グリムの精霊魔巧師

幾威空

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本編

Module_008

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 そして――月日はさらに流れる。ザヴィスト伯爵が楽園にやって来たあの日より数週間後、楽園ではわずかな変化が起きていた。

「さぁ、こっちにいらっしゃい」

 白衣を纏った女性職員の一人がふわりと優し気な笑みを浮かべながら教務棟の入り口に立って手招きする。彼女の視線の先には、両手で裾を握りながら俯く一人の少女がいた。
「でも……」
「大丈夫よ。確かに今はみんなと離れるのが寂しいでしょうけど、院長先生の『治療』を受ければ、すぐにまたみんなのところに帰れるわよ」
「ほ、本当……?」
 女性の言葉に対し、少女は若干訝しげな表情を見せつつ訊ねる。

「えぇ。でも、今『治療』を受けないと、その分みんなと会えなくなる時間も長くなるけど……それでもいいの?」
 少女はぱっと見たところ、まだ7歳かそこらの年齢であった。裾をギュッと掴みながら「離れるのはイヤ……」と言外に訴える彼女に、女性職員は眉を八の字に曲げて困ったような表情を浮かべつつ問いかける。

「う~……わかった……」
 結局女性職員の説得に応じた少女は、やがて彼女に手を引かれて教務棟の中に入っていった。

「なぁ……これで何人目・・・だ?」

 その様子を心配そうな顔つきで遠巻きに眺めていたセロは、傍らに立つロッソに訊ねる。
「さぁな。俺は数えるのを諦めたよ」
「そっか。でも……ここんとこほぼ毎日だぜ? 明らかに増えてるよな?」
「あぁ……」
 セロの質問に、ロッソは頷きを持って返す。彼らの言う通り、ここ最近の楽園では先ほど女性職員の手に引かれていった少女のように、教務棟での「治療」を受ける子どもたちが日に日に多くなっていた。この「治療」を受ける該当者は、その当日になって初めて職員の口から告げられるため、子どもたちにとっては自分がいつ対象となるのかは分からない。ただ、治療の対象者となっても頑なに拒否する者はおらず、大抵の子どもは職員に手を引かれて教務棟へと連れられて行く。

 なお、職員に対して病名などを訊ねても「他の子どもたちが不安がるから」という理由から伏せられ、対象者は大人たちに導かれるように教務棟の中に入るシステムとなっている。

 また具体的にどのような処置が行われるのか、いつまで処置が行われるのかは明かされず、職員が「問題ない」と判断した時点で、対象者はまた寄宿棟の部屋に戻される。

「俺たちも……近いうちにあの子のように、院長先生の『治療』を受ける羽目になるのかなぁ……?」
「――っ!?」
 ふと何の気なしにポロリと零れたロッソの言葉に、セロはビクリと一瞬身を震わせた。
「……どうかしたか?」
 セロが見せた反応に、ロッソは首を傾げて訊ねる。だが、「いや、何でもない」というセロの返しに気を取り直して他の子どもたちのもとへと駆け出していった。

(やっぱり、あの時の話は……)

 ふと先ほど少女が入っていった教務棟を見上げながら、セロはわずかな罪悪感に駆られつつロッソたちのもとへと向かっていった。

◆◇◆

「王女殿下……現時刻をもって全ての準備が整いました」
 セロがロッソと何気ない会話をしていたのと同じ時、ミュルゼ侯爵は自身の屋敷でレカルナ王女対して片膝を付いて頭を垂れていた。
「……ご苦労」
 ミュルゼ侯爵の言葉に、レカルナはより一層顔を引き締め、左腰に吊った鞘から剣を引き抜いた。
「これより、我らは我らの愛するブレルデン公国に巣食う悪を一掃する」
 彼女は白銀の剣を天に掲げつつ、裂帛の気合いを込めて叫ぶ。彼女の言葉に鼓舞されたおよそ五百あまりの兵が思い思いに雄叫びを上げ、大地を揺るがした。

「我らが向かうはここより三日ほど行軍した先に位置する、『楽園』と称される場所だ。だが、その名前に惑わされるな。ヤツらは自らが課した目的を果たすためならば、幼き者の命でさえも弄ぶ。その所業は人間の尊厳を踏み躙る、悪魔の如き所業というほかない」

 厳しい表情で目の前の兵たちに訴える王女の姿に、「ただ事ではない」という緊張感が辺りを包み込んだ。
「よいか! 我等はこの国の悪を一掃し、再び清浄なこの国のあるべき姿を取り戻す崇高な行為なのだ! しかし、この試みが仮に失敗すれば、私はその命を失う恐れすらあろう」

