バンギャとギャ男がルームシェアをしてみたら。

4.ご飯が美味しい我が家。

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夕飯は言うまでもなく絶品で。

毎日毎日こんな美味しいの食べてたら肥えるって確実に。



「あ、そうだ。
明日、忘れていないよね？」


食べ終わる直前

ひかりは念押しのように聞いてきたんだけど、、、



私を誰だと思っているんだい？ん？？


忘れる訳、ないじゃないかッ！！



「もっっちろん！
今日定時に帰るって会社で宣言したから大丈夫！！
“例のアレ”は明日ポスト投函されるはず！
はぁ………楽しみすぎる、、」


「俺もめちゃめちゃ楽しみだよ。
金欠でフラゲ諦めてたヤツだから」



ひかりが今日イチいい笑顔でニマニマしてて


「明日のご飯はお祝いメニューにします！」


「おぉっ！パーティーしよう！パーティー！！」



なんか明日、仕事どころのテンションじゃない気がした。







＊＊＊





翌日



“例のアレ”効果で仕事は捗りまくって終わった。



残業してほしそうな空気を感じつつ


『プライベート充実させたいんで』って言ったら諦めてくれて、無事に定時に帰れた。



ひかりがお祝いメニューにするって言ったし、今日はお祝いだし！


だから、コンビニに寄ってビールと日本酒を購入っ！！


ひかりとは散々打ち上げでお酒を飲んだ仲だから好きな銘柄は知ってて当たり前。


明日も仕事だけど………二日酔い上等なノリで大量に買って帰宅。



「おかえりー！届いてるよ！！」


眩しい笑顔で出迎えてくれたひかりは

ずいっと私に届いた荷物を差し出した。


「待って待って。
荷物多いから慌てない」


テーブルに大量のお酒を置いてから、受け取る。


“例のアレ”…………ついに、今日を迎えたね。


待っていたよ、今日という日を。



「ヤバい……開ける前から泣きそう……」


「気持ち分かるけど早く開けて」




ひかりに急かされて開封……！