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第八幕 勇者一行
しおりを挟む子どもが生まれた、エシューナと俺の子どもだ。
名前に関しては、エシューナとミレイユが話し合って決めたらしい。
女の子で名はトライエ、純粋や正義を意味する名なのだそうだ。エシューナとミレイユは、俺のように人に優しくという考えでそう名付けたが、俺としては自身に優しさなど感じていないため少しだけ複雑な心境だった。
父になった自覚はエシューナが孕んだと分かった時からあったが、良い父になれるかは自信がなかった。だが、エシューナの出産と同時期に、ミレイユが妊娠したことで、そうならねばという責任感が増し、既に父であるブラーニによく相談するようになっていた。
「父とは成るものではなく、成らせてもらうものです。あとはそれに対してひたすら対応していくだけです。ま、私も全てがうまくやっていけているわけではありませんよ」
彼の言葉は強く響いた。
俺も色々と確証がないままで父になる不安を持っていたが、彼の言葉で少しは成す事と成せる事を理解したつもりだ。
「可愛いですね~トライエちゃん、トライエちゃん~ほらほら」
娘に群がるエルナはエシューナを気に入っているらしく、胸を丸出しで乳を与えるエシューナに対して、不意に開いている乳を銜えたりする。
「にがい!エシューナさん!にがいです!」
「ちょっと、エルナ、恥ずかしいです」
最初は王女としてのエシューナのことを警戒していたらしいが、エシューナの優しさにすぐに懐いたらしい。それに対してエシューナはまるで悟りを開いたように誰にでも優しく、些細なことも心配して接している。
それに関しては一度彼女が俺に話したことがあって、もう俺の時のように、無関心で人を傷つけることが怖いのだそうだ。完全に俺のことをトラウマとして感じていると思い、そう考えるとこうして優しく抱き留めることも必要なのかと行動に移す。
「……ブラッド――」
「あ!ブラッド様!エシューナさんが泣いちゃった!」
「す、すまん」
泣くほど嫌だったのかと思い謝罪すると、彼女は頭を振って俺の体を引き留めた。
「違うんです、私……嬉しくて、一生をかけても許してもらえないと思っていたので……、こうして優しくされると、嬉し過ぎて……涙が――」
もう一度彼女を優しく抱き留めると、彼女は大泣きし、エルナは気を使って退出していた。
あれだけ憎んだ女と、こうして今は許せている……と思う。エシューナでこれほどうれしいということは、それ以上に想っているミレイユが子どもを産んだら、そう考えると少し不安になってくる。この世界はこんなに幸せな時にこそ、総じて牙を剥くからだ。
絶望が足音も立てずに近づいて、幸せを引き裂いて去っていくんだ。
「ブラッド、ねぇ今動いた……ほら――」
「……あぁ動いている」
ミレイユのお腹が大きくなってきた頃、ブラーニが元アルフ領での新たな領主を立てるのに誰が適任かを相談してきて、それを決めるのに俺は迷うことはなかった。
ミレイユの隣で、少し羨ましそうに微笑み見つめていたクラエベールに声をかける。
「クラエベール、お前……領主をしてみる気はないか?」
「……え?りょ、領主?!私がですか?」
今までの領主を見ても使命を持っている者はいなかったし、周辺の領主を見ても誰も個人で強者というわけではなかった。つまり、領主において大切なのはそれを守れるだけの備えができればいいわけだ。
「クラエベールは頭が良い、ブラーニ、お前もそれは分かっているだろう」
「ええ、ですが、彼女はか弱い女性、領主となるのは危険が付きまとう……、そんな死地に彼女を据えるのはあまりに――」
「お前の考えも最もだが、あえて俺はクラエベールを領主にして、どの程度の兵を配置すれば安全か知っておきたいんだ。だからブラーニには拠点をこの街から北の旧アルフ領に移して、その私兵七万も連れて行ってほしい」
「そ、それではこの地が危うくなるのでは?」
「何、心配はいらんだろ、お前の私兵を除いても新に俺の元へと来た新兵だけでも数万にはなる。それだけいれば各要所の守備の手は足りるはずだ」
