詩集 カツオ節

勝手に決め付けんな、馬鹿野郎

正義とか、悪とか、ほざいてんじゃねーぞ
正義は、信念だ、考え方だ、自分自身だ
悪は、その逆の信念だ、考え方だ、相手自身だ
手前の事なんざ、誰も見てねーよ
気にすんな、周りの目も
正しいか、間違ってるか、なんてわかんねーもん

おい、自分よ、親よ、友よ、先生よ、神よ
俺を勝手に見て、勝手にどういう人間か決め付けているんだろ
その態度を見ていれば分かる
今に見ていろ、もっと高く飛ぶ
俺は夢をかなえてやる
一面だけじゃなく、多面的で面白い奴になってやる
大物になってやる
期待を裏切って、その上を飛び越えてやる
期待の100倍の行動をしてやる
だからそれまで、勝手に決め付けんな馬鹿野郎

楽しそうだからやるんだ
興味があるからやるんだ
取り上げるな、希望を
ストップなんか無い、走れ、跳べ、転がれ、這え、諦めるな
まだ止まらない。もう止まらない。
進め！進め！進め！
この世は狭すぎる、不便すぎる、つまらな過ぎる
だから、自分の手で変えてやろうぜ

自殺なんかしないで、お前は周りの言葉を聞かなくていいから
辛いなら、泣いていいから
今だけ綺麗ごとで良いから

ゆく道をふさぐ者、嘲笑う者、に言ってやんだ
勝手に決め付けんな、馬鹿野郎って