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4 それぞれの思い
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(エメリーヌ視点)
私は物心ついた時からお父様が嫌いだった。
「エメリーヌはお母様に似て冴えなくて可哀想に。このわたしに似れば銀髪にアメジストの瞳の素晴らしい美女だったろうになぁ。実に残念だ」
そのような言葉を何度も言われれば嫌いにならないほうが不思議だ。
さらに、お母様を度々モニカという女性を引き合いに出しては貶していた。モニカの方が優しかったとか美しかったとか、締めくくりの言葉はいつも決まっている。
「本当に好きな相手とは一緒にはなれないのだな。人生とは悲しいものだ」という言葉だ。これはお母様だけを否定しているのではない。私やお兄様の存在さえも軽んじて否定し、なんの価値もないと烙印を押すような言葉だ。
だから私は思った。こんなお父様なんていらない、と。私達がお父様を捨てたのではない。ずっと昔に、お父様のほうから私達を捨てたのよ。
(レオナール視点)
わたしは父上を軽蔑していた。母上を貶し他の女性を褒めたり、エメリーヌに『母親に似て冴えない容姿に産まれて可哀想に』と言ったり、酷い言動が目立つからだ。
母上は絶世の美女ではないが清潔感があり上品で、顔立ちだって綺麗なほうだと思う。わたしにとっては理想の母親だし、エメリーヌは可愛い妹だ。
それほどモニカという女性が大事だったのなら、駆け落ちでもして平民になれば良かったじゃないか。添い遂げる道はあったはずだ。なのに、それもせずに被害者づらをしている父上は卑怯者だ。
「本当に好きな相手とは一緒にはなれないのだな。人生とは悲しいものだ」
とため息をつく父上。
母上はわたしたちの前で一度たりとも父上のことを悪く言うことはなかったのに、このような言葉を何度も家族の前で言う男など父とは認めない。
だから、わたしは父を捨てた。わたしが捨てたわけじゃない。父上が先にわたし達家族を捨てたんだ。
父上を屋敷から追い出してわたしが爵位を継ぐと、母上は離れに移り事業や領地経営から徐々に手を引き、今はちょっとしたレストランを経営している。料理が趣味のエメリーヌが、『私は結婚しないわ』と、言って料理の勉強を本格的に始めたからだ。
あの父親を見たら結婚への憧れはなくなるよな、そう思った。けれど、最近はちょっとした変化がおとずれている。わたしの新しい親友がエメリーヌを狙っているのだ。
「エメリーヌ嬢が好きなんだ。モニカの息子だとやはり相手にしてもらえないかな?」
弱気なことを言うマテオ・レセップス伯爵は、モニカからの手紙でこちらに興味を持ち、たびたび屋敷に遊びに来るようになった。
マテオは若い頃のモニカ様に似て綺麗すぎる男だが、それはわたしも若い頃の父上に似ているのでお互い様だ。中身は堅実で浮ついたところがないのも一緒。だからとても気があうし、あのような男ならエメリーヌを任せられると思う。
母上が経営するレストランの名前は『ファミリー』。そこに頻繁に集うのはアレクシ伯父上夫妻とわたしやマテオだ。やがて、わたしはアレクシ伯父上夫妻の長女アイリーン嬢と婚約した。
マテオはエメリーヌに今日も花束を贈る。愛の告白の意味のチューリップを毎回持ってくるなんてベタすぎる。でも、わたしはこの先の未来が楽しみだ。
(イザベラ視点)
私は晴れて離婚して自由の身になった。これからはなんでも好きなことができる! 素晴らしい開放感に思わず笑いが止まらない。
ただひとつ気がかりなのは娘のエメリーヌだ。『私、お父様のように自信過剰な容姿が良いだけの男性は嫌いだし、そもそも男って裏切ると思うから嫌。一生、結婚しないわ』そんなことを言い、王立貴族学園を卒業してから調理師養成学園に通い始めたのだ。
