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5章
2.アイリーンなんか大嫌い。
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私はジョザイアを連れて家に帰って、
彼にシャワーを浴びてもらった。
それでも、彼は下を向いて、
濡れた髪を拭きもせず
ポタポタと髪から水滴を流していた。
ずっと黙ったまま。
‥何かあったのかしら?
私はジョザイアの髪を拭きながら、
彼の顔を覗き込む。
「ねぇ、ジョザイア大丈夫‥?」
彼は小さく首を振る。
「‥昨日嫌な事がたくさんあったんだ‥
今は‥先生の顔を見ると、
嬉しくなったり、
悲しくなったり、憎くなったりする。
もう、訳がわからない‥
酷いよ、先生‥
なんでこんな事するの?」
私は彼の言葉について、よくわからなかった。
けれど、彼が苦しんでいるのは、わかる。
子供の頃みたいに。
「ジョザイア‥大丈夫よ、先生がいるから‥」
私はそう言って彼の頭をタオルごと、
軽く抱く。ふっと彼の力が抜けて私に寄りかかる。
「‥アイリーンのせいだ。」
彼はそう言うと、
急に頭を上げて
凄い力で私の腕を掴み、床に押し倒す。
バンッと大きな音がして、
私は背中を打ち付けられると、
思わず小さな悲鳴をあげる。
「うっ‥?!!」
彼はそんなことは意に返さず、
力強く私の腰と肩を鷲掴む様に抱いて
ずりずりと私の上を這った。
身体の上を這われるとゾワゾワとした感覚が
私の背を弓なりにさせる。
そのまま彼は私のお腹のあたりにまたがる。
乗られた部分が、強く圧迫された。
「ジョザイアっ‥苦しい‥」
そう訴えてみるが、
彼が話聞いている様子はない。
私を虚ろな目で見下ろして、
ブツブツと私の名前を呟くばかり。
「アイリーン‥アイリーン‥アイリーン
アイリーン‥僕の‥アイリーン‥」
「ジョザイア‥?」
呼びかけると、
ピクッと彼の表情が動く。
彼はするりと手を動かし、
私の顎を人差し指で持ち上げる。
「アイリーン‥僕のこと慰めてくれる‥?
やっぱり‥痛めつけるより‥そっちがいい‥」
痛めつける‥?なんの話?
ポカンとしていると、
私の手がジョザイアの大きな手に包まれ、
彼のほおに触れさせられる。
ひやりとした感触が、手から熱を奪う。
「アイリーン‥僕に触れて‥。
それで、許してあげる‥」
彼が悲しそうに、けれど艶っぽく、
私に懇願しする。
彼が私の顔を覗き込むと
金色の髪がこちら側にするりと流れる。
それがとても美しくて、哀しい。
私は彼が可哀想で、優しく頭を撫でた。
すると、少しだけ彼が微笑み、
私はほっと胸をなでおろす
よかった‥
ほんの少しだけど落ち着いたみたい。
「少しは元気になった?」
「うん、すこしは‥‥
‥あ、ごめんね。重かった?」
そういうと、ジョザイアは私の上から降りてくれた。
私はソファに座りなおして、彼もその横に座る。
「‥ねぇ、アイリーン、覚えてるよね?
15年前のこと」
唐突に彼は話し始める。
15年前というと、私とジョザイアが
小児精神病院で一緒にいた頃だ。
ジョザイアが今日、
おかしかったことと関係があるんだろうか?
「僕はあの頃からアイリーンが大好きだった。
撫でてくれて、遊んでくれて、
あの病院は二人の楽園だった。
アイリーンは僕だけとずーっと一緒にいてくれた。」
ずっと一緒にいたのは、
私が他の子と遊んだ時に彼が癇癪をおこして、その子を殺しかけたからなんだけど‥
でも、確かに良い思い出、
他の人がいるときは彼は
正気じゃなかったけど、
二人きりの時は優しくて、
とても良い子だった。
そう考えていると、
ジョザイアの大きい手が私の手を強く握った。
「僕は、ずーっとずーっとこのまま、
二人きりで、愛し合っていたくて‥
アイリーンにプロポーズをしたんだ。」
フッと頭の中に幼いジョザイアの言葉が
フラッシュバックされる。
『じゃあ先生‥僕と結婚してくれる?』
すっかり忘れていた、
懐かしくて、愛らしい思い出。
「ああ!あったわね、そんなことも!
