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👩千羽鶴(初雪と対になる作品です)

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私にはずっと捨てられない大切なものがある。
それは小学生の頃にクラスメイトからもらった千羽鶴だ。

私は先天性の病気の為、小学生の頃入退院を繰り返していた。
そんな私にクラスメイトから千羽鶴が贈られたのだ。とっても嬉しかった。が、千羽鶴をもらってすぐ、手術が可能な大きな病院へ転院する為、お別れの挨拶も出来ないまま転校してしまった。

手術は無事成功し、あの頃から比べ物にならない位背も順調に伸び、今では何不自由なく暮らせている。

あれから何十年もたち、すっかり色あせてしまった千羽鶴。
もらった時の嬉しさ、クラスメイトの優しさをずっと忘れずに大切にしていきたい。

千羽鶴をくれたクラスメイトは元気にしているだろうか。
あまり学校へは行けなかった私の事を覚えてくれてるクラスメイトはいるのだろうか。
皆に会いたいな。
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