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再会編
65 あいつと変態
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「えっと……、千江府さんのことだけど……」
「その前にだ。そもそもなんで婚約することになったんだ?前に聞いた時は、教えてくれなかっただろう?」
俺がそう言うと、静弥は何かを考える様な素振りをした後に、諦めたような口調で言った。
「う~。そこからなの……。はぁ。まぁ、もういいかな?うん。話すよ。元々、千江府さんとお見合いする予定だったのは千歌子ちゃんだったんだよ……。でも、お見合い当日に、千歌子ちゃん、風邪を引いちゃったみたいで……。朝、私のところに電話が来たんだよ。それで、千歌子ちゃんが電話口で、私に言ったんだよ。代わりにお見合いに行ってって」
「はぁ?」
「でもでも、おじさんの会社の上司の人からの話だったみたいで、千歌子ちゃん電話口で泣いてたの。このままじゃ、パパの顔に泥を塗っちゃうって……。会うだけでいいからって……」
(嘘だな……。千歌子の事だから、絶対仮病だな。それに嘘泣きだな絶対。はぁ、お人好しめ……。そんなの断っちまえばいいものを)
「それで、千歌子ちゃんの代わりにお見合いに行くことになったんだけど……。お見合いの相手がただの上司じゃなくて……。社長の息子さんだったんだよね……。その場は、考えさせてもらうってことで凌いだんだけど……。おじさんも、無理しなくても良いって言ってくれたんだけど……。よく分からない内に、婚約が成立してたんだよね……」
(はぁ。千歌子がしずの声真似でもして電話で話を進めた可能性があるなぁ……。多分俺のせいだな……。千歌子の気持ちに気付いてたけど、それを無視して、シズにちょっかいばかり掛けてたからなぁ……。はぁ)
「それで、何かの間違いだって、断ろうとしたんだけど、千歌子ちゃんが、一度受けた話を反故にしたら、会社でのパパの立場が悪くなるって、泣かれちゃって……。結局断れないままズルズルと……」
(完璧に嘘泣きだ。そんなもん断っちまえばいいのに、しずの優しさと強く言えないところに付込みやがって)
そこまで話した静弥は、ぐっと手を握ってから、言いにくそうに話を続けた。
「えっと……。それで、千江府さんが変態さんだって気が付いたのは偶然で……。あの日は、千江府さんに誘われて映画を見に行ってたんよだ。いつも、家まで送ろうとしてくれるのを、断って自分で帰ってたんだけど、その日は映画館から出たらすごい雷雨で、電車が止まってたんだよ。それで、千江府さんに車で送ってもらうことになったんだけど……」
そこまで言って、急に口籠った静弥は、大きく深呼吸をしてから、何かに耐えるように続きを話しだした。
「えっと、玄関先で車から降ろしてもらって、大雨だったから、急いで家に入ろうって、玄関を開けたんだけど、千江府さんの車に映画のパンフレットを忘れちゃったのに気が付いたの。まだ車が止まったままだったから、急いで戻って窓を叩こうとしたんだけど……」
そう言った後、握っていた手をさらに握りしめて、顔を真赤にさせて一気に言ったのだ。
「見ちゃったの!!千江府さんが、私の座っていた座席に顔を埋めて匂いを嗅いでいたのを!!」
「「「「は?」」」」
その場にいた全員が同時に声を発していた。
そんな動揺する俺達を置き去りに、しずは続けて言った。
「その時は、気の所為だって、何も見なかったことにして急いで家に入ったんだよ。でも、気の所為じゃなかったんだよ!!個室のあるレストランに食事に誘われて、断れなくて行った時に、ちょっと席を外した時にも私の座っていた椅子の匂いを嗅いでたのを見ちゃったんだよ!!それに、一緒に歩いている時に、靴が壊れちゃって、自分で買い換えようとしたら、千江府さんが、先に新し靴を用意して、壊れた靴を捨てるって、持って行っちゃったんだよ……。それで、買ってもらうのは悪いって思って、急いで追いかけたら……。私の靴に鼻を突っ込んで匂いを嗅いでいたんだよ!!千江府さんは、私の匂いを嗅ぐ変態さんだったんだよ!!」
