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懊脳 3
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更新少し遅くなりましたので、説明させて頂きます。弟、悠が兄、映人のところに指示書を取りにいくところです。初えっちから一週間ほどたち、そのあいだ一度だけ社内の廊下で顔を合わせました。
────────────────────────────────────────
携帯で話しながらその眼が愉しげなものに変わると、机から離れ悠の手首をとり壁に押しつけた。
「───ぁ、っ!」
電話で仕事の話していたので、油断していた悠はなされるがままになってしまう。
それは映人に施された恐怖もあり、躰が畏縮しているようだった。
「······音? なんでもない───それよりも」
かすかな物音に、電話の相手は不信感をいだいたようだった。
映人の変わらない口調に、すぐに会話は再開される。
「·····っ······ぁ······」
「──はなしにならないな───相手の上司の名前と、顔写真を調査しろ──あぁ───そうだ········」
指示しながらも、悠の背後から回された掌は上着から白いシャツの胸にまわされる。
片方の手だけだったので、振りほどこうとすればできるはずだった。
もれでる声を必死におさえている様子に、映人は話しながら口角をあげシャツのうえから胸の突起をつまみこすりあげると、悠は躰を揺らした。
素直な反応は映人を悦ばせる。
「······ぁ········っ·········」
「───調べたらすぐ報告を·····あまり時間かけるな──あぁ、それでいい」
社内では柔和という評判であったが、それは関係のない部署の人間に対してだった。
映人は直属の部下には容赦なく指示をだし、その傲慢にさえきこえる口調は、ブルーローズにいた時と変わらなくみえた。
そうでなければ、この若さで部長の役職は得られなかった。
彷彿させる言い方に、いっそう悠の躰は緊張する。
それだけ恐怖と、蹂躙された記憶は鮮明だった。
「───ココまだ痛いか?」
いつの間にか電話は切られていた。
映人は携帯を胸の内側にいれると、スラックスの上から空いた手で悠の双丘をつかみ耳元でささやくように言った。
前に回された片手はボタンをひとつ外し、シャツの内側にさしこまれ胸の突起をもてあそぶ。
「·······っ······やめっ······」
映人は薄い胸を堪能しながら、片方の小さい尻をつかみ、その狭間をぐっとおさえる。
意地悪な言葉をふきこみながら、首筋に唇をおとし、ときには舐めあげた。
あれだけされても振りほどかない従順さに、映人の計画は半分成功しているといってもよかった。
だが、まだ足りない。
「······みせてみろ」
「───! やっ!」
薄い胸から手を抜き、悠のベルトに手をかけると前をくつろげてしまう。尻を押さえていた大きな掌はそのままだったので、あまり抵抗させずにゆるめられた。
そのままスラックスを下着ごと下ろしてしまうと、強制的に壁に手をつかされ腰をつきだす格好にされてしまう。
映人のオフィスでとんでもない姿にされ、悠は羞恥に顔を赤くし小刻みに震え、瞳をぎゅっととじる。
暴れて逃げ出すことも可能なはずなのに、躰がいうことをきかなった。
「ひっ!───」
「───まだ腫れているな」
容赦なく双丘を割りひろげられ、空気にされされる。
つつましく閉じた蕾は裂けた傷はほぼ治ってはいたが、ぷっくりと腫れており散らされたなごりがあって、まだ痛々しい。
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携帯で話しながらその眼が愉しげなものに変わると、机から離れ悠の手首をとり壁に押しつけた。
「───ぁ、っ!」
電話で仕事の話していたので、油断していた悠はなされるがままになってしまう。
それは映人に施された恐怖もあり、躰が畏縮しているようだった。
「······音? なんでもない───それよりも」
かすかな物音に、電話の相手は不信感をいだいたようだった。
映人の変わらない口調に、すぐに会話は再開される。
「·····っ······ぁ······」
「──はなしにならないな───相手の上司の名前と、顔写真を調査しろ──あぁ───そうだ········」
指示しながらも、悠の背後から回された掌は上着から白いシャツの胸にまわされる。
片方の手だけだったので、振りほどこうとすればできるはずだった。
もれでる声を必死におさえている様子に、映人は話しながら口角をあげシャツのうえから胸の突起をつまみこすりあげると、悠は躰を揺らした。
素直な反応は映人を悦ばせる。
「······ぁ········っ·········」
「───調べたらすぐ報告を·····あまり時間かけるな──あぁ、それでいい」
社内では柔和という評判であったが、それは関係のない部署の人間に対してだった。
映人は直属の部下には容赦なく指示をだし、その傲慢にさえきこえる口調は、ブルーローズにいた時と変わらなくみえた。
そうでなければ、この若さで部長の役職は得られなかった。
彷彿させる言い方に、いっそう悠の躰は緊張する。
それだけ恐怖と、蹂躙された記憶は鮮明だった。
「───ココまだ痛いか?」
いつの間にか電話は切られていた。
映人は携帯を胸の内側にいれると、スラックスの上から空いた手で悠の双丘をつかみ耳元でささやくように言った。
前に回された片手はボタンをひとつ外し、シャツの内側にさしこまれ胸の突起をもてあそぶ。
「·······っ······やめっ······」
映人は薄い胸を堪能しながら、片方の小さい尻をつかみ、その狭間をぐっとおさえる。
意地悪な言葉をふきこみながら、首筋に唇をおとし、ときには舐めあげた。
あれだけされても振りほどかない従順さに、映人の計画は半分成功しているといってもよかった。
だが、まだ足りない。
「······みせてみろ」
「───! やっ!」
薄い胸から手を抜き、悠のベルトに手をかけると前をくつろげてしまう。尻を押さえていた大きな掌はそのままだったので、あまり抵抗させずにゆるめられた。
そのままスラックスを下着ごと下ろしてしまうと、強制的に壁に手をつかされ腰をつきだす格好にされてしまう。
映人のオフィスでとんでもない姿にされ、悠は羞恥に顔を赤くし小刻みに震え、瞳をぎゅっととじる。
暴れて逃げ出すことも可能なはずなのに、躰がいうことをきかなった。
「ひっ!───」
「───まだ腫れているな」
容赦なく双丘を割りひろげられ、空気にされされる。
つつましく閉じた蕾は裂けた傷はほぼ治ってはいたが、ぷっくりと腫れており散らされたなごりがあって、まだ痛々しい。
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