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本編
第12話
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侍女の方が、2杯目のお茶を入れてくれている時です。アレクシス様が、私を見てるのに気が付いたのは……
「あ、の?」
「貴方は、メルフィ嬢の姉君だと聞きました」
「は、はい」
メルフィの事を聞きたいのかな……?
「メルフィ嬢は、いつも、あんな感じなんですか?」
「……え?」
アレクシス様は黙って私を見つめている。
(あんな感じ……?)
「それじゃ伝わらないよ、アレク」
「そうね…、ねぇセラ様。メルフィ様は、身分によって相手に接する態度が違うのかしら?」
(あ……)
もしかして、メルフィ何かやらかしちゃったのかな……。わ、私も人のこと言えないけど…ど、うしよう……知らず知らずの内に失礼な事してたら…
「セラ様?」
ネリア様にも何かしちゃって、友達止めたいって言われたら……
ど、どうしよう…何か言わなきゃいけないのに……っ
「っ」
「悪かった」
「え?」
俯いていた顔を上げると、アレクシス様が申し訳なさそうに頭の後をかいて視線を外していた。
なんで、アレクシス様が謝るんだろう。悪いのは私なのに……
「セラフィ嬢は、ノクトール様を孵したのだから遠慮しなくても良いんだよ?僕はまだだし…」
「そうですわ。セラ様はもう既に、私達と同等の立場なのだから遠慮しないで。お話しましょう?」
「あぁ、俺の発言で傷付けたなら謝る」
あ、ち、違うのに……アレクシス様が悪いんじゃなくてっ……
「ち、違っ、私、皆様に知らない内に失礼な事してないかな…て、……同等……?」
言い終わると、皆さん唖然とした顔になっていた。
「まさか、セラ様…そんな事気にしてましたの?」
「メルフィ嬢には迷惑被りましたが、セラフィ嬢に何かされた覚えはありません」
「そうだよ?それに、君は精霊様に名付けしたんだから、もう僕らと同等だよ…いや、同等以上か」
セルジュ様が、穏やかな優しい笑顔を向けてくれた。ネリア様も、いつもの凛々しい感じの笑みじゃなくて優しい微笑みで私を見てくれています。
アレクシス様は、あまり表情は変わってない感じですが……それでも、私を気にかけてくれている事は伝わってきます。
「ありがとう、ございます。メルフィの事をお聞きになりたいんですよね?」
その後、私はメルフィや自分の事を皆様に話しました。
元々私達は貴族ではなく、平民と呼ばれていたこと。
奴隷商に売られ、伯爵に引き取られたこと。
太陽の精霊王の精霊妃になれる可能性が強く、大事に育てられたこと。
この話をした時、レーヴェ様が暴れました。
『はぁ~?!私があんなの選ぶわけないでしょう!?』
と、でも髪色が金に近いからと言ったら皆様が微妙な顔をしました。
「あのね、精霊妃は、髪色だけで選ばれる訳じゃないんだ…」
と、セルジュ様が教えてくれました。
精霊妃とは、
精霊と精霊王との絆なんだって。
波長が合って、不可侵の繋がりを得て、名付けをする事で初めて精霊妃になれるんだって。
(あれ?……名付け?)
首が取れる勢いでノクトールを振り向く。
『主』
「え、じゃあ私……」
「私も、セラ様も既に精霊妃ですのよ」
「俺は名付けはしなかった」
アレクシス様は、隣に座っていたオオカミを見つめる。
『俺には、カイリオと言う名前があるからな』
(カイリオ……?)
ふと、懐かしい記憶が頭を掠めた気がした…
でも、何も思い出せなかったから、気の所為と思ってその事は頭の隅に追いやる。
私が……精霊、妃?
でも、伯爵様は絶対に私みたいなのが選ばれるわけ無いって…
セラフィは頭を降って、話を元に戻そうとした。そうしなければ、伯爵にされた仕打ちやメルフィから受けた仕打ちの数々が思い出され、辛く悲しくなってしまうからだった。
太陽の精霊王は、精霊王達のボス的な存在になるから偉いんだって、だから太陽の精霊妃も偉いんだって言ってたこと。
そのせいで余計に我儘になったこと。
最後に、
自分はみすぼらしく、可愛げもなく
髪色も……闇色や銀じゃなく薄い黄色でもない。青みのかかった銀という、珍しいけれど中途半端な色だから、あまり大事にはされなかったことを話した。
体に沢山あった傷は、お城に来てお医者様に治してもらったんですっと、嬉しそうに笑うセラフィにこの場にいた全員が涙ぐんだ。
「セラ様……そんな辛い事になってたなんて……!もう大丈夫ですわっ!何か言われても、私とセルジュで守ってあげます」
ネリア様の言葉にセルジュ様も頷き
「セラ様に危害を加えようなら、騎士も居ますし、騎士がそばにいれない時は、アレクシスが絶対に守ってくれます!」
「あぁ、約束しよう」
「何より心強い精霊様が居ますから!」
机の上に乗せていた私の両手に3人の手が合わされ、私は顔を上げてネリア様から順に皆様の顔を見ました。
私の目からは、大粒の涙が溢れ出し止まらなくなって……
「ご、ごめんなさい。いま、まで、こんな事を言ってくれる友達いな、くて…嬉しくて、ありがとうございます」
ネリア様に抱きしめられ、アレクシス様とセルジュ様が頭をポンポンと撫でてくれる。
「今日から、私もセルジュも、アレクもセラ様の友達よ」
『私の事もお忘れなく、主』
『私もいるわよ!』
こうして、
太陽の精霊妃と精霊妃の補佐
月の精霊妃と精霊妃の補佐
4人の絆が深まったのだった。
「あ、の?」
「貴方は、メルフィ嬢の姉君だと聞きました」
「は、はい」
メルフィの事を聞きたいのかな……?
