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ーーーアレクセイsideーーー
アシェルがこの腕の中にいることに安堵する。
安堵と共に涙が出てきた。
「アーシェ、アーシェ。」
名前を呼びながら、俺は泣いた。
アシェルは制服が濡れていくのも構わずに、俺の背中を優しく撫でる。
アシェルの温もりや匂いで、涙が中々止まらなかった。
泣き止んで、手で涙を拭う。
「アーシェ。」
「セイ君、心配かけてごめんね。…あと汚れているから、風呂に入りたいんだけど?」
「…まさか?」
「いや、床に転がされたから!他に何もなかったよ。うん。」
アシェルが何かを隠しているような言い方をする。
「アーシェ?」
フイっと目を逸らされる。
「ふーん、俺には言えないことか。」
「……。」
「なら、俺が洗ってあげよう。」
と、アシェルを縦抱っこして、アシェルの部屋に備え付けのシャワー室に連れていく。
「セイ君!自分でできる!」
アシェルの言葉を無視して、脱衣室に連れて行き、制服を脱がせる。
「セイ君、自分でできるから。」
と恥ずかしそうに言う。
「アーシェ、今日だけは俺にやらせて?」
と、上目遣いで首を少し傾げながら言えば、『ぐっ、かわ』と呟き、了承してくれた。
全てを脱がしたら、俺も着ている服を脱ぎ、シャワー室へと入って行く。
シャワーの水温を調節して、アーシェを引き寄せてシャワーで身体を濡らしていく。
「アーシェ、貴族なら使用人に見られるのは慣れているだろ?」
「そうだけど、…セイ君に全部見られるのは、違う、から。」
恥ずかしそうに言うアーシェは可愛かった。
シャワーを止め、スポンジにボディソープを付けて、泡立たせる。
アシェルを俺の方に向かせて、右手を取って洗っていく。
右腕、左腕、胸、背中、両足と洗う。
「で、何処を触られたんだ?」
「……。」
アシェルは顔を俺から背ける。
「アーシェ、言え。」
と、耳元でわざと低い声で言う。
「…上半身。シャツを脱がされて、触られた。」
俺が怒っていると勘違いしたのか、それとも観念したのか、素直に言ってくれた。
「どこ?」
「…首筋、鎖骨、お腹。」
「ここは?」
俺はアーシェの右の乳首を触りながら聞く。
「っ、そこは、触られる前に、顔面を、蹴った。…ふっ。」
「えらいね。でも、アーシェは俺のモノなんだから、勝手に触らせたから罰は与えないとだね?」
「えっ、あっ、待って。かっ、てに、んっ、触られた、んだよ。」
乳首を捏ねて摘んであげれば、甘い息が漏れ出す。
アシェルの陰茎も緩く勃ち出した。
俺は手に泡をつけ、アシェルの陰茎を握る。
「あっ!」
「ここは?」
泡で滑りが良くなり、上下に擦り出す。
「ない!触られて、いない!あっ、やっ。」
「こんな風に触られたのは、俺が初めてだよな?」
「うん、ふっ、セイ君が、あっ、はじ、めて!」
「じゃあ、ここも?」
と、陰茎から後孔の縁をなぞるように触る。
「セイ君が、初めてだから!」
その言葉を聞き、俺は人差し指の先を入れる。
「ああっ!」
「狭いな。アーシェはすぐに隠し事をするから、きちんと確かめないとな?」
疑ってはいないけど、ずっと触りたかった。
アシェルの全裸を見て、我慢ができなくなった。
ゆっくりと指を押し入れていく。
「う、そ、あっ、言って、ない。んっ。」
アシェルは目を潤ませながら言う。
余計な力が入り、俺の指をきゅうきゅうに締め付ける。
未体験の行為に少し怖がっているみたいだから、一旦指を抜き、シャワーのお湯を出し泡を流す。
アシェルの陰茎はまだ勃ったままだった。
