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第二十一話
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回復薬のお陰で動けるようになったわたしは、もう見られてしまったものは仕方ないと、いえ、全然仕方なくないですが、気持ちを切り替えて着替えようと思い周囲を見回したんだけど、どこにも服がなかった。
わたしの様子に気が付いたマティウス様が、申し訳なさそうに言ったのだ。
「すまない。フェルルカの服は処分させてもらった。あっ、もちろん着替えさせたのは女性だから安心してくれ」
マティウス様の言葉にわたしは体を包んでいたシーツをかき寄せていた。
室内に沈黙が訪れたのは一瞬だった。
沈黙を破るようにベルナー様がわたしに服を差し出していたのだ。
「ほら、今日はこれで我慢してくれ」
そう言われて差し出された服を素直に受け取ったわたしは、受け取った服を見て反応できずにいた。
だって、手渡された服は、王都で流行っているらしい繊細な刺繍が施されたドレスだったからだ。
わたしがドレスを見て戸惑っていると、ベルナー様が慌てるように言ったのだ。
「これは、急いで用意したものでだな……。フェルルカの趣味に合わなかったら悪いな……」
「いえ……。あの……わたしは、シャツとズボンでよかったのですが……」
申し訳なさそうにわたしがそう言うと、しょんぼりとした様子でベルナー様が項垂れるのが見えて、何だか悪いことをしてしまった気がして、わたしは慌てて言葉を付け加えていた。
「あの! 凄く素敵なドレスだと思うます。でも、今のわたしのこの髪では……」
そう言って、短い髪の先を指先でいじって見せたのだ。
こんなに短い髪では、あのドレスは似合わないことは着なくても分かる。
わたしがそう言って何とも言えない表情になっていると、マティウス様がわたしの言葉を否定していたのだ。
「そんなことはない。フェルルカは可愛い。その短い髪もとても可愛いぞ」
そう言って、わたしの頭を優しく撫でてくれたのだ。
面と向かって可愛いと言われることに慣れていないわたしは、恥ずかしさに俯いてしまっていた。
「兄上……。はぁ、フェルルカ、ちょっと待っていろ。シャツとズボンを持ってくる」
そう言って部屋を出て行ったベルナー様を見送ったわたしとマティウス様だったが、部屋に二人っきりという状況にわたしは心臓は破裂しそうだった。
だって、以前ベルナー様からマティウス様は、わたしのことが嫌いで離れたのではなく、その逆で大切に思っているから距離を置いたと聞いてしまっていたから。
それに、再会してからの甘いお言葉と表情の数々にわたしの中の恋慕が鮮明に蘇っていくのが分かったのだ。
下を向いているわたしの両手を握ってから、マティウス様は口を開いたのだ。
「フェルルカ、身勝手な私を許さなくてもいい。だか、私の気持ちを知って欲しい」
真摯な声音にわたしは顔を上げていた。
顔を上げた先で、真剣な表情のマティウス様と視線が合って、自然と見つめ合った状態でマティウス様は切なげに言ったのだ。
「あの日、私を襲撃した者から私を守るためにフェルルカが傷ついたことで私は怖気づいたのだ。また私の身に危険が及べ君はまた、その身を挺してでも私のことを庇うと確信してしまったから……」
その言葉に私は、言葉を発しようとしたけどマティウス様の指先で唇を触れられることで制されてしまっていた。
「フェルルカ、聞いてくれ。君が庇ってくれたおかげで私はかすり傷程度ですんだよ。でも、愛する人が私の代わりに傷つく姿を見て、体よりも心に傷を負ったんだよ。でも、それは私が弱いせいだ。だが、私はベルナルドゥズと違って、剣の才はない平凡な男だ。だから、傷つく君を見ないように遠ざけることにしたんだ。だけど、君を思う気持ちは消えることはなくて……。襲撃犯を捕まえて、主犯だった第二王子派の貴族と、実の弟をこの手で裁いた。だけど、これから先、別の敵が現れないとも言い切れない。だから、君を巻き込まないようにこのまま距離を置き続けることにしたんだ。でも、先日とある女性を一目見て、無駄な努力だと気が付いたよ。ねえ、あの日の舞踏会でベルナルドゥズといたのはフェルルカ、君だろう?」
