ザ・リベンジャー

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第五幕 新たな一歩

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 アレから数週間ラブズレンが野盗からの連絡がないことを不審に思い、例の屋敷に私兵を送って来た。三十ほどの私兵が敷地の前で全滅しているのを見て、俺は屋敷の中から笑みを浮かべる。

 今この屋敷には守るものが多過ぎる。

 だからこの屋敷を攻めるのは理に適わないと思わせれば、攻めようとも考えないだろう。

 だから、こうやって圧倒的なまでの死を奴らには教えてやらなくてはならない。

「ファラエ、何か買い足しておく物はあるか?」
「ブラッド様!はい、飲み物のストックが残り僅かです」
「分かった、水、それに果実水を買ってくるとしよう」
「ありがとうございます!」

 ファラエは十六歳で、父に借金の形に売り飛ばされた女だ。黒髪はボサボサの短髪だが、体のラインはエシューナにも劣らない。

「いってらっしゃいませブラッド様」
「あぁ、クラエベール、昼前には帰ってくる予定だ」

 クラエベール、歳は十九歳で最年長、行商人の娘で野盗どもに連れ去られ両親はその時に亡くなっている。美人でもないが、働きは他の女の比ではなく、頭が回り手先も器用な女で、その茶色い髪が少しだけ傷んでいるのを気にしている。

「エルナ、どうした?」
「ブラッド様……あの、よろしければお花の手入れをするために肥料を頂けないでしょうか」
「あぁ分かった、用意しよう」

 エルナは十五歳、まだまだ子どもだが口減らしとして捨てられたらしい。長い栗色の髪は毎日の手入れで綺麗に保たれている。このことからしても、彼女が真面目でまめなのは明白だ。

「……!ぁ――」

 今だ話すこともできないナナシ、この子はおそらく十七か八、貧乳専がいたのか、彼女の胸には歯型が大量にあって、犯されている時に首を絞められていたのか今も話せない。

 茶髪を撫でると喜ぶ、声帯は俺の能力でも治療できないため、今のところは筆談がメインだ。

 俺のことをかなり気に入っているらしく、会う度に顔を胸元に埋めてニオイを嗅いでくる。

「ブラッド様――」
「?アーシャ、どうした」
「あのね、私も何かお手伝いしたい」

 アーシャは十二歳で、村から町へ買い物に行った時に攫われたらしい。母親は元々いない上に、彼女を守ろうとした父親はその時に死んだのだそうだ。

「なら、エシューナの相手をしてやってくれ、あいつはお前よりも心が幼いからな」
「うん!頑張る!」

 いつの間にか俺にも守る者ができた、これから大勢殺していくだろう俺が本当に彼女らを守れるのかは分からないし、また理不尽に奪われるかもしれない。

 だが、俺は俺の使命にかけて、成すことを成し、守るべき者を守る。そう再度自身を言い聞かせながら、今日も彼女に会いにデリの町の酒場へ行く。

 俺のささやかな楽しみ、彼女の笑顔さえあれば、心はいつも少しだけ救われてきた。

 そんなささやかな俺の楽しみが簡単に奪われた。

 町は騒然としていて、何人もの町娘が兵士に犯されたそうだ。

「ラブズレン伯がやってきて、ミレイユちゃんを連れて行っちまったらしい」
「……そ、そんなバカな」

 そんな中、例の三十人ほどの兵士と一緒に来ていたラブズレンが、そのまま町で見かけた彼女を連れ去ったらしい。

 誰も彼女を守らなかったのか?

 そんな苛立ちも不安に比べたら大した感情ではない。

「ラブズレン伯に連れて行かれたら女は四肢をもがれて、飽きたら捨てられる、もうだめだ」
「彼女の夫は?この店の主人はどうしたんだ?」
「旦那さんならボーっと眺めていたよ、彼女が連れ去られるのをさ」

 彼女が呼んで泣き叫ぶ姿を、彼はただ見ているだけだったらしい。

 クソが、また俺は奪われるのか?いや、俺には今の俺になら。

「俺が助けに行く」
「あんたが?どうしてだ?」

 彼女に手を出したこと、必ず後悔させてやる。

 胸にそう強く誓い、俺はラブズレンの屋敷へと向かった。


 ラブズレンの屋敷は俺たちの拠点からさほど遠くない場所にあった。

 拠点の西の浅い森の奥の平原にでかでかと壁に囲まれた建物だ。

「貴様!何者――ぐぅあがぁ!」

「なんだ?きひゃ!」

「ばけものがばぁがぅぁ!」

 死ね、死ね、死ね、死ね、死ね!

