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第二部
第45話 増える住人 その3
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王様は、「いつでも遊びにおいで、美味しいケーキを持ってな」と言いつつ、ジョエルさんに連れられて会議をする為の部屋に去って行った。
残った私達は、今度こそ家に戻ることにした。ただ、二人の王子と、ファニスさんも一緒にだけど。
アル様と、ファニスさんは私が目立つことを嫌っていることを分かってくれているため、いつものように変装と、馬車での移動は途中までということになった。
第一王子もそのことは理解してくれたので、途中から徒歩での移動も快く受け入れてくれた。
家に帰りつつ、今日の献立を考えていたら漁協組合のお店に行き忘れてしまった。
そのことに気が付いた時には、もう家が目の前という距離だったので一旦家に帰ることにした。
「さぁ、どうぞお入りください。それと、第二王子はうちに来るの初めてなので始めに説明しますけど、土禁なので、靴を脱いでこのスリッパに履き替えて下さいね」
そう言って、第二王子にお客様用のスリッパを差し出した。
「ドキン?君の家は靴をここで脱ぐのか?」
「はい。元の世界では普通のことですよ」
不思議そうにしていた第二王子にそう説明した。この家に来た当初は、靴を履いたまま生活をしていたんだけど、靴を履いたままの生活が慣れなくて、ギルドの許可をもらって、フローリングに改装していたのだ。
全員をリビングに通して、お茶を出してから、漁業組合のお店に出掛けることにした。タイガ君が一緒に行くと言ってくれたけど、箒に乗ってぱぱっと行ってくると言って、お留守番をお願いした。
お店に行くと、いつものおじさんが、今日はエビが沢山網にかかっていたと教えてくれたのでその大量のエビを買っていくことにした。
帰りつつ他のお店を覗いていると、サツマイモとカボチャがあったのでそれを購入して帰宅した。
帰宅すると、部屋割のことを話し合っていた。
「ただいま~。すぐにご飯の用意をするね。それと、良ければ王子様も食べて行って下さい」
「しかし」
「兄上いいではないですか」
「分かった。よろしく頼む」
第一王子の了解を得たので、今度はファニスさんに声をかけた。
「ファニスさんもご一緒にどうぞ。なので、良ければ、メリッサさんも一緒にどうですか?」
「小春さん、ありがとう。早速呼んでくるよ。その間、王子たちを頼むよ」
そう言って、ファニスさんは自宅にメリッサさんを迎えに行った。
そうしている内に、ご飯を炊いて、エビと野菜の下ごしらえをしていく。
先日、やっと見つけた大豆から作った醤油で作っておいたタレを用意する。
下ごしらえが終わった食材にころもを付けているとファニスさんがメリッサさんを連れて戻ってきた。
メリッサさんはお手伝いしてくれると言ったけど、もうすぐ出来あがるし、油を使って危ないから待っていてもらうように言ったけど、何かしたいと言ってくれたので、炊けたご飯を丼によそってもらう。その間にどんどん食材を揚げて行く。揚がった食材をメリッサさんにご飯の上に乗せてもらった。全部の丼に乗せ終わった後に、作って置いたタレを掛けて行く。
その間に、メリッサさんに作っておいたお吸い物をよそってもらった。
今日は人数がいるので、リビングに簡易式のテーブルと椅子を用意してそこに私と駆君とタイガ君と、メリッサさんとファニスさんが座り、他のみんなにはソファーに座ってもらった。
メリッサさんとタイガ君に配膳を手伝ってもらったので早く準備が終わった。
「今日のご飯は、エビと野菜の天丼とお吸い物です。召し上がれ」
そう言って、みんなに食べてもらうように言った。召喚組にはお箸を渡して、そうでないメリッサさん達には、フォークとスプーンを渡した。
タイガ君は私達との生活でお箸を完全にマスターしていた。
「お米旨い」
「エビ天旨い」
「旨いっす!!」
「美味しい」
「久しぶりの日本食……最高」
そう言って、高遠君達は喜んで食べてくれた。
