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8章

1.*やっぱり僕らは両想い。《ジョザイア目線》

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「う‥ん‥?」


ぼやけた意識の中
僕は目を覚ます。

僕は‥彼女は‥どうなったんだろう‥
僕はアイリーンに殺されたはずだ‥
でも‥


開いた目に映ったのは檻と、
その端で眠る彼女だった。


「…!?え‥?!なんで‥?
なんで‥僕生きてるんだ‥?」


僕が勢いよく飛び起きると
上に掛けられていた布団がベットに落ち、
空になった薬の中和剤が転がってきた。



その空になった注射器を手に取って、
僕はそれを、呆然と眺めていた。


「どうして‥?」


すると、部屋のドアがゆっくりと開き、
クロードが入ってくる。


「ジョザイア様やっと目覚めたんですね。
死んだかと思いましたよ。」


クロードは、トレイに乗せたカップに
紅茶を注ぎながら話し続ける。


「アイリーンさんが、
血を流したいとの事だったので、
案内だけさせていただきました。
あとシーツの交換を‥」


僕はクロードの話をぼーっと聞きながら、
一人で納得していた。

ああ‥なるほど‥


「クロードが助けてくれたのか‥
本当に死ぬとこだった‥助かったよ‥」


「…え?違いますよ?
私が助けたのではありません。」
 

???どういうことだろう?
僕は首をかしげる。

クロードでなければ‥誰が‥?

そう考えていると、
クロードの口から衝撃的な一言が放たれる。




「貴方を助けたのはアイリーンさんですよ。、」


その一言に
瞳孔が開いて、心臓が高鳴る。


「!!??…あ…アイリーンが?!ほんとに?!」


喜びと驚きが同時に襲ってくる。
ああ‥やっぱり‥僕のアイリーン‥

彼女は僕を裏切らなかった‥!!


「ほんとに‥?そうなの‥?‥」


「そうですってば、第一、
檻の鍵はジョザイア様しか持っていないでしょう?」


ああ‥嬉しい‥やっぱり‥アイリーンは


僕のこと‥好きなんだ‥


「そうだよね‥そうだよね!
ああ‥!アイリーン!!」


僕は嬉しくってベットの端で眠るアイリーンに
覆いかぶさるように抱きつく。


「‥ひゃあぁっ!!?」


アイリーンはビックリして、目を覚ます。
僕はそのまま、ぎゅーっと彼女を抱きしめて
首のあたりに頬ずりをする。


「アイリーン‥っ!アイリーン‥好き!
大好き‥!!」


アイリーンは怯えた表情で、
僕の腕から逃げようとする。


「…や…やめて…何もしないで…!
‥私は‥」


私はの続きはわかるよ。


「『グレンくんのもの』?」


そう言うとアイリーンは一層怯えて
けれど、憎らしそうに答える。


「…そうよ‥」


でも、今の僕にはわかってるんだ、
アイリーンが本当に好きなのは僕だってこと。


アイリーンはあいつに拐かされただけ。


僕は針の掠めた彼女の無数の擦り傷を
痛まないように優しく舐める。
頬を首を胸を‥ゆっくりと。


「…あっ‥んんっ‥や‥め」


「…さっきは痛かった?怖かった‥?
アイリーンは悪くないのに
いっぱい虐めちゃったね‥

もう、痛いことしないよ?