困った、と思ったけれどまだ若いから気持ちは変わるはず。レストランを娘の為に経営し厨房で働かせてレオナールと相談した。
「大丈夫ですよ。もうレセップス伯爵がエメリーヌに恋をしています。あの二人ならきっと気が合いますよ」
とレオナール。
「あぁ、そういうことなら大丈夫ね」
私は朗らかに笑った。レセップス伯爵は容姿がとても良いけれど、中身も抜群に良い。モニカ様の美しさと前レセップス伯爵の知性と才覚を併せ持つ、レオナールに勝るとも劣らない優秀な男性だもの。
これは政略結婚じゃないわよ。だから無理矢理、一緒にはさせない。ゆっくりと二人の仲が深まるように、私とレオナールで応援し、アレクシお兄様にも協力してもらおう。
私の娘と息子にはきっと素晴らしい結婚生活が待っているはず、私はそう信じているわ。
完
🐷おまけ
(ロマン視点)
「はぁーー。今日のおやつはこれだけなの? ケーキがたったワンホールなんて・・・・・・しかも1種類。餓死しちゃうわよ」
チョコレートケーキをホールごと頬張るモニカにわたしはため息をついた。
「大丈夫だよ、モニカ。君は山で遭難しても、ひと月は水さえあれば生きていけると思う。いや、ふた月かな」
「何言っているのよ。私のようなか弱い女が山で生きていけるわけがないじゃない。それより、今日のディナーはなにかしら? 最近ロマンの元奥様がレストランを開いたそうね? 一度行ってみたいわ。美味しいのかしら?」
「いや、行っても入れてくれるかどうか・・・・・・子供達にはすっかり嫌われてしまったし。はぁーー、人生ってなんでこんなに悲しいのだ。本当に愛している女とは添い遂げられないものなのだな」
そう言ったわたしにモニカのパンチが飛んできた。食堂の壁まで吹っ飛び頭をぶつけて、あやうく脳しんとうをおこすところだ。
「ちょっと! 私達は話し合って、昔のような過ちはおかさないと約束したわよね? 終わったことをいつまでも引きずるな! 前を向いて明るく生きなさい! ほら、私のチョコレートケーキちょっと分けてあげるから」
手渡された小皿にちょこんとのせられたチョコレートケーキの、あまりの小ささに思わず苦笑いをする。紅茶をぷくぷくの手で注いでくれたモニカはニカリと笑う。口元にはチョコがついており、歯にはミントの葉(ケーキの上に飾ってあった)が挟まっていたけれど、笑った顔には昔の面影がほんの少しだけある。
「モニカ。少しづつでもダイエットしような。これ以上太ったら健康が損なわれるよ。わたしも頑張るからさ」
ボソッと言ったわたしにモニカは頷いた。
「そうよ、ロマンは太りすぎだもん。そんなお腹だといろいろな病気になるわよ」
いつまでも、わたしより自分が太っていることを認めないモニカだ。
「よいしょっ」と言いながら、パァーーンとお腹を打ちたたく。
(それはなにかの芸なのか? ・・・・・・ま、まぁ、慣れればこれも可愛いもんさ。はぁーー😢)
おしまい
私は物心ついた時からお父様が嫌いだった。
「エメリーヌはお母様に似て冴えなくて可哀想に。このわたしに似れば銀髪にアメジストの瞳の素晴らしい美女だったろうになぁ。実に残念だ」
そのような言葉を何度も言われれば嫌いにならないほうが不思議だ。
さらに、お母様を度々モニカという女性を引き合いに出しては貶していた。モニカの方が優しかったとか美しかったとか、締めくくりの言葉はいつも決まっている。
「本当に好きな相手とは一緒にはなれないのだな。人生とは悲しいものだ」という言葉だ。これはお母様だけを否定しているのではない。私やお兄様の存在さえも軽んじて否定し、なんの価値もないと烙印を押すような言葉だ。
