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開発 1

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 映人の不意打ちの訪問をうけた翌週のなかば、悠は仕事をしながら、しだいに乱れる息をなんとか整えようとしていた。

 自分の席でパソコンをさわり、書類作成しようとしていたが意識は完全に仕事には向いていなかった。


 震える脚に、額にはうっすらと汗をかいており、同じ部署の仲間に心配されるほど、その顔色は紅潮していた。


「───永原さん。なんか、調子悪い? 上の医務室行ってきたほうがいいよ」

「········あ! いいえっ、大丈夫です」


 はじかれるように顔を上げむりやり笑顔をつくり、女子社員にそう勧めれれはしたものの、焦って否定した。

 行けるわけなどなく、原因ははっきりしている。


 悠の内奥のローターが不意に暴れまわり、そのつど声を押さえるので必死だったからだ。

 じんわりと汗をかくのは、とんでもない声をあげないように、という緊張感からだった。





 昼休み中の出来事だった。

 同じ部署の先輩である浜野と、外の喫茶店に食事に行き戻ってきた時に、何気ない話で盛り上がっていた。


「なぁ、永原──お前、彼女いんの?」


 一瞬どきりとしたが、何気ない会話にしようと、悠はつとめて明るく返した。


「········いるわけないですよ。それでなくても入社してばかりなのに、そんんな余裕んて······先輩とは違います───あっ、聞きましたよ、"夜の帝王"だって」


 会社のエントランスで、そんな事を質問されながら二人で歩いていた。

 浜野の遊び好きは同じ部署の男性同士では有名で、夜な夜な繁華街へ出没し、時には一緒に行った者達を残して、女性と消えてしまうこともあるようだった。


 ただ、女子社員には密告しないという、男同士の暗黙の了解があるのは事実だ。


「········うっ、やべ·······どこまで聞いてる?」

「───ただ、毎回お相手が違うとしか······おれの恋愛の心配より、お一人にしぼられた方がいいのでは·····」


「永原───おまえ、なまいきっ」


 いいながら会社のエントランスで、浜野は悠の首に腕をまわしふざけていた姿を、距離を置いて腕をくみ、離れた位置から面白くなさそうに視ていた人物がいた。

 昼下がりの、いっけん微笑ましい光景だったが、その眼は険悪そのものだった。


 会話の詳細まではわからなかったが、じゃれあう姿を視て映人の眼光はよりいっそう鋭くなっていた。

 先週実家に行き、自身の欲望をふくませ射精したあと、"練習"もさせた。


 ポケットにしのばせていた潤滑油をとりだすと、悠に週末に挿入したアナルプラグを出させた。

 引き出しの奥にしまってあったそれを、挿入して出すをいう行為を二回ほど繰り返させ、その姿を強制的に鏡の前で視させながらの、行為だった。


 そむけた紅潮した顔を、映人に背後から抱き抱えられ、姿見に顔を向けさせた。


『───いやぁっ』


 卑猥ひわいおのれの姿に眼を閉じようとしたが、映人は背後から低い声でやさしく言った。


『───なぜ、そむける? お前は綺麗だ、ここも、ココも』


 陰茎に手をすべらせながら、秘めた部分もさらけだした。

 潤滑油で濡らしたアナルプラグを、鏡を視させながら挿入をさせ、ひきぬくのが苦手な悠に丁寧に説明した。

──────────────────────────────────────────
やっぱり、社内エロは必須ですよね(*^^*)
今は開発状態なので、たいしたことしてませんが、慣れたら仕事するんでしょうか(^_^;)?

次回更新は、一週間後くらいで·····できるといいなぁ。
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