「アーシェ、ちょっと冷たいけど、壁に寄りかかって。」
アシェルは俺が何をするかわからないけど、壁に寄りかかった。
俺はしゃがんで、アシェルの陰茎を握り、先を舐め始めた。
「セイ君!」
驚いたアシェルは、俺の頭を掴み離そうとするが、陰茎からの刺激に力があまり入っていなかった。
「だめ、あっ、あっ。」
シャワー室にアシェルの喘ぎ声と、ぴちゃぴちゃと水音が響く。
先からトロリと精液も出てくる。
根元から先にツーっと舐めてあげれば、声に艶が増していく。
先を口に含めば、更に声が大きくなる。
片手でボディソープを出して、後孔に指を入れる。
「ああっ!ダメ!」
アシェルは俺の頭を抱え込むように上半身を倒した。
口の中で丹念に舌で舐めながら、指は後孔を拡げるように動かす。
アシェルは立っているのが辛いのか、膝がガクガクしだした。
「あっ、も、…でる。セイ、…はなし、て。」
俺は陰茎を吸うようにしてあげれば、更に刺激を受けたようで、あっという間に俺の口の中で達した。
口の中に出された精液を飲む。
陰茎から口を離す。
力が抜けたアシェルは、完全に俺に倒れ込み、全力疾走をした後のように肩で呼吸していた。
アシェルは俺の肩に頭を乗せ、俺の身体に寄りかかった。
力が抜けたようなので、2本目の指を入れて更に拡げていく。
「ああ!も、おわり、…んっ、だめ。」
拡げるように指を徐々に開きながら腸壁を擦る。
少し奥にいったところにしこりを感じたので、擦ると、
「あっ!ああっ!だめ!そこ、だめ!!」
アシェルは身体を震わせながら言う。
そこを重点にして擦れば、陰茎を舐めていた時より、喘ぎ声が大きかった。
俺の首に抱きつきながらの膝立ちの格好で、俺に後孔をいじられていた。
「アーシェ。」
と、呼べば、顔を向けてくれたので、キスをする。
まだキスをしてなかったな、なんと思いながら、空いている手でアシェルの頤を掴むと、舌を入れる。
アシェルの口の中には血の味がまだ残っていた。
話の中に、殴られて口の中を切ったと言っていた。
アシェルの血が流れたと聞いて、俺は怒った。
アシェルは、目標を完遂するために、自分の少しの犠牲はやむ得ないと思っているところがある。
『肉を切らせて骨を断つ』って言うけど、『肉を切らせないで骨を断つ』ことをアシェルに求めてしまう。
アシェルの心も身体も俺のモノだ、と思うと更に激しく舌を絡めて、指を動かす。
「んっ、んんっ!」
口を塞がれながらも、アシェルは喘ぐ。
ただ段々と息継ぎができなくなっていたようで、口が離れ、アシェルの身体が沈む。
アシェルは気を失ったように、俺にぐったりと倒れてしまった。
倒れた拍子に指も抜けてしまった。
流石にやりすぎたようだ。
今までは胸までしか触らなかった。
下半身を触り出したら、アシェルが泣いても喚いても、俺の気の済むまで犯していただろう。
今回も、アシェルが気を失わなかったら?と思うと、気を失ったことに感謝してしまう。
上半身だけを起こして、もう一度シャワーで身体を清める。
特にボディソープを後孔にも塗ってしまったので、よく流した。
時折アシェルの甘い声が漏れるが、心を無にして、綺麗に流した。
アシェルを片手で抱えて身体を拭き、バスローブを羽織らせ、ベッドに運び寝かせる。
俺は脱衣室に戻り、バスローブを羽織る。
疲れもあってか、すうすうとアシェルは眠っている。
久しぶりに眠る姿をみて、俺は隣に横たわる。
昔もこうしていたなぁと、ポンポンと胸を優しく叩く。
お昼寝の時間は母さんの寝物語を聞いて、反対に興奮したアシェルを寝かしていたなぁと、思い出す。
アシェルの顔も穏やかな顔になってきた。
