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本編
Ⅴ
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午後の授業にクラスに戻った時は、ギルフォードの予想通りに少し騒がれた。
いつもの姿に戻ったけど、食堂で見た人は少なくなかったようだ。
ピンクの子と取り巻き達の家に抗議文を出した。公爵2家に睨まれた彼らの未来は、明るいものではない。学園で絡んでくることもなく、大人しく過ごしているようだ。
ピンクの子に至っては、ギルフォードだけでなく、他の上級貴族子息にアプローチしたり、学園内で淫蕩に耽っている行為がたびたび目撃されたこともあり、1年間の謹慎処分を受けていた。同学年が3年生になった時にまた1年生からのやり直しだ。
更に謹慎中は学費も払わなくてならないので、家にとっては痛手となる。そのため退学することになって、他国のだいぶ歳上の商人の後妻になることに決まったらしい。
そして、僕達は無事学園を卒業した。
卒業後直ぐにアランが結婚した。僕達は結婚式に招待された。
僕達はアランに内緒でウエディングケーキを作った。
みんな初めての料理だったから失敗もしたけど、何回か練習して、上手くできた。
とにかく混ぜるのに力がいるから、ギルフォードとジークが頑張って、ダミアンはケーキのデザインを考えて、ローランドが飾り付けをしてくれた。その他は僕が担当した。
みんなからのお祝いとして、ケーキを披露した時にアランはものすごく喜んでくれた。
僕は、アランと旦那様になる侯爵に、『二人で切り分けて1番にご両親に渡して欲しい。ご両親にこれまでの感謝とこれからよろしくの意味を込めて。』と伝えた。
アランと侯爵のご両親ともに喜んでくれた。
前世できなかった結婚式だけど、今友人の為に何かできて良かったと思った。
「私達もアランのような素敵な結婚式を挙げたいな。」
「そうだね。頼んだよ、ギル。」
「アルサス、僕の結婚式でもケーキ頼んだ!」
「バカ!ローランド!今、良い雰囲気だったのをぶち壊して。」
「空気読めないのがローランドだから。」
僕達はまた笑いあった。
勤め出して、半月~1ヶ月は国中のあちこちに行って、戻ってきたら、育て方や薬効の確認をしたり、中々忙しい日々が続いている。
ギルフォードも市街地の巡回や鍛練、時には遠征もしている。
会う機会が少ないが、それでも一緒にいる時は大切にしてくれる。
2人きりになれば、ギルフォードから愛の言葉を贈ってくれるし、キスもするようになった。
唇が軽く触れるものから、舌を絡め合うものまでに変わっていった。
キスも始めは恥ずかしかったけど、いつしか離れ難いものに変わっていった。
僕の中のギルフォードへの気持ちも大きくなってきている。これが愛しいという感情なのだろう。
2年が経つ頃、結婚式の準備を始めないかと言われた。両家を交えて、話がどんどん決まっていった。
今年の秋に結婚式を挙げることになった。
ギルフォードも、頭角を表し、すでに副隊長まで務め上げている。
僕は役職はないけど、砂糖から始まり、色々な薬草を発見して、栽培に成功させていることから、陛下から男爵位を賜っていた。
3日間休みを貰えることになったので、魔の森の畑作りをすることにした。
ギルフォードは休みを合わせてくれて、一緒に来てくれた。
時々ギルフォードが手伝いに来てくれるから、ギルフォードの部屋も増設した。
夕食後にまったりソファで寛いでいる。洗い物が終わったギルフォードが隣に座る。
「アル、美味しかったよ。」
「洗い物ありがとう、ギル」
と、軽くキスを交わす。
ギルフォードは僕に聞いてきた。
「アルはまだ、キス以上のことはしたくない?」
「ギルとなら、したいという気持ちはあるよ。でも、怖いんだ。身体を許して欲に溺れて身体だけが目的になってしまったり、いつまでも待たせてしまって、ギルが他の人に心が移ってしまったらとか、考えてしまうんだ。そんなことないとわかっていても、考えてしまう。」
「私は、アルとしたい。でも、アルの心があることが前提だ。だから、ここにいる時だけ、肌を合わせてみないか?もちろん最後まではしない。私がどれだけアルを愛しているか感じとってもらいたい。」
「うん。僕もいつまでも逃げていてはダメだと思う。ギルに任せるかたちになるけどいい?」
「ありがとう、アル。」
ギルフォードは僕を横抱きにして、僕の寝室へとつれていった。
とにかく優しくしてくれた。キスから始めたが、服を脱がすのも、首筋にキスをするのも一つずつ確認をしてくれた。
1日目は下穿きは着たままで、直接には触られなかったけど、ギルフォードの手の温もりや、抱きしめられた時に伝わる体温が心地良かった。
