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いつも通りの洞穴
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一斉に振り返り走り出す。
俺たちが動いたと同時に男たちが全員こっちに向かって走り始めた。
「早く逃げろ!!逃げるのが最優先だ。!!」
ドドドドドドドドドド
「ひぇ~あ!!!」
狂ったような高い声を発しながらものすごい勢いで追いかけてくる。
(さすがに咲ははえーな、あいつは大丈夫そうだ。いつき、健一郎も足は速い方だから問題はないだろう、、、さておそらく一番やばいのは楓だ。)
「健一郎!!!咲といつきを頼んだぞ!!!!」
返事がない、どうやら声は届いていないらしい。
(仕方ねぇか、任せたぜ健一郎。)
「楓こっちだ。!!」
俺は楓の手を引っ張り細い道に入った。
それでも男共は半分以上こっちについてくる。
やばい、このスピードじゃ追い付かれちまう。
「どうするつもりですの!?」
大丈夫、ここの道に逃げ込んだのには訳がある。
「ここの先に昔健一郎と勇治と一緒に掘った秘密基地があんだよ、そこに飛び込む!!」
「聞こえませんわー!!!」
「あぁ、もうとりあえずヘッドスライディングの準備しとけ!!」
「何の準備ですって?」
「行くぞ!!」
「へ?あーーーーーーー!!!」
俺と楓は間一髪秘密基地の洞穴に飛び込んだ。
ドドドドドド
洞穴の横をあいつらは通り過ぎていく。
よし、うまくいったみたいだな。
「もう大丈夫だ、楓。・・・・楓?」
楓は気を失っていた。
俺たちが動いたと同時に男たちが全員こっちに向かって走り始めた。
「早く逃げろ!!逃げるのが最優先だ。!!」
ドドドドドドドドドド
「ひぇ~あ!!!」
狂ったような高い声を発しながらものすごい勢いで追いかけてくる。
(さすがに咲ははえーな、あいつは大丈夫そうだ。いつき、健一郎も足は速い方だから問題はないだろう、、、さておそらく一番やばいのは楓だ。)
「健一郎!!!咲といつきを頼んだぞ!!!!」
返事がない、どうやら声は届いていないらしい。
(仕方ねぇか、任せたぜ健一郎。)
「楓こっちだ。!!」
俺は楓の手を引っ張り細い道に入った。
それでも男共は半分以上こっちについてくる。
やばい、このスピードじゃ追い付かれちまう。
「どうするつもりですの!?」
大丈夫、ここの道に逃げ込んだのには訳がある。
「ここの先に昔健一郎と勇治と一緒に掘った秘密基地があんだよ、そこに飛び込む!!」
「聞こえませんわー!!!」
「あぁ、もうとりあえずヘッドスライディングの準備しとけ!!」
「何の準備ですって?」
「行くぞ!!」
「へ?あーーーーーーー!!!」
俺と楓は間一髪秘密基地の洞穴に飛び込んだ。
ドドドドドド
洞穴の横をあいつらは通り過ぎていく。
よし、うまくいったみたいだな。
「もう大丈夫だ、楓。・・・・楓?」
楓は気を失っていた。
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