そして俺もいつの間にか寝てしまった。
アシェルがこの腕の中にいることに安堵する。
安堵と共に涙が出てきた。
「アーシェ、アーシェ。」
名前を呼びながら、俺は泣いた。
アシェルは制服が濡れていくのも構わずに、俺の背中を優しく撫でる。
アシェルの温もりや匂いで、涙が中々止まらなかった。
泣き止んで、手で涙を拭う。
「アーシェ。」
「セイ君、心配かけてごめんね。…あと汚れているから、風呂に入りたいんだけど?」
「…まさか?」
「いや、床に転がされたから!他に何もなかったよ。うん。」
アシェルが何かを隠しているような言い方をする。
「アーシェ?」
フイっと目を逸らされる。
「ふーん、俺には言えないことか。」
「……。」
「なら、俺が洗ってあげよう。」
と、アシェルを縦抱っこして、アシェルの部屋に備え付けのシャワー室に連れていく。
「セイ君!自分でできる!」
アシェルの言葉を無視して、脱衣室に連れて行き、制服を脱がせる。
「セイ君、自分でできるから。」
と恥ずかしそうに言う。
「アーシェ、今日だけは俺にやらせて?」
と、上目遣いで首を少し傾げながら言えば、『ぐっ、かわ』と呟き、了承してくれた。
全てを脱がしたら、俺も着ている服を脱ぎ、シャワー室へと入って行く。
シャワーの水温を調節して、アーシェを引き寄せてシャワーで身体を濡らしていく。
「アーシェ、貴族なら使用人に見られるのは慣れているだろ?」
「そうだけど、…セイ君に全部見られるのは、違う、から。」
恥ずかしそうに言うアーシェは可愛かった。
シャワーを止め、スポンジにボディソープを付けて、泡立たせる。
アシェルを俺の方に向かせて、右手を取って洗っていく。
右腕、左腕、胸、背中、両足と洗う。
「で、何処を触られたんだ?」
「……。」
アシェルは顔を俺から背ける。
「アーシェ、言え。」
と、耳元でわざと低い声で言う。
「…上半身。シャツを脱がされて、触られた。」
俺が怒っていると勘違いしたのか、それとも観念したのか、素直に言ってくれた。
「どこ?」
「…首筋、鎖骨、お腹。」
「ここは?」
俺はアーシェの右の乳首を触りながら聞く。
「っ、そこは、触られる前に、顔面を、蹴った。…ふっ。」
「えらいね。でも、アーシェは俺のモノなんだから、勝手に触らせたから罰は与えないとだね?」
「えっ、あっ、待って。かっ、てに、んっ、触られた、んだよ。」
乳首を捏ねて摘んであげれば、甘い息が漏れ出す。
アシェルの陰茎も緩く勃ち出した。
俺は手に泡をつけ、アシェルの陰茎を握る。
「あっ!」
「ここは?」
泡で滑りが良くなり、上下に擦り出す。
「ない!触られて、いない!あっ、やっ。」
「こんな風に触られたのは、俺が初めてだよな?」
「うん、ふっ、セイ君が、あっ、はじ、めて!」
「じゃあ、ここも?」
と、陰茎から後孔の縁をなぞるように触る。
「セイ君が、初めてだから!」
その言葉を聞き、俺は人差し指の先を入れる。
「ああっ!」
「狭いな。アーシェはすぐに隠し事をするから、きちんと確かめないとな?」
疑ってはいないけど、ずっと触りたかった。
アシェルの全裸を見て、我慢ができなくなった。
ゆっくりと指を押し入れていく。
「う、そ、あっ、言って、ない。んっ。」
アシェルは目を潤ませながら言う。
余計な力が入り、俺の指をきゅうきゅうに締め付ける。
未体験の行為に少し怖がっているみたいだから、一旦指を抜き、シャワーのお湯を出し泡を流す。
アシェルの陰茎はまだ勃ったままだった。
「アーシェ、ちょっと冷たいけど、壁に寄りかかって。」
アシェルは俺が何をするかわからないけど、壁に寄りかかった。