ブラーニは、俺がそう言っても反対する意見を次々に挙げていく。
「今我々は他の領主から恐れられています、それは戦いにではなく、領民の移住に怯えているのです。領主の中には、他の領主と合同し我らの領地に対抗しようという動きも見受けられます。そんな時期に領主の守備を薄くするなど愚策、討ってくれというようなものです」
ブラーニがそこまで言うなら、俺も自身の考えを言わざるを得ない。
「勇者の噂を耳にした」
「……例の召喚者の勇者ですね……とてつもないお方と捉えておりますよ」
「なんでもその力は人外の域で王家の言いなりだとか。加えてその周りにいる者たちも召喚されし者たちで、勇者に匹敵する人外だそうだな」
「……確かに勇者やその一行は我々では戦いになった瞬間、抗いようのない敗北を得るでしょう。ですが、だからこそ、今はブラッド殿に危機になって頂いてはこまるのです」
ブラーニの心配はもっともだ。
「ブラーニ、お前が危機に対してそう言うのは分かる、だが、俺は将来の危機に対して構える必要があると言っているんだ」
将来?と眉を顰めるブラーニは、少し俯いて何かを考えている様子だった。
「将来……王家が勇者を派遣し、ブラッド殿に対して攻め立てるのは必然、だから今はブラッド殿の身を優先するのが上策。……ではブラッド殿の言う通りにクラエベールを領主として拠点を北に移すとどうなる……、北側で私がクラエベールと一緒に領地の基盤を厚くする、それによっていざ勇者を率いて王家が攻めてきても我々がいくらか軍を引き付けられる。この領地だけを厚くしたところで、最悪は勇者と勇者一行と数万の兵を相手にするのは無謀……」
実際に起こりうる最悪な状況は、北南西東の各方面から数で圧されることだ。
「領地の奪い合い、陣取り合戦にて敗北は我らの敗北、それを避けるためには一強ではなく、それぞれを盤石にしてこそ意味がある……つまりそういうわけですな?」
ブラーニの常識では大将である俺の命こそ第一、だが、俺からすると俺の命はどうとでもなり、第一で考えるのは戦力の分散であり、各個撃破が妥当だということだ。
「理想は俺が各個撃破できる戦場を用意すること、無論厳しいのは分かっている。クラエベールの治める領を囮とするわけだからな、俺も本当ならそんな賭けには出たくはない」
「ですが、そうしなければジリジリと数によって周りを切り崩され兼ねない。私がもっと早く周囲の領地を奪う算段を立てられればよかったのですが」
現状も俺の領地にちょっかいを出してくる者がいて、それらを対処するにもブラーニの私兵や俺の兵を使っている。
ゲリラ的に攻めてくるため俺が一人で対応するのは厳しく、かと言って領地に攻め入り無理矢理に領地拡大すれば俺に対する敵意が増え、今は静観している領主や王家も黙ってはいない。
「……分かりましたブラッド殿、私はクラエベール、いえ、クラエベール様が領主になれるように尽力しましょう」
ブラーニを説得すれば後は。
「クラエベール、事情は分かっただろうが、もう一度言うぞ。お前に領主になってほしい」
「……お断りする理由はありません、ですが、一つだけお願いがあります」
申し訳なさそうに、彼女は両手を祈るように構えて言う。
「もちろんだ、お前に苦労を強いることになるわけだからな、俺ができること与えられる物なら言ってくれ」
そう言い終わった俺に、クラエベールは身を瞬間的に寄せて、体を密着させてから抱き付いて俺にキスをする。
「……」
「御身に無礼を行ったことをお許しください――」
「バカな、こんなことでいいなら望むだけくれてやる」
「ブラッド様――」
「クラエベール――」
ブラーニが席を外すのを感じていたが、彼が居ようが居まいが、クラエベールの想いには答えるつもりだった。ミレイユの視線もあったが、彼女もそれを咎めはしなかった。
彼女だって俺の立場や行動にいちいち口を挿むことはしない、ただただいつも事の成り行きに備え、それらに対し対処するようにしてくれているのだ。その点は、彼女の全てに感謝だ。
勇者の事はエシューナから知っている限り聞いている。
