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👨深い森と青い月
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深い森の更に奥。僕は物心が付く時からここに住んでいる。森に住む鳥やリス、うさぎやイタチ、ムササビにキツネ、タヌキ、シカ、ツキノワグマ、が僕の大切な友達だ。
ある日のこと、僕は森を抜けた畑で収穫をしていると、冷たい風が吹き抜け、思わず空を見上げると、物凄い轟音と同時に森の中の一番高い木 目掛けて光が落ちるのが見えた。たちまち火が燃え広がり、森の奥へ行けるはずもなかった。
そんな赤い炎が立ち昇る中、青い月が見えた。僕はすがる思いで青い月にこう言った。
「青い月さん、お願いです。僕の友達、いや僕の家族を助けてください」
その願いが通じたのか、雨雲が森の上空へと広がり、雨が降り始めた。やがて火が消えるほどのどしゃ降りとなりしばらくの時間降り続いた。
ようやく火が消える頃には雨はすっかりあがり、青い月がまた顔を出した。
「青い月さん!僕の家族を助けてくれてありがとー」
それを聞いた動物たちは、照れくさそうに手で顔を覆うのであった。
ある日のこと、僕は森を抜けた畑で収穫をしていると、冷たい風が吹き抜け、思わず空を見上げると、物凄い轟音と同時に森の中の一番高い木 目掛けて光が落ちるのが見えた。たちまち火が燃え広がり、森の奥へ行けるはずもなかった。
そんな赤い炎が立ち昇る中、青い月が見えた。僕はすがる思いで青い月にこう言った。
「青い月さん、お願いです。僕の友達、いや僕の家族を助けてください」
その願いが通じたのか、雨雲が森の上空へと広がり、雨が降り始めた。やがて火が消えるほどのどしゃ降りとなりしばらくの時間降り続いた。
ようやく火が消える頃には雨はすっかりあがり、青い月がまた顔を出した。
「青い月さん!僕の家族を助けてくれてありがとー」
それを聞いた動物たちは、照れくさそうに手で顔を覆うのであった。
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