だから私は思った。こんなお父様なんていらない、と。私達がお父様を捨てたのではない。ずっと昔に、お父様のほうから私達を捨てたのよ。
(レオナール視点)
わたしは父上を軽蔑していた。母上を貶し他の女性を褒めたり、エメリーヌに『母親に似て冴えない容姿に産まれて可哀想に』と言ったり、酷い言動が目立つからだ。
母上は絶世の美女ではないが清潔感があり上品で、顔立ちだって綺麗なほうだと思う。わたしにとっては理想の母親だし、エメリーヌは可愛い妹だ。
それほどモニカという女性が大事だったのなら、駆け落ちでもして平民になれば良かったじゃないか。添い遂げる道はあったはずだ。なのに、それもせずに被害者づらをしている父上は卑怯者だ。
「本当に好きな相手とは一緒にはなれないのだな。人生とは悲しいものだ」
とため息をつく父上。
母上はわたしたちの前で一度たりとも父上のことを悪く言うことはなかったのに、このような言葉を何度も家族の前で言う男など父とは認めない。
だから、わたしは父を捨てた。わたしが捨てたわけじゃない。父上が先にわたし達家族を捨てたんだ。
父上を屋敷から追い出してわたしが爵位を継ぐと、母上は離れに移り事業や領地経営から徐々に手を引き、今はちょっとしたレストランを経営している。料理が趣味のエメリーヌが、『私は結婚しないわ』と、言って料理の勉強を本格的に始めたからだ。
あの父親を見たら結婚への憧れはなくなるよな、そう思った。けれど、最近はちょっとした変化がおとずれている。わたしの新しい親友がエメリーヌを狙っているのだ。
「エメリーヌ嬢が好きなんだ。モニカの息子だとやはり相手にしてもらえないかな?」
弱気なことを言うマテオ・レセップス伯爵は、モニカからの手紙でこちらに興味を持ち、たびたび屋敷に遊びに来るようになった。
マテオは若い頃のモニカ様に似て綺麗すぎる男だが、それはわたしも若い頃の父上に似ているのでお互い様だ。中身は堅実で浮ついたところがないのも一緒。だからとても気があうし、あのような男ならエメリーヌを任せられると思う。
母上が経営するレストランの名前は『ファミリー』。そこに頻繁に集うのはアレクシ伯父上夫妻とわたしやマテオだ。やがて、わたしはアレクシ伯父上夫妻の長女アイリーン嬢と婚約した。
マテオはエメリーヌに今日も花束を贈る。愛の告白の意味のチューリップを毎回持ってくるなんてベタすぎる。でも、わたしはこの先の未来が楽しみだ。
(イザベラ視点)
私は晴れて離婚して自由の身になった。これからはなんでも好きなことができる! 素晴らしい開放感に思わず笑いが止まらない。
ただひとつ気がかりなのは娘のエメリーヌだ。『私、お父様のように自信過剰な容姿が良いだけの男性は嫌いだし、そもそも男って裏切ると思うから嫌。一生、結婚しないわ』そんなことを言い、王立貴族学園を卒業してから調理師養成学園に通い始めたのだ。
困った、と思ったけれどまだ若いから気持ちは変わるはず。レストランを娘の為に経営し厨房で働かせてレオナールと相談した。
「大丈夫ですよ。もうレセップス伯爵がエメリーヌに恋をしています。あの二人ならきっと気が合いますよ」
とレオナール。
「あぁ、そういうことなら大丈夫ね」
私は朗らかに笑った。レセップス伯爵は容姿がとても良いけれど、中身も抜群に良い。モニカ様の美しさと前レセップス伯爵の知性と才覚を併せ持つ、レオナールに勝るとも劣らない優秀な男性だもの。
これは政略結婚じゃないわよ。だから無理矢理、一緒にはさせない。ゆっくりと二人の仲が深まるように、私とレオナールで応援し、アレクシお兄様にも協力してもらおう。
私の娘と息子にはきっと素晴らしい結婚生活が待っているはず、私はそう信じているわ。
完
🐷おまけ
(ロマン視点)
「はぁーー。今日のおやつはこれだけなの? ケーキがたったワンホールなんて・・・・・・しかも1種類。餓死しちゃうわよ」