あの時の貴方、とっても可愛らしかったわ」
私は、可愛らしいジョザイアを思い出して、
はしゃぐ。けれど彼の顔は浮かないまま
顔を覗き込むとグイッと引き寄せられて、
彼の腕が熱く、強く私を抱き締める。
苦しいくらいに。
彼は私の耳元で話し続けた。
「アイリーンはあの時から
ずーっと僕のものなのに、
急にいなくなったり、
他の奴と仲良く食事したり、
そんなの許されないんだよ?
嬲り殺されても、文句言えないよ‥
でも僕、優しいから、
許してあげようと思うんだ。」
「え‥?‥えっ?」
彼は一体何を言ってるの?
私と貴方は、カウンセラーと患者よ?
大切な友人だとも思うけど、
私は貴方のものじゃない。
そう考える間もなく、彼は私を抱き締めたまま、
ソファに倒れて、
私を組み敷くように密着してきた。
ドクドクと彼の心音が身体越しに伝わってくる。
彼が私をそんな風に見てるなんて
思いもしなかった。知りたくもなかった。
良き友人でありたかった。
「ちょっ‥ジョザイア‥っ私は‥」
「でも、もう他の奴にアイリーンを
盗られるのも、話されるのも
見られるのも、もう耐えられない。
許されることじゃない。
貴女は僕のものだ。
だから、
僕と結婚して?アイリーン‥」
「‥!!?」
できるわけないじゃない‥!
私にはもうグレンがいるの、
何より私達そんな関係じゃないでしょう?!
そう口にしようとするが
彼の愛の言葉は止まらない。
彼の顔は、ほんのりと赤くなり、
恍惚とした表情を浮かべる。
「僕は大きくなったんだ。
ずーっと一緒に、二人きりで暮らそう。
僕らの家も、一生暮らせるお金ももうあるから‥
もう二度と他の奴に
貴女を関わらせたりしない。
僕だけをみて、僕だけ愛して‥
僕だけが貴女を支えられるんだ。
僕だけが、アイリーンには必要なんだ。
アイリーンだけが、僕には必要なんだ‥」
そう言って私に噛み付くようなキスをした。
唇が密着して、熱い舌が這う、
彼の唾液が私の中に流れ込んでくる。
強い力で押さえつけられ、抵抗できない‥
私は顔を歪めた。
やっぱりこの子は少しおかしいわ。
この前もきっと料理に薬を入れて私をっ‥
ぷちゅりと彼の舌が離れた。
「ねぇ、アイリーン‥?
僕のプロポーズに答えてよ。
答えはわかってるけど‥
アイリーンの口から聞きたい‥
もちろん
僕のこと受け入れてくれるでしょ?
僕のものだもん。」
‥甘えるような声だけど、
それは半分脅迫のようにも聞こえた。
屈するわけにはいかない。
「ジョザイア‥ごめんね。
‥それは聞き入れられない、
私は貴方のものじゃないの。
私は‥
グレンと結婚するわ。」
そう告げて、
左の薬指にはまった指輪を
彼に見せた。
すると、彼は固まり、
私を組み敷いたまま、
目を見開き常軌を逸した表情になっていく
正気とは思えないような
いますぐ逃げ出したくなるような表情。
そして、
憎むような、怨むような、
軽蔑するような眼で、
黙って私を見つめている。
私は彼に見つめられているだけなのに‥
鳥肌が立ち、背中に悪寒が駆け上る。
気持ちの悪い冷たい汗が私の首をながれ、
ドクッドクッと心臓が警鐘を鳴らす。
息ができない‥
今すぐ‥!いますぐ‥!
彼から逃げなければっ‥!
でも、身体が言うことを聞かない‥
ただ震えて涙を流し
彼に組み敷かれていることしかできない‥
「あっ‥ごめんなさい‥」
私は彼に怯え泣きながら許しを請う。
けれど、もう彼には聞こえない。
「なんで…??なんで…僕が先に…プロポーズしたのに…!!うぅっうぅ…うぅ…」
彼は顔を手で覆い嘆き苦しみはじめる。
ぐしゃりと彼の髪が顔が歪んでいく。
「‥せっかく許してあげようと思ったのに‥!!
酷いよ、酷い酷い酷い酷い酷い酷い酷い
酷い酷い酷い酷い酷い酷い‥!
ああ‥あぁ‥あああぁ‥‥
ああああアああぁアああァっ!!!!」
彼は叫ぶ。聞いたことのないようなおぞましい声で。
私は震えるながら彼を呼び手を差し伸べる。
「ジッ‥ジョザイア‥許し‥」
ジョザイアは、私の手をバシッ‥と払いのけた。
彼の顔を覆う手の隙間からは
涙が溢れ、
私を睨みつける眼が見える。
「‥はぁっ‥はぁっ‥
‥‥もういい。
アイリーンなんか大っ嫌い。」
そう言って彼は私に向かって腕を振り下ろし、
首を締め上げた。
彼にシャワーを浴びてもらった。
それでも、彼は下を向いて、
濡れた髪を拭きもせず
ポタポタと髪から水滴を流していた。
ずっと黙ったまま。
‥何かあったのかしら?
