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8.街に行こう!②
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次の日、ミオとクラウドは街へと出掛ける準備をしていた。
「……ミオ良いですか!? 絶対に魔王様から離れてはいけませんよ!?」
「あい! じぇったいはなれまちぇん!」
シルベットは、ミオに朝から何回も何回も同じ事を言っていた。それだけ、ミオが迷子になるんではないか。もしかしたら拐われるんじゃないか。と、心配になるのだ。
「シルベット、何回言うのだ。ミオは賢いから大丈夫だぞ? な、ミオ?」
「あい! ミオだいじょーぶでしゅ!」
「そうですか? あぁ~、でも心配です。人族が子供を心配する気持ちが今だけ分かります。」
魔族は、産まれた時から魔力があるため心配する必要がないのだ。
「……分かるが、早く準備をしないといけないのであろう?」
「そうでした! ミオ、今から人族だとバレない様にしますよ」
「あい!」
シルベットがミオに手を翳すと、呪文を唱える。
「はい。終わりましたよ?」
(えっ!? 何が!?)
シルベットが差し出してくれた鏡を見る。瞳が赤くなっており、頭からは小さな角が生えていた。
「人族だとバレたら大変ですからね。これでミオも、魔族に見えますよ?」
「ほんちょ!?」
「……私の方も終わったぞ」
後ろからクラウドに声を掛けられたので振り向くと、クラウドの黒色の髪の毛が銀髪に変わっていた。
「クラウドしゃま、ちがう!」
「あぁ、元の色だと魔王だと分かってしまうからな。ミオとお揃いだ」
「おしょろい!」
ミオはクラウドにお揃いだと言われ、つい嬉しくて跳び跳ねてしまった。
(クラウド様とお揃い!! 嬉しいな~)
「うんうん。二人とも親子に見えますよ?」
シルベットが頷きながら、そんな事を言う。
(親子か~。じゃぁ、クラウド様は……)
「……パパ!!」
「良いですね! クラウド様の事は、外ではパパと呼ぶように」
「あい!」
「まて、何故父親なのだ。せめて兄がいい」
「おにーたま?」
クラウドは、父親と呼ばれる事に反対をした。だが、ミオはクラウドが街でバレなければ呼び方など、どちらでも良かった。
ミオが首を傾げながらクラウドを呼ぶと、クラウドとシルベットは口に手を当てて震えている。
「「か、可愛い!!」」
「よし、ミオ。その呼び方で行くぞ?」
「あい!」
「さて。では、気をつけて行ってらっしゃいませ」
クラウドがミオを抱き抱えると、バルコニーまで歩く。クラウドは、翼を広げ飛び立った。
「いってきまちゅー!」
ミオは、シルベットが見えなくなるまで手を振った。シルベットもまた、微笑みながら手を振ってくれている。
クラウドに抱き抱えながら、ミオは街に着いたらどうするかを悩んでいた。
(街に着いたら何処に行こうか? 美味しいものが食べたいな~。お肉とかあるかな?)
「 ……ほら、もう街が見えてきたぞ。」
クラウドにそう言われ。下を向いていた顔を上げると、上から見ただけでも広く。沢山の魔族が居るのが見えた。
「しゅごいね~」
「まぁ、城に近いからな。魔族達も多いし、賑わっているぞ?」
そう言いながら、クラウドは広場の様な所に降り立った。
広場の近くには、沢山の屋台の様なものがあった。
装飾品を売っていたり、お菓子や食べ物を売っていたりと様々だ。
「ふぉぉぉぉ!! ク……おにーたまー!! 早くいこー!」
「こら、ミオ。勝手に行くんじゃない」
ミオは興奮した様子で、走りだそうとしていた。
クラウドは、ミオが離れて行こうとしていた所を阻止しようと、ミオの手を咄嗟に掴んだ。
掴まれた手をミオは見ながら、嬉しそうに笑っている。
「ふへへへっ」
「……? どうした」
「おにーたまと、こにょままおててちゅなぐのー!」
「そうか」
ミオはクラウドと手を繋ぎながら歩くのが嬉しいのか、ニコニコした笑顔で歩いている。
周りをキョロキョロと見渡すと、色々なものが目につく。
ミオと年が変わらなそうな子供達が遊んでいたり。装飾品が売っている所で、魔族の女の人が悩んでいる表情をしながら見ていたり。食べ物を売っている所では、男性が何かを美味しそうに食べていたりしている。
「ふぉぉぉぉ!!」
「ほら、そんなにキョロキョロしていると他の人と当たってしまうぞ?」
クラウドは、呆れた様に言うが顔は楽しそうだ。
人に当たりそうになっていたミオを抱き上げると、そのまま歩き出す。