そこまで一気に言った静弥は顔を真赤にさせて、肩で息をしていた。
涙目で、瞬きをすれば涙が溢れてしまいそうな、そんな状態だった。
想像以上の変態行為に、怒りが湧いていた俺だったが、今は静弥を慰めることが先決だと思って、静弥に声を掛けようとしたが一歩遅かった。
俺がうかうかしている内に、ヴェインが跪く様な体勢で、静弥の両手を握っていたのだ。
「すまない。辛いことを話させてしまって。でも、これからは俺がいるから安心しろ。俺が、シズを変態からも脅威からも守るから」
「ヴェインさん……」
「うん。よしよし。今まで辛かったね。よく頑張ったな」
「ヴェインさ~ん……」
静弥を慰めるように、その小さな頭を優しく撫でていたかと思ったら、ヴェインは、自分の肩に静弥の頭を乗せ、自然と抱き寄せていた。
背中をとんとんと叩きながら、繰り返し「もう大丈夫だ」と言って、静弥の不安を包み込むように抱きしめていたのだ。
俺は、自分が慰めようとして何も出来ずにいた右手を空に彷徨わせていた。
その手をぐっと硬く握り、今の自分の立場を改めて理解していた。
俺よりも、ヴェインの方を頼りにしているという現実をだ。
今は、二人の間に入って行くことは難しくとも、少しずつ、しずとの関係を良い方向に持っていくように努力しようと改めて誓った。
だけど、俺もそこまで出来た男じゃない。
ついつい、憎まれ口を叩いてしまった。
「おい、お前らいつまでそうしてるつもりだよ」
別にしずに当たるつもりなんてなかったけど、結果的にしずに当たったみたいになってしまった。
「はっ!ご、ごめんなさい!!」
「シズが謝ることなんて何もないよ?俺がシズを甘やかしたかったんだよ?」
「ヴェインさん……」
くっ、どうしてこの二人は隙きあらば、二人の世界に入ろうとするんだ!!
「その前にだ。そもそもなんで婚約することになったんだ?前に聞いた時は、教えてくれなかっただろう?」
俺がそう言うと、静弥は何かを考える様な素振りをした後に、諦めたような口調で言った。
「う~。そこからなの……。はぁ。まぁ、もういいかな?うん。話すよ。元々、千江府さんとお見合いする予定だったのは千歌子ちゃんだったんだよ……。でも、お見合い当日に、千歌子ちゃん、風邪を引いちゃったみたいで……。朝、私のところに電話が来たんだよ。それで、千歌子ちゃんが電話口で、私に言ったんだよ。代わりにお見合いに行ってって」
「はぁ?」
「でもでも、おじさんの会社の上司の人からの話だったみたいで、千歌子ちゃん電話口で泣いてたの。このままじゃ、パパの顔に泥を塗っちゃうって……。会うだけでいいからって……」
(嘘だな……。千歌子の事だから、絶対仮病だな。それに嘘泣きだな絶対。はぁ、お人好しめ……。そんなの断っちまえばいいものを)
「それで、千歌子ちゃんの代わりにお見合いに行くことになったんだけど……。お見合いの相手がただの上司じゃなくて……。社長の息子さんだったんだよね……。その場は、考えさせてもらうってことで凌いだんだけど……。おじさんも、無理しなくても良いって言ってくれたんだけど……。よく分からない内に、婚約が成立してたんだよね……」
(はぁ。千歌子がしずの声真似でもして電話で話を進めた可能性があるなぁ……。多分俺のせいだな……。千歌子の気持ちに気付いてたけど、それを無視して、シズにちょっかいばかり掛けてたからなぁ……。はぁ)
「それで、何かの間違いだって、断ろうとしたんだけど、千歌子ちゃんが、一度受けた話を反故にしたら、会社でのパパの立場が悪くなるって、泣かれちゃって……。結局断れないままズルズルと……」
