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第八章 過保護な直樹と楓の攻防
39. したいことだけ(※) side. 楓
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直樹さんに抱きつくと、抱き締め返してくれた。
お腹にパジャマの布とボタンが当たり、自分だけ裸だということに気付く。
直樹さんにも脱いで欲しい。
……というか、私も直樹さんを脱がしたいという衝動が湧いた。
「直樹さん! ……私も直樹さんのパジャマ、脱がしても良いですか?」
「……! ……うん、いいよ」
ベッドの上に脚を開いて座った直樹さんの前に、正座して座った。
少し気恥ずかしそうな表情の直樹さんのパジャマの一番上のボタンに手をかけて、ボタンをひとつひとつ外していく。
ムキムキというほどではないけれど、程よく筋肉のついた体が少しずつ露わになっていく。
両腕から袖を抜くと、美しく均整の取れた体に心臓が跳ねた。
私はさっき、この体に、触れたのだ。
見えなかった時とは違うドキドキが私を襲う。
「腹筋、割れてるんですね」
「一時期宅トレにハマってて、今も少し続けてるんだ。……とはいえ筋肉がそこまでつかない体質みたいで、筋肉というよりもスジって感じなんだけどね」
「全然スジに見えませんよ? 宅トレで腹筋割っちゃうなんて直樹さん、凝り性ですか?」
「……そうかも」
「料理もコーヒーもプロ並だし、昨日は私のマッサージのためにタオルとマッサージオイルまで準備してくれてましたし、……」
そう言ったところで、他にも凝り性ゆえらしいものに思い至った。
「……キスも愛撫も気持ち良すぎますし」
「え」
顔を赤らめ硬直する直樹さんに、私は続けた。
「私、今まで、男の人よりも女の子を気持ち良く出来る自信があったんですけど……直樹さんには敵わない気がします」
「何でそこ張り合うのっ?!」
直樹さんが焦ったように私の肩に手を置いて言った後、ハッと我に返ったように続けた。
「ごめん。……楓が想像とはいえ俺以外とする想定に、思わず取り乱しちゃった……」
少しシュンとして言う直樹さんが可愛くて、私は思わず抱きついた。
「ふふっ、……直樹さんとしかしませんよ」
「うん」
そう言って直樹さんが抱き締め返してくれる。
裸で触れ合うのが気持ち良くて、そのまま更に強く抱きつくと、直樹さんの脚の間で正座する私の膝に、硬いモノが当たった。
そうだ。さっき確認させてもらったのだった。
私の問題は、あとは、……挿入、だけだ。
ずっと怖かった体を見せることはできた。
この勢いのまま、挿入もできるだろうか。
意識すると動悸がして体が強張ってしまい、直樹さんに気付かれてしまった。
「楓? ……どうしたの?」
「……な、直樹さん、わ、私、服を脱いだみたいに、その、そ、挿入も……」
直樹さんは眉を下げながら微笑んで言った。
「ダメ」
「……」
「俺、楓のブレーキを外すタイミングもたぶん把握できたと思う」
「ええっ、わかるんですか?!」
「うん。……表情が違うんだ」
「……そうなんですか?」
「うん」
直樹さんはそう言って、優しく微笑んだ。
「……でも、私、直樹さんにも気持ち良くなって欲しいんです。だから、私、克服したいって思って……」
「ありがとう、楓。でもさ、起きた時も話した通り、挿入が無理なのは俺も同じで、俺はたぶん克服できないと思う。だから、楓も克服しようなんて思わなくていいんだよ」
「でも! 直樹さんが無理だと思うのは普通で! ……私の問題と一緒にしちゃダメだと思うんです」
すると、直樹さんが目を瞬いた。
「それは、俺が無理だと思うのは普通だから克服しなくて良くて、楓が無理だと思うのは普通じゃないから克服しないといけないってこと?」
「……はい」
「そっか。……楓はそう思っちゃうんだね。でも、俺はそうは思わないよ」
「でも、それは、直樹さんが優しいからで……! それに甘えちゃいけないって思うんです」
すると、直樹さんは眉を下げて私の髪を撫でてくれた。
「……俺、性行為って物凄く幅が広いし、奥も深いと思うんだ。人によって趣味嗜好も全然違うし、楓が言ってたように性別関係なく行う方法だってあるし、愛の有無へのこだわりもそれぞれ違うし、複数人がいい人も、反対に1人がいいって人もいる訳で、それぞれに、その人に合った行為があると思うんだ」
「……そうですね」
