巻き込まれた脇役は砂糖と塩と共に

1章 脇役は砂糖と塩と共に

登場人物(ネタバレ含む)

主人公
左都 志央(さと　しおう)
日本人(黒髪黒目)、21歳、身長173cm
職業:惣菜屋とビル清掃の掛け持ちフリーター
お爺ちゃんの口癖だった「恩は売れるだけ売る」をモットーに、慣れない異世界でも前を向いて塩と砂糖で乗り切る。
挫けない諦めないを強く持ち困難にも立ち向かえるが、孤独には弱く限界になると精神が脆くなる。
最近は夜寝る時、信頼してるゼアロンさんに「頑張ったね」とヨシヨシ褒めてもらいながら安眠に入る。(年上から甘やかされるという経験が少なく、それが心地よくて癖になった)。

ヒロイン
左都 真里亜(さと まりあ)
ハーフ(茶髪アンバー色の瞳)、中学2年、聖女様。
可憐な少女に見えて正義感が強い。
シオウとは父親が違う。兄だけを日本に残し、自分と幼い末弟をアメリカに連れて行こうとした両親に猛抗議。無理やり日本のマンションにシオウと共に残った。
異世界においては(能力的に)最強のブラコン様。
メンタルは強く、理不尽は許さないけど非がない人までは責めない。




騎士の皆様
王都騎士第二団の中から編成された14名がシオウと旅をした。神子のシオウが彼らに絶大な信頼を寄せている為、現在は神子様親衛隊として再編成された。
なお全員野営の経験はあるので料理は作れるが、食べれたらいいレベル。シオウにより舌が肥えた。


隊長 ゼアロルド＝ツォイキシィー
24歳は隊長の中でも最年少。庶民の地位から隊長まで剣一本で成り上がった。元は農民であり、剣を持つまではほぼ肉弾戦で魔物と戦ってきた猛者。剣闘の加護を持ち、条件のない戦いにおいてはほぼ無敗。
シオウのことは泣かせたくないし、守るべき対象。
なおメシマズなので絶対隊長に料理を作らすなは暗黙の了解。

副隊長　イーリエ
美貌の持ち主だったが…。現在療養中。シオウの回復薬がよく効いているのでもうすぐ現場復帰予定。ゼアロルドとは同じ村出身の親友。

ロイン
火魔法が得意、アニキ肌

アデル
水魔法が得意(魔法で飲めるほどの水を出せるのは希少)

ルカル
治癒魔法と水魔法が少し使える。旅の間は重症者達から離れられなかった。

ミンデ
ドワーフ族。加工大好き、基本的に口が悪いが悪気はない。

アルタイル
弓が得意、誰に対しても丁寧な対応だが一部曰く腹黒守銭奴。

ゴルディ
編成された中で一番体格がよく豪快な性格、一部曰く適当な性格。子供好きでシオウをとても可愛がる。


他。



唐揚げの妖精さん
『うま…』はシオウの聞き間違えで、実は……。
召喚の魔法陣から現れた腕の一本。シオウが妹の手と間違えて掴んでいた為、魔法陣から引きちぎれ新たな精霊として誕生。
シオウが死の森でドラゴンゾンビの住処に送られなかったのは、この妖精が邪魔に入ったおかげ。