 鎧も着ていない村人のような格好で、加減なく頭を弾け飛ばしていく。

 屋敷の中に入ると、血の匂いがすぐにこの屋敷の異常さを理解させられる。

 今拠点として使っている屋敷の何十倍の血の匂い、それが屋敷のどこにいても匂ってくる。 

 この匂いさえ血の支配者の能力で香しく感じてしまう。

 屋敷の壁に地下へと続く隠された階段を見つけ、そこを下っていくとさらに濃く匂いがする。

「血の匂いに酔いしれてしまいそうだ」

 香りで興奮している自分を冷静にさせようと短剣を手に刺すが、痛みもないため効果は薄く、それでもしないよりはましだった。

 俺が短剣を手から引き抜いて、その傷が塞がったくらいで、聞き覚えのある声で悲鳴が聞こえてきた。最悪な状況をいくつも想像して手に力が入る、この身になってから初めて悪寒を感じていた。

 地下の奥、その廊下の左右には牢屋のような部屋があり、その中のベットに寝かされた四肢の無い女たち。数十人、中には死んでる者もいる。だが、今は、今だけは一人の女だけを考えることを許してくれ、後で必ずお前たちも助けるから。

「もう殺してよ!」
「ひっひひひ!やはりいい声で泣くじゃないか!まだ右手と右足しか切れてないからな!あと左足と左手をゆっくり切り離してやるぞ!ひひひっひ!」

 あぁ殺そう、殺すだけでは足りない、生まれてきたことを後悔させてやろう。

 俺がいることも気が付かないで、ラブズレンはミレイユの左足に鎌のような刃物を当てようとしていた。すでに彼女の右手は脇の辺りで、右足はモモの先の付け根で切断されていた。

「嫌!いやぁぁぁああ!」

 彼女の悲鳴に絶望する俺と対照的に、ラブズレンは気持ちの悪い声で笑う。

 俺は刃物を持つラブズレンの右腕を後ろから掴み握りつぶした。

「ぎゃ?私の、私の腕がぁあああ!」

 次は足だ、そして逆の足、そして残りの腕。

「ぎゃぁぁあああ!」

 転がる肉塊を放置して、錯乱しているミレイユの顔を覗き込む。ひどく疲れている様子で、俺を見た瞬間に気を失う。傷を塞ぎながら彼女の切断された手足があれば繋げることも可能だと考えて周囲を探すが、それらは既にひき肉を作るようにミンチにされていた。

 そして、部屋に丁寧に並べられた調理器具、火を付けられる場所まである。

「まさか、切断した女の手足を食っているのか?」

 狂ってやがる。

「き!貴様!この私をラブズレンと知っていてこんなことをしているのか!」
「お前だけは……お前だけは!ただでは死なさない!」

 俺は両手両足の指先から握り潰していきながら、ラブズレンが泣き喚き、懺悔しようと、痛みを与えることを止めなかった。洩らそうが吐こうが、全ての四肢の色が見たこともない色へと変色しても何度も潰し続けた。

 どれだけそうしていただろうか、気が付くとラブズレンは痛みのあまりショック死していた。

 その後、気絶していたミレイユを抱えて、とりあえずは彼女の夫のところへと連れて帰った。

「もう安心だ、君の平穏は俺が守るから」


 俺がミレイユを抱えて町へと入る入口に向かうと、そこに彼女の夫の姿はなかった。

 なぜなら、彼はこんな時だというのに酒場で仕込みをしていた。

 彼の元へミレイユを抱えて連れて行くと、その第一声に俺は失望した。

「……ミレイユ、生きていたのか」

 その言葉は彼が彼女を諦めていたから出た言葉だった。

「あなた……」

 最初にかける言葉やその表情は、決して彼女が生きていたことを喜んでいるようには見えなかった。勿論彼女もそれには気が付いていて。

「……生きていてよかったが、もうその体では働けないし、お前がここにいるということはラブズレン伯のもとから逃げ出したということだろ?ならもうお前をここに置いてはおけない」