(完璧に嘘泣きだ。そんなもん断っちまえばいいのに、しずの優しさと強く言えないところに付込みやがって)
そこまで話した静弥は、ぐっと手を握ってから、言いにくそうに話を続けた。
「えっと……。それで、千江府さんが変態さんだって気が付いたのは偶然で……。あの日は、千江府さんに誘われて映画を見に行ってたんよだ。いつも、家まで送ろうとしてくれるのを、断って自分で帰ってたんだけど、その日は映画館から出たらすごい雷雨で、電車が止まってたんだよ。それで、千江府さんに車で送ってもらうことになったんだけど……」
そこまで言って、急に口籠った静弥は、大きく深呼吸をしてから、何かに耐えるように続きを話しだした。
「えっと、玄関先で車から降ろしてもらって、大雨だったから、急いで家に入ろうって、玄関を開けたんだけど、千江府さんの車に映画のパンフレットを忘れちゃったのに気が付いたの。まだ車が止まったままだったから、急いで戻って窓を叩こうとしたんだけど……」
そう言った後、握っていた手をさらに握りしめて、顔を真赤にさせて一気に言ったのだ。
「見ちゃったの!!千江府さんが、私の座っていた座席に顔を埋めて匂いを嗅いでいたのを!!」
「「「「は?」」」」
その場にいた全員が同時に声を発していた。
そんな動揺する俺達を置き去りに、しずは続けて言った。
「その時は、気の所為だって、何も見なかったことにして急いで家に入ったんだよ。でも、気の所為じゃなかったんだよ!!個室のあるレストランに食事に誘われて、断れなくて行った時に、ちょっと席を外した時にも私の座っていた椅子の匂いを嗅いでたのを見ちゃったんだよ!!それに、一緒に歩いている時に、靴が壊れちゃって、自分で買い換えようとしたら、千江府さんが、先に新し靴を用意して、壊れた靴を捨てるって、持って行っちゃったんだよ……。それで、買ってもらうのは悪いって思って、急いで追いかけたら……。私の靴に鼻を突っ込んで匂いを嗅いでいたんだよ!!千江府さんは、私の匂いを嗅ぐ変態さんだったんだよ!!」
そこまで一気に言った静弥は顔を真赤にさせて、肩で息をしていた。
涙目で、瞬きをすれば涙が溢れてしまいそうな、そんな状態だった。
想像以上の変態行為に、怒りが湧いていた俺だったが、今は静弥を慰めることが先決だと思って、静弥に声を掛けようとしたが一歩遅かった。
俺がうかうかしている内に、ヴェインが跪く様な体勢で、静弥の両手を握っていたのだ。
「すまない。辛いことを話させてしまって。でも、これからは俺がいるから安心しろ。俺が、シズを変態からも脅威からも守るから」
「ヴェインさん……」
「うん。よしよし。今まで辛かったね。よく頑張ったな」
「ヴェインさ~ん……」
静弥を慰めるように、その小さな頭を優しく撫でていたかと思ったら、ヴェインは、自分の肩に静弥の頭を乗せ、自然と抱き寄せていた。
背中をとんとんと叩きながら、繰り返し「もう大丈夫だ」と言って、静弥の不安を包み込むように抱きしめていたのだ。
俺は、自分が慰めようとして何も出来ずにいた右手を空に彷徨わせていた。
その手をぐっと硬く握り、今の自分の立場を改めて理解していた。
俺よりも、ヴェインの方を頼りにしているという現実をだ。
今は、二人の間に入って行くことは難しくとも、少しずつ、しずとの関係を良い方向に持っていくように努力しようと改めて誓った。
だけど、俺もそこまで出来た男じゃない。
ついつい、憎まれ口を叩いてしまった。
「おい、お前らいつまでそうしてるつもりだよ」
別にしずに当たるつもりなんてなかったけど、結果的にしずに当たったみたいになってしまった。
「はっ!ご、ごめんなさい!!」
「シズが謝ることなんて何もないよ?俺がシズを甘やかしたかったんだよ?」
「ヴェインさん……」
くっ、どうしてこの二人は隙きあらば、二人の世界に入ろうとするんだ!!
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