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洗礼 1
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弟に執着する兄の話
※ この作品は近親相姦を推奨するものではありません。また、強姦はいけません····絶対ダメです。
※ 現実との区別がつかない方は、閲覧をおひかえ下さい。
※ 調教物ですが、スカはなしです····というか、書けません·····でも小くらいは····許して下さいm(_ _)m
※ 不憫受けです。なので"いや"という単語がよく出てきます。
※ 調教初挑戦なので、手ぬるいところはお許し下さいm(_ _)m
※ 本作品は実在の人物、団体とはまったく関係ありません。
※ また予告なくR18表現はいるところがありますので本文すべてR18指定とさせていただきますm(_ _)m
─────────────────────────────────
萌要素キーワード: 兄を慕う純粋な弟・溺愛・調教・暗い欲望・媚薬・異常な執着・良い兄の仮面・社内エロ必須・道具・秘密倶楽部
「ひっ! あ、ああぁああ!」
ステージで繰り広げられる光景に、永原悠(ながはらゆう)は驚愕と共に瞳をみひらいていた。
絶叫とも法悦ともとれる艶めいた大きい声に、細い躰がびくりと反応してしまう。
木のイスに拘束された若い男が、脇に立った背の高い男から性的な調教をうけている場面に·····。
目の前でそれを受けているのは自分と変わらない年の若い男で、手酷いことをされているのに、その顔は恍惚にゆがんでいた。
口からは涎をひき、M字開脚されている陰茎はなにも隠すものはない。
完全に隆起しているものからは、透明な滴をとめどなく溢し、奥の蕾はいやらしく収縮をくりかえしていた。
こんなものは初めてみる····悠は異常な世界に躰を硬直させていた。
そして、その光景も異常だったが、いちばん信じたくないのは脇に立っている男の存在だった。
「·····兄····さ····ん·····?」
その男は30センチ程の棒を持ち、青年の陰茎の先端をグリグリと刺激すると、唇の端をあげ言葉でもなぶる。
「溢していいと誰が許可した?──はしたないココは栓が必要だな」
顔は黒のファントム仮面で隠してあった。
とくに装飾がないつるりとした仮面は、両眼の部分と顔の半分をおおっっているが、酷薄そうな唇だけしか見えない。
だからはっきり兄と、思いたくはなかった。
男がひかえている者に合図すると、いろいろな道具が銀のワゴンにのって運ばれてきた。
◇◇◇◇◇◇◇
都内の高級ホテルに連れて来られた、永原悠《ながはらゆう》はホテルの正面入口のゴージャスさに、喉をごくりと嚥下した。
今年新卒で、めでたく兄と一緒の会社に入れた悠は、隣に立つその人をみあげる。
新卒者らしくリクルートスーツに包んだ姿は、まだ初々しさが残っており、短大を卒業してばかりの彼は、豪華な空間にういている自分の姿に戸惑いをかんじた。
今日ここへ来たのは、ちょっと遅くなったが、悠の就職祝いをしたいという兄、瑛人《えいと》からの誘いからだった。
「····に、兄さん····なんか僕だけ場違いなんだけど·····」
タクシーを降り徳永グランドホテルの正面玄関の前に立っていた。
そこには黒服のドアマンが立っており、扉の向こう側には女性が2人いて、ていねいなお辞儀をして迎えてくれる。
こんなホテルに免疫のない悠は戸惑いを隠せなかったが、となりに立つひときわ背の高い男、永原瑛人《ながはらえいと》にはいつもの光景だった。
「永原様。お待ちしておりました」
その瑛人の姿をみて、ひときわ年配のホテルマンが前にすすみでる。
「──伊織から聞いてるか?」
「はい、承っております。ご案内は?」
「いらない」
そのやりとりだけで、お辞儀して離れたホテルマンを、悠は不思議そうにながめた。
泊まるのならこういう高級ホテルは普通案内がつくのではないかと····。
悠の不思議そうな顔をみて、瑛人は背中をおすように促した。
その足どりには迷いがなく、ここへ何度も来ている事をかんじる。
「悠、行くぞ」
「·····う、うんっ」
広い肩に、高い身長。
筋肉もバランスよくつき、社内では女子社員の憧れの的だった。
やや鋭利な相貌だったが、口調は優しく高級とりな彼は、逆に男性社員から煙たがれているのを知ったのは、入社してからだった。
つるしでは買えない高級なスーツに身を包んだ兄は、そんな場所でも全く見劣《みおと》りしない。
悠の自慢の兄だ。
だが、この血縁関係は社内では秘密になっていた。
さいわい二人はまったく似てはおらず、同じ名字なのもただの偶然をよそおっている。
兄と同じ会社に晴れて入社でき、部署は違うがときおり顔をだしては瑛人はなにかとかまってくれた。
何か大変なことはないか?
いじめる先輩はいないか?
