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8章

3.指輪がもたらす物は*

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私の眼に映るのは、

檻にベットに鎖に監視カメラ‥

そして、私を組み敷くジョザイアだけ‥



私が、ジョザイアを助けてから
もう、1週間近くが経った‥


あれからも、ジョザイアは変わらず
私の側を離れず甲斐甲斐しく世話をしていて
入浴させたり、食事を摂らせたり、


そして、


毎日‥毎日‥檻の中で私を犯す。


あの選択を悔いなかった日はない。


今日も彼は愉しそうに、私を貫く。


「あっ‥!あぅ‥ああぁっ!!
はぁっ‥‥やぁ‥ああぁああっ‥!」


グチュリグチュリと
何度も蜜壺は擦りあげられ、
熱く硬いものが出し挿れされる。

何度も達して、
ビクビクと身体が跳ねる‥

もう、それが何時間も‥


手足を拘束され、
乗られる様に組み敷かれて逃げられない。

抵抗を許されない秘所は
何度も彼に蹂躙される。


快感に悶える私を見つめて彼が嗤う。


「ふふふっ‥アイリーンはいっつも
気持ち良さそうだね。嬉しいなぁ‥
僕のがそんなにイイの?」


私は首を振る。
快感で頭がおかしくなりそう‥でも、
認めたくない‥

その間もピストンは止まらない。


「‥ぁあっ‥!!あああぁぁっ‥!!
もう‥やぁっ!はなし‥て‥!!
たすけ‥っ‥グレ‥ン‥あっああぁっ!!」


彼は私の首を掴むと
耳元に顔を近づける。

彼の形の良い唇が耳元に軽く触れ
囁きかけてくる。


「アイリーン‥アイリーン‥
愛してるよ‥すき‥好き‥大っ好き‥

ねぇ‥素直にならないとやめてあげないよ?
それとも‥もっと酷くしてほしい?」


彼はそう言うと獣の様に首元に噛みつき、
身体を愛撫する。胸をやわやわと揉みしだき、
敏感な所をギュッと抓る。

そして、
蜜壺の奥をズブリと突いた。


「あああぁぁっああっ‥!!!」


奥を何度も何度も激しく犯され、

狂いそうになるくらいの
痺れるような快感が襲ってくる。
ビクビクと身体が震え、背が反る。

甘く高い叫ぶ様な嬌声をあげてしまう。


「‥ああああぁっ!!あっあっあっんぁぁあ‥!!
やぁ‥!!ぁぁあっ!もう‥許して‥っ!
これ‥いじょ‥おかしくっ‥なる‥ああぁっ!!」


何度犯されても、恐怖は消えない。
涙が溢れる。助けて‥助けて‥

秘所が熱い‥溶ける‥
突かれるたび頭が真っ白になる。

彼は乱れる私を見て笑う。


「ふふっ"許して"ってなぁに?
もうアイリーンには怒ってないよ。
僕は気付いたんだ‥」


私は快楽に溺れ、話を聞くどころではなかった‥
このとき、彼の言ったことを記憶していれば‥

私はただ、彼のモノを受け入れ、犯されていた。
 彼は興奮したように話し続ける。


「悪いのはアイリーンじゃない!

あいつらだ!
アイリーンはこんなに僕のことが好きなのに‥
惑わせて‥僕らの愛を邪魔した!!


殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺して殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる‥」


彼の手が私の首に伸び、少しづつ絞めていく。

ジョザイアは苛立ちを
ぶつけるみたいに熱く滾るモノで
グチュンッグチュンッと
さらに激しく蜜壺の奥を突く。

そして‥熱くドロリとしたものが注ぎ込まれた‥

頭の中は恐怖でいっぱいになって、
私は泣き叫ぶ。


「あああぁぁっ‥!!グレンっ‥グレン‥
たすけて‥!たすけて‥ぅあ‥あぁ‥

もう‥いや‥!!もう‥かえし‥て‥!!
あなたなんて‥‥最低‥だわ‥!」


すると、彼はギュッと抱きしめてくる。
身体が皮膚が密着する。

また、彼のモノが深くズルリと入ってきて
気持ちが悪い‥

怖い‥怖い‥怖いっ‥

肩が震える。

私はこれから何をされるの‥?


「アイリーン‥帰りたい?」


身体を強く抱いたまま、彼は尋ねた。
予想外の質問に驚いたが私はコクコクと頷く。


「そっか。」


ジョザイアは意味ありげに微笑むと
私に入っていた、勃ったままのそれを抜く。


蜜壺を滑り、抜けていく感触に身体がビクッと
震える。小さく声が漏れる。
それが堪らなく屈辱的だった。


「はぁ‥っ‥はぁ‥はぁ」


檻は静まり返り、私の荒い呼吸だけが聴こえる。

彼はズボンのポケットから何かを取り出した。

その何かを持ったまま、
愛液と彼の精液が混ざった液の溢れる
秘所を撫でる。


「凄く蕩けてるね‥本当に帰りたいの?
僕といれば幸せにしてあげるよ?
アイリーンの為になーんでもしてあげる。

でも、帰りたい?」


拘束具によって無理矢理
開かされた秘所は彼の愛撫を簡単に受け入れる。
触れられ、液を掬い取られるだけで、脚が震えた。


「帰りたいに決まってるでしょ‥?
ふざけないで‥もう‥やめて‥
グレンに‥ジェシーに‥会いたい‥」


「ふぅん‥そっか。」


そう言って拘束された私の手を
愛液と精液にまみれた手で包む。

グチュリと水音がして、
ぬめる彼の手の感触がした。


それと‥


‥???


拘束がガチャリと外され、
自分の手を見ると、見覚えのあるものが
嵌っていた‥



これは‥





私とグレンの婚約指輪だ‥





「………っっ」




私の愛液と
ジョザイアの精液にベットリとまみれ、


穢されている‥



‥‥私の身体と同じ様に‥‥



それを見ると、
グレンと過ごした、私達の
幸せで美しい日々さえ穢された気がした‥



指輪が戻った喜びよりも、


悲しさが‥

憎しみが‥

ジョザイアへの憎悪がフツフツと沸いてくる‥


彼の所為で‥何もかもがメチャクチャ‥



それでも、私は指輪を抱きしめて
涙をこぼす。


「‥グレンっ‥グレン‥ごめんなさい‥
ごめんね‥‥私‥ジョザイアに‥」
 

グレンに捧げたかったのに‥

熱くなった秘所からトプトプと
ジョザイアの精液が流れ出してシーツを汚す。


すると、
キィと金属の擦れる様な音がした。


檻が空いた‥。


いや、ジョザイアが開けたんだ。



「アイリーンは帰りたいんでしょう?

どうぞ、いいよ?帰っても。」



そう言って

彼は開かれたドアを指し、微笑む。



その瞬間、驚きとともに‥
私の頭の中で
何かがプツリと切れたのを感じた。








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