俺はしゃがんで、アシェルの陰茎を握り、先を舐め始めた。
「セイ君!」
驚いたアシェルは、俺の頭を掴み離そうとするが、陰茎からの刺激に力があまり入っていなかった。
「だめ、あっ、あっ。」
シャワー室にアシェルの喘ぎ声と、ぴちゃぴちゃと水音が響く。
先からトロリと精液も出てくる。
根元から先にツーっと舐めてあげれば、声に艶が増していく。
先を口に含めば、更に声が大きくなる。
片手でボディソープを出して、後孔に指を入れる。
「ああっ!ダメ!」
アシェルは俺の頭を抱え込むように上半身を倒した。
口の中で丹念に舌で舐めながら、指は後孔を拡げるように動かす。
アシェルは立っているのが辛いのか、膝がガクガクしだした。
「あっ、も、…でる。セイ、…はなし、て。」
俺は陰茎を吸うようにしてあげれば、更に刺激を受けたようで、あっという間に俺の口の中で達した。
口の中に出された精液を飲む。
陰茎から口を離す。
力が抜けたアシェルは、完全に俺に倒れ込み、全力疾走をした後のように肩で呼吸していた。
アシェルは俺の肩に頭を乗せ、俺の身体に寄りかかった。
力が抜けたようなので、2本目の指を入れて更に拡げていく。
「ああ!も、おわり、…んっ、だめ。」
拡げるように指を徐々に開きながら腸壁を擦る。
少し奥にいったところにしこりを感じたので、擦ると、
「あっ!ああっ!だめ!そこ、だめ!!」
アシェルは身体を震わせながら言う。
そこを重点にして擦れば、陰茎を舐めていた時より、喘ぎ声が大きかった。
俺の首に抱きつきながらの膝立ちの格好で、俺に後孔をいじられていた。
「アーシェ。」
と、呼べば、顔を向けてくれたので、キスをする。
まだキスをしてなかったな、なんと思いながら、空いている手でアシェルの頤を掴むと、舌を入れる。
アシェルの口の中には血の味がまだ残っていた。
話の中に、殴られて口の中を切ったと言っていた。
アシェルの血が流れたと聞いて、俺は怒った。
アシェルは、目標を完遂するために、自分の少しの犠牲はやむ得ないと思っているところがある。
『肉を切らせて骨を断つ』って言うけど、『肉を切らせないで骨を断つ』ことをアシェルに求めてしまう。
アシェルの心も身体も俺のモノだ、と思うと更に激しく舌を絡めて、指を動かす。
「んっ、んんっ!」
口を塞がれながらも、アシェルは喘ぐ。
ただ段々と息継ぎができなくなっていたようで、口が離れ、アシェルの身体が沈む。
アシェルは気を失ったように、俺にぐったりと倒れてしまった。
倒れた拍子に指も抜けてしまった。
流石にやりすぎたようだ。
今までは胸までしか触らなかった。
下半身を触り出したら、アシェルが泣いても喚いても、俺の気の済むまで犯していただろう。
今回も、アシェルが気を失わなかったら?と思うと、気を失ったことに感謝してしまう。
上半身だけを起こして、もう一度シャワーで身体を清める。
特にボディソープを後孔にも塗ってしまったので、よく流した。
時折アシェルの甘い声が漏れるが、心を無にして、綺麗に流した。
アシェルを片手で抱えて身体を拭き、バスローブを羽織らせ、ベッドに運び寝かせる。
俺は脱衣室に戻り、バスローブを羽織る。
疲れもあってか、すうすうとアシェルは眠っている。
久しぶりに眠る姿をみて、俺は隣に横たわる。
昔もこうしていたなぁと、ポンポンと胸を優しく叩く。
お昼寝の時間は母さんの寝物語を聞いて、反対に興奮したアシェルを寝かしていたなぁと、思い出す。
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