抱きかかえられながらも、周りを見渡すと美味しそうなものが次々と目に飛び込んでくる。
(気になるものが沢山!! 昨日食べた果物に、飴をかけた物があったり。向こうには、串に刺さっているお肉があったし……)
「クククッ……何か気になる物でもあったか?」
ミオが悩んでいると、クラウドはその様子を見て。何処か楽しそうにしながら、ミオに聞く。
「あにょね、むこーにね? くだもにょにあめしゃんかけたのとね? お肉があったのー!」
「そうか、じゃぁ買いに行くか?」
「あい! いくぅー!!」
クラウドはミオが元気に返事をしたのを確認すると、来た道を戻る。
人が多く。歩きづらいはずなのに、そんな素振りを見せずに目的のお店まで着いた。
「すまない。それを一つ貰えるか?」
「はいよ! こりゃぁ、可愛いお嬢ちゃんと美形なお兄さんだね~」
お店にいた魔族の女の人は、ミオとクラウドを見ると驚愕した様な表情をする。
「ありあとー! おねーしゃん!」
ミオは女の人から、果物に飴をかけてある食べ物を受け取ると、弾けんばかりの笑顔でお礼を言った。
「お嬢ちゃん、チーゴ飴が好きなのかい?」
(この、苺の様に甘いこの食べ物はチーゴって言うのね! 見た目以外は、日本でもある苺飴だわ!)
この世界の食べ物は、元の世界で食べていた物と味がほとんど変わらないので、ミオは何一つ不満が無かった。
それだけ、ミオにとっては食べ物というのは大事なのだ。
「あい! しゅきー!」
口の周りに飴を付けながらも笑っているミオを見て、クラウドと魔族の女の人は優しい笑みを浮かべている。
「ほら、そろそろ次を買いに行くぞ?」
(次って言ったら、お肉ですね! クラウド様!!)
「あい! いきましゅ!」
ミオは、チーゴ飴を売っていた女の人に別れを告げ。
また、クラウドに抱き抱えられながら次のお店へと向かうのだった。
「……ミオ良いですか!? 絶対に魔王様から離れてはいけませんよ!?」
「あい! じぇったいはなれまちぇん!」
シルベットは、ミオに朝から何回も何回も同じ事を言っていた。それだけ、ミオが迷子になるんではないか。もしかしたら拐われるんじゃないか。と、心配になるのだ。
「シルベット、何回言うのだ。ミオは賢いから大丈夫だぞ? な、ミオ?」
「あい! ミオだいじょーぶでしゅ!」
「そうですか? あぁ~、でも心配です。人族が子供を心配する気持ちが今だけ分かります。」
魔族は、産まれた時から魔力があるため心配する必要がないのだ。
「……分かるが、早く準備をしないといけないのであろう?」
「そうでした! ミオ、今から人族だとバレない様にしますよ」
「あい!」
シルベットがミオに手を翳すと、呪文を唱える。
「はい。終わりましたよ?」
(えっ!? 何が!?)
シルベットが差し出してくれた鏡を見る。瞳が赤くなっており、頭からは小さな角が生えていた。
「人族だとバレたら大変ですからね。これでミオも、魔族に見えますよ?」
「ほんちょ!?」
「……私の方も終わったぞ」
後ろからクラウドに声を掛けられたので振り向くと、クラウドの黒色の髪の毛が銀髪に変わっていた。
「クラウドしゃま、ちがう!」
「あぁ、元の色だと魔王だと分かってしまうからな。ミオとお揃いだ」
「おしょろい!」
ミオはクラウドにお揃いだと言われ、つい嬉しくて跳び跳ねてしまった。
(クラウド様とお揃い!! 嬉しいな~)
「うんうん。二人とも親子に見えますよ?」
シルベットが頷きながら、そんな事を言う。
(親子か~。じゃぁ、クラウド様は……)
「……パパ!!」
「良いですね! クラウド様の事は、外ではパパと呼ぶように」
「あい!」
「まて、何故父親なのだ。せめて兄がいい」
「おにーたま?」
クラウドは、父親と呼ばれる事に反対をした。だが、ミオはクラウドが街でバレなければ呼び方など、どちらでも良かった。
ミオが首を傾げながらクラウドを呼ぶと、クラウドとシルベットは口に手を当てて震えている。
「「か、可愛い!!」」
「よし、ミオ。その呼び方で行くぞ?」
「あい!」
「さて。では、気をつけて行ってらっしゃいませ」
クラウドがミオを抱き抱えると、バルコニーまで歩く。クラウドは、翼を広げ飛び立った。
「いってきまちゅー!」
ミオは、シルベットが見えなくなるまで手を振った。シルベットもまた、微笑みながら手を振ってくれている。
クラウドに抱き抱えながら、ミオは街に着いたらどうするかを悩んでいた。
(街に着いたら何処に行こうか? 美味しいものが食べたいな~。お肉とかあるかな?)
