ご主人様は愛玩奴隷をわかっていない ~皆から恐れられてるご主人様が私にだけ甘すぎます!~

南田 此仁

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71~80話

74c、私はお風呂タイムをわかっていない ※

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「こ、ここで……?」

コクリと唾を飲み込む。

「ベッドがよければ後でいくらでもしよう。悪いが、今はもう……我慢できな、い」

「あっ……」

言い終わらない内から浅く切っ先を差し込まれる。

私の腰を掴んだまま反応を確かめるように浅く抜き差しを繰り返した後、ゆっくりと慎重に、ぐぷ、と腰が沈められた。

「うぁ……、ん、ん……っ」

一度達したことでやわらかく弛緩した媚肉を割り開き、熱い剛直がごりごりと壁を擦りながら押し入ってくる。

「っマヤ、痛みはないか?」

「いた……くは、んっ……な、いです」

圧迫感は物凄いし引きつれるような感覚もあるけれど、痛みというほど強いものではない。
それよりも、繋がった箇所から全身へと、満ち足りた気持ちが広がっていく。

「ガル、さま……、ガルさま……」

「うん? どうした」

コツリと額を合わせ、鼻先が触れそうな距離で優しく問い返される。

「ん……くっつけて、うれし……」

口付けだけの一週間も愛を感じて幸せだったけれど、こうやって誰よりも近く触れ合ってみると、気付かない内に巣食っていた僅かな寂しささえも埋められたような気がする。

私の言葉に応えるように、ガルがナカでむくりと体積を増した。
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