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第五話 お仕置き
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アズサの言葉を聞いたカロンは、少し呆れたように、しかし、いやらしい表情は変えずに、舌なめずりをしながら言ったのだ。
「ちげーよ。これは、先走りで、小便じゃねーし。お前、こんなことも知らねーのかよ?」
自分の股間を不思議そうに凝視する無垢なアズサにいろいろと我慢の限界に来ていたカロンは喉を鳴らしてから、アズサを地面に押し倒したのだ。
そして、押し倒されたことに驚き、遅れて今の状況を思い出したアズサは声を上げていたが、体力のなさからカロンを押し返すには至らなかった。
「なっ!カロン?!」
そして、驚くアズサに構わずに、無毛の赤ん坊のような股間の物に手を伸ばしたのだ。
色もピンクで、可愛らしい陰茎を握りこみ上下に扱き出したカロンは興奮したようにその手を速めたのだ。
「カ、カロン!!何するんだよ?汚いから、そんなところ触らないでくれ!!」
カロンは、そんなアズサに構わずに手を上下に動かしながらその行為をエスカレートさせえて行ったのだ。
「俺が、大人にしてやるよ」
「えっ?なにを?ひっ!な、なんでお尻の穴?」
「本当にお前は赤ん坊だな。男同士はここを使うんだよ」
そう言って、アズサの後ろの蕾をなぞるように触れたのだ。
襞を伸ばすように蕾に触れたかと思ったら、人差し指をつぷりと差し込んだのだ。
そして、その指をさらに奥に進めようとしたカロンだったが、それが果たされることはなかった。
突然襲った、横からの衝撃に吹き飛んでいたのだ。
勢いよく地面を転がったカロンは、一瞬意識が遠くなったが、肩で息をするウルシュカームを見てすべてを察していた。
あともう少しというところで、またウルシュカームに邪魔されたのだと。
アズサのピンチに駆けつけたウルシュカームは、胸騒ぎがして授業を抜けてきてよかったと思いながらも瞳を潤ませて裸のアズサに抱き着いて泣き出していた。
「アズ、アズ!!ごめん!遅くなってごめん。俺がもっと早く駆けつけてたら、こんなことにはならなかったのに!!怖かったよね?もう大丈夫だよ?ごめんね、アズ、ごめんね、アズ」
そう言って、アズサをぎゅっと抱きしめて泣きじゃくったのだ。自分の胸で泣きじゃくるウルシュカームを落ち着かせるため、アズサは何でもないことだとでも言うように言ったのだ。
「大丈夫だよ?お尻に入れられたくらい。驚いたけど、俺、男だから大丈夫だよ?」
「えっ?お尻って、お尻の穴に入れられたの?」
「うん……」
「ぶっ殺す」
「えっ?」
「ううん。何でもないよ。それよりもアズ、お尻……大丈夫?」
ウルシュカームは、最悪の展開を想像して暗い表情でアズサの尻というか、蕾の心配をしていた。
そんな、ウルシュカームの気持ちに全く気が付いていないアズサはけろっとした表情で言ったのだ。
「えっ?全然大丈夫だぞ?平気平気!!」
「そっか……、痛くないならいいんだ……。それよりも早く服を着ようね?俺、カロン君とちょっとお話があるから、教室で待っていて、迎えに行くから」
「うん……。わかった。先行って待ってる。シュカも早くな?」
「うん」
そう言って、にこやかにアズサを見送ったウルシュカームは、鬼神と見まごうばかりの形相でカロンを振り返りながら言ったのだ。
「カロン?お仕置きが必要みたいだから、容赦しないよ?」
そう言ったウルシュカームは、カロンを一通りぼこぼこに殴った後に、カロンの身に着けていた衣服をすべて剥ぎ取ったのだ。
そして、どこからか取り出した荒縄で、カロンの右手と右足、左手と左足を縛り、地面に転がっていたカロンの物だろう剣を持ち出したのだ。
カロンは、その剣で斬られると思い、堅く目を瞑っていた。しかし、いつまでたっても痛みは訪れなかった。
恐る恐る目を開けると、悪魔のような笑みを浮かべたウルシュカームが言ったのだ。
「そんなに、尻の穴が好きなら、自分の尻で楽しむんだな!」
そう言って、持っていた剣の鞘の方を掴んでから、柄の部分を何の躊躇も、遠慮もなくカロンのアナルに突っ込んだのだ。
「ひぎゃーーーーーーーーーー!!!!」
慣らされもせず、濡れてもいない硬い剣の柄をアナルに入れられたカロンは絶叫していた。
ウルシュカームは、無表情で剣を何度も抜き差しし、アナルが切れて血が出ようとお構いなく抽挿を繰り返したのだった。
そして、カロンの喉が嗄れたころ、いつしかカロンは尻に入れられた硬い剣の柄で快楽を感じ始めていた。
そんなカロンに、顔を眇めながらウルシュカームは言ったのだ。
「前にも警告したよな?アズサに何かしたらただじゃおかないって」
そういって、足で股間の物が潰れない程度の力で強めに踏みつけたのだ。
忌々しいものを潰したいのを堪えるように、ぐりぐりと踏みつけた後にウルシュカームが足を離すと、カロンの股間からは白濁した液体が飛び散っていた。
ウルシュカームは、それを汚いものでも見るように一瞬視線を向けた後に、何もなかったようにその場を後にしたのだった。
その後、カロンは学園を自主退学して、領地に戻り屋敷に引き籠ったのだった。
