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シャーロット旋風 王都にて
ダンスと護身術
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7日目である。
「アーサー、いらっしゃい。今日はいらっしゃる日だから楽しみに待っていました」
「アーサー兄上、お忙しいのにありがとうございます。」
シャーロットとギルバートが出迎えてくれる。
「シャーロット、会いたかったよ」と花束を渡した後、手に口付ける。
「ギルバートも元気そうで何よりだ。今日は、二人に紹介したい人物がいるんだ。デイビッド」
「デイビッドです。オスカーの弟になります。もともと、弟君のエドワード様の護衛をしておりましたが、この度、シャーロットさまの護衛に任じられました。また、ギルバート様が貴族学院でお困りにならないように剣の指導もさせていただければと存じます。」
「そんな常になんて心配しなくても良いのでは?昨日は特別であとはきっと図書館に行くぐらいだと思うけど」
シャーロットは首を傾げる。
「シャーロット、図書館なんて危険な場所なんだ。死角も多いし、そこにいるのはほとんどが男だ。昨日のパウルの話は聞いた。これからは、オスカーの代わりに、常にデイビッドを横につけておいてくれ。お願いだ。そうでなければ、私が護衛につきたいくらいなんだ」
アーサーの気合いに負けたシャーロットは
「わかったわ。昨日は、オスカーをつけてくれてありがとう。デイビッド、よろしくお願いします。」
「お任せください。むしろ、イーズス家の使用人を代表してシャーロット様に感謝いたします。これでアーサー様が仕事に向かってくださるというものです。とりあえず、残務を片付けますので、1週間後からこちらにお世話になる予定でおります」
「デイビッドさん、よろしくお願いします。」
ギルバートも声をかける。
「ギルバート様、こちらこそよろしくお願い申し上げます。私のことはデイビッドとお呼びください。私は、貴族学院で剣の指導のお手伝いもしております。入学されるまでに少しお手伝いさせていただければ学院の実技も楽になると思います。」
「まあ、ギルバート、よかったわね。」
シャーロットが微笑む。
「シャーロット、では約束どおり、ダンスの練習と護身術の練習をしようと思う、ギルバートはデイビッドと少し手合わせをしてみてくれ」
「ええ、よろしくお願いします。ダンスの方は、アダムさんとも少し練習したから足を踏むことはないと思うわ」
「それは頼もしいね」
ダンス室で二人は練習を始める。
ダンスの時の距離は近い、二人とも顔を赤くしながらの練習である。
「あ、ごめんなさい、足を踏んじゃったわ」
「大丈夫、気にしなくて良いから。シャーロットの軽さなら踏まれても痛くもないからね」
ギクシャクしながらなんとか練習を続ける。
二人とも
「ダンスって距離が近いわ、ドキドキする・・・」
「ダンス、この距離が最高だな。逆に絶対他の男とダンスなんてさせられん」
いつもの二人である。
そして休憩後に護身術の練習である。
「シャーロット、基本的には騎士が護身術を学ぶことはあまりないのだ。なんせ、攻撃は最大の防御だからね。ただ、幼少時の貴族には教えられる。これは万が一の場合を想定してだ。なので、今回の護身術は子供向けの護身術だと思って欲しい。」
「わかったわ。お願いします」
腕を掴まれた場合や抱きつかれた場合などを想定して説明していく。
「いいかい?後ろからこうやって抱きつかれたら」と後ろから抱きつく。
「この場合、足を強く踏んで、男の脛を蹴る!」
「え?本当に蹴るの?いま、やるの?」
「・・・では、その壁で蹴る練習をしようか。流石に何度も脛を蹴られると私も辛いかもしれない、しかし、一回だけ足を踏んで蹴ってくれ、イメージを作って欲しいからね」
シャーロットが戸惑いながら足を踏んで、脛を蹴ってくる。
「う・・」
「だ、大丈夫?」
「大丈夫だ。イメージはついたよね。」
なんとか簡単な護身術について説明できたのだった。
