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1章
21話 お風呂を作る
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朝、朝食を食べてすぐ俺はシャワールームに向かう。
ぶっちゃけ昼以降に作業を開始するつもりだったのだが、朝から期待の眼差しが凄すぎた。
ちなみに昨日熱を出したトゥーンちゃんは、1晩寝たことによって回復して、元気になったが病み上がりということもありもう一日は安静にしてもらっている。
なかなか降りてこなかったから朝食は部屋にもっていくつもりでいたんだけど、何故かかなり呆れた顔をしていたトルンがトゥーンちゃんを引っ張りながら降りてきた。皆心配の言葉をかけていた。
皆とは普通に話していたけど、俺とだけ少し顔がまた赤くなったような。
昨日のことで色々謝られたが、俺としては身体に支障が出るまで体調の変化に気づいてやれなかった責任があるし謝罪は受け取りにくかった。
【熱】ってワードに反応して顔が赤くなっていた気がするけどなんでだろう。
それと例のアイテムは好評だったので、この気に量産しておいて、棚に入れて置いた。
これから夏になって気温もあがるだろうから、暑さ対策グッズとしても使えるし、暑さで参る日が来たら領民たちにも渡そう。
シャワールームに着いた。
手前に脱いだ服を置く少し大きめの桶があって、ドアを開けるとシャワーが何個かある。ただそれだけ。
必要最低限のモノしか設備がなく、湯船なんてものはない。
けど広さだけは無駄にあるため大きめの風呂場を作る余裕はある。
とりあえずだだっぴろく空いてる空間に、四角い風呂桶を作る。このままお湯を入れて完成でもいいんだが、せっかくだし便利機能を加えていく。
少し大きめでドラゴンの彫刻を作り壁につける。
このドラゴン彫刻は口元が開かれていて、横にあるボタンを押すことによって、お湯が風呂桶にどんどん注ぎ込まれていくギミック。
ホースとかでもいいんだけど、せっかくだし良いお風呂場を作りたいじゃん?
ちなみに彫刻の中に魔石が組み込まれていて、ボタンと連動するように魔法をかけた。
傍から見たら不思議だけど実際はそんなカラクリ。
これだけではもちろん終わらない。
湯船で遊べるようなおもちゃも作ってみて試しに置いてみる。ぷかぷかと浮かびながらゆっくり進んでいくおもちゃ。
これは子供ウケしかしなさそう。
屋敷は成人女性がほとんどで、トゥーンちゃんがギリ未成年だけど、湯船に浮かぶアヒルのおもちゃに喜ぶ年齢ではないだろう。イマイチだし、ボツにしようかな。
そう思ったが、せっかく作ったし、小さい手のひらサイズだから邪魔にもならないと判断してそのままにすることに。
この時はまだ知らなかったが、このおもちゃがとんでもない幸をなす原因となるのだが、それはまた別のお話……。
後は、壁紙を綺麗な景色にしてみたり、お湯に濡れても大丈夫な椅子を作ってシャワーの手前においたり、シャワーのお湯の温度を微調整出来るよう調整を加えてみたり、とあるボタンを作ったりして、お風呂場は完成した。
我ながら力作だと思う。
これ以上人数は増えないと思うが、念の為シャワーの数を合計20にしておいた。
湯船にもおそらく二十数人くらいはつかれるスペースがある。
湯気がほわほわとたっている湯船を見て。
「これ俺最初に入っても怒られないよな? 」
めちゃくちゃ疲れたし、作成者権限で真っ先に風呂にダイブしたくなる気持ちをぐっと堪えて、皆を先に入らせることに決めた。
だって作るの否定してた人が最初に入ったら、絶対何か言われそうだもん。絶対皆得意げな顔をして「あれ? レン様はシャワーで良いと言ってませんでしたか? 」とか言い出す。