「勇者、名前はベント・ラグナと言って、口数は少なく、元の世界では魔法を使って戦場に身を置いていたと聞いております。使命は勇者、それが無くともお強い方ですが、一度お話した時に、私を殴っても構わないか――と聞かれた時は絶句しました」
エシューナは勇者と結婚することを決められていて、俺を召喚した時もそればかり気がかりだったのだそうだ。その不安から俺に関心を示さなかったことは、今でも後悔していると彼女は言う。
「次に神官、ライエリア・トライファクター、彼女は治癒や加護の専門家で、その容姿から美の女神と呼ばれております。そんな彼女の本性ですが……正直噂話ですが、人間の心臓を喰らう使命、【心臓喰らい】をお持ちだとか。人間の心臓だけを喰らい続けることで、そのお力が強化されるのだそうです」
その女の使命、正直それがどういうものなのかは対峙して見なければ分からない。話だけではその能力は推測の域を出ない、それがライエリア・トライファクターに関する認識だ。
「次に魔法使い、クラバリナ・メ・テレベレピレ、彼女……と言っていいのかしら、性別は不明で見た目は女性、魔法使いの使命を持って召喚された者。その性格は人格破綻者、敵とみなすと相手の形が残らなくなるまで魔法で攻撃するとか。極めて危険な相手であるのは間違いありません」
クラバリナ・メ・テレベレピレに関して召喚された者であることを強調したのは、ライエリア・トライファクターがこちら側の人間であるからだろう。それだけでも、注意すべきはライエリアの方だと俺は思う。
「最後……彼は何といえばいいのでしょうか……名はバレットレイン、性別は男で勇者と同時に召喚されました、その使命は【断罪剥離】というらしいのですが、それ以上は私も分からないのです」
断罪剥離、横文字にしずらいな、使命には何らかの称号が付く場合があるとブラーニが言っていたが、断罪は罪に対して判決を下す、もしくはその首を刎ねることを指すが、剥離は剥がれて離れることを指す。これらの言葉がその使命の能力に繋がるなら、遠距離から首を刎ね飛ばす能力かもしれない。
「全くもって勇者とはただの称号だと思い知らされるな、せめて勇者らしさを兼ねた奴なら敵に回すこともなかったんだろうが……話だけ聞くとまともではなさそうだ」
俺が考え込んでいるのをエシューナがジッと見つめてくる。
「ん?どうかしたか?」
「いいえ、ただ、最近私に……乱暴なことをなさらないから……少し寂しくて――」
彼女に対してはアブノーマルな関係から始まったため、最近のノーマルな扱いに違和感があるのかもしれない。
「お前がそれを望むなら、俺はそう接するが、……望んでいるのか?」
俺がそう聞くと、彼女は少し頬を染めながら頷いた。マゾヒズムを開花させてしまった原因は間違いなく俺であるため、その欲求に答えるのも俺の役目ではある。が、正直俺が言うのもなんだが、妙な性癖を植え付けてしまったなと思う。
「エシューナ――」
「ブラッド……あっ」
この日のエシューナは、産後以来の快楽に乱れ溺れていた。その様子を見て俺も久しぶりに張り切った結果、気が付くと朝を迎えていた。
その日、国中、いや、この世界にいる人間にとっての朗報――魔王討伐。
急報としてそれが俺たちの耳にも入った頃、ミレイユが男の子を産み落とした。
出産は難産で、俺も付き添って血の支配者で彼女の出血を防がないと死んでいたほどの事態だった。もし、もし仮に彼女が死んでいたなら、俺がどうなってしまったかは自分でも分からない。いくらエシューナやトライエがいたとて、俺は自身を立たせていられることは叶わなかったかもしれない。なら、俺はこの命に変えてもミレイユだけは失ってはならない。
「大丈夫かいミレイユ」
「オウカ……オウカ、なんて愛らしいの」
オウカ、男の子の名前としては少し違和感がある。というのもこっちの名前らしくない。
「オウカの由来はなんなんだ?」
「ブラッド、あなたが私と初めて会話らしい会話をした時の事覚えている?」
その話は俺にとっては少しだけ嫌な話で、というのも俺はそれ自体を覚えていないからだ。
