ご主人様は愛玩奴隷をわかっていない ~皆から恐れられてるご主人様が私にだけ甘すぎます!~

南田 此仁

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81~90話

84b、私は行為の手順をわかっていない ※

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「ん、ガル様っ、これわざと……っ」

背中を洗っていたガルの手が滑り下り、私の腰を掴んでぐいと遠ざける。
二人の間からぶるんと勢いよく剛直が姿を表すと、再び私の尻を掴んでぐっと引き寄せた。

「二人同時に洗えて効率的だろう?」

間にそそり立つ剛直が、ぴったりと割れ目に沿って挟まる。

「なっ! ……ひぁっ」

何が効率的なものか!
むしろ普通に身体を洗うよりも時間を食っている。

早く風呂を上がってしっかり休んでもらわなくてはと思うのに、敏感な突起に剛直を押し当てながら尻を掴んで揺さぶられては、ビクビクと反応してしまってろくに抵抗もできない。

「やっ、ガルっ、んむっ……んんっ」

喘ぎに開いた口を口付けに塞がれ、ガルになされるがまま、互いににゅるにゅると全身を擦りつけながら快感を貪った。



白濁を浴びた身体をもう一度洗い直され、湯船で温まるのもそこそこに風呂を上がる。

「ガル様、早く寝ないと……」

ただでさえ短いガルの睡眠時間がさらに削られてしまう。
タオルで巻きにされベッドへと運ばれながらもガルを案じれば、真剣な面持ちでガルが言った。

「マヤが足りない。補給させてくれ」

ベッドへ寝かされ、はらりとタオルを解かれる。

剥き出しの素肌にガルが唇を寄せるより早く、私はぴょいと上体を起こした。
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