 その辛辣な言葉は、彼女の心を深く傷つけるものだったに違いない。

「置いておけないって……私、私は――」

 好きでこんな姿になったんじゃない、彼女の言葉にこの場で一番共感できるのは俺だけだろう。俺も何度もそう思ってこれまで生きてきたから。

 彼女の右手と右足をもう一度見て、彼女の夫は溜息を吐いた。

「……そうか分かった、お前が要らないというなら、彼女は俺が引き受けよう」

 俺はそんな言葉を言うために彼女を救ったんじゃない。

「……そんな体の女を?慰みものにするくらいなら殺してやれよ」

 そんな言葉を聞かせるために、俺は彼女を救ったんじゃない。

「……お前、それでも!」
「詭弁は言うな!利き手に片足、日常生活だって一人じゃできない!食うこと!出すこと!寝ること!それ以外によがってみせる事しかもうできないだろ!」

 それでも……妻として一度は迎えた女に――、その言い方は酷すぎるだろ。

「……あなた……」
「……詭弁なんかじゃない、彼女は生きている、生きていて物を食べて出して、おいしいと言って笑って、話して触れ合って、愛さえあえば……それだけでも十分だろ」

 俺が望んでも得られないものを、あんたは捨てようというのか?

「……無理だ、俺には彼女に対する愛情なんか……少しだってないんだからな」

 これ以上は何を言っても彼女が、ミレイユが傷つくだけだ。

 ミレイユの元夫は、そうして最後に小さな袋を手に持って彼女の傍へと歩いてきた。

「これはお前が今日まで働いてくれた礼だ」

 そう言って差し出された銅貨、それを見たミレイユはただ涙を流しながら頭を下げる。

「……今日まで……お世話に……なりました」

 片手で俺にしがみ付く彼女をしっかりと抱き締めて、俺はアジトへと彼女を連れ帰る。

 帰り道で彼女は小さな声で、俺に聞こえるように今の心情を吐露した。

「私だって愛なんてなかった、……生活に困ることは無いって親に言われて、楽な生活じゃなかった……辛いことの方が多かった、でも、それでも、こんな銅貨数十枚で捨てられるなんて
こんな扱いを受けるなんて……」

 彼女の言葉を聞いて、頭を撫でて、涙を拭って、キスして、俺が今までどれたけ彼女に救われたかを言う。

「君の声に励まされて、俺は死にたいという思いを何度も止まれた、君の笑顔で空腹さえも、喉の渇きだって気にならなくなったんだ」

 この世界に召喚されて、訳も分からないまま捨てられ、暴力を振るわれ、地獄のような日々を送ってきた。

「――そんな絶望した俺を救ってくれたのは、いつも頑張って働いてるキミの姿と、なんの分け隔てのないその笑顔だったよ。俺は、キミが生きていてくれて、本当に、本当によかったと思っている、君を愛している……」

 そしてしばらく俺の足音だけが鳴り、次に彼女が話したことは意外なことだった。

「私、あなたの声が好きだった。毎日来てくれて、同じものを注文してるなって思って、優しさが声から伝わって、私の事を好きなんだなって。……顔が変わった時には少し驚いたし、最初は分からなかったけど、声がそのままなんだもの、すぐにあなただって分かった」

 泣き腫らした眼も、苦しそうな声も、本当は見たくないし聞きたくはなかった。いつも笑ってる、そんなキミでいてくれさえすれば、俺は触れられなくても、遠くから見ているだけでもよかったんだ。

「本当に、私のこと貰ってくれるの?こんな姿……もう料理も掃除も洗濯もできない、トイレだって一人じゃできないのに」

「心配ないよ、そんなの最初だけだ。料理の時はキミが具材を持って俺が切る、掃除の時はキミの意見を俺が聞きながら、洗濯も二人でできるし、トイレも最初は俺が手伝う……慣れれば一人でもできるようになる。前に両手両足の無い人が、一人で生活している話を聞いたこともある、でもキミには俺がいる」

