趣味がチート探しで異世界転移した俺は、世界に囚われた唯一の存在だった。

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カタストロフィ編

36話 偶然の再会と必然の再会。爆ぜろリア充!(ブーメラン)

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 柚夏奈たちがボーデミリアの首都の前の関所で足止めを余儀なくされた翌日、どういうわけかすんなり通行の許可が出て柚夏奈たちは首都へと入ることができた。

 塩対応だった関所の管理者たちも何故か人当りが良くなっていて、ある意味不気味なくらいで柚夏奈に付き添っている騎士たち、金髪のショートカットのエスラと金髪のベリーショートのリアの二人も警戒していた。

「リア、何かの罠かもしれないわ、女王様のために柚夏奈様たちだけは命に代えても守るのよ」

「エスラ!女王様のためならタイチ様だけは助け出さないとだよ!」

 二人はそれぞれユリ女王の言葉に従っているけど、その目的は少し異なる様子で。

 リアは柚夏奈たちを守ることを誓い、エスラはユリ女王の気持ちを酌んで俺を助けようと動いていた。

 ただ、二人の思惑とは別に柚夏奈たちは俺を探すために街に繰り出していた。

「にしても広いね……」
「この街、東西の端を直線で結ぶと七キロくらいあるらしいよ」

「う……ねぇ柚夏奈ちゃん、どうにか太一くんだけを探す方法ってないの?」
「たぶん無理かな、ね、ペノーもそう思うでしょ?」

 一番左を歩くペノーは隣の柚夏奈を見上げて頷く。

「主の事です、召喚された後探査阻害のアビリティを発動させているでしょう。柚夏奈さんの着ている主の衣にも同等の効果があることですし」
「だよね、だったら太一くんは探す必要ないよね」

「はい、主であれば主の方からこちらに……柚夏奈さんに知らせるはずです」
「ふ~ん、二人とも太一くんのことはもう完璧に理解し合ってるってことですね~」

 心優の言葉に柚夏奈もペノーも頬を赤らめて照れる。

 美衣香は羨ましそうに二人を見て、自分の格好をジロジロ見てくる街の男たちに気が付く。

「私の格好変かな?」
「変ではないけど……目立つし、ちょっとエロい」

 美衣香の服をそう言う心優だが、拳闘士としては標準な服装だけどその胸の大きさゆえに谷間が目立ってしまう欠点があった。

「寄せて上げてって感じだもんね、ペノーちゃんが作ったその防具」
「でも、標準なんですよ……美衣香さんの胸が規格外なだけで……柚夏奈さんの方が大きいけど露出は少ないから余計に目立って」

 拳闘士はスキルの特性上肩を露出させておかなくてはならず、加えて腹筋が普通の女の子と変わらなくても露出させなければスキル使用に支障が出る。

 加えて本人がスカートを履きたがるのも目立つ理由になって、市宮美衣香はやたらとエロく人目を引いてしまう。

 勇者がいた頃は一瞥で目を逸らしていたが、それも勇者が殺気を放つからで自身の所有物である美衣香と心優をジロジロと見られるのを嫌ったからだ。

「さ~!太一くんを探そう!」

 そうして拳を振り上げると、スカートがフワリと下着をのぞかせて周囲の男の視線が釘付けになってしまう。

 そんな彼女に柚夏奈は、「これは太一くんも惚れちゃうかな」と苦笑いしてしまう。

 ボーデミリア首都で半日探した結果、柚夏奈は俺を見つけられなかった。見つけられないのは当たり前で、柚夏奈たちがいるのは南側の東の端の区画で、俺がいるのは北側の西の端の区画だったからだ。

