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おばちゃん異世界に来ました!
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「しかしアオイは、小さいのに礼儀正しいね。」
「ふぇ!?小さいって、私これでも40過ぎのおばちゃんですよ?」
「えっ!?」
ロイさんめちゃくちゃ驚いている。お肉切れないくらい筋肉ないから?それとも日本人の童顔と低身長でかな?
「もう、ロイさんに比べたら身長は低いから、そう見えたのかな?髪なんか白髪も出始めたし、シワ、シミも無駄な抵抗はしているんですけど、ね。」
「……いや、髪は真っ黒で、白髪なんてないよ。」
「えーっ。いやいや生え際とかあるでしょ。」
と、前髪を上げて、こめかみの生え際部分を見てもらう。
「うーん、やっぱりないよ。肌もシワ、シミなんてないし、綺麗な象牙色の肌だよ。」
ロイさんは、手を伸ばして、頬に触ってくる。ちょっと荒れているけど、長い指の腹で頬を撫でる。
イケメン攻撃力ハンパねぇ!!
でも、白髪ないって。後ろに一つ縛りにしていたゴムをといて、肩くらい長さの髪を確認する。
「白髪…ない。えぇ、なんで?」
左右の髪を確認するが見当たらない。それどころか、ダークブラウンに染めていたはずなのに、真っ黒の髪になっていた。
「ロイさん、鏡はないですか?」
もう私の中では、食事どころではない。だって、白髪、シワ、シミがないなんて、女性としては今の状態を確かめる方が先決!
「ちょっと待ってて。」
ロイさんが席を立つ。持ってきてもらえるようだ。
食事中に本当申し訳ないです。
ロイさんが手鏡を持ってきてくれて、確認する。
生え際の白髪、目元のシワ、シミを確認するが見当たらない。顎の弛みがない。それに、目がいつもより大きい。細くない。
「チベスナじゃなーーい!」
「ふぇ!?小さいって、私これでも40過ぎのおばちゃんですよ?」
「えっ!?」
ロイさんめちゃくちゃ驚いている。お肉切れないくらい筋肉ないから?それとも日本人の童顔と低身長でかな?
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「……いや、髪は真っ黒で、白髪なんてないよ。」
「えーっ。いやいや生え際とかあるでしょ。」
と、前髪を上げて、こめかみの生え際部分を見てもらう。
「うーん、やっぱりないよ。肌もシワ、シミなんてないし、綺麗な象牙色の肌だよ。」
ロイさんは、手を伸ばして、頬に触ってくる。ちょっと荒れているけど、長い指の腹で頬を撫でる。
イケメン攻撃力ハンパねぇ!!
でも、白髪ないって。後ろに一つ縛りにしていたゴムをといて、肩くらい長さの髪を確認する。
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もう私の中では、食事どころではない。だって、白髪、シワ、シミがないなんて、女性としては今の状態を確かめる方が先決!
「ちょっと待ってて。」
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食事中に本当申し訳ないです。
ロイさんが手鏡を持ってきてくれて、確認する。
生え際の白髪、目元のシワ、シミを確認するが見当たらない。顎の弛みがない。それに、目がいつもより大きい。細くない。
「チベスナじゃなーーい!」
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