「ハルちゃんの作るものは美味しいな」
「小春ちゃんのご飯は美味しいわね」
「小春さんの料理も美味しいけど、メリッサが一生懸命作ってくれるご飯も美味しいよ」
「うふふ。ファニスさんったら」
最近気が付いたんだけど、メリッサさんとファニスさんって隙あらばラブラブしていることに。そんな中、第一王子は何も発しない。口に合わなかったのかと心配になった。ところが、そうではなかった。見ると、何も言わずに一心不乱に食べ進めていた。
そんなに急いだら、詰まらせてしまうのではないかと心配になる位に。そして、器を空にした第一王子は一言言った。
「旨い!もう一杯」
あっ、おかわりですか。そこまで気にいってくれたみたいで良かったです。
「直ぐにおかわりを用意しますね」
「すまない。あまりにも美味なものだったので……」
そう言って、第一王子は少し顔を赤らめたのだ。
こうして、晩ご飯は賑やかに進んだ。食後のお茶とデザートのプリンを食べながら、部屋割について確認をした。
結果、私の部屋に武藤さんと鈴木さん。駆君の部屋に高遠君と高田君。タイガ君の部屋に進藤君となった。
私の部屋と駆君の部屋には、簡易式のベッドを用意して運び入れた。
五人の部屋割が決まったところで、メリッサさんを家に送り届けたファニスさんが戻ってきた。
私達の寝る場所は工房とだけ伝えて、アル様達にはお城に帰ってもらった。
五人には順番にお風呂を使ってもらい、その間に駆君とタイガ君に今日から寝る場所について説明することにした。
◆◇◆◇
「えっと、二人には今日からここで寝てもらいます」
そう言って、工房の壁に取り付けてある扉二人に示した。
「小春、その扉は……」
「えっと、二人には黙っていたけど、実はこの奥に家を一軒建てたの」
「「家を建てた!?」」
「うん」
驚く二人に何と説明していいか分からず、とりあえず見てもらった方が早いと思い、取りつけている扉を開けた。
◆◇◆◇
「ここは……」
「扉の向こうに部屋がありますね……」
「いいから、二人とも入って」
驚く二人の背中を押して、中に入った後扉を閉めた。
まぁ、驚くのも無理はないよね。
だって、壁に取り付けている扉の向こうは壁ではなく、見知らぬ部屋があったんだからね。
残った私達は、今度こそ家に戻ることにした。ただ、二人の王子と、ファニスさんも一緒にだけど。
アル様と、ファニスさんは私が目立つことを嫌っていることを分かってくれているため、いつものように変装と、馬車での移動は途中までということになった。
第一王子もそのことは理解してくれたので、途中から徒歩での移動も快く受け入れてくれた。
家に帰りつつ、今日の献立を考えていたら漁協組合のお店に行き忘れてしまった。
そのことに気が付いた時には、もう家が目の前という距離だったので一旦家に帰ることにした。
「さぁ、どうぞお入りください。それと、第二王子はうちに来るの初めてなので始めに説明しますけど、土禁なので、靴を脱いでこのスリッパに履き替えて下さいね」
そう言って、第二王子にお客様用のスリッパを差し出した。
「ドキン?君の家は靴をここで脱ぐのか?」
「はい。元の世界では普通のことですよ」
不思議そうにしていた第二王子にそう説明した。この家に来た当初は、靴を履いたまま生活をしていたんだけど、靴を履いたままの生活が慣れなくて、ギルドの許可をもらって、フローリングに改装していたのだ。
全員をリビングに通して、お茶を出してから、漁業組合のお店に出掛けることにした。タイガ君が一緒に行くと言ってくれたけど、箒に乗ってぱぱっと行ってくると言って、お留守番をお願いした。
お店に行くと、いつものおじさんが、今日はエビが沢山網にかかっていたと教えてくれたのでその大量のエビを買っていくことにした。
帰りつつ他のお店を覗いていると、サツマイモとカボチャがあったのでそれを購入して帰宅した。
帰宅すると、部屋割のことを話し合っていた。
「ただいま~。すぐにご飯の用意をするね。それと、良ければ王子様も食べて行って下さい」
「しかし」
「兄上いいではないですか」
「分かった。よろしく頼む」
第一王子の了解を得たので、今度はファニスさんに声をかけた。
