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私はあなたと 第一話
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―光宅―
ユウキ:で?どうするの?
光(ひかる):どうするって言われても…
ユウキ:何か断る理由があるの?
光:別に無いけど…
ユウキ:ならOKって返事すればいいじゃん!
光:だって元彼だし今さら…
ユウキ:そんなの気にする事じゃないって!二人で撮った写真、まだ飾ってるって事は今でも忘れられないんでしょ?真(マコト)の事。
光:う~ん。
ユウキ:もうっ!ハッキリしないんだからっ!約束の日が3ヶ月後でまだまだって言ってたけど、早く返事しなきゃ真の都合もあるだろうしさ。
光:…う~ん、分かってはいるんだけど。
ユウキ:あ~もうっこういうグズグズしてるのキライなのっ!もういいからスマホ貸して!早くっ!
光:う、うん…
ユウキ:[旅行に行きたいって言ってた件、何で私を誘ってくれたの?真君なら、私以外の女の子いくらだっていそうなのに]っと。よし、これでOK~これで返事が来ればモヤモヤした気持ち、晴れるんじゃないの?
光:はぁ~さすがはユウキだな~。私だったらそんなにハッキリ言えないよぉ
ユウキ:光(ひかる)も、そろそろちゃんと言えるようにならないとダメだよ?
光:うん。まぁそのうちね。
光:私は光(ひかる)。もう一人サバサバしてるのがユウキ。ユウキとは高校の時からの大親友。高校を卒業してからもお互いの家に泊まりに行く仲で、今日は私の家でお泊まり会。
私の元彼の真(マコト)君から、旅行に行かないかというメッセージをもらってから数日たったけど、どう返事をしていいか悩んで、ユウキに相談をしていたところだ。
〈メッセージを受信する〉
ユウキ:あっ!返事来たんじゃない?
光:あっ本当!真君からだわ。
ユウキ:ねぇ!それで?何て?
光:うん。前に申し込んでた無料モニター募集に当選したって事と、あとは…異性の友達はそんなにいない、だって。
ユウキ:へーそっか。それで?そのモニターの内容って?
光:うん、えっと某ホテルで新作料理の試食とリニューアルした施設の見学など、だって~
ユウキ:ふ~ん。某ホテルって言うのが気になる所だよね~
光:まぁ確かに。あっ!でもさ、モニターって言うくらいだから、事前にそこで働いてる人とかに知られたくない、とかなんじゃない?外部調査的な感じ?
ユウキ:あ~なるほどね!働いてるスタッフに「調査が来ますよ~」とは上は言わないかもね。まあ、旅行だからってそんなに構えるほどでもないんだし行ってきたら?タダで美味しい料理が食べられるなら堪能してくればいいじゃない?
光:まぁそれもそうよね~
~第二話へ続く~
ユウキ:で?どうするの?
光(ひかる):どうするって言われても…
ユウキ:何か断る理由があるの?
光:別に無いけど…
ユウキ:ならOKって返事すればいいじゃん!
光:だって元彼だし今さら…
ユウキ:そんなの気にする事じゃないって!二人で撮った写真、まだ飾ってるって事は今でも忘れられないんでしょ?真(マコト)の事。
光:う~ん。
ユウキ:もうっ!ハッキリしないんだからっ!約束の日が3ヶ月後でまだまだって言ってたけど、早く返事しなきゃ真の都合もあるだろうしさ。
光:…う~ん、分かってはいるんだけど。
ユウキ:あ~もうっこういうグズグズしてるのキライなのっ!もういいからスマホ貸して!早くっ!
光:う、うん…
ユウキ:[旅行に行きたいって言ってた件、何で私を誘ってくれたの?真君なら、私以外の女の子いくらだっていそうなのに]っと。よし、これでOK~これで返事が来ればモヤモヤした気持ち、晴れるんじゃないの?
光:はぁ~さすがはユウキだな~。私だったらそんなにハッキリ言えないよぉ
ユウキ:光(ひかる)も、そろそろちゃんと言えるようにならないとダメだよ?
光:うん。まぁそのうちね。
光:私は光(ひかる)。もう一人サバサバしてるのがユウキ。ユウキとは高校の時からの大親友。高校を卒業してからもお互いの家に泊まりに行く仲で、今日は私の家でお泊まり会。
私の元彼の真(マコト)君から、旅行に行かないかというメッセージをもらってから数日たったけど、どう返事をしていいか悩んで、ユウキに相談をしていたところだ。
〈メッセージを受信する〉
ユウキ:あっ!返事来たんじゃない?
光:あっ本当!真君からだわ。
ユウキ:ねぇ!それで?何て?
光:うん。前に申し込んでた無料モニター募集に当選したって事と、あとは…異性の友達はそんなにいない、だって。
ユウキ:へーそっか。それで?そのモニターの内容って?
光:うん、えっと某ホテルで新作料理の試食とリニューアルした施設の見学など、だって~
ユウキ:ふ~ん。某ホテルって言うのが気になる所だよね~
光:まぁ確かに。あっ!でもさ、モニターって言うくらいだから、事前にそこで働いてる人とかに知られたくない、とかなんじゃない?外部調査的な感じ?
ユウキ:あ~なるほどね!働いてるスタッフに「調査が来ますよ~」とは上は言わないかもね。まあ、旅行だからってそんなに構えるほどでもないんだし行ってきたら?タダで美味しい料理が食べられるなら堪能してくればいいじゃない?
光:まぁそれもそうよね~
~第二話へ続く~
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