庭師の推しごと!~人外と契約したので領主さまを推します~
「領主の役に立ちたいか? なら、私が力を与えてやろう」
二十年に一度、村では森の精に生贄を捧げることになっている。今年生贄に選ばれたのはこの俺であった。
しかし、生贄の儀式に反対している領主様が俺を救い出してくれた。
俺は美しくてやさしい領主様にすっかり心を奪われてしまう。
――領主様のお役に立ちたい。
そんな願いをもつようになった俺のもとに、森の精・エラーブルが現れる。
曰く、俺はすでに生贄として森の眷属になっているのだという。
そして彼は俺に契約をもちかける。
「領主の役に立ちたいか? 私と契約するなら力を与えてやってもいい」
俺はすぐに頷いたのだが、契約で得たのは、木と会話する力だった!?
さらに、その契約の対価としてエラーブルのために働くことを命じられる。
「な、なにをすればいいの……?」
「私はあの領主が森を破壊する未来を見た。森を救うために領主の傍に行き、奴の目的を探るのだ!」
「えええええ!?」
領主×平民のじれじれコメディラブストーリー!
―――――――――――――――――――
第12回BL大賞にエントリーしています。
毎日17時更新です。
応援よろしくお願いします!
二十年に一度、村では森の精に生贄を捧げることになっている。今年生贄に選ばれたのはこの俺であった。
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樹木とセルジュのやりとり、癒されます
植物チート好きです
続き楽しみです
セルジュとオルム様を差し置いて、ソールとティユルの関係が気になります
さしみ様
コメントありがとうございます!
続きが楽しみだとおっしゃっていただけてうれしいです。
ソールとティユルの関係はこのあとの物語の中でいっしょに進んでいきます。
ぜひ最後までお付き合いください。
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