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学園編 § 学校生活編
第68話 稲荷の狐1
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「お兄様方?」
間抜けなつぶやきが僕の横から漏れる。
が、僕も声が出なかっただけで、その気持ちは痛いほど分かった。なんだこれ?
僕と太朗が、この工場の裏庭へと養老一行を追っていった、その先、庭園。
京都は奥に大きなスペースを隠している建築形式が多いが、ここもご多分に漏れず、というより、よくもまぁこれほどの、と、感心したぐらいのたいした庭が、そこにはあった。
もともとはこのスペースに追加して、手前の工場を広げたのだという。
庭には、小さいながらも飛び石がセンターに敷かれ、鄙びた、というべきか、わびさびを体現するような庭となっている。
主にジャリや灌木が主で、メリハリに整えられた松がある。
手前に、井戸があり、ご丁寧に鹿威しも。
が、そんな情緒を一掃するかのような様相が、そこには繰り広げられていた。
建物からいって、一番離れた庭の奥まったところに数名の人影。
養老とその仲間、計4名。そして・・・
「なんでお前たちがここにいる?」
僕は、太朗に続いて、そう言った。
養老たちがいるのはいい。そうと知って追いかけてきた。
何をするつもりだったのかは分からない。
が、今、僕らの目の前には養老以外の3人が腰を抜かしたように地面にへたり込み怯えた表情を見せている。うち数名の尻の近くに水たまりがあるのは、そういうことか。
そして肝心の養老。
正座した姿から後ろ手に右手をひねり上げられ、上半身は地面に押さえつけられている。
養老を押さえつけているのは、よく見知った人物だ。
「飛鳥、遅かったね。」
押さえつけているのとは別の人物、養老たちの様子を涼しい顔で突っ立ったまま見ているその男が、僕らの方を見て、言った。
「どういう状況?」
僕は、重ねて問うた。
「うーん、飛鳥の尻ぬぐい?」
「は?」
面白そうにそう答えるのはノリだ。当然、養老を押さえつけているのはゼン。
学校のはずの二人が、なぜか私服でこの場に現れたのは、まぁ、当然仕事だろうけど・・・
「こいつらどうする?」
ちょっと怒ったような声色でゼンが言った。
養老意外の3人に、それだけでおびえが走る。一体何があったんだろう?そんなに長い時間が空いたわけじゃないんだけど。
「だから、何があったんだ?」
「ん。この子たちがどうも悪さしようとしてたから止めたんだけどね。」
そう言いながら、ノリが数枚の紙をマジシャンがトランプを開くように指で挟んで僕に見せた。
「これって。」
「うん、例のお札ってやつ?ここの稲荷に貼ろうとしてたから、止めたってところかな?」
そう言って僕の視線を奥に誘導する。
こういった、立派な庭には、個人のものであっても、ちょっとした神棚や稲荷を据えてある家も多い。特に稲荷は商売繁盛を祈って、よく据えられる。
そういった例に漏れず、ここにも立派な稲荷が設置されていた。
ん?
本当に稲荷=狐がいる?
稲荷の神殿を設置していても、実際に神やその眷属がおわす、ということはほとんどない。しかし、希にホンモノの霊的存在がそこを居とし、さらに希に加護を加える場合がある。
まぁ、考えてみれば、ここの大元は生島家。稲荷の一柱や二柱、顕現しても当然か。僕はとりあえずそう思いつき、だけど、と、改めてその狐を見て思う。衰弱していないか?
僕の見る感じ、そんなに弱そうでもないのに、消え入るような霊力を纏ってしまっているように見える。
そんな風に考えていたから、思わず、ウワッと声を出してしまったよ。
僕に2筋の霊力の塊が光の速さで飛びついてきたんだ。
「ちょっと、なんだよ!」
思わず反撃しそうになりながら、飛びついてくるその光が何かを知って、慌てて攻撃を取り消す。
『あすか~』
『よかった~』
その光は各々左右から僕の首に巻き付いて、顔を左右の頬にすりつけてきた。
でも、なんでこいつらが?