「それだけたくさんの方法がある訳だからさ、俺たちは、俺と楓がしたいことだけ、すればいいと思うんだよ」
「……でも、直樹さんは、いいんですか?」
「もちろん! 楓が気持ち良くなれなかったり、怖いと思うこと、むしろ俺自身がしたくないんだ。俺は、口で出すのすら罪悪感がすごくて、……もしかしたら楓が気持ち良くなれることだけしたいのかもしれない」
「そうなんですか?!」
「……うん。だから楓もさ、……俺がどんな性別でも好いてくれるんでしょ? だったら俺と楓がたまたま男と女だからって、『普通』に拘らなくていいと思う。でさ、俺と楓に合った方法を探そうよ」
「直樹さんと私に合った方法……ですか」
「うん。だからさ、俺と楓がお互い本当にしたいことだけ、しよう?」
「……!」
ーーーお互い本当にしたいことだけ。
私が直樹さんに救われたのは、これで一体何度目なんだろうか。
「はい……!」
私の瞳からは涙が溢れて、直樹さんはそれをキスで拭ってくれた。
私は、自分が本当に何をしたいかを考えてみた。
「……直樹さん。私、直樹さんと一緒に気持ち良くなれること、したいです」
「……うん、俺も楓と一緒に気持ち良くなりたい」
「挿入以外で一緒に気持ち良くなる方法って、……お互いに口でする、とかですかね?」
すると、直樹さんは顔を手で押さえて項垂れた。
「俺、あんまり楓の口に入れたくないかも……。さっきも言った通り、罪悪感がすごくて……」
「えっ?! ……『一緒に』でもダメですか」
「……うーん、……ごめん。今日は無しで……」
「……わかりました」
ますます項垂れる直樹さんを見て、私は他の案を考えてみることにした。
すると、少し考える素振りを見せていた直樹さんが口を開いた。
「楓が気持ち良いかわからないんだけど、一つ、試してみてもいい?」
「はいっ」
「……入れないんだけど、ゴム、着けるね」
「? はい」
手早く下のパジャマと下着を脱ぎ、避妊具を着けた直樹さんが私の前に戻ってきた。
「楓」
直樹さんに口付けられる。
深い口付けと耳を優しく撫でられて、一瞬で高まりが戻ってきた。
秘部は先ほどの名残で蕩けていて、更に蜜が溢れるのを感じ、身を捩ってしまう。
直樹さんは顔を離すと、私をゆっくりと横たえた。
「じゃあ、始めるよ」
そう言って直樹さんは、私の両脚を持ち上げ開き、私の上に覆い被さる。
そして、直樹さんのモノで私の秘部を撫でた。
「ひぁあっ」
私の中を走った快感に、思わずのけ反ってしまった。
「……楓、どう? 大丈夫?」
直樹さんは、何かに耐えるような表情を浮かべていて、それがものすごく艶めかしい魅力を放っていて、ドキドキしてしまう。
私は正直に答えた。
「す、すごく、気持ち良い、です……」
「よかった。俺もさ、気持ち良くて……。続けていい?」
私はこくんと頷いた。
直樹さんは、私の蜜口に溢れた蜜を拭うように秘部を擦りあげた後、私の蕾に当たるように体を動かす。
そして抽送のような動きで私の蕾を刺激し、動くたびにずちゅ、という水音が響く。
「あっ、ぁあっ、あん」
「か、えでっ……」
私を呼ぶ直樹さんがとんでもない色気を放っていた。
衝動のままに、お願いをする。
「なお、きさん、……キス、したい、です」
「うん、俺、も……」
直樹さんは私の手に指を絡めて、深く口付けてくれた。
私もギュっと握り返し、そのまま夢中で舌を絡め合った。
唇からお互いの荒い息が漏れる。
直樹さんが動きを早めていくと共に、私も高まっていくのを感じた。
「んんーーーっっっ」
「ーーーっっっ」
重なり合った場所がビクビクと痙攣した後、気付いたら直樹さんが、また腕枕をしてくれていて、額や頬にたくさんキスをしてくれた。
「俺、めちゃくちゃ気持ち良かったけど、……楓は?」
「……私もです……!」
「じゃあ、『俺と楓に合う方法』だね」
直樹さんがふわりと微笑んだのを見て、また私を縛っていた固定観念のようなものがひとつ、消え去るのを感じた。
「はい……っ!」
高校時代の初体験の彼と別れて以来ずっと『あんな痛い思いをするくらいなら彼氏なんかいらない』と強がりながらも孤独を感じていた私を、過去まで遡って、直樹さんに救ってもらえたような気がした。
◇
そのあと、直樹さんは私の顔、お腹、背中、腕や脚にまでキスしてくれたので、私も直樹さんの全身の色んな筋肉にキスをした。
お腹が鳴って、スマホを見たらもうお昼で、「寝坊しちゃったね」とクスクス笑い合った。
ベッドから出て、昨日直樹さんが敷いてくれたタオルがそのままだったことに気付く。
