詩集 カツオ節

Hommage 〜敬愛を〜

特別になれない

私らはもう特別になれない

結局誰かの二番煎じで、故人に影響されている

新しい事柄はより狭い範囲で人知れず消える

盗作　奇異　平凡　秀作

犇めき合い、本物が理解らない現代

きっと、この詩も似たようなものがあって

元祖なんて、もう誰も確かめようともしなくって

ねえ、先人達よ
私は貴方に敬意を払えていますか。

ねえ、先人達よ
私は貴方の様に振舞えていますか。

ねえ、先人達よ
私は貴方達を尊敬しているから、

貴方達に救われたから