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9章
2.作られた証拠と姉妹の崩壊。
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窓の外の日は落ちて、
黒雲が空を覆う。遠くで雷鳴が響く。
立入禁止と書かれたテープが風ではためき、
街灯の明かりだけが暗い室内を照らしていた。
なんで?どうして‥
‥ジェシーが私に銃をむけるの?
困惑する私とは対照的に
ジェシーは冷たくこちらを睨んでいた。
「お姉ちゃん‥いい加減にしてよ‥
いつまで被害者ヅラしてるわけ?!?」
「‥え‥??」
ジェシーは銃口を私に突きつけたまま、
大きく一歩踏み込み、
痺れを切らしたように目の前で叫ぶ。
「お前がママと親父
殺したんだろうが!!!」
雷の光が彼女の怒りに満ちた表情を
浮き彫りにした。
私は驚愕し、目を見開く。
ジェシーの怒りに染まった瞳がそれを映す。
「え‥
そんな‥違うっ‥何でそんなことに‥??
ジェシー‥違うわ‥信じて‥!!」
「黙れ!!」
ジェシーは一方的に言葉を遮り、
ローテーブルを蹴飛ばす。
テーブルに乗っていた2つのカップが割れて、
コーヒーが絨毯に黒い染みを作っていった。
「あたしは、知ってるんだ‥証拠だってある‥
お姉ちゃん‥なんで‥殺したの?!
私たち‥何かした?
‥いい家族だったのに‥」
ジェシーは銃を構えたまま、
怒る様なやりきれない様な表情を浮かべる。
「ジェシー‥!私じゃないわ!
どうして信じてくれないの‥?
そんな目で私を見ないで‥!!」
そう言った途端、胸倉を掴まれた。
少し前傾姿勢にされて、
眉間にあてられた銃口が押し付けられる。
「ふざけんなよ!!
何が"信じてくれないの?"だ?!
この人殺し‥人殺し人殺しっ!!!
信じられる訳ねーだろうがっっ!!
あんたにだけ有利に働くアリバイ工作を
された死体は?!
事件現場にあったあんたの髪は?!
あんたの指紋のついた凶器は!!!?
説明できんならしてみろよ!!
このクソアマ!!」
ジェシーのこんな顔は見たことが無かった。
私を侮蔑を込めて睨み、怒鳴っていた。
それを見ると心臓が締め付けられる‥
目が熱い‥
悲しくて苦しくて‥耐えられそうにない‥
「‥なんでこんな‥ジェシー‥」
「ほらね!!やぁっぱり答えられないんだ!!
人殺し人殺し人殺しっ!!!
何十人も殺しておいて
よくあんな善人ヅラできたよね!!?
あたしも、すっかり騙されてたし!!?
グレンさんもかわいそー
このアバズレ女が、
自分の患者とファックして
人を殺してるあいだ、
ずっと心配してんだもん!!
馬鹿みたい!!」
ジェシーは、自暴自棄になったみたいに、
狂ったように笑い出す。
「あっはははっ!!あーもうマジウケる‥!
あっははははははははっ!!ああ‥‥
はははははははは‥ははは‥‥
ははは‥‥‥‥お姉ちゃん‥どうして‥‥」
ガシャンっと銃の安全装置が外された。
もう、彼女が引き金を引けば、私は死ぬ。
誤解されたまま。
私の無実を、いつか彼女が知れば‥
彼女は永遠に苦しむ。
そんなのは‥嫌だ。
ジェシーは私の大切な‥
私は決死の思いで無実を伝える。
その声は震えていた。
「…ジェシー‥私は‥ほんとうに‥
誰も殺してない‥。両親も、他の人たちも‥
私‥ずっと‥ジョザイアに監禁されてたの‥
とても、人を殺すなんてできない‥
信じて‥‥私は誰も殺してない。」
‥‥私とジェシーの間に沈黙が流れた。
銃口は私に突きつけられたまま、
窓の外の遠い雷鳴と激しい心音だけが
鳴り響いていた。
「どうか‥信じ‥」
私の声は雷鳴と共に掻き消された。
そして、ジェシーが口を開く。
「っ‥嘘も大概にしろよ!!!!