 王女自身の口から飛び出した、あまりにも苛烈な言葉に、その場に集まった誰もが息を呑む。内心驚く兵たちの姿を見たレカルナ王女は、しばしの沈黙の後に、さらに言葉を続けた。

「だが、もうこれ以上我が国が腐敗していく姿を見ることは耐えられない。この国を統べ、皆を率いる王族の一人として、このまま黙って事態を見過ごす訳にはいかん。逆賊として罵られようとも、このまま引き下がる訳にはいかない! この機を逃せば、後はゆっくりと腐敗するのみなのだ。皆の奮戦を期待する! さぁ出立の時だ……私に続けええぇぇぇ!」

 再度の雄叫びが空気を震わせる中、演説を終えたレカルナは先頭に立って兵を率いる。先導する彼女の後を追い、五百の兵士が靴を鳴らした。

 ――その日の夜。

 道中にて夜を迎えたレカルナたちは、各所に見張りを立てつつ野営を行うこととなった。一際大きなテントを本陣としてレカルナやミュルゼを始めとした同志たちが地図を広げて行軍の進捗を確認し終えた時には、既に月が中天に差し掛かかる頃合いとなっていた。
 話し合いを終え、各陣地へと戻る貴族たち。その中の一人であるシュルツ=クズルガ子爵は、自陣のテントに戻ると不機嫌な顔を見せた。

「……いかがなさいましたか?」
 シュルツを出迎えた側近が訊ねると、彼は唾を吐き捨てながら答える。
「あぁ……先ほどの話し合いで楽園に所属する者たちに対する今後の処遇が議題に上ったのだ」
「それで、結論は……?」
 おもむろに訊ねる側近からの問いに、シュルツは眉間に皺を寄せて口を開く。

「……結論は明日以降に持ち越しだ。どうやら、レカルナ王女やミュルゼ侯は『子どもたちは保護すべき』と考えているようだ。だが、私からすれば『何を馬鹿な』と言いたいものだな」

 その時のやり取りを思い出し、さらに顔を歪めてシュルツは自分の見解を述べていく。
「王女たちは『集められた子どもたちには何の罪もない、楽園の都合で飼い殺されている憐れな存在』と見ている。だが……本当にそう思うか?」
 シュルツはそこで一旦言葉を区切ると、傍らで彼の話を聞く側近に訊ねる。

「……と言いますと?」
「確かに、あの場所にいる子どもたちは楽園の都合で集められた者たちだ。しかし、もともと彼らは親などいない身寄りのない子どもだ。中にはその貧困さから犯罪に手を染め、捕らえられて奴隷落ちとなった者もいると聞く。一方、我々はこれから彼らの居場所である楽園を潰そうとしている。楽園にいる者にとって、我らは敵なのだ。今は子どもとは言えど、後々力をつけた際には、今度は我々に牙を向く可能性があることも否定できん」
「確かにそうですね。あの楽園に住まう者たちにとって、自らの居場所を奪おうとする我々は正に『憎き敵』でしょう。禍根を残せば後々大きな対立となり得ます」
 自らの意見に数少ない賛同を得たシュルツは、それまでの怒りをやや鎮めて頷く。

「王女は『楽園に集められた子どもたちは、いわば被害者だ。その責任が我が国にあるのなら、国が保護すべきだ』と言っていたわ。国の保護だと? 笑わせるな。誰が好き好んで自らの寝首をかかれぬかもしれぬ輩を膝元に置かなければならないのだ」
「仰ることは分かりました。して……今後は?」
 側近からの問いかけに対し、シュルツはわずかに逡巡した後、口を開く。

「この件はまた明日にも話し合われる予定だ。結論は明日出るだろうが……もし、万が一あの王女の寝言がまかり通った場合には――お前たち現場の方で上手く処理しろ・・・・・・・

「――っ! かしこまりました。しかし、その場合、他領の兵に少なからぬ損害が発生することが考えられますが……」
 シュルツの意を汲んだ側近は、わずかに身を震わせると、酷く落ち着き払った声音で確認する。問いを受けたシュルツは小さく頷きつつ答えを返した。

「構わん。我々は楽園に断りも無く踏み入るのだ。『抵抗を受けたため、こちら側に犠牲が出た』と説明すればまず異論は出なかろう」
「委細承知いたしました。では、その『万が一』の事態に備え、これより準備をいたします」
 シュルツの言葉を受けた側近は、恭しく頭を垂れると、そのままテントを後にする。

「――楽園あそこにいる者共は、皆が皆、この国の闇に関わる者たちだ。その者たちには……我らの益々の発展のための礎となってもらおうか」
 シュルツは冷酷な微笑をその顔に貼り付けながら、テントの中で一人呟く。

