急にお見合い? 昨日の今日よ? 展開が早すぎるわ。
「さぁさぁ、おまえは早く寝て肌の調子でも整えておきなさい」
そう言ってわたしは部屋から追い出された。
お父様ったら強引なんだから。
思えばこんなに気楽にお父様と話をしたことがあっただろうか……。多分なかったと思う。わたしは改めて二度目の人生に感謝した。
「はぁ、まさかこんなことになるなんて……」
思わずため息がもれた。
……待って。明日は何を着ていけば良いの?
お父様の部屋を出て冷静になると現実的な問題に直面した。
どうしよう……。
そう悩んでいると、背中にあるドアが開いた。
「良かった。まだ部屋に戻っていなかったようだな」
「なんでしょうか?」
「伝え忘れたことがあったよ」
そう言われてわたしは再びお父様の部屋に入る。
「お前のことだから明日何を着ていけば良いか悩んでいるのではないかと思ってな」
「そうですけど……」
「安心しなさい。きちんと手はずは整えてある」
「そうなのですか? どうしようかと途方に暮れていたのです」
「だと思ったよ。このメモにある場所に行きなさい。着替えと人は手配済みだから何も心配しなくていいぞ」
お父様……。なんて手回しが良いのかしら。
「驚きました。お父様はなんでもお見通しなのですね」
「あ、あぁ。まぁ、それくらいはな」
***
次の日、わたしは適当な理由をつけて家を出た。一度街に出てから馬車を乗り換えるためだ。今のわたしは婚約破棄されたかわいそうな娘である。一人になりたい、と強く言えば引き下がってくれた。
時間になったら迎えに来て欲しいとお願いして一度帰ってもらった。わざわざ乗り換えるのは家の馬車で城に向かってはどこから話が漏れるかわからないからである。
お父様が着替えを用意してくれているのよね。
お城に行くのも王族に会うのもそれに相応しい格好が必要だもの。とてもありがたいわ。
わたしは乗り換えた馬車に乗ってお父様のメモに書かれている場所に向かった。
「本当にここで良いのかしら? お父様が間違えるはずなんてないし……」
指定された場所に来たけれど、目の前にはちょっとしたお屋敷がある。知らないお屋敷だ。
てっきりどこかのお店かと思ったのだけれど違ったらしい。
馬車を降りると、どうしようかと悩む間もなく、きれいな女性に声をかけられた。このお屋敷のメイドだろうか。
「リリアーナ様ですね。お待ちしておりました」
「リリアーナと申します。こちらに来るように言われて来たのですが……」
「はい。準備はできております。お入りください」
突然のお願いだったはずなのに、なんだか歓迎されているような気がする。
一体誰のお屋敷なのかしら。お父様のお知り合い?
この人に聞いても困ってしまうわよね。
部屋に案内されるとあっという間に着替えさせられた。髪型もお化粧も完璧に整えられている。
シンプルだけど、品があるドレスだ。これならお城で王族に会うのも問題ない。
というか、本格的にお見合いっぽい。ますます気楽になんていけない。
着替えたわたしはお礼を言って再び馬車に乗り、お城に向かった。
わたしはお父様から渡されていた招待状を城門で見せると、当たり前だがあっさり通してくれた。馬車から降りると城の兵士に案内される。行き先はお父様の執務室だ。
お父様は難しく考えなくていいと言っていたがそれは難しい。
一応、お会いしたことはあるけれど、話したことはない。離れたところから見たことがあるくらいで、ほぼ初対面といっても良い。とにかくきれいな顔をしている、という印象しかない。
そんな人と何を話せというのだろうか。認識だってされていないはずだ。
王弟殿下は今の王とはずいぶん歳が離れている。確か今年23歳だっただろうか。わたしより少し年上だ。人気はあるはずなのに特定の女性の噂も聞かない。もしかしたら女性が苦手なのかもしれない。
これまでだってたくさんの色んな縁談の話があったはずだもの。それを全部断るなんて何か理由があるはずだわ。
せめて、嫌われないようにしないと。お父様に余計な迷惑をかけては大変だわ。何か共通の話題とかあれば良いのだけど……。だめ、どう考えても気の利いた話題なんて浮かばないわ。
わたしは特に面白みもないつまらない人間だもの……。
お父様の職場に来るのなんてずいぶん久しぶりよね。
色々なことを考えながら歩いているとお父様の執務室の前にきていた。
これはもう、お父様に相談するしかないわ。
わたしを案内してくれた城の兵士はお父様の執務室のドアをノックする。
「リリアーナ様をお連れしました」
「あぁ、ありがとう。入ってもらってくれ」
57
お気に入りに追加
816
あなたにおすすめの小説
【完結】婚約を解消して進路変更を希望いたします
宇水涼麻
ファンタジー
三ヶ月後に卒業を迎える学園の食堂では卒業後の進路についての話題がそここで繰り広げられている。
しかし、一つのテーブルそんなものは関係ないとばかりに四人の生徒が戯れていた。
そこへ美しく気品ある三人の女子生徒が近付いた。
彼女たちの卒業後の進路はどうなるのだろうか?
中世ヨーロッパ風のお話です。
HOTにランクインしました。ありがとうございます!
ファンタジーの週間人気部門で1位になりました。みなさまのおかげです!
ありがとうございます!