「ファニスさんもご一緒にどうぞ。なので、良ければ、メリッサさんも一緒にどうですか?」
「小春さん、ありがとう。早速呼んでくるよ。その間、王子たちを頼むよ」
そう言って、ファニスさんは自宅にメリッサさんを迎えに行った。
そうしている内に、ご飯を炊いて、エビと野菜の下ごしらえをしていく。
先日、やっと見つけた大豆から作った醤油で作っておいたタレを用意する。
下ごしらえが終わった食材にころもを付けているとファニスさんがメリッサさんを連れて戻ってきた。
メリッサさんはお手伝いしてくれると言ったけど、もうすぐ出来あがるし、油を使って危ないから待っていてもらうように言ったけど、何かしたいと言ってくれたので、炊けたご飯を丼によそってもらう。その間にどんどん食材を揚げて行く。揚がった食材をメリッサさんにご飯の上に乗せてもらった。全部の丼に乗せ終わった後に、作って置いたタレを掛けて行く。
その間に、メリッサさんに作っておいたお吸い物をよそってもらった。
今日は人数がいるので、リビングに簡易式のテーブルと椅子を用意してそこに私と駆君とタイガ君と、メリッサさんとファニスさんが座り、他のみんなにはソファーに座ってもらった。
メリッサさんとタイガ君に配膳を手伝ってもらったので早く準備が終わった。
「今日のご飯は、エビと野菜の天丼とお吸い物です。召し上がれ」
そう言って、みんなに食べてもらうように言った。召喚組にはお箸を渡して、そうでないメリッサさん達には、フォークとスプーンを渡した。
タイガ君は私達との生活でお箸を完全にマスターしていた。
「お米旨い」
「エビ天旨い」
「旨いっす!!」
「美味しい」
「久しぶりの日本食……最高」
そう言って、高遠君達は喜んで食べてくれた。
「ハルちゃんの作るものは美味しいな」
「小春ちゃんのご飯は美味しいわね」
「小春さんの料理も美味しいけど、メリッサが一生懸命作ってくれるご飯も美味しいよ」
「うふふ。ファニスさんったら」
最近気が付いたんだけど、メリッサさんとファニスさんって隙あらばラブラブしていることに。そんな中、第一王子は何も発しない。口に合わなかったのかと心配になった。ところが、そうではなかった。見ると、何も言わずに一心不乱に食べ進めていた。
そんなに急いだら、詰まらせてしまうのではないかと心配になる位に。そして、器を空にした第一王子は一言言った。
「旨い!もう一杯」
あっ、おかわりですか。そこまで気にいってくれたみたいで良かったです。
「直ぐにおかわりを用意しますね」
「すまない。あまりにも美味なものだったので……」
そう言って、第一王子は少し顔を赤らめたのだ。
こうして、晩ご飯は賑やかに進んだ。食後のお茶とデザートのプリンを食べながら、部屋割について確認をした。
結果、私の部屋に武藤さんと鈴木さん。駆君の部屋に高遠君と高田君。タイガ君の部屋に進藤君となった。
私の部屋と駆君の部屋には、簡易式のベッドを用意して運び入れた。
五人の部屋割が決まったところで、メリッサさんを家に送り届けたファニスさんが戻ってきた。
私達の寝る場所は工房とだけ伝えて、アル様達にはお城に帰ってもらった。
五人には順番にお風呂を使ってもらい、その間に駆君とタイガ君に今日から寝る場所について説明することにした。
◆◇◆◇
「えっと、二人には今日からここで寝てもらいます」
そう言って、工房の壁に取り付けてある扉二人に示した。
「小春、その扉は……」
「えっと、二人には黙っていたけど、実はこの奥に家を一軒建てたの」
「「家を建てた!?」」
「うん」
驚く二人に何と説明していいか分からず、とりあえず見てもらった方が早いと思い、取りつけている扉を開けた。
◆◇◆◇
「ここは……」
「扉の向こうに部屋がありますね……」
「いいから、二人とも入って」
驚く二人の背中を押して、中に入った後扉を閉めた。
まぁ、驚くのも無理はないよね。
だって、壁に取り付けている扉の向こうは壁ではなく、見知らぬ部屋があったんだからね。
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