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げにもしとどになりにけり
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徒然なるまま認(したた)めて
文に花添え鳥に託したら
君の元へと渡るだろうか
長月二十日は薄曇りの
繁く通った在りし日は安らぎの
儚げな姿形は朧気に霞み
今は何処にも見留(みとど)めなくても
遺す言葉は胸に耳に籠って
思うだけでは返しきれない
伝わると良い 届くと良い
いつかそちらへ綴った文字が
その日までずっと連ねて行くから
文に花添え鳥に託したら
君の元へと渡るだろうか
長月二十日は薄曇りの
繁く通った在りし日は安らぎの
儚げな姿形は朧気に霞み
今は何処にも見留(みとど)めなくても
遺す言葉は胸に耳に籠って
思うだけでは返しきれない
伝わると良い 届くと良い
いつかそちらへ綴った文字が
その日までずっと連ねて行くから
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