新入社員の大変さは知っていると、瑛人は言っていたが、その悠に対する心配は度を越しているように思える。
厚い絨毯の敷かれた広いフロントを素通りし、二人はおよそ客室ではない場所に脚を踏み入れていた。
殺風景な廊下は客人がはいる場所ではないことを、示していた。
※ この作品は近親相姦を推奨するものではありません。また、強姦はいけません····絶対ダメです。
※ 現実との区別がつかない方は、閲覧をおひかえ下さい。
※ 調教物ですが、スカはなしです····というか、書けません·····でも小くらいは····許して下さいm(_ _)m
※ 不憫受けです。なので"いや"という単語がよく出てきます。
※ 調教初挑戦なので、手ぬるいところはお許し下さいm(_ _)m
※ 本作品は実在の人物、団体とはまったく関係ありません。
※ また予告なくR18表現はいるところがありますので本文すべてR18指定とさせていただきますm(_ _)m
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萌要素キーワード: 兄を慕う純粋な弟・溺愛・調教・暗い欲望・媚薬・異常な執着・良い兄の仮面・社内エロ必須・道具・秘密倶楽部
「ひっ! あ、ああぁああ!」
ステージで繰り広げられる光景に、永原悠(ながはらゆう)は驚愕と共に瞳をみひらいていた。
絶叫とも法悦ともとれる艶めいた大きい声に、細い躰がびくりと反応してしまう。
木のイスに拘束された若い男が、脇に立った背の高い男から性的な調教をうけている場面に·····。
目の前でそれを受けているのは自分と変わらない年の若い男で、手酷いことをされているのに、その顔は恍惚にゆがんでいた。
口からは涎をひき、M字開脚されている陰茎はなにも隠すものはない。
完全に隆起しているものからは、透明な滴をとめどなく溢し、奥の蕾はいやらしく収縮をくりかえしていた。
こんなものは初めてみる····悠は異常な世界に躰を硬直させていた。
そして、その光景も異常だったが、いちばん信じたくないのは脇に立っている男の存在だった。
「·····兄····さ····ん·····?」
その男は30センチ程の棒を持ち、青年の陰茎の先端をグリグリと刺激すると、唇の端をあげ言葉でもなぶる。
「溢していいと誰が許可した?──はしたないココは栓が必要だな」
顔は黒のファントム仮面で隠してあった。
とくに装飾がないつるりとした仮面は、両眼の部分と顔の半分をおおっっているが、酷薄そうな唇だけしか見えない。
だからはっきり兄と、思いたくはなかった。
男がひかえている者に合図すると、いろいろな道具が銀のワゴンにのって運ばれてきた。
◇◇◇◇◇◇◇
都内の高級ホテルに連れて来られた、永原悠《ながはらゆう》はホテルの正面入口のゴージャスさに、喉をごくりと嚥下した。
今年新卒で、めでたく兄と一緒の会社に入れた悠は、隣に立つその人をみあげる。
新卒者らしくリクルートスーツに包んだ姿は、まだ初々しさが残っており、短大を卒業してばかりの彼は、豪華な空間にういている自分の姿に戸惑いをかんじた。
今日ここへ来たのは、ちょっと遅くなったが、悠の就職祝いをしたいという兄、瑛人《えいと》からの誘いからだった。
「····に、兄さん····なんか僕だけ場違いなんだけど·····」
タクシーを降り徳永グランドホテルの正面玄関の前に立っていた。
そこには黒服のドアマンが立っており、扉の向こう側には女性が2人いて、ていねいなお辞儀をして迎えてくれる。
こんなホテルに免疫のない悠は戸惑いを隠せなかったが、となりに立つひときわ背の高い男、永原瑛人《ながはらえいと》にはいつもの光景だった。
「永原様。お待ちしておりました」
その瑛人の姿をみて、ひときわ年配のホテルマンが前にすすみでる。
「──伊織から聞いてるか?」
「はい、承っております。ご案内は?」
「いらない」
そのやりとりだけで、お辞儀して離れたホテルマンを、悠は不思議そうにながめた。
泊まるのならこういう高級ホテルは普通案内がつくのではないかと····。
悠の不思議そうな顔をみて、瑛人は背中をおすように促した。
その足どりには迷いがなく、ここへ何度も来ている事をかんじる。
「悠、行くぞ」
「·····う、うんっ」
広い肩に、高い身長。
筋肉もバランスよくつき、社内では女子社員の憧れの的だった。
やや鋭利な相貌だったが、口調は優しく高級とりな彼は、逆に男性社員から煙たがれているのを知ったのは、入社してからだった。
つるしでは買えない高級なスーツに身を包んだ兄は、そんな場所でも全く見劣《みおと》りしない。
悠の自慢の兄だ。
だが、この血縁関係は社内では秘密になっていた。
さいわい二人はまったく似てはおらず、同じ名字なのもただの偶然をよそおっている。
兄と同じ会社に晴れて入社でき、部署は違うがときおり顔をだしては瑛人はなにかとかまってくれた。
何か大変なことはないか?
いじめる先輩はいないか?
新入社員の大変さは知っていると、瑛人は言っていたが、その悠に対する心配は度を越しているように思える。
厚い絨毯の敷かれた広いフロントを素通りし、二人はおよそ客室ではない場所に脚を踏み入れていた。
殺風景な廊下は客人がはいる場所ではないことを、示していた。
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