皆を探そうとして広間に行くと、なんと全員ソファに座って待っていた。
ちなみにそのソファは人をダメにするソファpart3だ。
part1と2は俺の部屋と領主室にある。これから人数が増えて、広間でくつろいだり、談笑したりするだろうと、これまた朝イチに作っておいた。
俺、働きすぎでは。
皆にできた旨を伝えると、俺を突き飛ばす勢いでシャワー室へと向かっていった。なんなら部屋に来た瞬間に察したのか立ち上がりだしていた。
後を追っかける。
入る前から今までとの違いに気づき驚いたのはリーナ、トメリル、トルン、トゥーンちゃんの前方組。
「まさかこれって……城にあった洗濯機……ってそういえばレン様が作られてましたね 」
「そうそうそれ。この機会にせっかくだし新たに作ったよ。これで服の汚れとか落ちやすくなったし、綺麗で黒ずみ汚れとか黄ばみも綺麗になるはず」
「そんな便利な機能まで追加したんですか。 城のやつは洗うだけでしたよね。あれでも十分メイド全員助かりましたが」
城にはかなりの人数が住んでいたから、洗濯物も大量でメイドさんたちがいつも大変そうにしてたので、一度でかなりの量を洗えたら便利だろうと作ったことがある。
それに今回は今言った機能を加えた改良型を作ってみた。
これで家事組の負担が減るだろう。
「どうやったらそんな機能を……」
「錬金術でちゃちゃっと? そして【付与魔法】で付与? 」
「ちゃちゃっとって……本当にレン様は人間離れしてますよね」
「いや~こんくらい普通でしょ」
ちなみに言うまでもなく察せるだろうが、国王や兄弟たちには(以下略。
「ですから基準をあいつらにしないでください!!!! 」
怒られてしまった。
他のみんなも同様に「それは断じて普通では無い」と釘をさされてしまった。
「あのアホ国王のせいで、無自覚になってしまったのね。まさかこんな弊害が出るなんてね」
無自覚? クレニがよく分からないことを言っていたがそれはさておき。
いよいよお風呂場のお披露目だ。
気に入ってくれるといいなと思いながらドアを開けた。
ぶっちゃけ昼以降に作業を開始するつもりだったのだが、朝から期待の眼差しが凄すぎた。
ちなみに昨日熱を出したトゥーンちゃんは、1晩寝たことによって回復して、元気になったが病み上がりということもありもう一日は安静にしてもらっている。
なかなか降りてこなかったから朝食は部屋にもっていくつもりでいたんだけど、何故かかなり呆れた顔をしていたトルンがトゥーンちゃんを引っ張りながら降りてきた。皆心配の言葉をかけていた。
皆とは普通に話していたけど、俺とだけ少し顔がまた赤くなったような。
昨日のことで色々謝られたが、俺としては身体に支障が出るまで体調の変化に気づいてやれなかった責任があるし謝罪は受け取りにくかった。
【熱】ってワードに反応して顔が赤くなっていた気がするけどなんでだろう。
それと例のアイテムは好評だったので、この気に量産しておいて、棚に入れて置いた。
これから夏になって気温もあがるだろうから、暑さ対策グッズとしても使えるし、暑さで参る日が来たら領民たちにも渡そう。
シャワールームに着いた。
手前に脱いだ服を置く少し大きめの桶があって、ドアを開けるとシャワーが何個かある。ただそれだけ。
必要最低限のモノしか設備がなく、湯船なんてものはない。
けど広さだけは無駄にあるため大きめの風呂場を作る余裕はある。
とりあえずだだっぴろく空いてる空間に、四角い風呂桶を作る。このままお湯を入れて完成でもいいんだが、せっかくだし便利機能を加えていく。
少し大きめでドラゴンの彫刻を作り壁につける。
このドラゴン彫刻は口元が開かれていて、横にあるボタンを押すことによって、お湯が風呂桶にどんどん注ぎ込まれていくギミック。
ホースとかでもいいんだけど、せっかくだし良いお風呂場を作りたいじゃん?
