探偵注文所

八雲 銀次郎

文字の大きさ
上 下
2 / 281
人物紹介

普通捜査班

しおりを挟む
通常捜査班
 通称アマキ班。天木涼子筆頭全六名での構成。
 捜査を行うにあたって、現場の指揮や指令などを行う謂わば、管制塔の様な班。どちらかと言うと頭脳班で、肉体的なクサカベ班とは対照的。
 通常とは名ばかりで、余裕がある限り、全ての捜査・調査を行う。天真爛漫な天木のお陰か、班員皆、仲がいい。
 また、全班員甘党で、差し入れで持ってくる物は、菓子類が多い。

天木涼子
 通常捜査班班長。面倒くさがりで、自分の好きな事しかやらない。ホームズメンバー一、身長が小さく、童顔のため、中学生と思われることも少なくない。それを利用して、他人に頼みごとをすることもしばしば…。
 その癖、プライドが高く、負けず嫌い。
 ちなみに、ホームズメンバーの愛称は、彼女が付けた。
 愛車は海外メーカーのクロカン。好きな食べ物はアップルパイ。

浅石京子(あさいしみやこ)/アミ
 通常捜査班副班長。ホームズ結成時からの初期メンバーで、在籍日数で言えば、日下部より長い。計算力が高く、経理担当でもある。
 天木とは正反対な性格で、きちんと、仕事をこなす。彼女の取りこぼした仕事も請け負う。
 元公務員で、財務に係る仕事をしていた。ある事件をきっかけに、ザッキーと知り合い、職場も辞めた。
 定番飲料はバナナシェイク。好きな食べ物はシュークリーム。

熊谷明日香(くまがやあすか)/クマ
 通常捜査班・調査担当。高身長でスタイルも良く、前職モデルと言われても、疑いようがない。
 天木のことを尊敬しており、身の回りにあるものや、髪型、服装まで、全て真似ている。天木の良き理解者であり、彼女の事になると、積極的に動く。
 前職は保育士をやっていたが、その容姿故、良からぬ噂を立てられ、半年で辞めてしまった。一時はノイローゼ気味になり、病院に通っていた。その時にたまたま知り合った天木に、ホームズに誘われた。
 定番飲料はカフェオレ。好きな食べ物は牛乳寒天。

小野田浩史(おのだひろし)/コージ
 通常捜査班・情報集積員。本名は『ひろし』だが、天木が間違えて、『こうじ』と呼んでしまい、定着した。ちなみにアマキ班には、男性は二人しかいない。
 京子同様、初期メンバーの一人で、最初は情報屋をやっていたが、宮間に腕を買われ、ホームズに入った。
 定番飲料はフルーツ系の炭酸飲料。好きな食べ物は桃缶。

相沢達樹(あいざわたつき)/ソウ
 通常捜査班・通信参謀役。また、5名居る科学解析班の一人。元は科警研のコンピューター解析の部門に所属しており、研究者としてはエリート。また、天木班の二人居る男性の内の一人。
 コンピューターやデータの解析はホームズきっての実力者。
 過去の事件がきっかけで、科警研を辞め、警察が嫌いになった。
 定番飲料は甘すぎないコーヒー。好きな食べ物はヨーグルト。

芥子実採(からすみどり)/ミドリ、ミドリン
 通常捜査班所属専属相談役。科学解析班の内の一角。ホームズでは珍しく、優しく、穏やかな性格で、お姉さん的な存在。
 幼い頃から、身体が弱く、学校を休みがちだった。そのため、周囲の他人からは、腫れものを触る様な、扱いを受けてきた。次第に、『他人の顔色を窺い』ながら育ち、今では、顔を見ただけで、その人の『思想』や『感情』が、読み取れる『読心術』を身に着けた。
 また、『邪心』のない、『純粋』な心を持つ、動物が好きで、森にある自宅では、狼犬を二頭、飼っている。
 定番飲料は、カフェインレスコーヒー。好きな食べ物は、柑橘系の果物。
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

パラダイス・ロスト

真波馨
ミステリー
架空都市K県でスーツケースに詰められた男の遺体が発見される。殺された男は、県警公安課のエスだった――K県警公安第三課に所属する公安警察官・新宮時也を主人公とした警察小説の第一作目。 ※旧作『パラダイス・ロスト』を加筆修正した作品です。大幅な内容の変更はなく、一部設定が変更されています。旧作版は〈小説家になろう〉〈カクヨム〉にのみ掲載しています。

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

だんだんおかしくなった姉の話

暗黒神ゼブラ
ホラー
弟が死んだことでおかしくなった姉の話

失せ物探し・一ノ瀬至遠のカノウ性~謎解きアイテムはインスタント付喪神~

わいとえぬ
ミステリー
「君の声を聴かせて」――異能の失せ物探しが、今日も依頼人たちの謎を解く。依頼された失せ物も、本人すら意識していない隠された謎も全部、全部。 カノウコウコは焦っていた。推しの動画配信者のファングッズ購入に必要なパスワードが分からないからだ。落ち着ける場所としてお気に入りのカフェへ向かうも、そこは一ノ瀬相談事務所という場所に様変わりしていた。 カノウは、そこで失せ物探しを営む白髪の美青年・一ノ瀬至遠(いちのせ・しおん)と出会う。至遠は無機物の意識を励起し、インスタント付喪神とすることで無機物たちの声を聴く異能を持つという。カノウは半信半疑ながらも、その場でスマートフォンに至遠の異能をかけてもらいパスワードを解いてもらう。が、至遠たちは一年ほど前から付喪神たちが謎を仕掛けてくる現象に悩まされており、依頼が謎解き形式となっていた。カノウはサポートの百目鬼悠玄(どうめき・ゆうげん)すすめのもと、至遠の助手となる流れになり……? どんでん返し、あります。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

それは奇妙な町でした

ねこしゃけ日和
ミステリー
 売れない作家である有馬四迷は新作を目新しさが足りないと言われ、ボツにされた。  バイト先のオーナーであるアメリカ人のルドリックさんにそのことを告げるとちょうどいい町があると教えられた。  猫神町は誰もがねこを敬う奇妙な町だった。

処理中です...