シークレットベイビーだった俺(Ω)の運命の相手は父(α)でした
「どうか、我々といっしょに来てください。お父君がお待ちです」
戦争が終わったあと、孤児として逞しく生きていたルーカスのもとに父を名乗る男からの迎えが来た。ルーカスは半ば誘拐されるようにして父を名乗る男のもとへ連れて行かれる。
そこで待っていたのは、ルーカスの故郷・カントット国を占領しているダン帝国軍の最高司令官・バートンだった。
「……僕、もう死んでしまったけど、ちゃんと父親いるよ?」
「あっているよ。君が父と思っている人はΩで、私はαなんだよ」
「そう、なんだ?」
わけがわからないまま、バートンのもとで贅沢な暮らしをはじめるルーカスだったが、彼はやがてバートンに惹かれ始める。
そして、ルーカスがΩとして目覚めたとき、彼はバートンへの気持ちを抑えきれず、自身の出生の謎を探りはじめる……。
※近親相姦はありません。
※ムーンライトノベルズさまにも掲載中です。
戦争が終わったあと、孤児として逞しく生きていたルーカスのもとに父を名乗る男からの迎えが来た。ルーカスは半ば誘拐されるようにして父を名乗る男のもとへ連れて行かれる。
そこで待っていたのは、ルーカスの故郷・カントット国を占領しているダン帝国軍の最高司令官・バートンだった。
「……僕、もう死んでしまったけど、ちゃんと父親いるよ?」
「あっているよ。君が父と思っている人はΩで、私はαなんだよ」
「そう、なんだ?」
わけがわからないまま、バートンのもとで贅沢な暮らしをはじめるルーカスだったが、彼はやがてバートンに惹かれ始める。
そして、ルーカスがΩとして目覚めたとき、彼はバートンへの気持ちを抑えきれず、自身の出生の謎を探りはじめる……。
※近親相姦はありません。
※ムーンライトノベルズさまにも掲載中です。
あなたにおすすめの小説

死に戻り毒妃の、二度目の仮婚 【オメガバース】
飛鳥えん
BL
国王を惑わし国庫を浪費した毒妃として処刑された日から、現世の14歳に戻ってきたシュメルヒ。
4年後、王族にしか生まれないオメガで<毒持ち>のシュメルヒは、父王の命令で、8歳の妹ナーシャ王女の許嫁のもとへ、成長するまでの中継ぎの仮妃として輿入れする。それは前世の運命をなぞるものだった。
許嫁のヨアンは14歳。後に暗君として幽閉される。
二度目の人生を送り始めたシュメルヒは、妹のため、祖国のため、そして処刑を免れるため、ヨアンを支えることにしたが、彼の<悪い気の病>には不審な点があり……。
<未来の妹の夫>にふさわしく成長して欲しいシュメルヒと、人間離れした美貌と澄ました表情に反して、寂しがり屋で世間知らず、やや情緒未発達な仮妃を愛するようになっていく年下皇帝のすれ違いラブストーリー。
(初日以降はお昼の12時に1話ずつ投稿予定です)

嫁側男子になんかなりたくない! 絶対に女性のお嫁さんを貰ってみせる!!
棚から現ナマ
BL
リュールが転生した世界は女性が少なく男性同士の結婚が当たりまえ。そのうえ全ての人間には魔力があり、魔力量が少ないと嫁側男子にされてしまう。10歳の誕生日に魔力検査をすると魔力量はレベル3。滅茶苦茶少ない! このままでは嫁側男子にされてしまう。家出してでも嫁側男子になんかなりたくない。それなのにリュールは公爵家の息子だから第2王子のお茶会に婚約者候補として呼ばれてしまう……どうする俺! 魔力量が少ないけど女性と結婚したいと頑張るリュールと、リュールが好きすぎて自分の婚約者にどうしてもしたい第1王子と第2王子のお話。頑張って長編予定。他にも投稿しています。


番を失くしたアルファと添い遂げる方法
takumi sai
BL
亡き姉の婚約者と同居することになった千歳祐樹。彼女を失ってから2年、祐樹は姉の元婚約者である外科医・立花一狼に対して抱いた禁断の感情を封印すべく、オーストラリアへ留学していた。
「俺は彼女だけを愛し続ける」—そう誓った一狼は、今も指輪を外さない。孤高のアルファとして医師の道を歩む彼の家に、一時的に居候することになった祐樹は、罪悪感と憧れの間で揺れ動く。
「姉さんじゃない…僕は僕だ…」
「俺たちも似ているのかもな。葵の影に囚われて、前に進めない」
未亡人医師×自責系学生 オメガバース。
二人の葛藤と成長を描いた、切なくも温かい愛の物語。番を亡くした医師と、彼の元婚約者の弟の、禁断の恋の行方とは

もう人気者とは付き合っていられません
花果唯
BL
僕の恋人は頭も良くて、顔も良くておまけに優しい。
モテるのは当然だ。でも――。
『たまには二人だけで過ごしたい』
そう願うのは、贅沢なのだろうか。
いや、そんな人を好きになった僕の方が間違っていたのだ。
「好きなのは君だ」なんて言葉に縋って耐えてきたけど、それが間違いだったってことに、ようやく気がついた。さようなら。
ちょうど生徒会の補佐をしないかと誘われたし、そっちの方に専念します。
生徒会長が格好いいから見ていて癒やされるし、一石二鳥です。
※ライトBL学園モノ ※2024再公開・改稿中
【本編完結済】巣作り出来ないΩくん
こうらい ゆあ
BL
発情期事故で初恋の人とは番になれた。番になったはずなのに、彼は僕を愛してはくれない。
悲しくて寂しい日々もある日終わりを告げる。
心も体も壊れた僕を助けてくれたのは、『運命の番』だと言う彼で…

国王の嫁って意外と面倒ですね。
榎本 ぬこ
BL
一国の王であり、最愛のリヴィウスと結婚したΩのレイ。
愛しい人のためなら例え側妃の方から疎まれようと頑張ると決めていたのですが、そろそろ我慢の限界です。
他に自分だけを愛してくれる人を見つけようと思います。
君に望むは僕の弔辞
爺誤
BL
僕は生まれつき身体が弱かった。父の期待に応えられなかった僕は屋敷のなかで打ち捨てられて、早く死んでしまいたいばかりだった。姉の成人で賑わう屋敷のなか、鍵のかけられた部屋で悲しみに押しつぶされかけた僕は、迷い込んだ客人に外に出してもらった。そこで自分の可能性を知り、希望を抱いた……。
全9話
匂わせBL(エ◻︎なし)。死ネタ注意
表紙はあいえだ様!!
小説家になろうにも投稿