My Dr -貴女は僕の全てになった、だから貴女から僕以外の全てを奪おう

創作屋 鬼聴

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2章

6.*寝室に響く嬌声

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ジョザイアは私を優しくベットに下ろすと、
寝室に鍵をかける。

彼はベットのへりに座り
熱っぽく私を見下ろした。
  

‥」


たまに彼は、私をそう呼んでいた。
いつもは先生と呼んでいるけれど…

私はなんとなくアイリーンと
私を呼ぶ時の彼が怖かった。

そう言う時の彼は絡みつく蛇のようで、
艶っぽく美しいが恐ろしくて背が凍りつく。

その眼を見ると私は彼に従うしかない様な
気がしてくるのだ。


彼は私の足の間に自分の足を入れ込むと
上に覆いかぶさった。

大きな手で私の顔を包み、顔を近づける。
近づけられたその美しい顔は
恍惚とした表情を浮かべていた。

一体なにを‥?

そして‥



私の唇に長いキスを落とした。
唇をはむように、柔らかくて優しい。
そして熱い舌が奥に侵入してくる。

「んっっ‥?!はぁっ‥ぁんっぁ‥ぁやっ‥」

突然の状況に混乱しつつも
口からは甘い声がもれてしまう。自分でも 聞いたことのないような嬌声だった。

彼は何度も何度も私にくちづけをする。
はむように貪るように。

彼の柔らかい舌が私の唇をなぞる。

無理矢理に唇と唇を密着させられ
舌を絡まされて繰り返されるキスは唾液をかき混ぜ、いやらしい音を立てる。


じゅる‥くちゅっ‥ちゅぷっっ‥くちゅっ‥


とろける様なキスに身悶えしながら
彼の胸を押し返し抵抗するが、
体でベットに押さえつけられ顔は両手で固定され彼のされるがままになるしかなかった。


しばらくそのまま優しくキスが繰り返されるとまた唇が押し付けられた。

彼はゆっくりと私の唇に舌を差し挿れ
私の舌を絡めるあまりに濃厚で深いキス。
口の中の熱が、感触が、苦しくって気持ちいい‥

うまく息ができない。頭がふわふわする。
なんでジョザイアが私にこんな…!?


彼の長い舌は私の口の中を犯す様に嬲り、
ずいぶん長い間じっくりと
ただ私に快楽を教え込んでいった。


「んぁ‥んっんんっっ‥ー!!」


その甘く締めつけるような快楽に耐え切れず
ビクッと私の身体が震え背中がそる。
私の力が抜けると、やっと彼は私を解放した。


「んぁっ‥!はぁっ‥はぁ‥」


私の口から熱い息が漏れ、

私たちの離れた口からは
いやらしく銀の糸が引いていた‥



彼は私にまたがったまま私の顎を持ち上げ、
恍惚の表情を浮かべ、妖しく嘲笑する。


「まだ、キスしかしてないのに‥‥
そんなに気持ちよかった?
ゾクゾクしちゃうなぁ…ふふっ」

そう言って
私の首を冷たい指先でツーっとなでる。

「ぁあっ‥はぁ‥ぁ」

身体がビクッとはねる。
息も絶え絶えで言い返すことすらできない。
ただ、柔らかくて
甘い余韻が身体を支配していた‥


彼はそんな私を満足そうに眺めている。

私は恥ずかしくて、なんとか腕を動かし
真っ赤になった顔を隠す。


「‥み‥見ないでっ‥おねがい‥だからっ」



「いやだ。」



彼はそう言い放つと、
私の両腕を片手で頭の上に押さえつけ、拘束するともう空いた手で

プツリ、プツリと一個ずつ‥

私のシャツのボタンを外す。


「あっっ‥やぁっ‥!やめてっ‥‥
何する気??」

「何するかなんて分かりきったことでしょ?
大人しくしてね?先生❤︎」


私は彼から逃れようと身をよじるが、
彼の力は強く、ぴくりともしない。
私は恐怖のあまり目に涙を浮かべる。


「‥おねがい‥っやめて…」
 

「大丈夫だよ?アイリーン。
お薬飲ませてあげたから痛くないよ?
気持ちいいだけで終わるからね。

それに僕は貴女にだけは
優しくしようって決めてるんだ」


「えっ…お薬…??」

彼は私の首筋をゆっくりと舐め上げ
そのまま優しくその首筋を甘噛みする。


 「‥あぁ‥‥っんぁぁっ」


ゾクゾクとした快感が身体に走り、
私はまた身をよじる。逃げられない。


「‥そういう問題じゃ‥ないわ‥私には‥」


グレンが‥

それを口にしようとした瞬間、
彼は強く私の首筋に噛み付く。痛い…!!