「いつ、なんどきでも気をつけないといけないよ。夜会では常に私が横にいるからそんなことは起こりようがない。ただ、今回教えたことは正直武器を持っているものにはあまり役に立たないんだ。シャーロット、この間、ペリエで助かったのは単に運がよかったからだ。相手が逆上して殺されていた可能性もあったんだよ。残念ながらそれが現実だ。だからこそ、きちんと護衛を常につけておいて欲しいんだ」
「そうね、軽く考えていたわ。気をつけるわね」
休憩していると、アダムがアリストの帰宅を伝えてきた。
「侯爵、お留守にお邪魔しております。」
「ふふふ、そんなにかしこまらなくても良い。まして、アーサー殿は、もしかしたら私の兄上になるのかもしれないのだから」
「その件なのですが、本当によろしいのでしょうか?兄の私が言うのもどうかとは思いますが、妹はお転婆で閣下にご迷惑をおかけしないか心配です」
「エリザベス嬢の素直でまっすぐなところに好感を持ったので。まあ、そうはいっても、まだ、お付き合いをはじめて2回しかお会いしていない。時間が少し掛かって申し訳ないが、イーズス伯にとって大切なお嬢様だ、納得していただいてからと思っているのだから」
少しほっとしながら、
「粗忽なところのある妹ですが、よろしくお願いします」
と挨拶する。
「お父様から、エリザベス様のことをお聞きしてびっくりしたのですが、とても喜ばしいこととギルバートとも喜んでいるのです。」
「ところで、二人とも。私は、シャーロットの婚約式が終わって、王都での用事が終わったら、ゼオンに戻るつもりだ。ペリエのこともある、いつまでも王都にいるわけにはいかない。アーサー殿、護衛を派遣してくれたと聞いた。感謝する。無論、当家でも用意はしているが、さらに安心だと思う。この間のドルミカ王国の襲撃のこともある。アーサー殿も多忙になると思うが、二人のことをよろしく頼む」
「無論です。お任せください。ペリエやゼオン侯爵領は、ドルミカ王国のこともあり、閣下もお忙しくなると思います。お気をつけてお過ごしください。」
その後、二人きりで庭を散歩して大満足のアーサーである。
騎士団に戻らなければならないアーサーをギルバートが見送りに来る。
「ギルバート、どうだった?デイビッドは騎士団の中でもかなりの手練れなんだ」
「はい、レベルが高くて驚きました。」
「それはよかった。デイビッド、頼むぞ」
「御意、お任せください」
シャーロットになら、脛を蹴られても足を踏まれても幸せなアーサーです
「アーサー、いらっしゃい。今日はいらっしゃる日だから楽しみに待っていました」
「アーサー兄上、お忙しいのにありがとうございます。」
シャーロットとギルバートが出迎えてくれる。
「シャーロット、会いたかったよ」と花束を渡した後、手に口付ける。
「ギルバートも元気そうで何よりだ。今日は、二人に紹介したい人物がいるんだ。デイビッド」
「デイビッドです。オスカーの弟になります。もともと、弟君のエドワード様の護衛をしておりましたが、この度、シャーロットさまの護衛に任じられました。また、ギルバート様が貴族学院でお困りにならないように剣の指導もさせていただければと存じます。」
「そんな常になんて心配しなくても良いのでは?昨日は特別であとはきっと図書館に行くぐらいだと思うけど」
シャーロットは首を傾げる。
「シャーロット、図書館なんて危険な場所なんだ。死角も多いし、そこにいるのはほとんどが男だ。昨日のパウルの話は聞いた。これからは、オスカーの代わりに、常にデイビッドを横につけておいてくれ。お願いだ。そうでなければ、私が護衛につきたいくらいなんだ」
アーサーの気合いに負けたシャーロットは
「わかったわ。昨日は、オスカーをつけてくれてありがとう。デイビッド、よろしくお願いします。」
「お任せください。むしろ、イーズス家の使用人を代表してシャーロット様に感謝いたします。これでアーサー様が仕事に向かってくださるというものです。とりあえず、残務を片付けますので、1週間後からこちらにお世話になる予定でおります」
「デイビッドさん、よろしくお願いします。」
ギルバートも声をかける。
「ギルバート様、こちらこそよろしくお願い申し上げます。私のことはデイビッドとお呼びください。私は、貴族学院で剣の指導のお手伝いもしております。入学されるまでに少しお手伝いさせていただければ学院の実技も楽になると思います。」
「まあ、ギルバート、よかったわね。」
シャーロットが微笑む。