 六Km弱離れていたらもうそれは出会えるはずもない。でも、出会えないけど存在を感じていたのは間違いなくて、柚夏奈も俺も互いに不安は無いほどに落ち着いていた。

 そうして、俺の手紙が柚夏奈に届くと、彼女は「やっぱり!」と満面の笑みでその手紙を読み出し、終盤の文言に赤面するとにやけながら宿のベットに倒れ込んだ。

「ふふふ……ん~ん~」
「柚夏奈さん!主は何って?何って書いてあったんですか!」

「んふふ、キミを抱き締めて愛し合いたいって」
「……(うらやまけしからんです!)」

 どうやら柚夏奈さんはそれからすぐに美衣香と心優にも知らせたものの、その俺の言葉は隠していたようだ。

 街の住人に俺がいる場所の特徴を聞くと、すぐに三番地区だと知ることができた彼女は俺を目指して宿を出た。

 もちろん俺もただ座しているわけではない。柚夏奈が俺を見つけるまでに、彼女へのプレゼントとかペノーやシロやパーフにも何か買ってあげたくて街を散策していた。

 だけど、それがあんなことになるなんて思ってもみなかったんだ。

 別れた後の事は何度か想像した、あの日に口から漏らした“ざまぁ”の言葉はいつの間にか俺の罪悪感を増殖させていた。

 ボーデミリアの首都でまさかこんな再開をするなんて、と思いつつその憎しみに満ちた表情を見て俺は冷静に見返していた。

「木下……」
「……お前に会ったら言いたいと思っていたことがあるんだ……羽生……ぶっころしてやる!」

 まるで玄人のアサシンのような雰囲気で、かつての学友は黒い旅人風の服を身に着けて俺の前に立っていた。

「だれ?タイチの知り合い?」
「……たぶんね」

 ミアが隣にいるのは都合がいい、そう思ったのは木下があまりに殺気を放っていたからだ。

「久しぶりだな木下、半年ぶりくらいか?」
「……うるさい、黙ってろよ……お前の所為で俺たちは……」

「俺の所為?なんのことだ」
「お前のあの装備が!すぐに使い物にならなくなって!俺たちが……俺が……尚やんが……青が……あんなことに……」

「……死んだのか?二人とも」
「……青は分からない……でも、尚やんは死んだだろうな……」

「……そうか」

 尚斗が死んだ……それに関して思うところもあったけど、それよりも木下の変化に俺は驚いていた。

 決していい奴というわけではないけど、明らかに悪い奴でもなかった木下が、今やまるで犯罪を犯しても平然としている悪役のような顔をしている。

「……」
「尚やんはな!お前を……恨みながら死んだよ」

「……だろうな」

 それはもう言われるまでもなく分かっているさ、俺だってこうなるって思ってなかった。数か月もすれば尚斗たちは帰ってきてあとで恨みつらみを聞かされるんだろうなって……そう思っていたから。

「羽生、俺はお前を――」
「カズナリ様!」

「……あれは……コルビットの女の子かしら」

 ミアの言う通り、木下の後ろから現れたのはコルビットの少女だった。

「バカ、隠れていろって言っただろ!」
「……ごめんなさい……でも、あの人と戦っちゃだめです!ば、化け物です!」

「は?あいつはアイテム鑑定士で他に能力はないってお前も言っていただろ」
「違うんです!称号にカタストロフィとあるんです!」

 おそらくは俺の胸ポッケの中にいるエンドのステータスを見たのだろう、それであんなに尻尾を逆立てているんだ。

「ステーテスの殆どを見られる鑑定士のクラスなんだね……俺のステータスがどうなっているのか教えてくれるかな、お嬢ちゃん」

 俺がそう聞くと、少女は恐る恐る木下の後ろに隠れて言う。

「あ、アイテム鑑定士、レベル1、勇者討伐、カタストロフィ、使徒の称号が見えます」
「勇者討伐だって?じゃあ羽生が勇者を倒したっていうのか?!」

「その方法しかあの称号は得られません……それにカタストロフィも、カタストロフィでなければ持ってない称号です!」
「だとしたら……あの規格外の強さって前にお前が言ってた化け物がこいつだってことか?」

 勘違いしている二人にわざわざ本当のことを言う必要はない、だから俺は少しだけ威圧的に言ってみせる。

「俺と戦うのは構わないけど、その前に俺が横に連れている女を警戒しておかなくていいのかな?俺の言いなりの女である意味俺の味方なんだけどさ」

 俺はわざと触ったこともない彼女の胸を乱暴に揉むと、「あんっ」と聞いたこと無いミアの声が漏れて少しだけ動揺する。

 つ、強く揉みすぎたかな?

「カズナリ様!あの女!レベル99の化け物です!ステータスの殆どが見えません!」
「っく!ただの護衛かなんかだと思っていたら……羽生……お前も妙な力を持っているんだな!」

 妙な力?お前も……なるほど、なんとなく木下の現状が見えてきた。

「俺は勇者をも倒す力だ……木下、お前は勇者に勝てる力があるのか?(俺ってばこんなにスラスラセリフを言えるとは……帰ったら俳優でも目指してみるか)」

 脇役でもエキストラでも何でもやってやるぜ、何て思っていると木下と少女の後ろから俺が見たことのない種族の女が飛び入ってくる。

「カズナリ様!ユン!」
「ビスチェット!お前も出てくるなと!」

「撤退しますよ!分が悪すぎます!」

 俺はその容姿から狐を思い浮かべてしまった。

「ミアあのモフモフは何って種族だ?」

 警戒心をバチバチに出しているミアは、「あれはヒューイン……狐の亜人よ、かなり希少種だから私も初めて見た」と言う。

 それは街の反応から見ても分かることで、周囲はそのビスケットに似た名前ではなく明らかにその容姿に驚いていた。

「羽生!必ずお前に復讐――」

 言い終わる前にケモミミたちによって木下は連れて行かれてしまう。

「木下のやつ……ケモミミ趣味だったとは(クンカクンカして楽しんでたんだろうなアイツ)」

 少しだけ木下和也への罪悪感が薄れてしまった俺は、むしょうに気を紛らわせたくなってついついミアを抱き締めてしまう。

「な!タ、タイチ?!」
「すまん……ちょっとだけこうさせてくれ」

 抱き締めてと言ったけど、実際には抱き付いて胸に顔を埋めていた。

 いくらアビリティで耐性があったとしても、この感覚だけは取り除けないし取り除いてはいけない。

「後悔は人の特権だから……だからこの苦しみも必然なものだ」
「最悪の使徒を従えている人なのに……彼と何があったの?」

 救いたい、俺の苦しむ様子にミアはそう思いながら抱き締め返した。

 柚夏奈がいれば柚夏奈に抱き付いていただろうか。いや、柚夏奈の前ならこんなに弱くなることはなかっただろう。

 そういった意味でも柚夏奈は俺に必要な存在だ、そう改めて想うと泣けてきて、右目から少しだけ零れた涙をふくために顔をミアの胸から離して目を拭くと妙な気配に視線を向けた。

「……柚夏奈さん?」

 手紙を出したのだからそこに柚夏奈がいるのは不自然じゃない、けど、なぜか激おこのようで……。

「誰?あの人、タイチの知り合い」

 柚夏奈さん?どうして剣を抜いてるんだい?