チョコレートケーキをホールごと頬張るモニカにわたしはため息をついた。
「大丈夫だよ、モニカ。君は山で遭難しても、ひと月は水さえあれば生きていけると思う。いや、ふた月かな」
「何言っているのよ。私のようなか弱い女が山で生きていけるわけがないじゃない。それより、今日のディナーはなにかしら? 最近ロマンの元奥様がレストランを開いたそうね? 一度行ってみたいわ。美味しいのかしら?」
「いや、行っても入れてくれるかどうか・・・・・・子供達にはすっかり嫌われてしまったし。はぁーー、人生ってなんでこんなに悲しいのだ。本当に愛している女とは添い遂げられないものなのだな」
そう言ったわたしにモニカのパンチが飛んできた。食堂の壁まで吹っ飛び頭をぶつけて、あやうく脳しんとうをおこすところだ。
「ちょっと! 私達は話し合って、昔のような過ちはおかさないと約束したわよね? 終わったことをいつまでも引きずるな! 前を向いて明るく生きなさい! ほら、私のチョコレートケーキちょっと分けてあげるから」
手渡された小皿にちょこんとのせられたチョコレートケーキの、あまりの小ささに思わず苦笑いをする。紅茶をぷくぷくの手で注いでくれたモニカはニカリと笑う。口元にはチョコがついており、歯にはミントの葉(ケーキの上に飾ってあった)が挟まっていたけれど、笑った顔には昔の面影がほんの少しだけある。
「モニカ。少しづつでもダイエットしような。これ以上太ったら健康が損なわれるよ。わたしも頑張るからさ」
ボソッと言ったわたしにモニカは頷いた。
「そうよ、ロマンは太りすぎだもん。そんなお腹だといろいろな病気になるわよ」
いつまでも、わたしより自分が太っていることを認めないモニカだ。
「よいしょっ」と言いながら、パァーーンとお腹を打ちたたく。
(それはなにかの芸なのか? ・・・・・・ま、まぁ、慣れればこれも可愛いもんさ。はぁーー😢)
おしまい
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一気読みしました。
面白かったですが、お互いの子供同士でくっ付くのか〜遺伝子が求めてるのか?にモヤッとしてしまったw
イザベラにもロマンス欲しかったなw
最後のロマンとモニカのお話は、笑わせていただきました。
見た目はお互い変わっても初恋実らせ、仲良く暮らせそうで良かったですねw
🌱➰🌱➰🌱➰🌱➰🌱
🌼ɢ००Ð ღօʀռíɳɢ🌼
🌱➰🌱➰🌱➰🌱➰🌱
∧🎀∧||∧🎀∧
(。・Α・∩∩・∀・。)
Οu_Ο Θ_uΘ感想ありがとうございます🙇🏻♀️🌈
>一気読みしました
ありがとうございます🙇🏻♀️
>遺伝子が求めているか?にもやっとしてしまった
( ˆ﹀ˆ٥)アハハハハ💦申し訳ないです
>仲良く暮らせそうでよかったですね
仲良く?ですけれど、まぁ言いたいことを言い合いながら
2人で暮らすしかないですよね😅
多分あまり仲良くない30年ぐらい連れ添ったような
腐れ縁の感じの夫婦の雰囲気になっていそうꉂ🤣𐤔𐤔
今日もよい1日をお過ごし下さいませ🌷🌈
エメリーヌ?
エメリーン?
どっちでしょうか?両方ありますが。
はいはい
エメリーヌです〜
いつも誤字多めで
┳┻|
┻┳|ゴメン...
┳┻|_∧
┻┳|・ω・)
┳┻|⊂ノ
┻┳|J
誤字報告ありがとうございます🌈🤗
おい、クズの親。子供二人を無事誕生させたのはイザベラであってクズではないぞ。クズはあくまで誕生させるための種をまいただけだろ。大事に育み育てたイザベラだろうが、間違えんな。
/ ̄ ̄\
/ 〇・ >
/ ε │
/ 〇・ >
(つ_と\__/
∪ ∪
あ、ロマンの親に怒ってるのね😅
そうそう
おっしゃる通りですね
感想ありがとうございます🌷