直樹さんが眉を下げて「マッサージはまた今度だね」と言って、私たちはまた顔を見合わせクスクス笑い合った。
お腹にパジャマの布とボタンが当たり、自分だけ裸だということに気付く。
直樹さんにも脱いで欲しい。
……というか、私も直樹さんを脱がしたいという衝動が湧いた。
「直樹さん! ……私も直樹さんのパジャマ、脱がしても良いですか?」
「……! ……うん、いいよ」
ベッドの上に脚を開いて座った直樹さんの前に、正座して座った。
少し気恥ずかしそうな表情の直樹さんのパジャマの一番上のボタンに手をかけて、ボタンをひとつひとつ外していく。
ムキムキというほどではないけれど、程よく筋肉のついた体が少しずつ露わになっていく。
両腕から袖を抜くと、美しく均整の取れた体に心臓が跳ねた。
私はさっき、この体に、触れたのだ。
見えなかった時とは違うドキドキが私を襲う。
「腹筋、割れてるんですね」
「一時期宅トレにハマってて、今も少し続けてるんだ。……とはいえ筋肉がそこまでつかない体質みたいで、筋肉というよりもスジって感じなんだけどね」
「全然スジに見えませんよ? 宅トレで腹筋割っちゃうなんて直樹さん、凝り性ですか?」
「……そうかも」
「料理もコーヒーもプロ並だし、昨日は私のマッサージのためにタオルとマッサージオイルまで準備してくれてましたし、……」
そう言ったところで、他にも凝り性ゆえらしいものに思い至った。
「……キスも愛撫も気持ち良すぎますし」
「え」
顔を赤らめ硬直する直樹さんに、私は続けた。
「私、今まで、男の人よりも女の子を気持ち良く出来る自信があったんですけど……直樹さんには敵わない気がします」
「何でそこ張り合うのっ?!」
直樹さんが焦ったように私の肩に手を置いて言った後、ハッと我に返ったように続けた。
「ごめん。……楓が想像とはいえ俺以外とする想定に、思わず取り乱しちゃった……」
少しシュンとして言う直樹さんが可愛くて、私は思わず抱きついた。
「ふふっ、……直樹さんとしかしませんよ」
「うん」
そう言って直樹さんが抱き締め返してくれる。
裸で触れ合うのが気持ち良くて、そのまま更に強く抱きつくと、直樹さんの脚の間で正座する私の膝に、硬いモノが当たった。
そうだ。さっき確認させてもらったのだった。
私の問題は、あとは、……挿入、だけだ。
ずっと怖かった体を見せることはできた。
この勢いのまま、挿入もできるだろうか。
意識すると動悸がして体が強張ってしまい、直樹さんに気付かれてしまった。
「楓? ……どうしたの?」
「……な、直樹さん、わ、私、服を脱いだみたいに、その、そ、挿入も……」
直樹さんは眉を下げながら微笑んで言った。
「ダメ」
「……」
「俺、楓のブレーキを外すタイミングもたぶん把握できたと思う」
「ええっ、わかるんですか?!」
「うん。……表情が違うんだ」
「……そうなんですか?」
「うん」
直樹さんはそう言って、優しく微笑んだ。
「……でも、私、直樹さんにも気持ち良くなって欲しいんです。だから、私、克服したいって思って……」
「ありがとう、楓。でもさ、起きた時も話した通り、挿入が無理なのは俺も同じで、俺はたぶん克服できないと思う。だから、楓も克服しようなんて思わなくていいんだよ」
「でも! 直樹さんが無理だと思うのは普通で! ……私の問題と一緒にしちゃダメだと思うんです」
すると、直樹さんが目を瞬いた。
「それは、俺が無理だと思うのは普通だから克服しなくて良くて、楓が無理だと思うのは普通じゃないから克服しないといけないってこと?」
「……はい」
「そっか。……楓はそう思っちゃうんだね。でも、俺はそうは思わないよ」
「でも、それは、直樹さんが優しいからで……! それに甘えちゃいけないって思うんです」
すると、直樹さんは眉を下げて私の髪を撫でてくれた。
「……俺、性行為って物凄く幅が広いし、奥も深いと思うんだ。人によって趣味嗜好も全然違うし、楓が言ってたように性別関係なく行う方法だってあるし、愛の有無へのこだわりもそれぞれ違うし、複数人がいい人も、反対に1人がいいって人もいる訳で、それぞれに、その人に合った行為があると思うんだ」
「……そうですね」
「それだけたくさんの方法がある訳だからさ、俺たちは、俺と楓がしたいことだけ、すればいいと思うんだよ」
「……でも、直樹さんは、いいんですか?」
「もちろん! 楓が気持ち良くなれなかったり、怖いと思うこと、むしろ俺自身がしたくないんだ。俺は、口で出すのすら罪悪感がすごくて、……もしかしたら楓が気持ち良くなれることだけしたいのかもしれない」