2日目は、更に先に進み、陰経も触られた。ギルフォードの手淫で何回かイッて、気を失うように僕は寝てしまった。
男同士だからわかるけど、ギルフォードはめちゃくちゃ我慢してくれている。
それでも僕に気を遣って、自分の欲より僕を優先してくれている。
3日目は、僕もギルフォードを触った。騎士だけあって、筋肉が硬く、シックスパックを触りながらずっと羨ましいと言っていた。
お互いのものを合わせて高め合った。所謂兜合わせだ。
ギルフォードのは僕よりも大きかった。
本当にこれが僕の中に入るのか、心配なってしまった。
翌朝になれば、出仕しなければならないから、1、2日目程触り合いはしなかった。
でも、気持ちは満たされて、次の休みにも触って欲しいと伝えた。
ギルフォードは、めちゃくちゃ喜んでくれた。
でも挿入は、結婚式を挙げた初夜にしたいと言った。
ギルフォードもその考えでいてくれた。
抱きしめ合い寝ることも気持ち良かった。
ギルフォードから惜しみない愛情が、僕の心に浸透していく。
「ギルに愛されて、僕はすごく幸せだ。」
「アルも私を選んでくれてありがとう。でも、もっといっぱい幸せになろう。」
「うん。ギル、愛している。」
「私も愛している。」
それから、結婚式まで怒涛の日々を送った。
衣装から式の進行、招待状作りなどやることはいっぱいある。
新居を構えなくてはいけないので、その話し合いもあった。これから建てれば、結婚式までには間に合わないので、当分はうちの別邸に住むことが決まった。
今は空き家状態だから、使えばいいと父様が言ってくれた。
ギルフォードの家の別邸には、上の兄夫婦が暮らしているから、空いていないそうだ。
ちなみに僕の兄夫婦は再教育も終え、第一子も無事産まれた。子供が3歳になる頃に王都の屋敷に戻ってから、爵位を譲り、両親は領地の屋敷に暮らすことになった。
天高い秋晴れの日に、結婚式を挙げた。
久しぶりに6人集まった。アラン、ジーク、ローランドは伴侶を伴って。
ダミアンはまだ結婚をしていないから、恋人を連れての参加だったけど。
教会には両親達と6人で行って、神前で誓い合い、結婚証明書をもらう。
証明書は、いつだったか母様から見せてもらった本だった。
今ならわかるが、誓約魔法が施されてあるものだった。
そのあと、新郎側の家で披露宴を行う。
公爵子息同士の結婚ということで、招待客も多かった。お互いの職場からも大勢の方々がお祝いに来てくれた。
そして4人からウエディングケーキをもらった。
「アルサスがいないから、少し崩れたけど。」
「公爵家の料理人の指導の下で作ったから、味は保証する。」
「私達からのお祝いだ。」
「おめでとう!ギルフォード!アルサス!」
「みんなありがとう!」
「すっごい、うれしい!」
感極まって僕は泣いてしまった。
ギルフォードはよしよしと頭を撫でてくれる。
泣き止んでから、ギルフォードと切り分けて両親に感謝の言葉を添えて渡した。
それからギルフォードとお互いに食べさせ合った。
残りは使用人に頼んで、招待客に振る舞ってもらった。
披露宴も恙無く終わり、招待客を見送り、ギルフォードの両親にも挨拶をして、うちの別邸へと帰った。
初夜はとにかく凄かった。忙しい中、合間を縫って、ギルフォードに身体を拓かれていたから、痛みはなかったけど、ギルフォードの体力についていけず、何度も気を失った。
激しいけど優しくて、でも、ギラついた目を見るとなんかキュンとして。
僕は乙女モード全開だった。
部屋から出れたのは、結婚して5日後だった。
結婚して10日は休みがもらえたが、半分はベッドから出れなかった。
動けるようになってから、お祝い品を確認して御礼状をかいた。
ギルフォードが栞だけが入った封筒を見つけた。
差出人の名前もなかった。
栞には、ベルフラワーの押し花が施されてあった。
僕は誰からの贈り物かわかったから、僕から御礼状を出しておくと言った。
ベルフラワーの花言葉の一つに『感謝』の意味がある。ネモフィラの花言葉の一つである『あなたを許す』を正確に読み取ってくれたと思った。
結婚してからわかったことだけど、ギルフォードはナスが嫌いだった。
『皮が硬いクセに中がブニブニして、食感がダメ』って言っていた。
僕も嫌いなので、ナス料理を作ることがなく、助かった。
前世で彼女に裏切られて、人間不信になった僕が、最愛の人と結ばれるという話はここで一旦締めよう。
結婚してから、ギルフォードと僕は長期休みには旅行したり、夜会で隣国の王族に見初められた僕が、誘拐未遂事件にあったりするけど、それはまた別の機会で。
ーーーーーーーーーーーー
ここまで読んでいただきありがとうございます。
心から感謝します。