「シャーロット、では約束どおり、ダンスの練習と護身術の練習をしようと思う、ギルバートはデイビッドと少し手合わせをしてみてくれ」
「ええ、よろしくお願いします。ダンスの方は、アダムさんとも少し練習したから足を踏むことはないと思うわ」
「それは頼もしいね」
ダンス室で二人は練習を始める。
ダンスの時の距離は近い、二人とも顔を赤くしながらの練習である。
「あ、ごめんなさい、足を踏んじゃったわ」
「大丈夫、気にしなくて良いから。シャーロットの軽さなら踏まれても痛くもないからね」
ギクシャクしながらなんとか練習を続ける。
二人とも
「ダンスって距離が近いわ、ドキドキする・・・」
「ダンス、この距離が最高だな。逆に絶対他の男とダンスなんてさせられん」
いつもの二人である。
そして休憩後に護身術の練習である。
「シャーロット、基本的には騎士が護身術を学ぶことはあまりないのだ。なんせ、攻撃は最大の防御だからね。ただ、幼少時の貴族には教えられる。これは万が一の場合を想定してだ。なので、今回の護身術は子供向けの護身術だと思って欲しい。」
「わかったわ。お願いします」
腕を掴まれた場合や抱きつかれた場合などを想定して説明していく。
「いいかい?後ろからこうやって抱きつかれたら」と後ろから抱きつく。
「この場合、足を強く踏んで、男の脛を蹴る!」
「え?本当に蹴るの?いま、やるの?」
「・・・では、その壁で蹴る練習をしようか。流石に何度も脛を蹴られると私も辛いかもしれない、しかし、一回だけ足を踏んで蹴ってくれ、イメージを作って欲しいからね」
シャーロットが戸惑いながら足を踏んで、脛を蹴ってくる。
「う・・」
「だ、大丈夫?」
「大丈夫だ。イメージはついたよね。」
なんとか簡単な護身術について説明できたのだった。
「いつ、なんどきでも気をつけないといけないよ。夜会では常に私が横にいるからそんなことは起こりようがない。ただ、今回教えたことは正直武器を持っているものにはあまり役に立たないんだ。シャーロット、この間、ペリエで助かったのは単に運がよかったからだ。相手が逆上して殺されていた可能性もあったんだよ。残念ながらそれが現実だ。だからこそ、きちんと護衛を常につけておいて欲しいんだ」
「そうね、軽く考えていたわ。気をつけるわね」
休憩していると、アダムがアリストの帰宅を伝えてきた。
「侯爵、お留守にお邪魔しております。」
「ふふふ、そんなにかしこまらなくても良い。まして、アーサー殿は、もしかしたら私の兄上になるのかもしれないのだから」
「その件なのですが、本当によろしいのでしょうか?兄の私が言うのもどうかとは思いますが、妹はお転婆で閣下にご迷惑をおかけしないか心配です」
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少しほっとしながら、
「粗忽なところのある妹ですが、よろしくお願いします」
と挨拶する。
「お父様から、エリザベス様のことをお聞きしてびっくりしたのですが、とても喜ばしいこととギルバートとも喜んでいるのです。」
「ところで、二人とも。私は、シャーロットの婚約式が終わって、王都での用事が終わったら、ゼオンに戻るつもりだ。ペリエのこともある、いつまでも王都にいるわけにはいかない。アーサー殿、護衛を派遣してくれたと聞いた。感謝する。無論、当家でも用意はしているが、さらに安心だと思う。この間のドルミカ王国の襲撃のこともある。アーサー殿も多忙になると思うが、二人のことをよろしく頼む」
「無論です。お任せください。ペリエやゼオン侯爵領は、ドルミカ王国のこともあり、閣下もお忙しくなると思います。お気をつけてお過ごしください。」
その後、二人きりで庭を散歩して大満足のアーサーである。
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「ギルバート、どうだった?デイビッドは騎士団の中でもかなりの手練れなんだ」
「はい、レベルが高くて驚きました。」
「それはよかった。デイビッド、頼むぞ」
「御意、お任せください」
シャーロットになら、脛を蹴られても足を踏まれても幸せなアーサーです
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