「 ……ほら、もう街が見えてきたぞ。」
クラウドにそう言われ。下を向いていた顔を上げると、上から見ただけでも広く。沢山の魔族が居るのが見えた。
「しゅごいね~」
「まぁ、城に近いからな。魔族達も多いし、賑わっているぞ?」
そう言いながら、クラウドは広場の様な所に降り立った。
広場の近くには、沢山の屋台の様なものがあった。
装飾品を売っていたり、お菓子や食べ物を売っていたりと様々だ。
「ふぉぉぉぉ!! ク……おにーたまー!! 早くいこー!」
「こら、ミオ。勝手に行くんじゃない」
ミオは興奮した様子で、走りだそうとしていた。
クラウドは、ミオが離れて行こうとしていた所を阻止しようと、ミオの手を咄嗟に掴んだ。
掴まれた手をミオは見ながら、嬉しそうに笑っている。
「ふへへへっ」
「……? どうした」
「おにーたまと、こにょままおててちゅなぐのー!」
「そうか」
ミオはクラウドと手を繋ぎながら歩くのが嬉しいのか、ニコニコした笑顔で歩いている。
周りをキョロキョロと見渡すと、色々なものが目につく。
ミオと年が変わらなそうな子供達が遊んでいたり。装飾品が売っている所で、魔族の女の人が悩んでいる表情をしながら見ていたり。食べ物を売っている所では、男性が何かを美味しそうに食べていたりしている。
「ふぉぉぉぉ!!」
「ほら、そんなにキョロキョロしていると他の人と当たってしまうぞ?」
クラウドは、呆れた様に言うが顔は楽しそうだ。
人に当たりそうになっていたミオを抱き上げると、そのまま歩き出す。
抱きかかえられながらも、周りを見渡すと美味しそうなものが次々と目に飛び込んでくる。
(気になるものが沢山!! 昨日食べた果物に、飴をかけた物があったり。向こうには、串に刺さっているお肉があったし……)
「クククッ……何か気になる物でもあったか?」
ミオが悩んでいると、クラウドはその様子を見て。何処か楽しそうにしながら、ミオに聞く。
「あにょね、むこーにね? くだもにょにあめしゃんかけたのとね? お肉があったのー!」
「そうか、じゃぁ買いに行くか?」
「あい! いくぅー!!」
クラウドはミオが元気に返事をしたのを確認すると、来た道を戻る。
人が多く。歩きづらいはずなのに、そんな素振りを見せずに目的のお店まで着いた。
「すまない。それを一つ貰えるか?」
「はいよ! こりゃぁ、可愛いお嬢ちゃんと美形なお兄さんだね~」
お店にいた魔族の女の人は、ミオとクラウドを見ると驚愕した様な表情をする。
「ありあとー! おねーしゃん!」
ミオは女の人から、果物に飴をかけてある食べ物を受け取ると、弾けんばかりの笑顔でお礼を言った。
「お嬢ちゃん、チーゴ飴が好きなのかい?」
(この、苺の様に甘いこの食べ物はチーゴって言うのね! 見た目以外は、日本でもある苺飴だわ!)
この世界の食べ物は、元の世界で食べていた物と味がほとんど変わらないので、ミオは何一つ不満が無かった。
それだけ、ミオにとっては食べ物というのは大事なのだ。
「あい! しゅきー!」
口の周りに飴を付けながらも笑っているミオを見て、クラウドと魔族の女の人は優しい笑みを浮かべている。
「ほら、そろそろ次を買いに行くぞ?」
(次って言ったら、お肉ですね! クラウド様!!)
「あい! いきましゅ!」
ミオは、チーゴ飴を売っていた女の人に別れを告げ。
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