番外編とか一応考えております。
感想など一言だけでもいただけたら、嬉しいです。
いつもの姿に戻ったけど、食堂で見た人は少なくなかったようだ。
ピンクの子と取り巻き達の家に抗議文を出した。公爵2家に睨まれた彼らの未来は、明るいものではない。学園で絡んでくることもなく、大人しく過ごしているようだ。
ピンクの子に至っては、ギルフォードだけでなく、他の上級貴族子息にアプローチしたり、学園内で淫蕩に耽っている行為がたびたび目撃されたこともあり、1年間の謹慎処分を受けていた。同学年が3年生になった時にまた1年生からのやり直しだ。
更に謹慎中は学費も払わなくてならないので、家にとっては痛手となる。そのため退学することになって、他国のだいぶ歳上の商人の後妻になることに決まったらしい。
そして、僕達は無事学園を卒業した。
卒業後直ぐにアランが結婚した。僕達は結婚式に招待された。
僕達はアランに内緒でウエディングケーキを作った。
みんな初めての料理だったから失敗もしたけど、何回か練習して、上手くできた。
とにかく混ぜるのに力がいるから、ギルフォードとジークが頑張って、ダミアンはケーキのデザインを考えて、ローランドが飾り付けをしてくれた。その他は僕が担当した。
みんなからのお祝いとして、ケーキを披露した時にアランはものすごく喜んでくれた。
僕は、アランと旦那様になる侯爵に、『二人で切り分けて1番にご両親に渡して欲しい。ご両親にこれまでの感謝とこれからよろしくの意味を込めて。』と伝えた。
アランと侯爵のご両親ともに喜んでくれた。
前世できなかった結婚式だけど、今友人の為に何かできて良かったと思った。
「私達もアランのような素敵な結婚式を挙げたいな。」
「そうだね。頼んだよ、ギル。」
「アルサス、僕の結婚式でもケーキ頼んだ!」
「バカ!ローランド!今、良い雰囲気だったのをぶち壊して。」
「空気読めないのがローランドだから。」
僕達はまた笑いあった。
勤め出して、半月~1ヶ月は国中のあちこちに行って、戻ってきたら、育て方や薬効の確認をしたり、中々忙しい日々が続いている。
ギルフォードも市街地の巡回や鍛練、時には遠征もしている。
会う機会が少ないが、それでも一緒にいる時は大切にしてくれる。
2人きりになれば、ギルフォードから愛の言葉を贈ってくれるし、キスもするようになった。
唇が軽く触れるものから、舌を絡め合うものまでに変わっていった。
キスも始めは恥ずかしかったけど、いつしか離れ難いものに変わっていった。
僕の中のギルフォードへの気持ちも大きくなってきている。これが愛しいという感情なのだろう。
2年が経つ頃、結婚式の準備を始めないかと言われた。両家を交えて、話がどんどん決まっていった。
今年の秋に結婚式を挙げることになった。
ギルフォードも、頭角を表し、すでに副隊長まで務め上げている。
僕は役職はないけど、砂糖から始まり、色々な薬草を発見して、栽培に成功させていることから、陛下から男爵位を賜っていた。
3日間休みを貰えることになったので、魔の森の畑作りをすることにした。
ギルフォードは休みを合わせてくれて、一緒に来てくれた。
時々ギルフォードが手伝いに来てくれるから、ギルフォードの部屋も増設した。
夕食後にまったりソファで寛いでいる。洗い物が終わったギルフォードが隣に座る。
「アル、美味しかったよ。」
「洗い物ありがとう、ギル」
と、軽くキスを交わす。
ギルフォードは僕に聞いてきた。
「アルはまだ、キス以上のことはしたくない?」
「ギルとなら、したいという気持ちはあるよ。でも、怖いんだ。身体を許して欲に溺れて身体だけが目的になってしまったり、いつまでも待たせてしまって、ギルが他の人に心が移ってしまったらとか、考えてしまうんだ。そんなことないとわかっていても、考えてしまう。」
「私は、アルとしたい。でも、アルの心があることが前提だ。だから、ここにいる時だけ、肌を合わせてみないか?もちろん最後まではしない。私がどれだけアルを愛しているか感じとってもらいたい。」
「うん。僕もいつまでも逃げていてはダメだと思う。ギルに任せるかたちになるけどいい?」
「ありがとう、アル。」
ギルフォードは僕を横抱きにして、僕の寝室へとつれていった。
とにかく優しくしてくれた。キスから始めたが、服を脱がすのも、首筋にキスをするのも一つずつ確認をしてくれた。
1日目は下穿きは着たままで、直接には触られなかったけど、ギルフォードの手の温もりや、抱きしめられた時に伝わる体温が心地良かった。
2日目は、更に先に進み、陰経も触られた。ギルフォードの手淫で何回かイッて、気を失うように僕は寝てしまった。
男同士だからわかるけど、ギルフォードはめちゃくちゃ我慢してくれている。