マティウス様の瞳は誤魔化すことは許さないと言っていた。
だからではないけど、わたしは誤魔化すことはせずに頷いていた。
「くすくす。かつらをかぶって、メイクで誤魔化しても君だって気が付いたよ。それと同時に、私の中のフェルルカを愛する気持ちもね。もう離したくない。フェルルカ、君が好きだ」
「王太子殿下……」
時が止まったかのような時間の中で見つめ合っていたのはほんの一瞬だったのかもしれない。
だけど、わたしもマティウス様のことを愛しているのだと自覚してしまっていた。
口にしなくてもお互いの気持ちが通じ合ったのが分かったわたしとマティウス様は、自然と距離が近くなっていって……。
「あー、その悪いな。服……持ってきたぞ」
ベルナー様のその言葉に、わたしは慌ててマティウス様から身を離そうとしたけど、マティウス様から逆に抱き寄せられてしまっていた。
「ちっ、空気を読んでもう少し遅く来ても良かったんだぞ?」
「ふー。兄上がそういうつもりなら俺も本気で行きますからね」
「何を言う。どう見てもお前に勝ち目はない」
「どうですかね? まだ付け入る隙はあるように思えますが?」
「この……」
「ふん。これくらいのお邪魔はさせてもらいますからね」
二人の仲のよさそうなやり取りに自然と笑みが浮かんでいたわたしに気が付いた二人は、同時に言ったのだ。
「どうした?」
「どうしたんだ?」
息ぴったりの二人の仲の良さに何でもないと首を振ったわたしに、二人は仲良く顔を見合わせていたのがおかしくて私の笑みは深くなっていったのだった。
因みに、新たにベルナー様が用意してくれたシャツとズボンだったけど、サイズが大きすぎて結局初めに渡されたドレスを着ようとしたんだけど、今度は胸がきつくて背中のファスナーが上げられないという事態になってしまった。
その結果、背中が開いた状態のままシーツにくるまれたわたしをマティウス様が横抱きにして、家まで送ってくれたのだった。
うぅ。恥ずかしくて死んでしまうわ……。
わたしの様子に気が付いたマティウス様が、申し訳なさそうに言ったのだ。
「すまない。フェルルカの服は処分させてもらった。あっ、もちろん着替えさせたのは女性だから安心してくれ」
マティウス様の言葉にわたしは体を包んでいたシーツをかき寄せていた。
室内に沈黙が訪れたのは一瞬だった。
沈黙を破るようにベルナー様がわたしに服を差し出していたのだ。
「ほら、今日はこれで我慢してくれ」
そう言われて差し出された服を素直に受け取ったわたしは、受け取った服を見て反応できずにいた。
だって、手渡された服は、王都で流行っているらしい繊細な刺繍が施されたドレスだったからだ。
わたしがドレスを見て戸惑っていると、ベルナー様が慌てるように言ったのだ。
「これは、急いで用意したものでだな……。フェルルカの趣味に合わなかったら悪いな……」
「いえ……。あの……わたしは、シャツとズボンでよかったのですが……」
申し訳なさそうにわたしがそう言うと、しょんぼりとした様子でベルナー様が項垂れるのが見えて、何だか悪いことをしてしまった気がして、わたしは慌てて言葉を付け加えていた。
「あの! 凄く素敵なドレスだと思うます。でも、今のわたしのこの髪では……」
そう言って、短い髪の先を指先でいじって見せたのだ。
こんなに短い髪では、あのドレスは似合わないことは着なくても分かる。
わたしがそう言って何とも言えない表情になっていると、マティウス様がわたしの言葉を否定していたのだ。
「そんなことはない。フェルルカは可愛い。その短い髪もとても可愛いぞ」
そう言って、わたしの頭を優しく撫でてくれたのだ。
面と向かって可愛いと言われることに慣れていないわたしは、恥ずかしさに俯いてしまっていた。
「兄上……。はぁ、フェルルカ、ちょっと待っていろ。シャツとズボンを持ってくる」