「ひっあぁっっ‥!!」

「アイリーン‥いい子にしてくれないと、
優しくしてあげれないよ?
だから、大人しく僕のこと受け入れて?」


彼の言葉の中にある脅迫じみた意図は、
溶けた私の頭でも理解することができた。
彼に身を委ねるしかないのだ。

私は体の力を抜く。
まさか…彼が…私をそんな目で見てたなんて…


「そうそう‥それでいいんだよ、アイリーン」


ジョザイアは、そう満足そうに笑うと
私を押さえつけていた手を離しシャツの中に滑らせてくる。

彼の冷たい手は胸を回すように撫で揉みしだくとその頂きをぐりぐりと刺激して‥きゅっと摘む。

「ひゃあぁぁっんっっ!!」

初めての刺すような刺激に、
私は高く甘い悲鳴にも似た嬌声をあげる。


「ふふっ‥可愛い声‥本番が楽しみになるね」


本番‥その言葉に私は身をこわばらせる。
するとジョザイアは、それを見透かしたように言う。


「大丈夫‥優しくするっていったでしょ?
そんなにすぐにはしないよ。
……僕が我慢できれば。」


また彼の手は私を愛撫する。

首に、胸に、腰に、軽いキスをしながら、
私の身体に手をするりと滑らせる。

段々と位置は下がり、
彼の愛撫は私の内腿まで降りてくる。


その手は足の付け根までいくと
私のショーツをずらし、
足の間の濡れた『そこ』を
その冷たい指でぬるりと撫でる。


「んぁっ‥!‥はぁっ」


堪えていても、甘い声が漏れてしまう。

ジョザイアは私の嬌声を聞くと、
段々と手の動きを激しくする。
その手はにゅるにゅると『そこ』を刺激し、
蕾を激しく擦り、ぐりぐりと摘む。


「はあぁっ‥!はぁっ‥ぁんっ‥やっぁっんんっ
ひっ‥ひぁぁぁああっっっ!!!」



『そこ』がビクビクと痙攣し
より敏感に、熱くなっていく。
私はただ息を切らし淫らな顔をさらしている。
動けない‥‥熱い蜜が中から溢れ
トロリと流れ出す。


「アイリーンは、本当に可愛いね。
少し触っただけでこんなになっちゃうなんて。
もっと気持ち良くしてあげるね?」


彼はニッコリとしながらそう言うと
濡れた『そこ』に指をあてる。
それだけで、くちゅりといやらしい水音が響いた。

そして、冷たく、ゴツゴツした指が、
ゆっくりと蜜を絡めながら中に入って
中を掻き混ぜる。


クチュ‥グチャッ‥ヌチュヌチュッ‥グチャッ‥!

「ぁっ‥はぁっ‥あんっふっあぁっっ!」


膣のなかにある異物感と快感に
飲み込まれそうになる。
この初めての強い快楽に嬌声を上げ続けることしかできない。気持ち良いのが怖い‥

‥なにか‥へん‥

「大好きだよ、アイリーン、凄っく可愛い。
ここが気持ち良いの?」


彼はそう言って私の弱いところを
グチャグチャと激しく執拗に攻めたてる。

グチャッッ‥!
グチュグチュグチャッグチュグチュ
ピチャッ‥!クチュグチュグチュチュッ‥!!


「ぁあっ‥!あっああっ‥!!ふっあぁっっ‥!ぁはあっ‥やぁっ‥んああぁっ!



どんどん中の熱が増していく、
壊れてしまうっ‥なにかが‥‥


「‥あっっ!!ひゃあぁぁっ!だめっ‥あっ!あっ!
あああああぁぁあぁぁあっっ!!!!?」



痺れるような強すぎる快感が背中に駆け上り今までにないくらい身体をビクビク震えさせながら彼に抱きつき絶頂をむかえた。


彼は空いた手で私を抱き返し、
ゆっくりと私の中の指を引き抜いく。


ジョザイアは蜜で濡れたその指を
見せつけるように艶めかしく舌で絡めとった。

そして、彼はこちらを見てにやりと微笑む。

「これだけ濡れてれば、
大丈夫だよね。アイリーン?」

「ぇっ‥?」


彼は自分のベルトに手をかける。


「ひぁっ‥!ジョザイアっ!やめて!おねがい‥!」


私はなんとか手足をバタつかせて抵抗する。

指でされただけでも、私はもう限界っ‥!
そんなの入らない‥!怖い‥!

やめてと言っても
きっとジョザイアは聞いてくれない‥
グレンだったらこんなこと‥

私は気づくとぽろぽろと涙を流して
彼に懇願していた。


「‥やめて‥おねがいっ‥」


するとジョザイアは手を止めて、
困ったように乱れた前髪をなおし、
私のほおに触れる。


「………うぅ…」


表情は少し寂しげだ。


「‥‥わかった‥。ごめんね、
アイリーン。僕やり過ぎちゃったかも。
貴女に触れられて、浮かれてたんだ‥

‥許してくれる?」


彼は私に優しく抱きついてくる。
私は彼の肩に顔を埋めて小さく頷く。



「ごめんね、もう休んでいいよ。



そう言ってジョザイアは私の額にキスをして
ゆっくりと私から離れる。

ああ‥よかった‥

安心したのか、
私はそのまま深い眠りに落ちていった。
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