ブラッド・ジャックス・カオス・イーターとの契約で払った対価の話はエシューナから聞いていて、妹……それに関係することは記憶から抜け落ちている。
「妹が桜の花が好きでとあなたが話してくれて、それを聞いた私が桜?って興味を持って、カンジ?あなたはあなたの国の文字を書いてくれたのよ」
「桜の花……桜花でオウカ、道理で男にしては――」
ハッとした、頬を伝う涙に。その瞬間、ミレイユが心配そうな顔で頬に触れてくる。
「ごめんなさい、その記憶は無くなってしまったのよね……でも、私にとっては大切な思い出だから」
いや、俺にとってもその出来事は大切な思い出だったに違いない。
こんなにも満たされているのに、こんなにも悲しい涙が止まらないのだから。
「それにしても、オウカが普通の人に生まれてよかった」
「……確かに、この子は普通に見えるけど、私はとても特別な力を持ってると思うの」
母と子は腹の中で繋がっていた、ミレイユがそう言うなら、本当にオウカは特別な何かをもっているのかもしれない。
オウカが生まれ、魔王が討伐された今、勇者の一行が王都へと帰ってくるまであまり日はない。噂では勇者は自身が旅した国々を回り、勝利宣言をしていくらしく、その時間で多少は次の段階へと進めることができる。
そして、最悪なことに、勇者一行の中で最も早く帰国したのは、神官ライエリア・トライファクターだった。
俺が最も警戒している存在であり、ブラーニにも最大限警戒を頼んでいる相手だ。
「義務?私に義務を問うつもりなのですか?それはそれは面白いですわね、ハークライト辺境伯殿。このライエリア・トライファクターを小間使いなど……事によっては対価は――」
その美しい容姿に神官にしては露出の多い装い。ハークライト辺境伯も彼女の本性を知っていながら喉を鳴らしてしまう。
美貌故に異常でも男が寄ってくる、彼女の存在は男にとっては華。しかし、その存在は人外であり、ハークライト辺境伯が彼女に与えている報酬がそう言わしめる。
彼女が得るものは人の心臓であり、幼子の心臓を喰らうのを好む。彼女曰く、『柔らかく新鮮だから』なのだそうだ。そうしてハークライト辺境伯が彼女に与えた心臓の数は数千にも及ぶが、喰らった数を把握しているのは彼女本人だけなのである。
「あらら、坊や、どうしたのかしら?」
「ラ、ライエリア!それは私の息子だぞ!」
「……勘違いしないで、この子が近づいてきたのよ、ね~坊や」
ライエリアはそう言いつつ少年、ハークライト辺境伯の息子を抱き上げる。少年は一凛の手折った花を彼女に差し出す。
「私に?嬉しいわ、綺麗な花……きっとあなたの心臓も綺麗なのでしょうね」
含みのある言葉に、ハークライト辺境伯は困惑して傍に寄り息子を抱き上げる。
「あらら、そんなに怯えなくてもいいのに。花が蝶に蜜を与えるのは必然なのよ、分かる?」
そう言って、彼女はスリットが深く入った白い神官服を靡かせて、少年に軽く手を振りながらその場を去っていく。
ハークライト辺境伯領は王家アイゼンバーグ領の西に位置し、さらに西へと地図をなぞると、人間と魔族との生存境界線がある。
その間に国は二つあるが、どちらの国もこのアルダイナ王国の同盟を組んでいる。
さすがのライエリア・トライファクターでも他国で人間の心臓を得ることは難しく、周囲の仲間内には隠しているため、毎回ハークライト辺境伯の協力によって日々新鮮な心臓を胃におさめていた。
彼女が歩いた後に人の死骸はないが、彼女の行くところには間違いなく不幸が訪れる。魔族領に入ってからは、魔族の中で人に近しい者の心臓を喰らいその力を付けていた。
そのことを一度だけ兵士に見られたが、その兵士は翌日には魔族によって殺された。もちろんそれは、ライエリア・トライファクターの報告で周知されたことである。
「あぁたまらない、感じるわ、ジャックス、あなたの契約者がいるのね」
そして、今は誰も知らない事実、ライエリア・トライファクターという女は既に皮だけで、彼女の中身はまったくの別ものになっていることを。
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