(R18)灰かぶり姫の公爵夫人の華麗なる変身

青空一夏

文字の大きさ
上 下
7 / 9

☆やっと結ばれた夜

しおりを挟む
私達は失った時間を取り戻していた。



私は学園のことや友人になった王女や皇女のことを話していた。



「そうか!そんなにいい親友ができたんだね。今度、一緒にその国に遊びに行こう」

レイモンド様は朗らかに笑いながら言った。



「ダメですわ!レイモンド様はあの手紙のおかげですっかり私の親友に嫌われていますもの!あぁ、そうだ。お手紙を書きましょう。今はすっかり仲良しだって」



私とレイモンド様は手をつないで、庭園をお散歩し、一緒に食事をし、一緒に抱き合って眠った。



でも、まだ初夜はおあずけだ。



「この手紙のせいでずっとわたしを恨んでいただろう?ゆっくりでいいから、わたしを好きになっておくれ。初夜はそれからでかまわない」

レイモンド様がそう言って私の髪をそっと撫でた。



私は、心の底から愛されている気分で嬉しかった。









朝、起きると一番にお互いキスをしあい、手を絡め合った。



町にも一緒にお出かけしたし、おそろいの指輪もブレスレットもして

夫が大好きだという思いが日に日に膨らんでいった。



「レイモンド様、私をほんとの妻にしてくださいませ」

ある日、私は寝室で顔を赤らめながら言ったの。



私の身体全部をレイモンド様にあげたかった。


レイモンド様は私の手をとると、手の甲から指の先までキスをして腕や肩にもキスの雨がふってきて、くすぐったいけれど気持ちがいい。

ネグリジェをレイモンド様が下にずらすとはだけて乳首があらわになる。

レイモンド様が舌で何度も乳首を転がす度に甘い声がでちゃう。

甘くしびれる感覚が全身に伝わって、泣きそうになってレイモンド様の顔を見上げると私をうっとりと見ていた。

「すごく、綺麗だね」
素敵な声が囁くと私の全身があわだつ。

男らしい腕と筋肉質な身体を見て惚れ惚れして、この綺麗な逞しい男性が私の夫なんだと思うと幸せな気持ちがこみ上げてきた。

「私、レイモンド様が大好きです」
レイモンド様はとても満足そうにほほえんだ。

私達は手と手を絡め合ってキスをした。

舌を絡め合って、何度も何度も。

レイモンド様は私の一番感じる秘密の場所を指でそっと触る。

敏感な肉芽を私の愛液ですべらせてそっと輪を描くように撫でまわされると、もうそれだけで蕩けそうになってしまう。

「気持ちいい。レイモンド様、それ、すごく‥‥いい‥‥あぁーー」

レイモンド様とキスを交わしながら秘所を指で可愛がられていると、こんな快楽がこの世にあったのかと驚くほどだった。

でも、レイモンド様が入れようとしている大きなモノをみたら恐怖で腰が引けた。

「そんな大きいの無理‥‥」
私はレイモンド様に甘えながら言うとレイモンド様は、一層熱っぽい眼差しになり私の腰を抱いて、胸から秘所にかけてキスをしていく。

私は大きく足を開かせられて、今、レイモンド様に秘密の場所を舐められて喘いでる。

綺麗なお顔のレイモンド様が、ジュルジュルと音をたてて、私のそこをすすっているから恥ずかしすぎるのと、気持ちいいのでもう意識がとびそう。

「ねぇ、レイモンド様、こっちに来て、キスして」
おねだりすると、私の顔の前に、美しい夫の顔があらわれた。

見つめ合って、お互いの愛を確かめると、何度も何度もキスを交わす。

その間も夫は私の秘所を指で愛撫しているから、もうとろとろに溶け出しているかんじがする。

「ちょっとずつ、いれるから」
レイモンド様が言うと、私はうなずいて目を閉じた。

ほんとに少しずつ私に入ってきて最後まで全部おさまったときに、痛いような気持ちいいような不思議な感覚だった。

優しく少しづつ動きながら愛の言葉を囁かれた私は、少し痛いけど我慢できた。

「愛してるよ」
そう言うレイモンド様の顔は嬉しそうに輝いていて、私も嬉しくて満ち足りた気分だった。

この世の幸せは私が全部、独占した気分!