それでも僕に気を遣って、自分の欲より僕を優先してくれている。
3日目は、僕もギルフォードを触った。騎士だけあって、筋肉が硬く、シックスパックを触りながらずっと羨ましいと言っていた。
お互いのものを合わせて高め合った。所謂兜合わせだ。
ギルフォードのは僕よりも大きかった。
本当にこれが僕の中に入るのか、心配なってしまった。
翌朝になれば、出仕しなければならないから、1、2日目程触り合いはしなかった。
でも、気持ちは満たされて、次の休みにも触って欲しいと伝えた。
ギルフォードは、めちゃくちゃ喜んでくれた。
でも挿入は、結婚式を挙げた初夜にしたいと言った。
ギルフォードもその考えでいてくれた。
抱きしめ合い寝ることも気持ち良かった。
ギルフォードから惜しみない愛情が、僕の心に浸透していく。
「ギルに愛されて、僕はすごく幸せだ。」
「アルも私を選んでくれてありがとう。でも、もっといっぱい幸せになろう。」
「うん。ギル、愛している。」
「私も愛している。」
それから、結婚式まで怒涛の日々を送った。
衣装から式の進行、招待状作りなどやることはいっぱいある。
新居を構えなくてはいけないので、その話し合いもあった。これから建てれば、結婚式までには間に合わないので、当分はうちの別邸に住むことが決まった。
今は空き家状態だから、使えばいいと父様が言ってくれた。
ギルフォードの家の別邸には、上の兄夫婦が暮らしているから、空いていないそうだ。
ちなみに僕の兄夫婦は再教育も終え、第一子も無事産まれた。子供が3歳になる頃に王都の屋敷に戻ってから、爵位を譲り、両親は領地の屋敷に暮らすことになった。
天高い秋晴れの日に、結婚式を挙げた。
久しぶりに6人集まった。アラン、ジーク、ローランドは伴侶を伴って。
ダミアンはまだ結婚をしていないから、恋人を連れての参加だったけど。
教会には両親達と6人で行って、神前で誓い合い、結婚証明書をもらう。
証明書は、いつだったか母様から見せてもらった本だった。
今ならわかるが、誓約魔法が施されてあるものだった。
そのあと、新郎側の家で披露宴を行う。
公爵子息同士の結婚ということで、招待客も多かった。お互いの職場からも大勢の方々がお祝いに来てくれた。
そして4人からウエディングケーキをもらった。
「アルサスがいないから、少し崩れたけど。」
「公爵家の料理人の指導の下で作ったから、味は保証する。」
「私達からのお祝いだ。」
「おめでとう!ギルフォード!アルサス!」
「みんなありがとう!」
「すっごい、うれしい!」
感極まって僕は泣いてしまった。
ギルフォードはよしよしと頭を撫でてくれる。
泣き止んでから、ギルフォードと切り分けて両親に感謝の言葉を添えて渡した。
それからギルフォードとお互いに食べさせ合った。
残りは使用人に頼んで、招待客に振る舞ってもらった。
披露宴も恙無く終わり、招待客を見送り、ギルフォードの両親にも挨拶をして、うちの別邸へと帰った。
初夜はとにかく凄かった。忙しい中、合間を縫って、ギルフォードに身体を拓かれていたから、痛みはなかったけど、ギルフォードの体力についていけず、何度も気を失った。
激しいけど優しくて、でも、ギラついた目を見るとなんかキュンとして。
僕は乙女モード全開だった。
部屋から出れたのは、結婚して5日後だった。
結婚して10日は休みがもらえたが、半分はベッドから出れなかった。
動けるようになってから、お祝い品を確認して御礼状をかいた。
ギルフォードが栞だけが入った封筒を見つけた。
差出人の名前もなかった。
栞には、ベルフラワーの押し花が施されてあった。
僕は誰からの贈り物かわかったから、僕から御礼状を出しておくと言った。
ベルフラワーの花言葉の一つに『感謝』の意味がある。ネモフィラの花言葉の一つである『あなたを許す』を正確に読み取ってくれたと思った。
結婚してからわかったことだけど、ギルフォードはナスが嫌いだった。
『皮が硬いクセに中がブニブニして、食感がダメ』って言っていた。
僕も嫌いなので、ナス料理を作ることがなく、助かった。
前世で彼女に裏切られて、人間不信になった僕が、最愛の人と結ばれるという話はここで一旦締めよう。
結婚してから、ギルフォードと僕は長期休みには旅行したり、夜会で隣国の王族に見初められた僕が、誘拐未遂事件にあったりするけど、それはまた別の機会で。
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ここまで読んでいただきありがとうございます。
心から感謝します。
番外編とか一応考えております。
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