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五章『チーズ編』
第771話 大戦争134
しおりを挟む魔王が煩わしそうに言った。
「今のはパンチだ、とんだ無知さんめ」
「あー!! そっちだったか!!」
ノヴァは指を鳴らして悔しそうにする。
というか魔王にダメージを通した?!
いや、まず聞かなきゃならないことがある。
「なんで助けてくれたんだ?」
「友達だから」
「は?」
「スーは私の友達、スーの友達っぽい君も友達」
「はは」
なんだこの神様、良い奴じゃんか。
「協力してくれんだな」
「なにを?」
「魔王を倒すのをだ」
「え?」
そこはいい返事を……
「我を前にして長話とはな」
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