いっぱい気持ちよくしてあげる。
 
僕らの愛情を確かめ合おう‥?」



そう言って、僕は血塗れになった服を脱いで
アイリーンに跨る。


「ひっ‥!!いやだっ‥いやだ‥!!
やめて!!グレンの元に帰して!!」


アイリーンはガタガタと震えながら、
手をバタつかせて、必死で抵抗してくる。
その手首を掴んでベットに押しつけた。


「っ!!」


「貴女の帰るところは僕の腕の中だけ。
なんでわかってないの?」


「そんなの‥ちが‥んんっー!」


彼女が言い終える前に唇を奪う。
唇同士を密着させて、小さな口に舌を這わせる。

力の抜けた手首から手を離して、
彼女の好きなところを、ねっとりと愛撫していく。

それだけで彼女の身体はビクビク震えて、
柔らかな秘所は濡れる。


「んっ‥んぁ‥んっー‥ふっぁあ‥んー‥!!」


唇を離すと、彼女の顔は蕩け紅く染まりながらも、
こちらを睨む。


「アイリーン?なんでそんな顔するの?
僕のこと好きでしょ?」


僕は彼女の首筋に甘く噛みつきながら、
服の中に手を入れて、
柔らかな胸を優しく揉みしだく。


「あっ‥ふぁっ‥ああっ‥ 
好きじゃない‥貴方みたいな人‥んぁっ」


「好きじゃないならなんで助けたの?
殺せばよかったよね?
はやく素直になってよ。」


胸の先端をキュッと摘むと彼女の身体が跳ねて
嬌声があがる。


「ああぁあぁぁあっっ‥!!
う‥あ‥はぁっ‥私には、
責任があると思っただけ‥貴方なんか嫌い‥!!
また、私を犯すんでしょ‥?!!」


甘く蕩けながら、こちらを憎らしそうに睨む。


「うん。もちろん犯すよ?
大好きなんだもん。アイリーンもこんなに
濡らして‥はやく一つになりたいよね‥?」


胸から下腹部に手を滑らせて、
彼女のショーツの中に手を這わせる。

蕾は硬く花弁は濡れて、
熱く蕩けているのがわかる。

僕はそこをグチュグチュと撫で、
指を挿入して、激しく抜き差しする。

熱い愛液が溢れてくる。
僕を感じて、喘いで、可愛い‥可愛い‥


「ああっ‥あっ‥はぁっ‥!んんぁぁあ‥!!」


「アイリーン‥アイリーン‥はやく目を覚まして?
アイリーンの愛おしい人は誰?
わかるでしょ?貴女はあいつに惑わされてるだけ。」


アイリーンは喘ぎながら、泣き叫ぶ。


「あぁっっ‥!はぁっ‥ちがうぅ!
グレン‥っ助けて‥!あぁっっあぅん‥!」


「大丈夫だよ?アイリーン‥
僕がたっぷり愛してあげるからね。

僕らの邪魔は誰にもさせない。
きっと、アイリーンも自分の気持ちに気づくから。」


僕はアイリーンの膝裏を持ち上げ、
足を開かせた。熱く濡れて、
ヒクヒクと僕を受け入れようとする
そこをベロリと舐め上げる。



「‥んあぁぁぁぁああっ!!」


彼女の背が反って
甘く熱い愛液が流れだしてくる。



「僕のがそんなに欲しいの?
‥ふふふ‥今、挿れてあげるね‥」


彼女の蜜壺に僕のモノをあてがう。
グチュリと音を立てて柔らかな花弁が
開かれ、先端を包む。


「う‥うぅ‥違う‥いやぁ‥やめて‥
貴方なんか‥助けるんじゃなかった‥

‥うぅ‥もう‥嫌‥もう‥‥
私を帰して‥」


アイリーンは手で顔を覆い、泣きじゃくる。
可愛い‥可愛い‥もっと酷くしたくなる。

でも、


「泣く必要なんてないよ。

きっとすぐに、
貴女の本当に帰るべき場所は
僕の腕の中だと気づく。


いや、気づかせてあげるよ‥



愛おしいアイリーン。」



僕は彼女の中を拡げながら擦りあげ
ズブズブと侵入する。

熱く蕩けた蜜壺から愛液が溢れでてくる。


グチュンッと腰を奥まで打ち付けると、


アイリーンは苦しそうに喘ぎ、


僕を受け入れた。


奥まで、深く深く‥僕らは繋がっている。


今も、これからも‥ずっーと‥



ずっーと‥



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