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六章『ピクルス編』

第1044話 真魔王城フロア戦3

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「ワッパーはそもそも後衛だッパー! カセキくんとニードルハック! 前衛やれっパー!」
「若造が指図するな」
「好きにやらさせてもらう」

 カセキくんとニードルハックは走り出した。

「パッー! まあ連携なんてなくても蹂躙できるっパー!」

 ディザスターが前に出る。カセキくんが迫る。

「私が盾となる」
「愚か者、かわせ! 『太古の一撃』!!」

 カセキくんの突き上げる頭突きがディザスターを吹っ飛ばした。

「む!?」
「んん?硬いな、操られてこそいる俺だが多少はわくわくしてきたぞ」
「今の一撃は惑星の硬度を持つ私にも響く一撃だ」
「はっ! 星を滅ぼせなくて何が神か、お前たちが挑むはそういった存在ぞ」
「操られているのにその力は健在ですな」

 ホネルトンが背後に立っていた。

「死者なら、私の髑髏魔法(スカルマジック)で上書きできますよ」
「やめておけ」

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