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六章『ピクルス編』

第1102話 最悪の魔王2

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「と言うわけだ、掛かってくるといいぜ、消化試合も棄権するわけにゃあいかないもんなぁ、お前たちの最後の足掻きをもってこの世界の完全征服を宣言しようではないか」

 俺たちはすでに戦闘態勢だ。

 アイナは気合武装『深緑装甲』を装着している。
 ジゼルは気合武装『星雲装甲』を装着している。
 エリノアは線状漆黒魔力を全身に纏わせている。
 モーちゃんは鼻息荒くしている。
 サガオ&ヒマリは荷物を下ろして「キラーキラーマークIIセカンドW」と叫び人型に変形した。さらにマナーの盾を背負っている。
 ギアはそのままだ、すべき強化は済ませてあるようだ。

 俺はMAXソードを構える。

 はは、俺だけ心もとないな……

「バーガー様!」

 俺を肩に乗せるアイナが元気に微笑んだ。
 そうだ、俺はアイナの前ではもう絶対に死なない。

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