「そうなんですか?!」
「……うん。だから楓もさ、……俺がどんな性別でも好いてくれるんでしょ? だったら俺と楓がたまたま男と女だからって、『普通』に拘らなくていいと思う。でさ、俺と楓に合った方法を探そうよ」
「直樹さんと私に合った方法……ですか」
「うん。だからさ、俺と楓がお互い本当にしたいことだけ、しよう?」
「……!」
ーーーお互い本当にしたいことだけ。
私が直樹さんに救われたのは、これで一体何度目なんだろうか。
「はい……!」
私の瞳からは涙が溢れて、直樹さんはそれをキスで拭ってくれた。
私は、自分が本当に何をしたいかを考えてみた。
「……直樹さん。私、直樹さんと一緒に気持ち良くなれること、したいです」
「……うん、俺も楓と一緒に気持ち良くなりたい」
「挿入以外で一緒に気持ち良くなる方法って、……お互いに口でする、とかですかね?」
すると、直樹さんは顔を手で押さえて項垂れた。
「俺、あんまり楓の口に入れたくないかも……。さっきも言った通り、罪悪感がすごくて……」
「えっ?! ……『一緒に』でもダメですか」
「……うーん、……ごめん。今日は無しで……」
「……わかりました」
ますます項垂れる直樹さんを見て、私は他の案を考えてみることにした。
すると、少し考える素振りを見せていた直樹さんが口を開いた。
「楓が気持ち良いかわからないんだけど、一つ、試してみてもいい?」
「はいっ」
「……入れないんだけど、ゴム、着けるね」
「? はい」
手早く下のパジャマと下着を脱ぎ、避妊具を着けた直樹さんが私の前に戻ってきた。
「楓」
直樹さんに口付けられる。
深い口付けと耳を優しく撫でられて、一瞬で高まりが戻ってきた。
秘部は先ほどの名残で蕩けていて、更に蜜が溢れるのを感じ、身を捩ってしまう。
直樹さんは顔を離すと、私をゆっくりと横たえた。
「じゃあ、始めるよ」
そう言って直樹さんは、私の両脚を持ち上げ開き、私の上に覆い被さる。
そして、直樹さんのモノで私の秘部を撫でた。
「ひぁあっ」
私の中を走った快感に、思わずのけ反ってしまった。
「……楓、どう? 大丈夫?」
直樹さんは、何かに耐えるような表情を浮かべていて、それがものすごく艶めかしい魅力を放っていて、ドキドキしてしまう。
私は正直に答えた。
「す、すごく、気持ち良い、です……」
「よかった。俺もさ、気持ち良くて……。続けていい?」
私はこくんと頷いた。
直樹さんは、私の蜜口に溢れた蜜を拭うように秘部を擦りあげた後、私の蕾に当たるように体を動かす。
そして抽送のような動きで私の蕾を刺激し、動くたびにずちゅ、という水音が響く。
「あっ、ぁあっ、あん」
「か、えでっ……」
私を呼ぶ直樹さんがとんでもない色気を放っていた。
衝動のままに、お願いをする。
「なお、きさん、……キス、したい、です」
「うん、俺、も……」
直樹さんは私の手に指を絡めて、深く口付けてくれた。
私もギュっと握り返し、そのまま夢中で舌を絡め合った。
唇からお互いの荒い息が漏れる。
直樹さんが動きを早めていくと共に、私も高まっていくのを感じた。
「んんーーーっっっ」
「ーーーっっっ」
重なり合った場所がビクビクと痙攣した後、気付いたら直樹さんが、また腕枕をしてくれていて、額や頬にたくさんキスをしてくれた。
「俺、めちゃくちゃ気持ち良かったけど、……楓は?」
「……私もです……!」
「じゃあ、『俺と楓に合う方法』だね」
直樹さんがふわりと微笑んだのを見て、また私を縛っていた固定観念のようなものがひとつ、消え去るのを感じた。
「はい……っ!」
高校時代の初体験の彼と別れて以来ずっと『あんな痛い思いをするくらいなら彼氏なんかいらない』と強がりながらも孤独を感じていた私を、過去まで遡って、直樹さんに救ってもらえたような気がした。
◇
そのあと、直樹さんは私の顔、お腹、背中、腕や脚にまでキスしてくれたので、私も直樹さんの全身の色んな筋肉にキスをした。
お腹が鳴って、スマホを見たらもうお昼で、「寝坊しちゃったね」とクスクス笑い合った。
ベッドから出て、昨日直樹さんが敷いてくれたタオルがそのままだったことに気付く。
直樹さんが眉を下げて「マッサージはまた今度だね」と言って、私たちはまた顔を見合わせクスクス笑い合った。
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