このクソ偽善者がよぉ!!
お前に信じれる要素が一つでもあったか?!!
姉妹の絆で
信じてもらえるとでも思ったか?!!
もうあんたは姉なんかじゃない!!
私の両親を殺した、
ただの人殺しなんだよ!!」
私の声は届かなかった‥
「‥ジェシー‥」
眼が熱い‥どうして‥信じてくれないの‥
証拠なんて、あるはずないのに‥
私は誰も殺してないのに‥
「なんであんたが泣くの?
泣きたいのこっちなんだけど?
‥最期に一つ聞くわ‥なんで殺したの?
聞かせて‥嘘はもういいから。
警察が来る前に‥早く‥」
「警察‥?」
「あんたを殺して‥あたしは捕まる。
人殺して、逃げてたあんたとは違うんだよ。
あたしはあたしなりのケジメがある。
それより早く答えろ。」
ジェシーは私を真っ直ぐ見つめる。
私と同じ緑色の瞳は復讐に燃えていた。
でも‥私にはこう言うしかなかった‥
「ジェシー‥私は本当にやってないの‥」
「っっ‥テメェ!!!!いい加減に‥!!!」
額に銃口が、押し付けられ、
彼女の指が引き金に触れる。
その瞬間、玄関が勢いよく開いた。
そこには数名の武装した警官。
「アイリーン・タウンゼント!
貴女に殺人の容疑が掛かっています。
署までご同行をっ‥」
警官の一人がそう言い掛けた途端、
轟音が響き、
彼の額に穴が空いた。
ジェシーが、彼らに発砲したのだ。
「タイミング悪いなぁ‥!!
まだこのクソアマを殺してないんだけど??!
ママと親父の復讐…邪魔すんじゃねーよ!!!
死ね!!死ね!!死ね!」
何度も銃の発砲音がして、薬莢が床に落ちる。
血塗れになった警官達が倒れて、
断末魔と共に、床を壁を赤く染める。
「ひっぁ‥‥あぁ‥ジェシー‥っ!!」
私は必死で、走り
家の奥にある裏口から、路地に出た。
家に囲まれた細く薄暗い路地は
激しく雨に降られ、足をつくたび水が跳ねる。
もう嫌‥もう嫌‥!!なんでこんなことに‥?!
顔を伝うものが
涙なのか雨なのかもうわからない‥
その時、私の出てきた裏口のドアが
バァンと大きな音を立てて開く。
「‥ねぇ!!?どこ行く気ぃ?!!
この人殺しぃ!!!」
ジェシーが、こちらに向けて銃を乱射する。
付近の窓が割れて、ガラス片が降り注ぐ。
足元の道路に銃弾がめり込む。
「‥いやぁぁあ!!
‥やめて!!‥やめて‥!!
ジェシー‥私じゃない‥私じゃ‥」
何を言っても無駄だった。
彼女は、走る私めがけて何度も発砲する。
銃弾が耳元を掠める。
あと、少し行けば曲がり角があるはず‥!
曲がれば少しは‥!!
そう思った時、グッと
何かに、足を引っ張られた。
足元を見ると
マンホールに私の靴のヒールが嵌っている。
「あっあっ‥あぁ‥!!」
ジェシーが、弾を込めながら近づいてくる。
私は必死で靴を抜こうとするが、
全く抜ける気配がない。
「あぁ‥あぁ‥!!助けて‥!‥グレン‥」
足音が近づいてくる‥
動けない私を相手に
彼女が外す訳はない‥
そして
発砲音がした。
その瞬間
横道から黒い手が伸びて、
引き寄せられる。
弾は床に撃ち込まれ、
アスファルトの破片が舞う。
黒い手の主は、
黒い革製のフード付きの
ロングコートを着た背の高い男性だった。
彼は私を後ろ抱きに口を塞ぎクスリと笑った。
「ヒールが嵌ったなら、
靴ごと脱げばいいのに‥
こういう時は慌てちゃいけないよ?