「そう……私、頑張るから、だから、捨てたりしないでね」

 そう言って彼女は、左手に力を込めて俺の服を掴む。それに対し、俺は優しくキスをして誓いを立てる。

「キミが年老いても、俺はキミを愛し、キミの傍を離れはしない」
「私も、あなたを愛し、あなたの傍を離れないと誓うわ」

 そうして俺はミレイユを望みながらも、最も望まない形で自身の手の中の触れ合える立場へと向かえることができた。

 そうして俺はミレイユを連れて帰り、エシューナのいる私室に彼女を寝かせて、戸惑うエシューナを放置してクラエベールを呼び、彼女に事情を説明してミレイユを任せた。

「本当は、今だけはずっとミレイユ、君の傍にいてあげたいが、四肢を失った女たちがまだラブズレンの屋敷にいる。彼女たちを放置しては置けない」

「そうね、お願い、彼女たちを早く楽にしてあげて」

 ミレイユの理解も得られ、俺はもう一度あの屋敷へと戻ることにした。

「すまないが後を頼むクラエベール、それと皆に言っておいてくれ、買い物はまた明日だ」
「はい、ブラッド様……お気を付けて――」

 この時、俺は初めて一人では全てをこなせないことを理解した。守ると守られると守ってもらう、これはどのような状況にも当てはまる。

 俺はラブズレンの屋敷に戻り、地下にいた生者を救おうとした。だが、彼女らの救いはたった一つしかなく、それが死であるのは必然だった。

 全ての死者を血を、俺は血の支配でその右手で吸収した。これから彼女らの想いをも持ち合わせて、この国に復讐するために。

「必ずだ、必ずお前たちの想い、俺が――」

 この時だったかもしれない、俺個人の私怨が宿命に変化したのは。

 ミレイユを助け出した数日後のこと。

「ブラッド……ブラッド?」
「……なんだエシューナ」
「……なんだって……どうして?最近私に触れもしないのは、どうしてですか?」

 不意にエシューナがそう言うように、俺はあの日以来彼女を抱いていない。エシューナを捕らえてから約半年ほど、彼女を抱かない日はなく、腹が膨らんできても抱き続けていた。

 でも、あの日を境に触れていない、それを彼女は不満に思っているのだ。

「勘違いするな、俺は好きでお前を抱いているんじゃない」
「……分かっています、……でも、私も色々知って、色々反省していますから、だから――」

 触れる手を俺は無視して、エシューナと反対に寝ているミレイユの藍色の髪を指で梳く。

「俺の愛情はミレイユ、彼女だけのものだ。そして、俺の慈悲は守るべき者たちのものだ」

 俺がエシューナに与えるのは一つだけだ。

「お前に俺が与えるのは憎しみだけだ」

 そう言ってエシューナを久しぶりに抱き始めると、彼女は見たこともない表情をする。

「それだけでも構いません、私はあなたの憎しみだけで、この乱暴な憎しみだけもかまわないのです。これさえも失ったら――」

 それ以後はその口から甘い声しか漏れることはなく、俺はミレイユの指に指を絡めながら、エシューナを乱暴に抱き続けた。

 それからの日々は幸せが遅れてやってきたかのように満ちていて、ミレイユを中心に生活を送るようになっていた。

 無くなった手足があれば、本当はそっちの方が彼女は幸せだったんじゃ、そんな俺の考えを彼女は否定し、俺と出会うため、俺に愛されるために失ったと思えば辛くはない、そう言ってくれた。

 ミレイユは、俺の容姿は前の方が好きだったというけど、前の顔はもう覚えていないし、それを言われると、失った何かを思い出しそうで頭が痛くなるし胸も苦しくなる。

 そうなると、ミレイユは悲しい顔をして謝ってくるんだ。

 それさえも、それさえも愛おしいと思えてしまうのは、やはり彼女だからだろうな。

 そして、意外にもミレイユが一番よく話すのはエシューナの話で、昔の俺の話をするらしい。

 そんな事があった、そんな事を言ってもらった、そう言うミレイユを羨ましそうに聞き入るエシューナは、どこか余裕さえある感じに見えて、今のこの生活を楽しんでいるようにも見えた。

 これでいいのだろうか、そう思いつつ。

 今は、今だけはこれでいいんじゃないか、とも俺は思ってしまっていた。
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