「メルフィ嬢は、いつも、あんな感じなんですか?」
「……え?」
アレクシス様は黙って私を見つめている。
(あんな感じ……?)
「それじゃ伝わらないよ、アレク」
「そうね…、ねぇセラ様。メルフィ様は、身分によって相手に接する態度が違うのかしら?」
(あ……)
もしかして、メルフィ何かやらかしちゃったのかな……。わ、私も人のこと言えないけど…ど、うしよう……知らず知らずの内に失礼な事してたら…
「セラ様?」
ネリア様にも何かしちゃって、友達止めたいって言われたら……
ど、どうしよう…何か言わなきゃいけないのに……っ
「っ」
「悪かった」
「え?」
俯いていた顔を上げると、アレクシス様が申し訳なさそうに頭の後をかいて視線を外していた。
なんで、アレクシス様が謝るんだろう。悪いのは私なのに……
「セラフィ嬢は、ノクトール様を孵したのだから遠慮しなくても良いんだよ?僕はまだだし…」
「そうですわ。セラ様はもう既に、私達と同等の立場なのだから遠慮しないで。お話しましょう?」
「あぁ、俺の発言で傷付けたなら謝る」
あ、ち、違うのに……アレクシス様が悪いんじゃなくてっ……
「ち、違っ、私、皆様に知らない内に失礼な事してないかな…て、……同等……?」
言い終わると、皆さん唖然とした顔になっていた。
「まさか、セラ様…そんな事気にしてましたの?」
「メルフィ嬢には迷惑被りましたが、セラフィ嬢に何かされた覚えはありません」
「そうだよ?それに、君は精霊様に名付けしたんだから、もう僕らと同等だよ…いや、同等以上か」
セルジュ様が、穏やかな優しい笑顔を向けてくれた。ネリア様も、いつもの凛々しい感じの笑みじゃなくて優しい微笑みで私を見てくれています。
アレクシス様は、あまり表情は変わってない感じですが……それでも、私を気にかけてくれている事は伝わってきます。
「ありがとう、ございます。メルフィの事をお聞きになりたいんですよね?」
その後、私はメルフィや自分の事を皆様に話しました。
元々私達は貴族ではなく、平民と呼ばれていたこと。
奴隷商に売られ、伯爵に引き取られたこと。
太陽の精霊王の精霊妃になれる可能性が強く、大事に育てられたこと。
この話をした時、レーヴェ様が暴れました。
『はぁ~?!私があんなの選ぶわけないでしょう!?』
と、でも髪色が金に近いからと言ったら皆様が微妙な顔をしました。
「あのね、精霊妃は、髪色だけで選ばれる訳じゃないんだ…」
と、セルジュ様が教えてくれました。
精霊妃とは、
精霊と精霊王との絆なんだって。
波長が合って、不可侵の繋がりを得て、名付けをする事で初めて精霊妃になれるんだって。
(あれ?……名付け?)
首が取れる勢いでノクトールを振り向く。
『主』
「え、じゃあ私……」
「私も、セラ様も既に精霊妃ですのよ」
「俺は名付けはしなかった」
アレクシス様は、隣に座っていたオオカミを見つめる。
『俺には、カイリオと言う名前があるからな』
(カイリオ……?)
ふと、懐かしい記憶が頭を掠めた気がした…
でも、何も思い出せなかったから、気の所為と思ってその事は頭の隅に追いやる。
私が……精霊、妃?
でも、伯爵様は絶対に私みたいなのが選ばれるわけ無いって…
セラフィは頭を降って、話を元に戻そうとした。そうしなければ、伯爵にされた仕打ちやメルフィから受けた仕打ちの数々が思い出され、辛く悲しくなってしまうからだった。
太陽の精霊王は、精霊王達のボス的な存在になるから偉いんだって、だから太陽の精霊妃も偉いんだって言ってたこと。
そのせいで余計に我儘になったこと。
最後に、
自分はみすぼらしく、可愛げもなく
髪色も……闇色や銀じゃなく薄い黄色でもない。青みのかかった銀という、珍しいけれど中途半端な色だから、あまり大事にはされなかったことを話した。
体に沢山あった傷は、お城に来てお医者様に治してもらったんですっと、嬉しそうに笑うセラフィにこの場にいた全員が涙ぐんだ。
「セラ様……そんな辛い事になってたなんて……!もう大丈夫ですわっ!何か言われても、私とセルジュで守ってあげます」
ネリア様の言葉にセルジュ様も頷き
「セラ様に危害を加えようなら、騎士も居ますし、騎士がそばにいれない時は、アレクシスが絶対に守ってくれます!」
「あぁ、約束しよう」
「何より心強い精霊様が居ますから!」
机の上に乗せていた私の両手に3人の手が合わされ、私は顔を上げてネリア様から順に皆様の顔を見ました。
私の目からは、大粒の涙が溢れ出し止まらなくなって……
「ご、ごめんなさい。いま、まで、こんな事を言ってくれる友達いな、くて…嬉しくて、ありがとうございます」
ネリア様に抱きしめられ、アレクシス様とセルジュ様が頭をポンポンと撫でてくれる。
「今日から、私もセルジュも、アレクもセラ様の友達よ」
『私の事もお忘れなく、主』
『私もいるわよ!』
こうして、
太陽の精霊妃と精霊妃の補佐
月の精霊妃と精霊妃の補佐
4人の絆が深まったのだった。
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