私はジョザイアの髪を拭きながら、
彼の顔を覗き込む。
「ねぇ、ジョザイア大丈夫‥?」
彼は小さく首を振る。
「‥昨日嫌な事がたくさんあったんだ‥
今は‥先生の顔を見ると、
嬉しくなったり、
悲しくなったり、憎くなったりする。
もう、訳がわからない‥
酷いよ、先生‥
なんでこんな事するの?」
私は彼の言葉について、よくわからなかった。
けれど、彼が苦しんでいるのは、わかる。
子供の頃みたいに。
「ジョザイア‥大丈夫よ、先生がいるから‥」
私はそう言って彼の頭をタオルごと、
軽く抱く。ふっと彼の力が抜けて私に寄りかかる。
「‥アイリーンのせいだ。」
彼はそう言うと、
急に頭を上げて
凄い力で私の腕を掴み、床に押し倒す。
バンッと大きな音がして、
私は背中を打ち付けられると、
思わず小さな悲鳴をあげる。
「うっ‥?!!」
彼はそんなことは意に返さず、
力強く私の腰と肩を鷲掴む様に抱いて
ずりずりと私の上を這った。
身体の上を這われるとゾワゾワとした感覚が
私の背を弓なりにさせる。
そのまま彼は私のお腹のあたりにまたがる。
乗られた部分が、強く圧迫された。
「ジョザイアっ‥苦しい‥」
そう訴えてみるが、
彼が話聞いている様子はない。
私を虚ろな目で見下ろして、
ブツブツと私の名前を呟くばかり。
「アイリーン‥アイリーン‥アイリーン
アイリーン‥僕の‥アイリーン‥」
「ジョザイア‥?」
呼びかけると、
ピクッと彼の表情が動く。
彼はするりと手を動かし、
私の顎を人差し指で持ち上げる。
「アイリーン‥僕のこと慰めてくれる‥?
やっぱり‥痛めつけるより‥そっちがいい‥」
痛めつける‥?なんの話?
ポカンとしていると、
私の手がジョザイアの大きな手に包まれ、
彼のほおに触れさせられる。
ひやりとした感触が、手から熱を奪う。
「アイリーン‥僕に触れて‥。
それで、許してあげる‥」
彼が悲しそうに、けれど艶っぽく、
私に懇願しする。
彼が私の顔を覗き込むと
金色の髪がこちら側にするりと流れる。
それがとても美しくて、哀しい。
私は彼が可哀想で、優しく頭を撫でた。
すると、少しだけ彼が微笑み、
私はほっと胸をなでおろす
よかった‥
ほんの少しだけど落ち着いたみたい。
「少しは元気になった?」
「うん、すこしは‥‥
‥あ、ごめんね。重かった?」
そういうと、ジョザイアは私の上から降りてくれた。
私はソファに座りなおして、彼もその横に座る。
「‥ねぇ、アイリーン、覚えてるよね?
15年前のこと」
唐突に彼は話し始める。
15年前というと、私とジョザイアが
小児精神病院で一緒にいた頃だ。
ジョザイアが今日、
おかしかったことと関係があるんだろうか?
「僕はあの頃からアイリーンが大好きだった。
撫でてくれて、遊んでくれて、
あの病院は二人の楽園だった。
アイリーンは僕だけとずーっと一緒にいてくれた。」
ずっと一緒にいたのは、
私が他の子と遊んだ時に彼が癇癪をおこして、その子を殺しかけたからなんだけど‥
でも、確かに良い思い出、
他の人がいるときは彼は
正気じゃなかったけど、
二人きりの時は優しくて、
とても良い子だった。
そう考えていると、
ジョザイアの大きい手が私の手を強く握った。
「僕は、ずーっとずーっとこのまま、
二人きりで、愛し合っていたくて‥
アイリーンにプロポーズをしたんだ。」
フッと頭の中に幼いジョザイアの言葉が
フラッシュバックされる。
『じゃあ先生‥僕と結婚してくれる?』
すっかり忘れていた、
懐かしくて、愛らしい思い出。
「ああ!あったわね、そんなことも!
あの時の貴方、とっても可愛らしかったわ」
私は、可愛らしいジョザイアを思い出して、
はしゃぐ。けれど彼の顔は浮かないまま
顔を覗き込むとグイッと引き寄せられて、
彼の腕が熱く、強く私を抱き締める。
苦しいくらいに。
彼は私の耳元で話し続けた。
「アイリーンはあの時から
ずーっと僕のものなのに、
急にいなくなったり、
他の奴と仲良く食事したり、
そんなの許されないんだよ?