ちなみに彫刻の中に魔石が組み込まれていて、ボタンと連動するように魔法をかけた。
傍から見たら不思議だけど実際はそんなカラクリ。
これだけではもちろん終わらない。
湯船で遊べるようなおもちゃも作ってみて試しに置いてみる。ぷかぷかと浮かびながらゆっくり進んでいくおもちゃ。
これは子供ウケしかしなさそう。
屋敷は成人女性がほとんどで、トゥーンちゃんがギリ未成年だけど、湯船に浮かぶアヒルのおもちゃに喜ぶ年齢ではないだろう。イマイチだし、ボツにしようかな。
そう思ったが、せっかく作ったし、小さい手のひらサイズだから邪魔にもならないと判断してそのままにすることに。
この時はまだ知らなかったが、このおもちゃがとんでもない幸をなす原因となるのだが、それはまた別のお話……。
後は、壁紙を綺麗な景色にしてみたり、お湯に濡れても大丈夫な椅子を作ってシャワーの手前においたり、シャワーのお湯の温度を微調整出来るよう調整を加えてみたり、とあるボタンを作ったりして、お風呂場は完成した。
我ながら力作だと思う。
これ以上人数は増えないと思うが、念の為シャワーの数を合計20にしておいた。
湯船にもおそらく二十数人くらいはつかれるスペースがある。
湯気がほわほわとたっている湯船を見て。
「これ俺最初に入っても怒られないよな? 」
めちゃくちゃ疲れたし、作成者権限で真っ先に風呂にダイブしたくなる気持ちをぐっと堪えて、皆を先に入らせることに決めた。
だって作るの否定してた人が最初に入ったら、絶対何か言われそうだもん。絶対皆得意げな顔をして「あれ? レン様はシャワーで良いと言ってませんでしたか? 」とか言い出す。
皆を探そうとして広間に行くと、なんと全員ソファに座って待っていた。
ちなみにそのソファは人をダメにするソファpart3だ。
part1と2は俺の部屋と領主室にある。これから人数が増えて、広間でくつろいだり、談笑したりするだろうと、これまた朝イチに作っておいた。
俺、働きすぎでは。
皆にできた旨を伝えると、俺を突き飛ばす勢いでシャワー室へと向かっていった。なんなら部屋に来た瞬間に察したのか立ち上がりだしていた。
後を追っかける。
入る前から今までとの違いに気づき驚いたのはリーナ、トメリル、トルン、トゥーンちゃんの前方組。
「まさかこれって……城にあった洗濯機……ってそういえばレン様が作られてましたね 」
「そうそうそれ。この機会にせっかくだし新たに作ったよ。これで服の汚れとか落ちやすくなったし、綺麗で黒ずみ汚れとか黄ばみも綺麗になるはず」
「そんな便利な機能まで追加したんですか。 城のやつは洗うだけでしたよね。あれでも十分メイド全員助かりましたが」
城にはかなりの人数が住んでいたから、洗濯物も大量でメイドさんたちがいつも大変そうにしてたので、一度でかなりの量を洗えたら便利だろうと作ったことがある。
それに今回は今言った機能を加えた改良型を作ってみた。
これで家事組の負担が減るだろう。
「どうやったらそんな機能を……」
「錬金術でちゃちゃっと? そして【付与魔法】で付与? 」
「ちゃちゃっとって……本当にレン様は人間離れしてますよね」
「いや~こんくらい普通でしょ」
ちなみに言うまでもなく察せるだろうが、国王や兄弟たちには(以下略。
「ですから基準をあいつらにしないでください!!!! 」
怒られてしまった。
他のみんなも同様に「それは断じて普通では無い」と釘をさされてしまった。
「あのアホ国王のせいで、無自覚になってしまったのね。まさかこんな弊害が出るなんてね」
無自覚? クレニがよく分からないことを言っていたがそれはさておき。
いよいよお風呂場のお披露目だ。
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