僕はノリとゼンのポケットからはみ出した筒を見て、なるほど、と思った。二人が連れてきたのか。
この二つの光のような生き物は、古来より日本にも生息するあやかしの一種だ。名を管狐、という。顔が尖っていて、ちょっと狐に似ているから、この名で呼ばれ、狐の眷属と思われがちだが、実際はオコゼと呼ばれるあやかしと近い。管狐もオコゼも、ある程度の霊力を持った人間と共生する性質を持ち、益霊獣扱いだ。まぁ、使役する人間によって害獣扱いされる場合も少なくはなかったようだけれど。
が、今二人が連れてきた管狐、ある意味狐の眷属ともいえる。
管狐はその名の通り、顕現していないときは主にキセルのような管に身を寄せ、人々に飼われている。主に飼い主の霊力をエサとして、その代わりに使役されるんだ。そして、管狐を飼うにはそのキセル状の管を譲渡するか新たに製作することになる。一般的には代々、管を子孫に譲渡することにより引き継がれるため、なんとなく家に継承される霊獣の扱いとなっている。
そして、今回二人が連れてきたこの2匹。
僕に絡みついてきた様子から分かるように、顔見知りだ。
彼らの寄生先は、有名な霊能の一族。お狐様の総本山ともいうべき、伏見稲荷大社を抱く一族。奈良時代から脈々と続く秦氏の末とも言われる大西家。現宮司家をもその傘下に置く、日本の霊的、政治的に欠けたためしのない一族。そんな一族に脈々と引き継がれてきた管狐が、この2匹だ。
そんないわれもあってか、この管狐、稲荷の神と縁深い。
もう眷属、といっていいだろう。
大西家よりも、その奉っている稲荷本体との結びつきがより強い、僕にはそんな風に思える。
が、問題は、なんでそんな管狐がここにいるかだけど・・・
「飛鳥が、捕まらんといって、稲荷大明神が巫女の夢枕に立ったらしい。昨日、飛鳥はいなかっただろう?代わりに、僕ら二人に伏見行きが命じられたんだ。そこで管狐を渡された。」
その答えはノリが教えてくれた。
『飛鳥、近くにいるのに、来ない。』
『稲荷様、大変怒る。』
『飛鳥に近づけない。』
『邪魔が飛鳥に着いてる。』
2匹がそんな風に言ってくる。
けど、僕だってそんなに暇してるわけじゃないんだけどな。
それに、僕の感じでは、伏見の稲荷が会いに来るように迫るような、わがままなイメージではない。それこそどこぞの水神のような・・・あっ。
そこまで思考して、思いついた。
そのどこぞの水神が僕の霊体に召還陣を描き込んだんだっけ?召還陣ってことは何らかの霊的存在を押し込めているだろうから、別の霊的存在が僕に接触しようとしても、そいつが阻止する可能性が高い。管狐が言ってるのはそういうことか・・・
「巫女いわく、この京都市内の霊的混乱で稲荷の眷属が随分やられてるらしい。強い者が中心に守護を強めているが焼け石に水。てことで、飛鳥を呼ぼうとしたみたいだな。」
養老を押さえつつ、ゼンがそんな風に説明した。
稲荷神社が、それこそ民家の庭や家屋にでもあるように、その眷属は多い。確かに京都のこの様子じゃ、もともと存在する霊的存在にも被害はあるんだろう。僕らは人間のことで頭がいっぱいになってたけど、そういや、式神からも苦言があったっけ。悠長に犯人捜し、と言ってる場合でもないのかもしれない。
はぁ。
僕はため息を一つつくと、相当弱っているように見える、この庭の狐に向かって歩み寄った。
間抜けなつぶやきが僕の横から漏れる。
が、僕も声が出なかっただけで、その気持ちは痛いほど分かった。なんだこれ?
僕と太朗が、この工場の裏庭へと養老一行を追っていった、その先、庭園。
京都は奥に大きなスペースを隠している建築形式が多いが、ここもご多分に漏れず、というより、よくもまぁこれほどの、と、感心したぐらいのたいした庭が、そこにはあった。
もともとはこのスペースに追加して、手前の工場を広げたのだという。
庭には、小さいながらも飛び石がセンターに敷かれ、鄙びた、というべきか、わびさびを体現するような庭となっている。
主にジャリや灌木が主で、メリハリに整えられた松がある。
手前に、井戸があり、ご丁寧に鹿威しも。
が、そんな情緒を一掃するかのような様相が、そこには繰り広げられていた。
建物からいって、一番離れた庭の奥まったところに数名の人影。
養老とその仲間、計4名。そして・・・
「なんでお前たちがここにいる?」
僕は、太朗に続いて、そう言った。
養老たちがいるのはいい。そうと知って追いかけてきた。
何をするつもりだったのかは分からない。
が、今、僕らの目の前には養老以外の3人が腰を抜かしたように地面にへたり込み怯えた表情を見せている。うち数名の尻の近くに水たまりがあるのは、そういうことか。
そして肝心の養老。
正座した姿から後ろ手に右手をひねり上げられ、上半身は地面に押さえつけられている。
養老を押さえつけているのは、よく見知った人物だ。
「飛鳥、遅かったね。」
押さえつけているのとは別の人物、養老たちの様子を涼しい顔で突っ立ったまま見ているその男が、僕らの方を見て、言った。
「どういう状況?」
僕は、重ねて問うた。
「うーん、飛鳥の尻ぬぐい?」
「は?」
面白そうにそう答えるのはノリだ。当然、養老を押さえつけているのはゼン。
学校のはずの二人が、なぜか私服でこの場に現れたのは、まぁ、当然仕事だろうけど・・・
「こいつらどうする?」
ちょっと怒ったような声色でゼンが言った。
養老意外の3人に、それだけでおびえが走る。一体何があったんだろう?そんなに長い時間が空いたわけじゃないんだけど。
「だから、何があったんだ?」
「ん。この子たちがどうも悪さしようとしてたから止めたんだけどね。」
そう言いながら、ノリが数枚の紙をマジシャンがトランプを開くように指で挟んで僕に見せた。
「これって。」
「うん、例のお札ってやつ?ここの稲荷に貼ろうとしてたから、止めたってところかな?」
そう言って僕の視線を奥に誘導する。
こういった、立派な庭には、個人のものであっても、ちょっとした神棚や稲荷を据えてある家も多い。特に稲荷は商売繁盛を祈って、よく据えられる。
そういった例に漏れず、ここにも立派な稲荷が設置されていた。
ん?