僕の可愛いアイリーン。」
黒雲が空を覆う。遠くで雷鳴が響く。
立入禁止と書かれたテープが風ではためき、
街灯の明かりだけが暗い室内を照らしていた。
なんで?どうして‥
‥ジェシーが私に銃をむけるの?
困惑する私とは対照的に
ジェシーは冷たくこちらを睨んでいた。
「お姉ちゃん‥いい加減にしてよ‥
いつまで被害者ヅラしてるわけ?!?」
「‥え‥??」
ジェシーは銃口を私に突きつけたまま、
大きく一歩踏み込み、
痺れを切らしたように目の前で叫ぶ。
「お前がママと親父
殺したんだろうが!!!」
雷の光が彼女の怒りに満ちた表情を
浮き彫りにした。
私は驚愕し、目を見開く。
ジェシーの怒りに染まった瞳がそれを映す。
「え‥
そんな‥違うっ‥何でそんなことに‥??
ジェシー‥違うわ‥信じて‥!!」
「黙れ!!」
ジェシーは一方的に言葉を遮り、
ローテーブルを蹴飛ばす。
テーブルに乗っていた2つのカップが割れて、
コーヒーが絨毯に黒い染みを作っていった。
「あたしは、知ってるんだ‥証拠だってある‥
お姉ちゃん‥なんで‥殺したの?!
私たち‥何かした?
‥いい家族だったのに‥」
ジェシーは銃を構えたまま、
怒る様なやりきれない様な表情を浮かべる。
「ジェシー‥!私じゃないわ!
どうして信じてくれないの‥?
そんな目で私を見ないで‥!!」
そう言った途端、胸倉を掴まれた。
少し前傾姿勢にされて、
眉間にあてられた銃口が押し付けられる。
「ふざけんなよ!!
何が"信じてくれないの?"だ?!
この人殺し‥人殺し人殺しっ!!!
信じられる訳ねーだろうがっっ!!
あんたにだけ有利に働くアリバイ工作を
された死体は?!
事件現場にあったあんたの髪は?!
あんたの指紋のついた凶器は!!!?
説明できんならしてみろよ!!
このクソアマ!!」
ジェシーのこんな顔は見たことが無かった。
私を侮蔑を込めて睨み、怒鳴っていた。
それを見ると心臓が締め付けられる‥
目が熱い‥
悲しくて苦しくて‥耐えられそうにない‥
「‥なんでこんな‥ジェシー‥」
「ほらね!!やぁっぱり答えられないんだ!!
人殺し人殺し人殺しっ!!!
何十人も殺しておいて
よくあんな善人ヅラできたよね!!?
あたしも、すっかり騙されてたし!!?
グレンさんもかわいそー
このアバズレ女が、
自分の患者とファックして
人を殺してるあいだ、
ずっと心配してんだもん!!
馬鹿みたい!!」
ジェシーは、自暴自棄になったみたいに、
狂ったように笑い出す。
「あっはははっ!!あーもうマジウケる‥!
あっははははははははっ!!ああ‥‥
はははははははは‥ははは‥‥
ははは‥‥‥‥お姉ちゃん‥どうして‥‥」
ガシャンっと銃の安全装置が外された。
もう、彼女が引き金を引けば、私は死ぬ。
誤解されたまま。
私の無実を、いつか彼女が知れば‥
彼女は永遠に苦しむ。
そんなのは‥嫌だ。
ジェシーは私の大切な‥
私は決死の思いで無実を伝える。
その声は震えていた。
「…ジェシー‥私は‥ほんとうに‥
誰も殺してない‥。両親も、他の人たちも‥
私‥ずっと‥ジョザイアに監禁されてたの‥
とても、人を殺すなんてできない‥
信じて‥‥私は誰も殺してない。」
‥‥私とジェシーの間に沈黙が流れた。
銃口は私に突きつけられたまま、
窓の外の遠い雷鳴と激しい心音だけが
鳴り響いていた。
「どうか‥信じ‥」
私の声は雷鳴と共に掻き消された。
そして、ジェシーが口を開く。
「っ‥嘘も大概にしろよ!!!!
