留めおきたい思い

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それは雨が咲かせた花 (前編)

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(都会のは見飽きたろうし)
君と初めてのクリスマス
サプライズをと企てて

山間にある小さな村の
自然の景色をプレゼント

車走らす4時間半
ひた歩くこと1時間

雲行きどんどん怪しくなって
雨はいつしか雪に変わって
二人の熱意奪って行く

田舎の料理の精一杯も
ささやかだった露天風呂にも
回復の兆しは見られない

疲れたと零す表情に
「無し寄りの無し」滲んでる
もう後がないって確実だ

<急務発生>

"完全に立つ
破滅フラグを折りましょう"

雪の降り止む頃合いに
"星よ頼む"
全てを賭けた
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感想 8

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