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本編後推奨あとがきとオマケの章

おまけ06

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『クイズに答えて八精霊大陸に行こう!#6』

 □ 06オマケは無礼講方面で □から分岐しました

 無礼講だよエラい人全員集合!
 という事でちょっとこんなエラそうな人達を集めてみました。
 シーミリオン王家は?ええと、都合により表には出てこないんだぜ!


*** *** ***


『割と密会』


紫魔導師 : 「皆様、このような場所にお集まりいただきまずはお礼申し上げます。一人この場を動けないものですから」
テリオス : 「あー、別に改まらなくてもいいよな?」
ミスト王 : 「砕けてくれると私もとても助かるのだが」
魔王八逆星: 「あー?俺なんか最初から素でいく気まんまんでしたけど?」
紫魔導師 : 「ゴホン、せっかく立派な肩書になっているんですから、雰囲気読んでください」
白晧磑  : 「密会なんてこんなもんだよレ……レブナント殿」
テリオス : 「別に誰かが見ている訳じゃなんだし……覗き見られないようにしている訳だろう?」
紫魔導師 : 「見られると世間的にはマズい席ですから、それはこちらで間違いなく保障します」
ミスト王 : 「なら、いいじゃないか。無礼講で。」
魔王八逆星: 「ですよね?さ、コーヒー入りましたよみなさん」
白晧磑  : 「お前が一番大層な肩書なんだから、そんな親し気になるなよ……」
テリオス : 「一番年輩の方に合わせるのが基本ではないのかレブナント。ミストラーデ王が無礼講を所望しているのだ」
紫魔導師 : 「……分かりました、妥協いたします。そのかわり名称は省略不可ですよ」
ミスト王 : 「ふう、これで少し襟首が緩められるな」
魔王八逆星: 「ミストラーデ王に敬語は分かるけど、お前らにはフツーに話すぞ俺」
白晧磑  : 「いいんじゃないのかな?魔王に品格を求めたりしないよ」
紫魔導師 : 「上に立つ者にはなにはともあれ格は必要と思うのですがね……まぁ、期待しても無理なのは理解できますが」
魔王八逆星: 「うるせぇよお前、部下の癖に生意気な」
ミスト王 : 「いつの間に幹部兼任に?」
紫魔導師 : 「いつの間にかそう云う事になってますねぇ、全く。まぁいいです。魔導師として魔王八逆星に借りがあるのは認めます」
ミスト王 : 「借りという意味では八精霊大陸全土が敬意を示さなければいけない所だと思うよ」
魔王八逆星: 「……いや、逆に俺も色々引け目があるから……ほんと……まさかまたお会いできるとは思ってなかったし」
ミスト王 : 「魔王八逆星、無礼講と言ったはずだ。我々がこうやって君の元に集うのは、世界が決して理解しない君の偉業について代わりに礼を言うためでもある」
白晧磑  : 「君がグレて本当に世界征服とか始めない為のご機嫌取りとも言う」
テリオス : 「俺はそんなんじゃねぇぞ。こういう席でもないとカルケード王と目通り叶わなえぇ立場になったからここにいるだけだかんな。勘違いすんなよお前」
魔王八逆星: 「生意気ですな、天空国は民主主義だから単なる政治家代表、国民の下僕の癖に」
白晧磑  : 「でも、政治や世界情勢的に南国と接触を取りにくくなったのは事実なんだ。君の膝元は、顔を合わせる口実としてはありがたいんだよ」
テリオス : 「国をまとめる口実として、お前を討伐すりゃぁいいんだって世論もガチにあるからなぁ。首洗っとけよ」
ミスト王 : 「しかし、そうやって君臨してくれているからこそ僅かながら政治的に歩み寄りが難しい国家間で、足並みをそろえる事が出来るんだ」
紫魔導師 : 「いい具合に利用させていただいてます。ありがとうございます、という会でもあるわけです」
魔王八逆星: 「だーからぁ、俺はそういうのは感知しねぇって言ってるじゃんか。勝手にやってろ俺シラネ」
白晧磑  : 「じゃぁ、あっちいってていいよ。場所だけ貸してくれればいいから」
テリオス : 「無礼講だがマジメに密会だからな、コーヒーおかわり」
魔王八逆星: 「俺に淹れさせると高いんだぞ!あとで請求してやるんだから!」
紫魔導師 : 「はいはい、高級豆差し入れますから。ミスト王のもお代りお持ちして」
ミスト王 : 「うん、おいしいコーヒーだね」
魔王八逆星: 「……やけくそだ。おら、ちょっと出来心で作った卵と砂糖の焼き菓子も御茶請けにくれてやるわ!」

 *** *** *** 分岐 *** *** ***

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