そう言って部屋を出て行ったベルナー様を見送ったわたしとマティウス様だったが、部屋に二人っきりという状況にわたしは心臓は破裂しそうだった。
だって、以前ベルナー様からマティウス様は、わたしのことが嫌いで離れたのではなく、その逆で大切に思っているから距離を置いたと聞いてしまっていたから。
それに、再会してからの甘いお言葉と表情の数々にわたしの中の恋慕が鮮明に蘇っていくのが分かったのだ。
下を向いているわたしの両手を握ってから、マティウス様は口を開いたのだ。
「フェルルカ、身勝手な私を許さなくてもいい。だか、私の気持ちを知って欲しい」
真摯な声音にわたしは顔を上げていた。
顔を上げた先で、真剣な表情のマティウス様と視線が合って、自然と見つめ合った状態でマティウス様は切なげに言ったのだ。
「あの日、私を襲撃した者から私を守るためにフェルルカが傷ついたことで私は怖気づいたのだ。また私の身に危険が及べ君はまた、その身を挺してでも私のことを庇うと確信してしまったから……」
その言葉に私は、言葉を発しようとしたけどマティウス様の指先で唇を触れられることで制されてしまっていた。
「フェルルカ、聞いてくれ。君が庇ってくれたおかげで私はかすり傷程度ですんだよ。でも、愛する人が私の代わりに傷つく姿を見て、体よりも心に傷を負ったんだよ。でも、それは私が弱いせいだ。だが、私はベルナルドゥズと違って、剣の才はない平凡な男だ。だから、傷つく君を見ないように遠ざけることにしたんだ。だけど、君を思う気持ちは消えることはなくて……。襲撃犯を捕まえて、主犯だった第二王子派の貴族と、実の弟をこの手で裁いた。だけど、これから先、別の敵が現れないとも言い切れない。だから、君を巻き込まないようにこのまま距離を置き続けることにしたんだ。でも、先日とある女性を一目見て、無駄な努力だと気が付いたよ。ねえ、あの日の舞踏会でベルナルドゥズといたのはフェルルカ、君だろう?」
マティウス様の瞳は誤魔化すことは許さないと言っていた。
だからではないけど、わたしは誤魔化すことはせずに頷いていた。
「くすくす。かつらをかぶって、メイクで誤魔化しても君だって気が付いたよ。それと同時に、私の中のフェルルカを愛する気持ちもね。もう離したくない。フェルルカ、君が好きだ」
「王太子殿下……」
時が止まったかのような時間の中で見つめ合っていたのはほんの一瞬だったのかもしれない。
だけど、わたしもマティウス様のことを愛しているのだと自覚してしまっていた。
口にしなくてもお互いの気持ちが通じ合ったのが分かったわたしとマティウス様は、自然と距離が近くなっていって……。
「あー、その悪いな。服……持ってきたぞ」
ベルナー様のその言葉に、わたしは慌ててマティウス様から身を離そうとしたけど、マティウス様から逆に抱き寄せられてしまっていた。
「ちっ、空気を読んでもう少し遅く来ても良かったんだぞ?」
「ふー。兄上がそういうつもりなら俺も本気で行きますからね」
「何を言う。どう見てもお前に勝ち目はない」
「どうですかね? まだ付け入る隙はあるように思えますが?」
「この……」
「ふん。これくらいのお邪魔はさせてもらいますからね」
二人の仲のよさそうなやり取りに自然と笑みが浮かんでいたわたしに気が付いた二人は、同時に言ったのだ。
「どうした?」
「どうしたんだ?」
息ぴったりの二人の仲の良さに何でもないと首を振ったわたしに、二人は仲良く顔を見合わせていたのがおかしくて私の笑みは深くなっていったのだった。
因みに、新たにベルナー様が用意してくれたシャツとズボンだったけど、サイズが大きすぎて結局初めに渡されたドレスを着ようとしたんだけど、今度は胸がきつくて背中のファスナーが上げられないという事態になってしまった。
その結果、背中が開いた状態のままシーツにくるまれたわたしをマティウス様が横抱きにして、家まで送ってくれたのだった。
うぅ。恥ずかしくて死んでしまうわ……。
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