「それに、これは我々からの慈悲なのだ。今まで共に過ごした仲間たちと、永遠の時を静かに送ることができるのだからな……」
 シュルツが頭の中に「万が一」の展開となったときのことを思い、不穏な空気を漂わせる中、楽園の終焉が刻一刻と迫る。

 ――そして、次の日に行われた貴族たちの会議において、シュルツの言う「王女の寝言」が正に現実として決定された。

 シュルツ以外の貴族も何名かは決定に異論を唱えたが、レカルナが王族としての立場から「楽園に所属する子どもたちを国で保護する」と半ば強引に決定した。

◆◇◆

 レカルナ王女率いる貴族連合が楽園の終焉に向けて行軍を開始した一方、デコイズは言い様のない焦燥感に駆られていた。
「……クソッ! どの被験体で試しても失敗ばかりだ。このままでは……」

 近頃は人前に出ず、院長室に篭りきりであるデコイズは、机の上に広げられた報告書をグシャグシャに握り潰しつつ呻き声を上げた。

 ――何かが足りない。
 ――しかし、その「何か」が分からない。

「理論は完璧なはず。だが……何故だ!」

 背筋を下から上へなぞるように込み上げる焦燥と苛立ち。それがデコイズの心を支配していた。

(このままでは……ワシの研究が――崇高な目的のために心血を注いできた努力が……全て水泡に帰す。それは何としても避けねば!)

 これまでの研究で人体や魔物の構造はほぼ掌握できた。そして魔法を使う魔物の血液と魔核(コを用い、動物を「魔物化」する臨床実験にも成功した。魔核はその名の通り、魔物の体内で生成される特殊な鉱物である。これまでの研究により、魔法を使用する魔物にはいずれの個体にもこの魔核があることが確認されており、強力な魔物ほどその魔核も比例して大きくなる。

 詳細な仕組みまでは解明されていないものの、体内で生成された魔核の働きにより魔法が使用可能となるとの説がデコイズを始めとした楽園の研究者の間での認識であった。

 それならば、これを適性の見込める人間に投与すれば、魔法の「復活」も可能なのではないか――これがデコイズたち楽園の見解であった。
 その仮説を立証し、適性を見極めるために人体実験が繰り返されてきたのだ。
 しかし――結果はことごとく失敗に終わっていた。

 ある者は金切り声と共に身体を爆散させて命を終え、
 ある者は投与された魔物と融合するかのような異形へと姿を変えた。

 なお、これまでの実験結果では、圧倒的に前者のケースが多かった。しかしながら、そのようなケースは全て無駄だったかと言えば、必ずしもそうではない。

 実験の結果、単なる肉塊となって命を落とした子どもたちは、職員たちの手により解剖された。そして貴重なデータとして国に提供され、医学の発展に寄与している。楽園での研究は、医学の発展という面から見れば、その過程を問わなければ有意義なものと見ることも可能かもしれない。

 その功績から、現在ではこの国は「医療大国」として他国に対して優位性を保っているのだから。
 だが、如何に医療大国として他国から一目置かれる立場になったとしても、デコイズをはじめとする楽園においては、あくまでも「魔法の復活」がその主たる研究テーマである。そのため、そうした人体にまつわるデータはいわば研究の副産物でしかない。
 
 残る後者はいずれもデコイズの稀少な蒐集品(コレクション)となり、今もなお特殊な保存液を満たした容器の中に収められている。

 失われた古の技法――「魔法」に取り憑かれた者たち。

 それが今のデコイズたちを的確に表現する言葉であろう。元々は、国のさらなる発展に寄与するためとして始められた研究。しかし、時が経つにつれ、その当初の意義からは次第に遠いものとなり、少しずつ狂気を帯びていった。
 加えて、近年の「精霊革命」がさらに狂気に拍車をかけることとなる。精霊石や精霊結晶と呼ばれる、神秘の力を宿したものを人々の生活向上を促す道具に活用するこの動きは、デコイズたち楽園関係者を皮肉にも追い詰めていく。

 魔法がその人間の持つ資質に依存するものに対し、精霊革命によって生み出されたものは、誰でも平等に扱うことができ、同じ結果をもたらす道具であり、確かな技術なのだから。
 デコイズを始めとした楽園の凶行。不穏な空気が漂い始める中、セロが実験に呼ばれなかったのは、僥倖以外の何者でもなかった。

 もし、彼がデコイズの手により実験の被験者として選ばれていたのなら、貴重なサンプルとして一生を終えただろう。
 デコイズは皮肉にも自分の近くにそうした成功例があることなど露知らず、その凶行の度合いをさらに強めていくこととなる。

 ――こうして、それぞれの思惑と欲望が交錯する中、ついに楽園はその終焉を迎えるのであった。

 しかし、その終焉は血の惨劇の果てにもたらされることとなるとは、この時はまだ誰も知らない。
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