そう、私はレイモンド様と恋に落ちたの。

この方のためにきっと私はうまれてきたんだって素直に信じられた。

「来週は王宮で舞踏会がある。こんなに綺麗で麗しい妻をエスコートできるなんて夢みたいだ」
夫が私の耳元で囁いた。

「社交界?大丈夫!任せて。レイモンド様に恥なんか、かかせないわ」
私は夫につぶやくと逞しい腕のなかで心地良い眠りについた。






しおりを挟む
感想 10

あなたにおすすめの小説

【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される

奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。 けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。 そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。 2人の出会いを描いた作品はこちら 「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630 2人の誓約の儀を描いた作品はこちら 「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」 https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041

【R18】深層のご令嬢は、婚約破棄して愛しのお兄様に花弁を散らされる

奏音 美都
恋愛
バトワール財閥の令嬢であるクリスティーナは血の繋がらない兄、ウィンストンを密かに慕っていた。だが、貴族院議員であり、ノルウェールズ侯爵家の三男であるコンラッドとの婚姻話が持ち上がり、バトワール財閥、ひいては会社の経営に携わる兄のために、お見合いを受ける覚悟をする。 だが、今目の前では兄のウィンストンに迫られていた。 「ノルウェールズ侯爵の御曹司とのお見合いが決まったって聞いたんだが、本当なのか?」」  どう尋ねる兄の真意は……

【R18】愛され総受け女王は、20歳の誕生日に夫である美麗な年下国王に甘く淫らにお祝いされる

奏音 美都
恋愛
シャルール公国のプリンセス、アンジェリーナの公務の際に出会い、恋に落ちたソノワール公爵であったルノー。 両親を船の沈没事故で失い、突如女王として戴冠することになった間も、彼女を支え続けた。 それから幾つもの困難を乗り越え、ルノーはアンジェリーナと婚姻を結び、単なる女王の夫、王配ではなく、自らも執政に取り組む国王として戴冠した。 夫婦となって初めて迎えるアンジェリーナの誕生日。ルノーは彼女を喜ばせようと、画策する。

敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される

clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。 状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。

【R18】仲のいいバイト仲間だと思ってたら、いきなり襲われちゃいました!

奏音 美都
恋愛
ファミレスのバイト仲間の豪。 ノリがよくて、いい友達だと思ってたんだけど……いきなり、襲われちゃった。 ダメだって思うのに、なんで拒否れないのー!!

【R18】人気AV嬢だった私は乙ゲーのヒロインに転生したので、攻略キャラを全員美味しくいただくことにしました♪

奏音 美都
恋愛
「レイラちゃん、おつかれさまぁ。今日もよかったよ」 「おつかれさまでーす。シャワー浴びますね」 AV女優の私は、仕事を終えてシャワーを浴びてたんだけど、石鹸に滑って転んで頭を打って失神し……なぜか、乙女ゲームの世界に転生してた。 そこで、可愛くて美味しそうなDKたちに出会うんだけど、この乙ゲーって全対象年齢なのよね。 でも、誘惑に抗えるわけないでしょっ! 全員美味しくいただいちゃいまーす。

ドSな彼からの溺愛は蜜の味

鳴宮鶉子
恋愛
ドSな彼からの溺愛は蜜の味

若社長な旦那様は欲望に正直~新妻が可愛すぎて仕事が手につかない~

雪宮凛
恋愛
「来週からしばらく、在宅ワークをすることになった」 夕食時、突如告げられた夫の言葉に驚く静香。だけど、大好きな旦那様のために、少しでも良い仕事環境を整えようと奮闘する。 そんな健気な妻の姿を目の当たりにした夫の至は、仕事中にも関わらずムラムラしてしまい――。 全3話 ※タグにご注意ください/ムーンライトノベルズより転載

処理中です...