本当に稲荷=狐がいる?
稲荷の神殿を設置していても、実際に神やその眷属がおわす、ということはほとんどない。しかし、希にホンモノの霊的存在がそこを居とし、さらに希に加護を加える場合がある。
まぁ、考えてみれば、ここの大元は生島家。稲荷の一柱や二柱、顕現しても当然か。僕はとりあえずそう思いつき、だけど、と、改めてその狐を見て思う。衰弱していないか?
僕の見る感じ、そんなに弱そうでもないのに、消え入るような霊力を纏ってしまっているように見える。
そんな風に考えていたから、思わず、ウワッと声を出してしまったよ。
僕に2筋の霊力の塊が光の速さで飛びついてきたんだ。
「ちょっと、なんだよ!」
思わず反撃しそうになりながら、飛びついてくるその光が何かを知って、慌てて攻撃を取り消す。
『あすか~』
『よかった~』
その光は各々左右から僕の首に巻き付いて、顔を左右の頬にすりつけてきた。
でも、なんでこいつらが?
僕はノリとゼンのポケットからはみ出した筒を見て、なるほど、と思った。二人が連れてきたのか。
この二つの光のような生き物は、古来より日本にも生息するあやかしの一種だ。名を管狐、という。顔が尖っていて、ちょっと狐に似ているから、この名で呼ばれ、狐の眷属と思われがちだが、実際はオコゼと呼ばれるあやかしと近い。管狐もオコゼも、ある程度の霊力を持った人間と共生する性質を持ち、益霊獣扱いだ。まぁ、使役する人間によって害獣扱いされる場合も少なくはなかったようだけれど。
が、今二人が連れてきた管狐、ある意味狐の眷属ともいえる。
管狐はその名の通り、顕現していないときは主にキセルのような管に身を寄せ、人々に飼われている。主に飼い主の霊力をエサとして、その代わりに使役されるんだ。そして、管狐を飼うにはそのキセル状の管を譲渡するか新たに製作することになる。一般的には代々、管を子孫に譲渡することにより引き継がれるため、なんとなく家に継承される霊獣の扱いとなっている。
そして、今回二人が連れてきたこの2匹。
僕に絡みついてきた様子から分かるように、顔見知りだ。
彼らの寄生先は、有名な霊能の一族。お狐様の総本山ともいうべき、伏見稲荷大社を抱く一族。奈良時代から脈々と続く秦氏の末とも言われる大西家。現宮司家をもその傘下に置く、日本の霊的、政治的に欠けたためしのない一族。そんな一族に脈々と引き継がれてきた管狐が、この2匹だ。
そんないわれもあってか、この管狐、稲荷の神と縁深い。
もう眷属、といっていいだろう。
大西家よりも、その奉っている稲荷本体との結びつきがより強い、僕にはそんな風に思える。
が、問題は、なんでそんな管狐がここにいるかだけど・・・
「飛鳥が、捕まらんといって、稲荷大明神が巫女の夢枕に立ったらしい。昨日、飛鳥はいなかっただろう?代わりに、僕ら二人に伏見行きが命じられたんだ。そこで管狐を渡された。」
その答えはノリが教えてくれた。
『飛鳥、近くにいるのに、来ない。』
『稲荷様、大変怒る。』
『飛鳥に近づけない。』
『邪魔が飛鳥に着いてる。』
2匹がそんな風に言ってくる。
けど、僕だってそんなに暇してるわけじゃないんだけどな。
それに、僕の感じでは、伏見の稲荷が会いに来るように迫るような、わがままなイメージではない。それこそどこぞの水神のような・・・あっ。
そこまで思考して、思いついた。
そのどこぞの水神が僕の霊体に召還陣を描き込んだんだっけ?召還陣ってことは何らかの霊的存在を押し込めているだろうから、別の霊的存在が僕に接触しようとしても、そいつが阻止する可能性が高い。管狐が言ってるのはそういうことか・・・
「巫女いわく、この京都市内の霊的混乱で稲荷の眷属が随分やられてるらしい。強い者が中心に守護を強めているが焼け石に水。てことで、飛鳥を呼ぼうとしたみたいだな。」
養老を押さえつつ、ゼンがそんな風に説明した。
稲荷神社が、それこそ民家の庭や家屋にでもあるように、その眷属は多い。確かに京都のこの様子じゃ、もともと存在する霊的存在にも被害はあるんだろう。僕らは人間のことで頭がいっぱいになってたけど、そういや、式神からも苦言があったっけ。悠長に犯人捜し、と言ってる場合でもないのかもしれない。
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