このクソ偽善者がよぉ!!
お前に信じれる要素が一つでもあったか?!!
姉妹の絆で
信じてもらえるとでも思ったか?!!
もうあんたは姉なんかじゃない!!
私の両親を殺した、
ただの人殺しなんだよ!!」
私の声は届かなかった‥
「‥ジェシー‥」
眼が熱い‥どうして‥信じてくれないの‥
証拠なんて、あるはずないのに‥
私は誰も殺してないのに‥
「なんであんたが泣くの?
泣きたいのこっちなんだけど?
‥最期に一つ聞くわ‥なんで殺したの?
聞かせて‥嘘はもういいから。
警察が来る前に‥早く‥」
「警察‥?」
「あんたを殺して‥あたしは捕まる。
人殺して、逃げてたあんたとは違うんだよ。
あたしはあたしなりのケジメがある。
それより早く答えろ。」
ジェシーは私を真っ直ぐ見つめる。
私と同じ緑色の瞳は復讐に燃えていた。
でも‥私にはこう言うしかなかった‥
「ジェシー‥私は本当にやってないの‥」
「っっ‥テメェ!!!!いい加減に‥!!!」
額に銃口が、押し付けられ、
彼女の指が引き金に触れる。
その瞬間、玄関が勢いよく開いた。
そこには数名の武装した警官。
「アイリーン・タウンゼント!
貴女に殺人の容疑が掛かっています。
署までご同行をっ‥」
警官の一人がそう言い掛けた途端、
轟音が響き、
彼の額に穴が空いた。
ジェシーが、彼らに発砲したのだ。
「タイミング悪いなぁ‥!!
まだこのクソアマを殺してないんだけど??!
ママと親父の復讐…邪魔すんじゃねーよ!!!
死ね!!死ね!!死ね!」
何度も銃の発砲音がして、薬莢が床に落ちる。
血塗れになった警官達が倒れて、
断末魔と共に、床を壁を赤く染める。
「ひっぁ‥‥あぁ‥ジェシー‥っ!!」
私は必死で、走り
家の奥にある裏口から、路地に出た。
家に囲まれた細く薄暗い路地は
激しく雨に降られ、足をつくたび水が跳ねる。
もう嫌‥もう嫌‥!!なんでこんなことに‥?!
顔を伝うものが
涙なのか雨なのかもうわからない‥
その時、私の出てきた裏口のドアが
バァンと大きな音を立てて開く。
「‥ねぇ!!?どこ行く気ぃ?!!
この人殺しぃ!!!」
ジェシーが、こちらに向けて銃を乱射する。
付近の窓が割れて、ガラス片が降り注ぐ。
足元の道路に銃弾がめり込む。
「‥いやぁぁあ!!
‥やめて!!‥やめて‥!!
ジェシー‥私じゃない‥私じゃ‥」
何を言っても無駄だった。
彼女は、走る私めがけて何度も発砲する。
銃弾が耳元を掠める。
あと、少し行けば曲がり角があるはず‥!
曲がれば少しは‥!!
そう思った時、グッと
何かに、足を引っ張られた。
足元を見ると
マンホールに私の靴のヒールが嵌っている。
「あっあっ‥あぁ‥!!」
ジェシーが、弾を込めながら近づいてくる。
私は必死で靴を抜こうとするが、
全く抜ける気配がない。
「あぁ‥あぁ‥!!助けて‥!‥グレン‥」
足音が近づいてくる‥
動けない私を相手に
彼女が外す訳はない‥
そして
発砲音がした。
その瞬間
横道から黒い手が伸びて、
引き寄せられる。
弾は床に撃ち込まれ、
アスファルトの破片が舞う。
黒い手の主は、
黒い革製のフード付きの
ロングコートを着た背の高い男性だった。
彼は私を後ろ抱きに口を塞ぎクスリと笑った。
「ヒールが嵌ったなら、
靴ごと脱げばいいのに‥
こういう時は慌てちゃいけないよ?
僕の可愛いアイリーン。」
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