嬲り殺されても、文句言えないよ‥
でも僕、優しいから、
許してあげようと思うんだ。」
「え‥?‥えっ?」
彼は一体何を言ってるの?
私と貴方は、カウンセラーと患者よ?
大切な友人だとも思うけど、
私は貴方のものじゃない。
そう考える間もなく、彼は私を抱き締めたまま、
ソファに倒れて、
私を組み敷くように密着してきた。
ドクドクと彼の心音が身体越しに伝わってくる。
彼が私をそんな風に見てるなんて
思いもしなかった。知りたくもなかった。
良き友人でありたかった。
「ちょっ‥ジョザイア‥っ私は‥」
「でも、もう他の奴にアイリーンを
盗られるのも、話されるのも
見られるのも、もう耐えられない。
許されることじゃない。
貴女は僕のものだ。
だから、
僕と結婚して?アイリーン‥」
「‥!!?」
できるわけないじゃない‥!
私にはもうグレンがいるの、
何より私達そんな関係じゃないでしょう?!
そう口にしようとするが
彼の愛の言葉は止まらない。
彼の顔は、ほんのりと赤くなり、
恍惚とした表情を浮かべる。
「僕は大きくなったんだ。
ずーっと一緒に、二人きりで暮らそう。
僕らの家も、一生暮らせるお金ももうあるから‥
もう二度と他の奴に
貴女を関わらせたりしない。
僕だけをみて、僕だけ愛して‥
僕だけが貴女を支えられるんだ。
僕だけが、アイリーンには必要なんだ。
アイリーンだけが、僕には必要なんだ‥」
そう言って私に噛み付くようなキスをした。
唇が密着して、熱い舌が這う、
彼の唾液が私の中に流れ込んでくる。
強い力で押さえつけられ、抵抗できない‥
私は顔を歪めた。
やっぱりこの子は少しおかしいわ。
この前もきっと料理に薬を入れて私をっ‥
ぷちゅりと彼の舌が離れた。
「ねぇ、アイリーン‥?
僕のプロポーズに答えてよ。
答えはわかってるけど‥
アイリーンの口から聞きたい‥
もちろん
僕のこと受け入れてくれるでしょ?
僕のものだもん。」
‥甘えるような声だけど、
それは半分脅迫のようにも聞こえた。
屈するわけにはいかない。
「ジョザイア‥ごめんね。
‥それは聞き入れられない、
私は貴方のものじゃないの。
私は‥
グレンと結婚するわ。」
そう告げて、
左の薬指にはまった指輪を
彼に見せた。
すると、彼は固まり、
私を組み敷いたまま、
目を見開き常軌を逸した表情になっていく
正気とは思えないような
いますぐ逃げ出したくなるような表情。
そして、
憎むような、怨むような、
軽蔑するような眼で、
黙って私を見つめている。
私は彼に見つめられているだけなのに‥
鳥肌が立ち、背中に悪寒が駆け上る。
気持ちの悪い冷たい汗が私の首をながれ、
ドクッドクッと心臓が警鐘を鳴らす。
息ができない‥
今すぐ‥!いますぐ‥!
彼から逃げなければっ‥!
でも、身体が言うことを聞かない‥
ただ震えて涙を流し
彼に組み敷かれていることしかできない‥
「あっ‥ごめんなさい‥」
私は彼に怯え泣きながら許しを請う。
けれど、もう彼には聞こえない。
「なんで…??なんで…僕が先に…プロポーズしたのに…!!うぅっうぅ…うぅ…」
彼は顔を手で覆い嘆き苦しみはじめる。
ぐしゃりと彼の髪が顔が歪んでいく。
「‥せっかく許してあげようと思ったのに‥!!
酷いよ、酷い酷い酷い酷い酷い酷い酷い
酷い酷い酷い酷い酷い酷い‥!
ああ‥あぁ‥あああぁ‥‥
ああああアああぁアああァっ!!!!」
彼は叫ぶ。聞いたことのないようなおぞましい声で。
私は震えるながら彼を呼び手を差し伸べる。
「ジッ‥ジョザイア‥許し‥」
ジョザイアは、私の手をバシッ‥と払いのけた。
彼の顔を覆う手の隙間からは
涙が溢れ、
私を睨みつける眼が見える。
「‥はぁっ‥はぁっ‥
‥‥もういい。
アイリーンなんか大っ嫌い。」
そう言って彼は私に向かって腕を振り下ろし、
首を締め上げた。
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