そして、あの日ウルシュカームから与えられた屈辱的な快楽をもう一度味わいたいと、いつしか思うようなったが、部屋の外に出る勇気がないカロンは、下男に金を渡して男娼を家に呼んでは享楽的な快楽に溺れて行ったのだった。
「ちげーよ。これは、先走りで、小便じゃねーし。お前、こんなことも知らねーのかよ?」
自分の股間を不思議そうに凝視する無垢なアズサにいろいろと我慢の限界に来ていたカロンは喉を鳴らしてから、アズサを地面に押し倒したのだ。
そして、押し倒されたことに驚き、遅れて今の状況を思い出したアズサは声を上げていたが、体力のなさからカロンを押し返すには至らなかった。
「なっ!カロン?!」
そして、驚くアズサに構わずに、無毛の赤ん坊のような股間の物に手を伸ばしたのだ。
色もピンクで、可愛らしい陰茎を握りこみ上下に扱き出したカロンは興奮したようにその手を速めたのだ。
「カ、カロン!!何するんだよ?汚いから、そんなところ触らないでくれ!!」
カロンは、そんなアズサに構わずに手を上下に動かしながらその行為をエスカレートさせえて行ったのだ。
「俺が、大人にしてやるよ」
「えっ?なにを?ひっ!な、なんでお尻の穴?」
「本当にお前は赤ん坊だな。男同士はここを使うんだよ」
そう言って、アズサの後ろの蕾をなぞるように触れたのだ。
襞を伸ばすように蕾に触れたかと思ったら、人差し指をつぷりと差し込んだのだ。
そして、その指をさらに奥に進めようとしたカロンだったが、それが果たされることはなかった。
突然襲った、横からの衝撃に吹き飛んでいたのだ。
勢いよく地面を転がったカロンは、一瞬意識が遠くなったが、肩で息をするウルシュカームを見てすべてを察していた。
あともう少しというところで、またウルシュカームに邪魔されたのだと。
アズサのピンチに駆けつけたウルシュカームは、胸騒ぎがして授業を抜けてきてよかったと思いながらも瞳を潤ませて裸のアズサに抱き着いて泣き出していた。
「アズ、アズ!!ごめん!遅くなってごめん。俺がもっと早く駆けつけてたら、こんなことにはならなかったのに!!怖かったよね?もう大丈夫だよ?ごめんね、アズ、ごめんね、アズ」
そう言って、アズサをぎゅっと抱きしめて泣きじゃくったのだ。自分の胸で泣きじゃくるウルシュカームを落ち着かせるため、アズサは何でもないことだとでも言うように言ったのだ。
「大丈夫だよ?お尻に入れられたくらい。驚いたけど、俺、男だから大丈夫だよ?」
「えっ?お尻って、お尻の穴に入れられたの?」
「うん……」
「ぶっ殺す」
「えっ?」
「ううん。何でもないよ。それよりもアズ、お尻……大丈夫?」
ウルシュカームは、最悪の展開を想像して暗い表情でアズサの尻というか、蕾の心配をしていた。
そんな、ウルシュカームの気持ちに全く気が付いていないアズサはけろっとした表情で言ったのだ。
「えっ?全然大丈夫だぞ?平気平気!!」
「そっか……、痛くないならいいんだ……。それよりも早く服を着ようね?俺、カロン君とちょっとお話があるから、教室で待っていて、迎えに行くから」
「うん……。わかった。先行って待ってる。シュカも早くな?」
「うん」
そう言って、にこやかにアズサを見送ったウルシュカームは、鬼神と見まごうばかりの形相でカロンを振り返りながら言ったのだ。
「カロン?お仕置きが必要みたいだから、容赦しないよ?」
そう言ったウルシュカームは、カロンを一通りぼこぼこに殴った後に、カロンの身に着けていた衣服をすべて剥ぎ取ったのだ。
そして、どこからか取り出した荒縄で、カロンの右手と右足、左手と左足を縛り、地面に転がっていたカロンの物だろう剣を持ち出したのだ。
カロンは、その剣で斬られると思い、堅く目を瞑っていた。しかし、いつまでたっても痛みは訪れなかった。
恐る恐る目を開けると、悪魔のような笑みを浮かべたウルシュカームが言ったのだ。
「そんなに、尻の穴が好きなら、自分の尻で楽しむんだな!」
そう言って、持っていた剣の鞘の方を掴んでから、柄の部分を何の躊躇も、遠慮もなくカロンのアナルに突っ込んだのだ。
「ひぎゃーーーーーーーーーー!!!!」
慣らされもせず、濡れてもいない硬い剣の柄をアナルに入れられたカロンは絶叫していた。
ウルシュカームは、無表情で剣を何度も抜き差しし、アナルが切れて血が出ようとお構いなく抽挿を繰り返したのだった。
そして、カロンの喉が嗄れたころ、いつしかカロンは尻に入れられた硬い剣の柄で快楽を感じ始めていた。
そんなカロンに、顔を眇めながらウルシュカームは言ったのだ。
「前にも警告したよな?アズサに何かしたらただじゃおかないって」
そういって、足で股間の物が潰れない程度の力で強めに踏みつけたのだ。
忌々しいものを潰したいのを堪えるように、ぐりぐりと踏みつけた後にウルシュカームが足を離すと、カロンの股間からは白濁した液体が飛び散っていた。
ウルシュカームは、それを汚いものでも見るように一瞬視線を向けた後に、何もなかったようにその場を後にしたのだった。
その後、カロンは学園を自主退学して、領地に戻り屋敷に引き籠ったのだった。
そして、あの日ウルシュカームから与えられた屈辱的な快楽をもう一度味わいたいと、いつしか思うようなったが、部屋の外に出る勇気がないカロンは、下男に金を渡して男娼を家に呼んでは享楽的な快楽に溺れて行ったのだった。
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