「……太一くんを」

 駆け出した柚夏奈は俺の状況判断能力よりも素早くその剣を振り、ミアはそれを受けとめる形で自身の剣を抜いて反応した。

「泣かせたな!」
「っく!」

 結果、ミアはその持っている剣以外の身に着けている装備がパーフが魔法を使った時のように塵へと変わってしまった。

 だけど、全裸になったミアは柚夏奈のプレッシャーに負けないようにとその場で怯むことなく剣を受け続ける。

「あ、あなたがユカナね」
「そちらはどちら様……太一くんを泣かせて、いったい彼に何をしたの!」

 あ~違うんです柚夏奈さんあれはミアの所為ではなくてね。

「柚夏奈、木下だよ、あいつに会ってそれで」
「……この女の人は無関係なの?」

「俺の涙に関してはね、俺を転移させた本人だったりするわけだけど」
「だったらこの場で斬る!」

 柚夏奈さん激怒!怒った彼女を俺は止められない。

 そうして俺がオロオロしていると、二人の間に見慣れない半裸の女性……ってあれは美衣香だろ……凄い格好してるなおい。

「柚夏奈ちゃん!それまでだよ」
「美衣香ちゃん、止めないで!こいつが太一くんを!」

「分かってるけど、太一くんは無事なんだから話を聞けばいいでしょ?それからでも遅くないよ」
「そうだよ柚夏奈さん、ミイちゃんの言う通りだよ(ちょっとビビってさんって呼んじゃった)」

 心優が怯むのも無理はない、怒った柚夏奈さんは本当に怖いのだ。

「柚夏奈」
「……太一」

 俺が両手を広げると、彼女はようやくその剣を放して駆け寄って来る。それと同時にミアは腰を下ろしてようやくその全裸を恥ずかしがる。

「会いたかった」
「怖かった、本当に本当に怖かったんだよ」

「俺だってそうさ、怖かったよ」

 街を行きかう人々の視線は全裸のミアへ集中しているけど、俺と柚夏奈をジッと見つめている三人は口元に笑みを浮かべている。

 でも、一人だけその目元に涙を浮かべる小さい体躯のドワーフは、目の前の想い人に今すぐ抱き付きたい気持ちを抑えていた。

 するとそれを察した想い人が右手を伸ばして彼女を呼ぶと、満面の笑みに涙を浮かべながら駆け寄って抱き付いた。

「あるじ~」
「よしよしほら特別に柚夏奈と一緒に抱き締めてあげるから、泣かないでくれよペノー」

「ぅあい!」

 さすがの柚夏奈もこの時ばかりはそれにダメだししたりはしない。

 二人が俺に抱き付くのを美衣香はただ見ているはずもなく、俺の背後から抱き締めて柚夏奈に声をかける。

「よかったね柚夏奈ちゃん」
「うん、美衣香ちゃんもだね」

「そうだよ、私も……怖かったんだから」

 柚夏奈が泣くのを我慢していたのに、美衣香が泣いてしまったから一緒になって泣いてしまった。

「まったく、二人とも太一くんが苦しそうよ」

 そう言う心優は俺たちの傍で俺の左手を握っていた。彼女も二人とは違うけど、俺がいなくなったことに不安を抱えていた様子で。

「太一くんがいないと柚夏奈ちゃんもミイちゃんも危なっかしいんだから、もうどっか行っちゃダメだよ」
「……だね、俺がいないと二人とも色んな男に言い寄られて大変そうだしね」

「いや、それはないわよ、だって二人とも太一くん以外の男はモブかNPCを見る目でしか見てないからさ」

 モブかNPCという言葉を使う時点で、やはり心優は俺と同属性タイプのゲーマーだろう。

 ここで一人全裸で不満そうにこちらを見ている女がいて、そもそも彼女はこの状況を作り出した原因の一人なのだけど、少しだけ俺は憎めない奴だと思い始めていて、どうにか柚夏奈たちを説得して許してあげてくださいと懇願するつもりでいる。

「タ、タイチに買ってもらった私の服が」

 いや、その服はキミのお金で買った服だから、まぎれもなくキミが買った服だから。

「と、とりあえずみんな、全裸の痴態を放置してもおけないし、彼女に服を着させてあげませんでしょうか?」

 俺の言葉に、「え~」と不満そうな一同は全裸のミアを一瞥して更に不満そうに彼女を見た。
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