だから聖女はいなくなった
澤谷弥(さわたに わたる)
ファンタジー
「聖女ラティアーナよ。君との婚約を破棄することをここに宣言する」
レオンクル王国の王太子であるキンバリーが婚約破棄を告げた相手は聖女ラティアーナである。
彼女はその婚約破棄を黙って受け入れた。さらに彼女は、新たにキンバリーと婚約したアイニスに聖女の証である首飾りを手渡すと姿を消した。
だが、ラティアーナがいなくなってから彼女のありがたみに気づいたキンバリーだが、すでにその姿はどこにもない。
キンバリーの弟であるサディアスが、兄のためにもラティアーナを探し始める。だが、彼女を探していくうちに、なぜ彼女がキンバリーとの婚約破棄を受け入れ、聖女という地位を退いたのかの理由を知る――。
※7万字程度の中編です。
【完結】もう…我慢しなくても良いですよね?
アノマロカリス
ファンタジー
マーテルリア・フローレンス公爵令嬢は、幼い頃から自国の第一王子との婚約が決まっていて幼少の頃から厳しい教育を施されていた。
泣き言は許されず、笑みを浮かべる事も許されず、お茶会にすら参加させて貰えずに常に完璧な淑女を求められて教育をされて来た。
16歳の成人の義を過ぎてから王子との婚約発表の場で、事あろうことか王子は聖女に選ばれたという男爵令嬢を連れて来て私との婚約を破棄して、男爵令嬢と婚約する事を選んだ。
マーテルリアの幼少からの血の滲むような努力は、一瞬で崩壊してしまった。
あぁ、今迄の苦労は一体なんの為に…
もう…我慢しなくても良いですよね?
この物語は、「虐げられる生活を曽祖母の秘術でざまぁして差し上げますわ!」の続編です。
前作の登場人物達も多数登場する予定です。
マーテルリアのイラストを変更致しました。
もう私、好きなようにさせていただきますね? 〜とりあえず、元婚約者はコテンパン〜
野菜ばたけ@既刊5冊📚好評発売中!
ファンタジー
「婚約破棄ですね、はいどうぞ」
婚約者から、婚約破棄を言い渡されたので、そういう対応を致しました。
もう面倒だし、食い下がる事も辞めたのですが、まぁ家族が許してくれたから全ては大団円ですね。
……え? いまさら何ですか? 殿下。
そんな虫のいいお話に、まさか私が「はい分かりました」と頷くとは思っていませんよね?
もう私の、使い潰されるだけの生活からは解放されたのです。
だって私はもう貴方の婚約者ではありませんから。
これはそうやって、自らが得た自由の為に戦う令嬢の物語。
※本作はそれぞれ違うタイプのざまぁをお届けする、『野菜の夏休みざまぁ』作品、4作の内の1作です。
他作品は検索画面で『野菜の夏休みざまぁ』と打つとヒット致します。
どうも、死んだはずの悪役令嬢です。
西藤島 みや
ファンタジー
ある夏の夜。公爵令嬢のアシュレイは王宮殿の舞踏会で、婚約者のルディ皇子にいつも通り罵声を浴びせられていた。
皇子の罵声のせいで、男にだらしなく浪費家と思われて王宮殿の使用人どころか通っている学園でも遠巻きにされているアシュレイ。
アシュレイの誕生日だというのに、エスコートすら放棄して、皇子づきのメイドのミュシャに気を遣うよう求めてくる皇子と取り巻き達に、呆れるばかり。
「幼馴染みだかなんだかしらないけれど、もう限界だわ。あの人達に罰があたればいいのに」
こっそり呟いた瞬間、
《願いを聞き届けてあげるよ!》
何故か全くの別人になってしまっていたアシュレイ。目の前で、アシュレイが倒れて意識不明になるのを見ることになる。
「よくも、義妹にこんなことを!皇子、婚約はなかったことにしてもらいます!」
義父と義兄はアシュレイが状況を理解する前に、アシュレイの体を持ち去ってしまう。
今までミュシャを崇めてアシュレイを冷遇してきた取り巻き達は、次々と不幸に巻き込まれてゆき…ついには、ミュシャや皇子まで…
ひたすら一人づつざまあされていくのを、呆然と見守ることになってしまった公爵令嬢と、怒り心頭の義父と義兄の物語。
はたしてアシュレイは元に戻れるのか?
剣と魔法と妖精の住む世界の、まあまあよくあるざまあメインの物語です。
ざまあが書きたかった。それだけです。
聖女追放 ~私が去ったあとは病で国は大変なことになっているでしょう~
白横町ねる
ファンタジー
聖女エリスは民の幸福を日々祈っていたが、ある日突然、王子から解任を告げられる。
王子の説得もままならないまま、国を追い出されてしまうエリス。
彼女は亡命のため、鞄一つで遠い隣国へ向かうのだった……。
#表紙絵は、もふ様に描いていただきました。
#エブリスタにて連載しました。
この野菜は悪役令嬢がつくりました!
真鳥カノ
ファンタジー
幼い頃から聖女候補として育った公爵令嬢レティシアは、婚約者である王子から突然、婚約破棄を宣言される。
花や植物に『恵み』を与えるはずの聖女なのに、何故か花を枯らしてしまったレティシアは「偽聖女」とまで呼ばれ、どん底に落ちる。
だけどレティシアの力には秘密があって……?
せっかくだからのんびり花や野菜でも育てようとするレティシアは、どこでもやらかす……!
レティシアの力を巡って動き出す陰謀……?
色々起こっているけれど、私は今日も野菜を作ったり食べたり忙しい!
毎日2〜3回更新予定
だいたい6時30分、昼12時頃、18時頃のどこかで更新します!
実家から絶縁されたので好きに生きたいと思います
榎夜
ファンタジー
婚約者が妹に奪われた挙句、家から絶縁されました。
なので、これからは自分自身の為に生きてもいいですよね?
【ご報告】
書籍化のお話を頂きまして、31日で非公開とさせていただきますm(_ _)m
発売日等は現在調整中です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる