(完)子供も産めない役立たずと言われて・・・・・・

グレイス・カリブ伯爵令嬢である私は、家が没落し父も母も流行病で亡くなり借金だけが残った。アイザック・レイラ準男爵が私の美貌を気に入って、借金を払ってくれた。私は、彼の妻になった。始めは幸せだったけれど、子供がなかなかできず義理の両親から責められる日々が続いた。

夫は愛人を連れてきて一緒に住むようになった。彼女のお腹には夫の子供がいると言う。義理の両親や夫から虐げられ愛人からもばかにされる。「子供も産めない役立たず」と毎日罵られる日々だった。

私には歳の離れた兄がいて、その昔、父と諍いを起こし家を出たのだった。その兄が生きていて、チートな冒険者になっており勇者と共に戻って来た。だが、愛人が私のふりをして・・・・・・ざまぁ。納得の因果応報。

虐げられる美貌の主人公系。

大14回恋愛大賞で奨励賞をいただきました。ちなみに順位は37位でした。投票して頂きありがとうございました。
24h.ポイント 92pt
1,787
小説 11,358 位 / 197,995件 恋愛 5,521 位 / 58,621件

あなたにおすすめの小説

夫に二番目の番がいました

神木希美
恋愛
「君が運命の番のようだ」 私に愛を告げたミカエル王子。 しかし結婚して半年、彼に二番目の番がいることが発覚する。

所詮私は二番目の妻ですので

神木希美
恋愛
夫が溺愛していたのは、私の妹だった。 しかし私はそれを黙って見ているしかない。 所詮私は二番目の妻ですので。

【完結】このままずっと、気付かないで

遥瀬 ひな
恋愛
オフィリアはギルバートの婚約者だ。そう、生まれた時からずっと。 なのに今、その婚約を解消して欲しいと言われている。他でもないギルバート本人から、なんの前触れもなく突然に。 「すまない、オフィリア。」 「畏まりました、王太子殿下。」 そう答えるしかない、わたくし。それ以外の答えなど求められてはいないと分かっているから。 ♪たくさんの、いいね❤️やエール🎉ありがとうございました♪

【完結】契約通りに脇役を演じていましたが

曽根原ツタ
恋愛
公爵令嬢ロゼは、優秀な妹の引き立て役だった。周囲は妹ばかりを優先し、ロゼは妹の命令に従わされて辛い日々を過ごしていた。 そんなとき、大公から縁談を持ちかけられる。妹の引き立て役から解放されたロゼは、幸せになっていく。一方の妹は、破滅の道をたどっていき……? 脇役だと思っていたら妹と立場が逆転する話。

愛する夫が目の前で別の女性と恋に落ちました。

ましゅぺちーの
恋愛
伯爵令嬢のアンジェは公爵家の嫡男であるアランに嫁いだ。 子はなかなかできなかったが、それでも仲の良い夫婦だった。 ――彼女が現れるまでは。 二人が結婚して五年を迎えた記念パーティーでアランは若く美しい令嬢と恋に落ちてしまう。 それからアランは変わり、何かと彼女のことを優先するようになり……

お望み通り、別れて差し上げます!

珊瑚
恋愛
「幼なじみと子供が出来たから別れてくれ。」 本当の理解者は幼なじみだったのだと婚約者のリオルから突然婚約破棄を突きつけられたフェリア。彼は自分の家からの支援が無くなれば困るに違いないと思っているようだが……?

私のことはお気になさらず

みおな
恋愛
 侯爵令嬢のティアは、婚約者である公爵家の嫡男ケレスが幼馴染である伯爵令嬢と今日も仲睦まじくしているのを見て決意した。  そんなに彼女が好きなのなら、お二人が婚約すればよろしいのよ。  私のことはお気になさらず。

『今さら愛していると言われましても』

ゆる
恋愛
――「お前は公爵夫人として相応しくない。離縁だ」 夫であるディーン・フォン・アルベリオン公爵から突然告げられ、エリシアは公爵家を追放される。 愛人のいる夫との『白い結婚』に未練はなく、むしろ自由を得られたと密かに喜ぶエリシア。 彼女は辺境の村に移り住み、好きな庭仕事や薬草作りに没頭しながら、穏やかで幸せな日々を送る。 ところが、エリシアの手によって村の人々が癒され、荒れ果てた土地が次々と豊かになると、いつしか彼女は『聖女』と呼ばれるようになっていた。 そんな折、彼女のもとにかつての夫が現れ、必死の形相で懇願する。 ――「頼む、戻ってきてくれ……! お前がいなくなって、公爵家は滅茶苦茶なんだ!」 だが、エリシアにはすでに新たな『白い結婚』の相手がいた。 その相手はなんと王国の第二王子。形式的な結婚のはずが、気がつけば彼からの距離がどんどん縮まっていき……? 「今さら後悔しても、もう遅いですわ」