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番外編
5d、私は冬の景色をわかっていない ※
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広い浴室に嬌声が反響する。
突き上げられるたび、ザパンザパンと湯面が波打ち、意識ごと飲み込まれそうな奔流に耐えようとガルの腕に爪を立てる。
「はぁっ……、あ、あっ、やぁっ」
酸素を求め喘いで顎を上げれば、さらけ出された首筋をガルの舌がれろーっと舐めあげた。
濡れた舌の感触に、悪戯な手の動きに、びくびくと反応するたびナカを締めつけてしまって、より一層剛直の擦れるのを感じる。
「んっ、ガルっ、ガルさ……っ、あぁっ! ふぁ……っ!」
与えられる快感のすべてが下腹の奥へと溜まっていく。
どうしようもなく膨らんだ疼きの塊をズンズンと突き上げられれば、呆気なく限界が訪れる。
「ガル、さまっ……! んんっ、もっ、だめ……っ!」
「マヤっ……、ああ……好きなだけ、感じてくれっ」
両手で腰を掴むと、最後のとどめとばかりに荒々しく突き上げられる。
一際深く埋まる切っ先に何度となく最奥を穿たれ、とうとう膨らみきった疼きが弾けた。
「んっ———、ぁああぁあぁ——————っ!!!」
「マヤ、マヤ…………っ、くっ……!」
ドクンと大きく剛直が脈打つ。
ぎゅううと締めあげるナカに目掛け、ドクンドクンと脈動しながら精を吐き出す。
身体の一番深い部分に、ぶわりと熱が広がっていくのを感じる。
「はぁ……、はぁっ……、ん、ガルさま……」
倒れ込むように触れたガルの身体は、すっかりと温まって熱いほどの熱を宿していた。
——————————————
あとがき
冬の景色をわかっていない、完。
ご精読ありがとうございました☆
一言でも長文でも、感想大歓迎です~ヽ(*゚Д゚*)ノ
明日も一本、表紙絵完成記念SS(ショートストーリー)上げます~。
投稿は夕方頃になる見込み。
突き上げられるたび、ザパンザパンと湯面が波打ち、意識ごと飲み込まれそうな奔流に耐えようとガルの腕に爪を立てる。
「はぁっ……、あ、あっ、やぁっ」
酸素を求め喘いで顎を上げれば、さらけ出された首筋をガルの舌がれろーっと舐めあげた。
濡れた舌の感触に、悪戯な手の動きに、びくびくと反応するたびナカを締めつけてしまって、より一層剛直の擦れるのを感じる。
「んっ、ガルっ、ガルさ……っ、あぁっ! ふぁ……っ!」
与えられる快感のすべてが下腹の奥へと溜まっていく。
どうしようもなく膨らんだ疼きの塊をズンズンと突き上げられれば、呆気なく限界が訪れる。
「ガル、さまっ……! んんっ、もっ、だめ……っ!」
「マヤっ……、ああ……好きなだけ、感じてくれっ」
両手で腰を掴むと、最後のとどめとばかりに荒々しく突き上げられる。
一際深く埋まる切っ先に何度となく最奥を穿たれ、とうとう膨らみきった疼きが弾けた。
「んっ———、ぁああぁあぁ——————っ!!!」
「マヤ、マヤ…………っ、くっ……!」
ドクンと大きく剛直が脈打つ。
ぎゅううと締めあげるナカに目掛け、ドクンドクンと脈動しながら精を吐き出す。
身体の一番深い部分に、ぶわりと熱が広がっていくのを感じる。
「はぁ……、はぁっ……、ん、ガルさま……」
倒れ込むように触れたガルの身体は、すっかりと温まって熱いほどの熱を宿していた。
——————————————
あとがき
冬の景色をわかっていない、完。
ご精読ありがとうございました☆
一言でも長文でも、感想大歓迎です~ヽ(*゚Д゚*)ノ
明日も一本、表紙絵完成記念SS(ショートストーリー)上げます~。
投稿は夕方頃になる見込み。
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